兄弟船とは? わかりやすく解説

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兄弟船

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/19 20:36 UTC 版)

「兄弟船」
鳥羽一郎シングル
初出アルバム『兄弟船・鳥羽一郎 海のロマンと男の哀愁を唄う』
B面 羅針盤
リリース
ジャンル 演歌
時間
レーベル 日本クラウン
作詞 星野哲郎(A面)
能勢英男(B面)
作曲 船村徹
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間34位(オリコン
  • 1983年度年間66位(オリコン)
鳥羽一郎 シングル 年表
兄弟船
(1982年)
南十字星
(1983年)
試聴
兄弟船 - YouTube
(オフィシャルオーディオ)
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兄弟船」(きょうだいぶね)は、1982年8月25日に発売された鳥羽一郎のデビューシングルで、鳥羽の代表曲である。

解説

「海の男」をテーマにした歌で、漁師の兄弟の思いがつづられている。オリコンチャートでは約29万枚、累計売上はミリオンセラーを記録した[1]

1981年に北海道日刊スポーツ新聞社が主催した北海道限定の歌詞コンクールで佳作となった一般応募作品が元となっている。船村が曲をつけ、鳥羽がデビュー曲として歌うことが決定したものの、北方領土について書かれた部分が問題視されたため、審査委員長の星野が全面的に書き換えたものがリリースされた。鳥羽は現在も公演において元の歌詞で歌うことがある[2]

シングルのジャケット写真は、プロのカメラマンではなく素人が撮影したものを使用していた[1]

同曲のロング・ヒットで、鳥羽は翌1983年の全日本有線放送大賞上半期奨励賞・新人賞などを受賞した。1985年の「第36回NHK紅白歌合戦」に念願の初出場を果たし、その後も紅白歌合戦では合計7回歌唱披露した。

収録曲

  1. 兄弟船(3分36秒)
    作詞:星野哲郎
  2. 羅針盤(2分56秒)
    作詞:能勢英男

カバー

  • 藤圭子 - アルバム『蝶よ花よと』に収録。(1984年)

出典

  1. ^ a b 鳥羽一郎、デビュー曲『兄弟船』のジャケット写真は素人が撮った写真を使っていた!?、ニッポン放送、中山秀征の有楽町で逢いまSHOW♪、2019年1月30日 16時。
  2. ^ もう一つある「兄弟船」 帰れない北方の故郷へ思い歌う”. 朝日新聞. 2021年5月14日閲覧。

外部リンク




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