栗原小巻 栗原小巻の概要

栗原小巻

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/22 02:43 UTC 版)

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くりはら こまき
栗原 小巻
本名 栗原 小巻(同じ)
生年月日 (1945-03-14) 1945年3月14日(74歳)
出生地 日本の旗 日本東京都世田谷区[1]
身長 163 cm[2]
職業 女優
ジャンル 舞台映画テレビドラマ
活動期間 1967年 -
活動内容 1963年俳優座養成所入所
配偶者 なし
著名な家族 栗原一登(父)
主な作品
テレビドラマ
三姉妹[1]
樅ノ木は残った
黄金の日日
関ヶ原
初婚・再婚

映画
戦争と人間』(第一・二部)
いのちぼうにふろう
忍ぶ川[1]
サンダカン八番娼館 望郷[1]
八甲田山

東京都出身[2]。エイコーン所属[2]

人物・来歴

1963年、東京バレエ学校卒業。俳優座養成所(第15期)在籍中抜擢され、NHK『虹の設計』等に出演。1967年、NHK大河ドラマ『三姉妹』お雪で脚光を浴び、同年、日本映画製作者協会新人賞を受賞。1968年『三人家族』『みつめいたり』『風林火山』で日本放送作家協会賞、第一回テレビ大賞優秀タレント賞に選ばれる。1972年『忍ぶ川』にて毎日映画コンクール主演女優賞、ゴールデンアロー賞映画賞、エールフランス女優賞を受賞。仕事の中心である舞台では、1968年に日生劇場『三人姉妹』イリーナ役で初舞台。1971年『そよそよ族の叛乱』で紀伊國屋演劇賞を受賞。『ルル』をはじめ、千田是也演出作品に多く主演。また1981年には木村光一演出『ロミオとジュリエット』ジュリエット役で芸術祭優秀賞。1991年には千田是也演出『復活』カチューシャ役で芸術祭賞を受賞。1986年2月、俳優座劇場でロシアの演出家セルゲイ・ユールスキーを招き『恋愛論』を初プロデュース、主演する。その後、同作品をモスクワで上演、高い評価を得る。2000年、ロシアのアレクサンドル・マーリン演出、千田是也追悼『肝っ玉おっ母とその子どもたち』にアンナ役で主演。加来英治演出『愛の賛歌―PIAF』『プレンティ』他に主演。『欲望という名の電車』では1995年から2000年まで主演、新劇運動として281回の公演を重ねた(2010年に再演)。また、ミュージカルでは東宝『マイ・フェア・レディ』にイライザ役で主演。

国際的活動としては、『NINAGAWAマクベス』レディ・マクベス役で、1985年、英国エジンバラ芸術祭に参加(同作品はアムステルダム、ロンドン、ニューヨーク、オタワ、シンガポールで上演)。ロシア(旧ソビエト連邦|ソ連)との繋がりも深く、1981年には日本で初めてソ連の演出家(A・エーフロス)を招いて行った舞台公演『櫻の園』に主演した。日ソ合作映画にも主演(『モスクワわが愛』(1974年)、『白夜の調べ』(1978年)、『未来への伝言』(1990年))。『未来への伝言』では企画も担当した。読書アンケートでも、愛読書の一つにレフ・トルストイ戦争と平和』を挙げている。イギリスの作曲家、ベンジャミン・ブリテンの作曲の『青少年のための管弦楽入門』の年少者向けクラシック音楽の解説も行う。(楽器の紹介をしながら作品のナレーションを行う日本語版作品)中国との関係では、改革開放期の1978年に『サンダカン八番娼館』、1979年に『愛と死』が中国で上映されたことが契機となり、以降中国でも人気を博する[4]。『セツアンの善人』を、北京、上海、広州、香港で上演。1991年の中国映画『乳泉村の子』(謝晋監督、中国題名『清涼寺鐘聲』)にも主演し、日本中国文化交流協会副会長も務めるなど中国との繋がりも深い。2015年6月1日には、CCTVの大型児童番組『2015年六一晩会中国語版[注釈 1]に出演し、日中双方の児童と共に「故郷」と「茉莉花」を歌った[5]

クラシック・バレエを特技とし、映画の中でもその姿が見られる。また、ダークダックスと共にロシア・ソ連の歌を紹介するテレビ番組に出演したことがあり、ソロでLPレコードを発売したこともある。

玄人受けする演技力と現代的美貌から熱狂的な男性ファンが多く、吉永小百合ファンが「サユリスト」と呼ばれたのに対し、栗原小巻ファンは「コマキスト」と呼ばれた(奇しくも吉永とは生年月日が1日違い)。アイドル的存在として人気を二分したが、中年以降、吉永が映画を主軸に据えているのに対し、栗原は舞台を主軸としている[1]。近年は舞台の衣装デザインも手がけている[6]

受賞




注釈

  1. ^ 6月1日は中国における「子供の日」である。当日の夜は「六一晩会中国語版」という大型児童向けコンサート番組が全国放送される。

出典

  1. ^ a b c d e f g 別冊宝島2551『日本の女優 100人』p.66.
  2. ^ a b c d e 『日本タレント名鑑2017』VIPタイムズ社、2017年、540頁。ISBN 978-4904674086
  3. ^ 読売人物データベース
  4. ^ 女優・栗原小巻さん”. 中国国際放送局 (2013年7月2日). 2018年8月15日閲覧。
  5. ^ 栗原小巻さん 中国の「2015国際児童デーCCTVスペシャル」へ出演”. CCTV大富 (2015年6月2日). 2018年8月15日閲覧。
  6. ^ 2017年11月17日 プレミアムトーク 栗原小巻 NHK 「あさイチ
  7. ^ a b c d e f g h 日外アソシエーツ現代人物情報
  8. ^ 放送ライブラリー 番組ID:001068
  9. ^ 放送ライブラリー 番組ID:001591
  10. ^ 企画展アーカイブ 「イメージ作りのパートナーたち」 象印 まほうびん記念館 平成23年8月17日(水)〜11月30日(水)
  11. ^ 会社概要 あゆみ 「電子ジャー新発売」 象印
  12. ^ 栗原小巻のCM出演情報”. ORICON STYLE. 2016年12月1日閲覧。
  13. ^ 「ピーターと狼」「管弦楽入門」”. 日本フィルハーモニー交響楽団. 2018年11月25日閲覧。


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