えん‐か【演歌/艶歌】
演歌
演歌
演歌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/15 22:30 UTC 版)
演歌(えんか)は、
注釈
- ^ 1968年の水前寺清子の歌に「艶歌」がある(作詞五木寛之、作曲安藤実親)。
- ^ 藤圭子など。
- ^ 「ド」は弩級戦艦の「ド」にちなむ。
- ^ 軍歌はもちろんだけど演歌も大嫌い。情けなくなるの。狭い穴の中に入っていくようで望みがなくなるのよ。私は美空ひばりは大嫌い。人のモノマネして出て来たのよ。戦後のデビューの頃、私のステージの前に出演させてくれっていうの。私はアルゼンチン・タンゴを歌っているのに笠置シヅ子のモノマネなんてこまちゃくれたのを歌われて、私のステージはめちゃくちゃよ。汚くってかわいそうだから一緒に楽屋風呂に入れて洗ってやったの。スターになったら、そんな思い出ないやっていうの。 — 西村建男「余白を語る――淡谷のり子さん」朝日新聞1990年3月2日
- ^ 直接的には米国由来の戦後の音楽文化、広くは戦前以来のプチ・ブルジョア文化としてのレコード歌謡を指している。
- ^ 朝日新聞1964年12月13日付では、オリンピック不況の世相から、翌年は「演歌」ブームがやってくる、と予測している。日本調の曲について「演歌」という表現が用いられている初例である。
- ^ もっとも演歌の場合はキャンペーンなどでの手売りの割合が大きく、レコード店での売上を対象とするオリコン等のチャートに反映されない売上が相当あるという指摘もある。[38]
- ^ オリコン調べによると演歌のシェアは2000年頃は3%程度だったが、2003年は7.7%、2004年上半期は8.6%[40]。
- ^ 2020年代では、TOKYO MX・tvkでは演歌のレギュラー番組は自社制作・他社制作番組のネットいずれも存在しないが、シニア向けの音楽番組として『童謡コーラス♪ 名曲大合唱』がある。tvkでは視聴者参加型カラオケ企画の『歌で100チャレ』(千葉テレビ放送制作の、『ちば朝ライブ モーニングこんぱす』内コーナー)がネットされているが、大多数がJ-POPでの挑戦である。
- ^ 曲のパートが再編成され、修正を目的として明瞭なドラムビートなどの目立たない程度の演奏が追加されるが、全体的な音色はそのまま残すよう編集したもの。
出典
- ^ a b 輪島裕介『創られた「日本の心」神話 ― 「演歌」をめぐる戦後大衆音楽史』光文社〈光文社新書〉、2010年10月15日。ISBN 978-4-334-03590-7。
- ^ 永嶺 重敏. “歌う大衆と関東大震災「船頭小唄」「籠の鳥」はなぜ流行したのか、永嶺 重敏(著)”. 青弓社. 2022年2月4日閲覧。
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- ^ “演歌・歌謡曲の定番曲 昭和のヒット曲から新曲まで”. 株式会社USEN (2022年6月17日). 2023年6月6日閲覧。
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- ^ 絓秀実氏との対談(2015年3月3日)・その5|外山恒一|note
- ^ 輪島, pp. 239–241.
- ^ 輪島, pp. 143–148.
- ^ 『怨歌の誕生』初出:オール讀物(文藝春秋)1970年10月、1971年『 四月の海賊たち』で単行本化
- ^ 輪島, pp. 252–263.
- ^ 輪島, pp. 271–272.
- ^ 輪島, pp. 275, 286.
- ^ 輪島, pp. 298–300.
- ^ 輪島, pp. 294–295.
- ^ 輪島, pp. 304–308.
- ^ 輪島, pp. 308–316.
- ^ 『オリコン年鑑 1997年版』オリコン、1997年、5頁。(但し該当ページにはノンブル表記なし)
- ^ 「演歌は死んだのか レコード会社は前向き」『日本経済新聞』1991年3月9日付朝刊、39頁。
- ^ オーロラ人気は「演歌も売り方次第」の時代、ZAKZAK、1997年4月15日。(インターネットアーカイブのキャッシュ)
- ^ a b 「演歌、存在感じわり回復 話題と地道さ両面でPR(トレンド)」『朝日新聞』2004年7月29日付朝刊、27頁。
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- ^ “他の年代とは大きく異なる、「60代」の音楽傾向”. 株式会社インプレス (2016年4月12日). 2023年6月6日閲覧。
- ^ ““一強”氷川きよしの活動休止 新時代を担う演歌「四天王」とは”. 太田サトル (2023年1月2日). 2023年6月6日閲覧。
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- ^ “歌謡界にも「第7世代」注目理由はSNS駆使、個性派ぞろい、共通した目標”. 日刊スポーツ. (2021年10月11日) 2021年11月30日閲覧。
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- ^ “設定どういうこと!? 小林幸子、 マジの“ラスボス”になるマンガ『異世界小林幸子』が連載スタート”. ITmedia.inc (2023年5月6日). 2023年6月6日閲覧。
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- ^ “演歌歌手 神野美伽「40周年」 昭和歌謡のスケール感じて”. 大阪日日新聞 (2023年2月12日). 2023年6月6日閲覧。
- ^ “明日の「八代亜紀いい歌いい話」新春2時間SPで八代亜紀のパリスペシャルコンサートに密着”. 全日本歌謡情報センター (2023年1月4日). 2023年6月6日閲覧。
- ^ “Re-Edit(リエディット)とは – 音楽用語”. 洋楽データバンク (2023年5月13日). 2023年6月6日閲覧。
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- ^ “트로트” (朝鮮語). 한국민족문화대백화사전. 2022年5月20日閲覧。
- ^ “RZA SUING PIANIST MEIKO KAJI OVER SAMPLE INFRINGEMENT ALLEGATIONS”. HipHopDX (2013年3月1日). 2023年6月6日閲覧。
- ^ “ポルトガル音楽のファドってなに?楽しみ方から有名歌手も紹介!”. ポルトガルトラベル (2021年7月6日). 2023年6月6日閲覧。
- ^ “まるで日本! 演歌?歌謡曲? 驚愕のゴアのローカルミュージック!”. 軽刈田 凡平 (2018年12月10日). 2023年6月6日閲覧。
演歌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 22:47 UTC 版)
大正、昭和の流行歌、戦中の軍歌も基本は西洋音階のメジャー旋律を使った曲が多かった。それが、歌謡浪曲以降、和の旋律、マイナー音階が(流行歌→)歌謡曲に多く用いられるようになり、演歌につながる。三波春夫、村田英雄の2名(後に演歌の両巨頭)を始めとした若手の浪曲師達は浪曲界を去ったが、それぞれに浪曲を随時取り上げる。特に三波春夫は劇場閑散期である毎年8月歌舞伎座での座長公演を引き受け、20年連続公演をする。他に1984年(昭和59年)、木村友衛(二代目)の演歌レコード「浪花節だよ人生は」は、細川たかしや水前寺清子などと競作となり大ヒットをする。2009年(平成21年)には、股旅物を得意とする氷川きよしの「浪曲一代」がヒットした。また浪曲師が演歌歌手を兼任、レコードリリースする例は未だに多い。浪曲師とされる人に入門した演歌歌手としては、中村美律子などがいる。他に浪曲の影響が明らかな中期以降、歌を変えた美空ひばり、畠山みどり、幼少期に浪曲と民謡のスパルタ訓練を行い独特のうなり節を売りにした都はるみ、影響を公言する例で八代亜紀がある。泣き節演歌の島倉千代子や水前寺清子まで浪花節の影響を指摘されている。
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演歌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/18 14:44 UTC 版)
演歌ではこぶしとビブラートは不可欠と考えられる(この2つが混同される場合もある)。小学生以下であっても、これが入るようになるまで徹底的に練習する場合が多い。都はるみデビューの前と後では大きく違い、都はるみ以前はちりめんビブラートが多かったが以降は彼女と同様の長2度以上、4Hz前後のややゆっくりとした振れ幅が広いビブラート(以下、演歌型ビブラート)が主流となった。クラシック型とは反対に意識的に入れる場合が多く、2小節以上伸ばす所では2小節目から入れる、という風に入れ方もノンビブラートとの使い分けも巧妙である。歌唱中の喉を観察すると、ビブラートを入れるところで喉が小刻みに動くのが判る。
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演歌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 23:36 UTC 版)
1950年代は古賀政男の曲をクラシックギターで弾くのが流行った。また、当時演歌を弾く流しの使用していたギターもクラシックギターが主であった。しかし、その当時、日本ではまだクラシックギター製作の技術が発達していなかったため、良質なギターは少なかった。
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演歌
「 演歌」の例文・使い方・用例・文例
- 私は、日本の演歌を聞きながら、日本酒を飲むのが大好きです。
- 姉は演歌を聞くのが好きです。妹は出かけるのが好きなので、たまに一緒に出かけます。
- 私は演歌を歌うことが得意です。
- 一杯機嫌で演歌を歌い出した.
- 街頭で演歌師がバイオリンなどに合わせて歌った人情物をテーマとする流行歌
- 演歌歌手,73歳で死去
- 日本は偉大な演歌歌手を失ってしまった。
- 彼は,演歌が人気を失いつつあることを心配し,演歌を復活させるため,春(かす)日(が)八郎さん,三橋美(み)智(ち)也(や)さんとともにグループを結成した。
- まさに彼は人生を演歌にささげたのだった。
- 今年の紅白には,ポップスや演歌,ヒップホップやオペラなどあらゆる音楽の好みに合うように,さまざまなアーティストが出場する。
- 演歌歌手の氷(ひ)川(かわ)きよしさんとポップ歌手の浜(はま)崎(さき)あゆみさんが一般投票によって選ばれた。
- 演歌歌手のジェロさんがこのイベントに招かれた。
- 若いアフリカ系アメリカ人がヒップホップファッションに身を包み,流(りゅう)暢(ちょう)な日本語で演歌を歌うのを見て,多くの日本人が驚いた。
- ジェロの「かっこいい」演歌は若い人の心をつかんだ。
- 演歌歌手の三(み)山(やま)ひろしさんと山内惠(けい)介(すけ)さんもまた,紅白に初出場となる。
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