朝青龍明徳
(ドルゴルスレン=ダグワドルジ から転送)
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朝青龍 明徳(あさしょうりゅう あきのり、1980年9月27日 - )は、モンゴル国ウランバートル市出身で高砂部屋所属の元大相撲力士、第68代横綱、モンゴル国レスリング協会会長。世界経済フォーラム2007年度ヤング・グローバル・リーダーの一人[1]。現在は実業家、モンゴル国民投資銀行(NIBank)の経営者、評論家、映画俳優、慈善家として多方面で活躍している。本名はドルゴルスレン・ダグワドルジ[注釈 1](モンゴル語キリル文字表記:Долгорсүрэнгийн Дагвадорж、ラテン文字転写:Dolgorsürengiin Dagvadorj )。引退後は、「(元・横綱朝青龍の)ドルゴルスレン・ダグワドルジ氏」と報道などで紹介されることも多い[注釈 2][2]。左利き。血液型はO型。甥は立浪部屋の豊昇龍智勝(ほうしょうりゅう ともかつ、長兄スガラクチャーの次男)。
注釈
- ^ モンゴル人の名前の厳密な表記に従えばドルゴルスレンギーン・ダグワドルジとなる。「ドルゴルスレンギーン」(Долгорсүрэнгийн/Dolgorsürengiin)は「ドルゴルスレン(=父親名)の」という意味だが、日本語報道では属格助詞「гийн(giin)」を省略し、単に父親名をカナ転写して「ドルゴルスレン・―」と表記されてしまうことが多い(白鵬や日馬富士など、他のモンゴル出身力士の本名についても全く同様の傾向がある)。また、高校時代は「ドルゴルスレン・ダシバドリ」と表記されていた。
- ^ 本名で紹介されることは、引退の後に定年退職した親方や、日本相撲協会を解雇(その後、逮捕)された山本順一、暴行事件で逮捕され、過去の大相撲野球賭博問題への関与と重なって日本相撲協会を解雇された山村和行などにもみられる。ダグワドルジの場合は、引退と同時に日本相撲協会から離れていることに起因する(同様のケースに、ビャンバドルジ氏やバーサンドルジ氏と表記される等がある。ただし、増位山太志郎、北の富士勝昭や舞の海秀平のように、現役時代のしこ名を引退後あるいは相撲協会退職後の芸名としている場合は、この限りではない)。モンゴル語の構造上発音しにくい文字は入れ替えることがあるため、名前のカタカナ表記は「ダグワドルジ」だが「ダワグドルジ」と発音する方が正確である。
- ^ 後に母国で在学していた高校で取得した単位が認められ、2003年9月に卒業した。
- ^ 歴代1位。2位は北の湖の24連勝。
- ^ 上腕二頭筋を用いてダンベルを持ち上げるダンベルカールでは、片腕で52.5kgを持ち上げる。2007年1月、サンケイスポーツより。
- ^ その後、2005年11月場所には大相撲史上初の7連覇を達成したが、仮にこの場所で優勝を獲得すれば一気に12連覇にまで跳ね上がっていたため、結果としては12連覇を逃した格好となった。
- ^ 従来は1962年7月場所~1963年5月場所、1966年3月場所~1967年1月場所に2度記録した大鵬の6場所連続
- ^ 従来は1966年の大鵬、1978年の北の湖、1986年の千代の富士、2004年の自身の5場所
- ^ 従来は1978年の北の湖の82勝8敗
- ^ その後再び「横綱不在」と成るのは、それ以降12年経過した2018年7月場所、当時3横綱の稀勢の里・白鵬・鶴竜が、6日目から全員休場となっている。
- ^ 歴代1位は栃光の対北の湖戦29連敗。
- ^ モンゴルでは妊娠・出産を一定期間内緒にする風習があるため、朝青龍は第一子が誕生したとき「しばらくは報道しないで」とマスコミに頼んでいた。
- ^ 2018年時点でも、日本国籍は取得しておらず、帰化していない状態のままである。白鵬翔(2019年に帰化)など、帰化していなくとも親方になって相撲協会に残りたいと表明している現役力士もいるが、外国籍の年寄を容認しないことを明確に表明している親方衆も多く存在するのが現状である。
- ^ 冒頭のみ、「元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏」と表現する場合もある。
- ^ 大相撲史上歴代1位タイ
- ^ 頸部挫傷のため10日目より途中休場
- ^ 北勝力と優勝決定戦
- ^ 琴欧州(のち琴欧洲)と優勝決定戦
- ^ a b c d 白鵬と優勝決定戦
- ^ 右肘内側側副靱帯損傷のため3日目より途中休場
- ^ 左肘内側側副靭帯損傷のため6日目より途中休場
- ^ 左肘内側側副靭帯損傷のため10日目より途中休場
- ^ 1月場所後の2月4日に引退を表明
出典
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- 1 朝青龍明徳とは
- 2 朝青龍明徳の概要
- 3 エピソード
- 4 年表
- 5 著書・出演
- 6 脚注
- ドルゴルスレン=ダグワドルジのページへのリンク