主人公とその周辺人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 00:24 UTC 版)
「ロンドン警視庁特殊犯罪課シリーズ」の記事における「主人公とその周辺人物」の解説
ピーター・グラント 父は引退した著名なジャズ・ミュージシャン、母親はシエラレオネ出身の黒人で郊外の団地の労働者階級の出身。ロンドン警視庁の見習巡査であったが、書類仕事の職場に回されるところ、幽霊と話すという特殊な才能を発揮して特殊犯罪課に配属され、この50年で初めての魔術師の弟子となる。警視庁に就職する前は建築家を目指したことがあり、建築には造詣が深い。注意力散漫な欠点があるものの、コンピュータなどの現代テクノロジーにも通じており、特殊犯罪課に新風を吹き込む。捜査の過程で大規模な破壊を伴う大騒ぎを引き起こす傾向がある。 トーマス・ナイティンゲール 1900年に生まれた100歳を超える"最後の魔術師"であるが、1970年ごろから若返り始め、40代にしか見えない。特殊犯罪課主任警部かつ唯一の課員でもあり、警視総監に直接報告する。現代のテクノロジーには疎いがジャガーを乗りこなし、ラグビーのテレビ観戦を楽しむ、上品で教養深い英国紳士。愚壮館(ザ・フォリー)は特殊犯罪課があるだけでなく課員の住居でもあり、外界とは接触を絶ってこの館に住む。 レスリー・メイ ピーターの同期であるが優秀な警官で、一時は殺人課に配属される。幽霊の絡む事件で顔に治療不可能な重傷を負って休職するが、魔術の才能を発揮して特殊犯罪課に加わる。後に特殊犯罪課を裏切り、"顔のない魔術師"の味方となって姿をくらます。 モリー 長年愚壮館に住むメイドであるが、口をきかず、通常より歯の多い謎の妖精。愚壮館を離れることがない。 トビー 幽霊を感じることのできる、愚壮館の飼い犬。 リチャード・”ロード”・グラント ピーターの父。かつての著名なジャズ・ミュージシャンだが、ヘロイン中毒のために唇を痛め、トランペットが吹けなくなって引退状態となっている。 ミセス・グラント ピーターの母。シエラレオネ出身の黒人で、掃除婦。 アビゲイル・タマラ ピーターの従妹の厄介な詮索好きのティーンエージャーであり。魔術の才能がある。
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