松下幸之助
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主著
詳しくは 松下幸之助.com を参照
発行部数は、特記なきものはPHP研究所の発表による全てのバージョンの累計部数。出版社と発行年月は、最初に出版された際のものを記載。一部の書籍は後に他社から出版されている。
- 『PHPのことば』(PHP研究所・甲鳥書林、1953年4月) - 一般向けで初の著作
- 『私の行き方 考え方』(甲鳥書林、1954年6月) - 52万部[33]
- 『仕事の夢・暮しの夢』(実業之日本社、1960年2月) - 29万部[34]
- 『物の見方 考え方』(実業之日本社、1963年4月) - 86万部[33]
- 『なぜ』(文藝春秋、1965年5月) - 31万部[34]
- 『若さに贈る』(講談社、1966年4月) - 34万部[34]
- 『道をひらく』(PHP研究所、1968年5月) - 520.0万部[35]。カラーテレビの景品として頒布された大阪万博松下館タイムカプセルの模型にも、数cm角の豆本にされ内蔵されている
- 『一日本人としての私のねがい』(実業之日本社、1968年10月) - 32万部[34]
- 『思うまま』(PHP研究所、1971年1月) - 30.6万部[35]
- 『その心意気やよし』(PHP研究所、1971年7月) - 35.6万部[35]
- 『人間を考える―新しい人間観の提唱―』(PHP研究所、1972年8月) - 26.0万部[35]。幸之助は書き終えたとき「自分は結局このことが言いたかったのだ。自分の考え方の根本はこれに尽きる」とさえ思った
- 『商売心得帖』(PHP研究所、1973年2月) - 90.3万部[35]
- 『経営心得帖』(PHP研究所、1974年7月) - 46.9万部[35]
- 『社員稼業』(PHP研究所、1974年10月) - 26.1万部[35]
- 『崩れゆく日本をどう救うか』(PHP研究所、1974年12月) - 62.1万部[35]
- 『道は無限にある―きびしさの中で生きぬくために―』(PHP研究所、1975年5月) - 38.2万部[35]
- 『指導者の条件』(PHP研究所、1975年12月) - 99.6万部[35]
- 『素直な心になるために』(PHP研究所、1976年9月) - 68.1万部[35]
- 『私の夢・日本の夢 21世紀の日本』(PHP研究所、1977年1月) - 31.2万部[35]
- 『続・道をひらく』(PHP研究所、1978年1月) - 32.8万部[35]
- 『実践経営哲学』(PHP研究所、1978年6月) - 45.5万部[35]
- 『決断の経営』(PHP研究所、1979年3月) - 25.4万部[35]
- 『人を活かす経営』(PHP研究所、1979年9月) - 32.3万部[35]
- 『経営のコツここなりと気づいた価値は百万両』(PHP研究所、1980年3月) - 28.2万部[35]
- 『社員心得帖』(PHP研究所、1981年9月) - 58.6万部[35]
- 『人生心得帖』(PHP研究所、1984年9月) - 54.6万部[35]
- 『人生問答』(上・中・下)(共著:松下幸之助・池田大作)潮出版社
注釈
- ^ 納入部品を検査不合格にしたところ、「しゃぁない、ほな、2割引でどうだす?」と持ちかけられる有様だった。
- ^ 事業の譲渡や財産の売却贈与などの権利の移転などに関して制限を課せられた、資本金五〇〇万円以上の会社および大蔵大臣の指定した会社
- ^ 1931年にはテイチクに出資しているが、RCAビクターへの強い憧憬があった。
- ^ 幸之助の死去後は(当時松下電器社長をしていた)中村邦夫が聖域なき構造改革「創生21計画」の一環として、(増収と不振とで売り上げの二極化が目立っていたナショナルショップの現状に鑑み)約2万店の系列店の中から「自主的に売り上げを増やし顧客へのサービス向上を図ろうと努力する店」を全国で最大約7千店に絞り(厳選し)、それら店舗のみを公平に販促支援する「スーパープロショップ」制度を開始(社名を現在の「パナソニック株式会社」へ変更した2008年10月1日より「スーパーパナソニックショップ」へ改称)。これに伴い系列店スタッフへの研修会は「プロショップ道場」として有料化された他、スーパーパナソニックショップ認定店のみで購入可能な「パナソニックの店取扱モデル」も2007年より販売開始されている。なお「SPS及びN&Eハウス」の称号は一度新規認定されれば永久に続くのではなく、(当該店所在地を管轄する)パナソニック コンシューマーマーケティング(PCMC)各支社営業スタッフが行う店舗監査において業績チェックが定期的に行われ、そちらで「売り上げ不振(業績がSPS認定基準を大きく下回る状態)が長期化し、これ以上種々の販促支援や助言をしても当該店は業績回復見込み無し」という判断が下されれば、当該店は当初のSPS認定を取り消されSPS検索画面より削除される(「SPS及びN&Eハウス新規認定」という格上げ通知は口頭でも行われるが、その逆となる「格下げ通知(SPS認定取り消し&SPS検索画面からの当該店削除)」は口頭では行われないので、スタッフは「うちの店がSPS検索画面から無くなった」のをHP上で見てSPS認定が取り消された旨を初めて知る形となる)。
- ^ 現在は商学院での後継者育成に加え、パーソル パナソニック HRパートナーズがパナソニックショップ各店の従業員を(パート・アルバイトを含め)外部から募集している(ただし外部から募集した従業員が就業可能なパナソニックショップは「スーパーパナソニックショップ(SPS)」認定店に限られており、SPS非認定店は身内=経営者の子息・兄妹以外の外部人材を雇えない)。
- ^ 同じものが2つ埋蔵されており、うち1個は2000年以降100年ごとに開封して内容の確認を行うことになっている。最初の開封年となった2000年に実際に発掘開封され、内容物は大阪市立博物館で展示された。
- ^ 米国の例を見ても、コンピュータの膨大な開発コストが、最終的に身売りの原因のひとつとなった無線機メーカーのコリンズなどがある。なお、1983年のMSXへの参入を「この時の撤退以来」とするのは、1973年に富士通と合弁で設立したパナファコムを無視するなどしており、正しくない。
出典
- ^ a b 吉田時雄『いまだからこそ、松下幸之助 信念の経営を追い続けた悠久の人』阪急コミュニケーションズ、1991年、232頁。ISBN 978-4484912059。
- ^ “Decorated Commander in the Order of Orange-Nassau by the Queen of the Netherlands: in 1958 at age 63”
- ^ “経営者に必要な資質とは?カリスマ経営者の言葉で学ぶ18のチェックポイント”. THE OWNER (2019年12月25日). 2021年5月24日閲覧。
- ^ 松下幸之助『私の行き方 考え方』PHP研究所〈PHP文庫〉、30ページ
- ^ このまちアーカイブス 大阪府枚方 5:松下の移転と学校誘致 - 三井住友トラスト不動産、2020年8月11日閲覧。
- ^ だがその時、制限会社指定解除の際に松下幸之助の資産凍結が条件だったため、また財産を築き上げるまで、友人などに頼る生活を送らなければならなかった。 (パナソニックホームページから)
- ^ “和歌山市名誉市民”. 和歌山市. 2022年7月20日閲覧。
- ^ “幸之助が解放したものとは”. 松下幸之助.com. 2023年10月6日閲覧。
- ^ “歴史”. 門真市. 2022年7月20日閲覧。
- ^ 明日香村の遺跡群や歴史的風土を守る運動に協力したことによる
- ^ “名誉村民”. 明日香村. 2022年7月20日閲覧。
- ^ 「伊勢神宮崇敬会会長にパナ副会長・松下正幸さん 松下幸之助は第3代会長」 伊勢志摩経済新聞2017年07月07日
- ^ 石田退三 松下幸之助が尊敬していた男
- ^ 『スバル360を創った男』( ISBN 4-87302-148-0 )p. 45
- ^ 『日本のコンピュータの歴史』(1985)p. 188
- ^ 『日本のコンピュータの歴史』p. 189
- ^ 『松下電器の果し状』( ISBN 4-334-01231-0 )
- ^ 坂村健『TRONからの発想』( ISBN 4-00-005731-6 )p. 132
- ^ [1].
- ^ Time:1962年2月23日
- ^ 未来を築く常温核融合 松下幸之助は日本の山の二割ぐらい壊し、75,000平方キロメートルを平らにして、そしてその岩を海にどっさり棄てて、200年かけて四国ほどの大きさの五番目の島を作るという狂気としか言いようのない企てを考えたこともある。 Kerr, A., Dogs and Demons: Tales from the Dark Side of Modern Japan. 2001: Hill and Wang、p. 234
- ^ “リーダーに必要な究極の能力は「愛嬌」だ”. 東洋経済ONLINE (2017年5月4日). 2023年1月26日閲覧。
- ^ 東洋経済オンライン 2015/06/18「松下幸之助は、「徳育の欠如」を憂えていた 「このままでは、獣の国になるな」 」
- ^ 『エピソードで読む松下幸之助』PHP新書
- ^ 『松下企業連邦の人材パワー』読売新聞社刊
- ^ 木野親之著『松下幸之助 叱られ問答』
- ^ http://sanyo.com/museum/jp/history/iue/iue_history.html
- ^ 『血族の王:松下幸之助とナショナルの世紀』 p. 358
- ^ 【FIREするなら小型株集中投資が最短コース】ごくふつうの会社員だった私が自由を謳歌しながら投資して生きられるようになったワケ ダイヤモンドオンライン2021.5.20 2:40
- ^ 360LiFE編集部 (2020年12月9日). “松下幸之助も通った! 三重県の神社おすすめ5選|専門家が厳選紹介 | 360LiFE [サンロクマル]”. 360LiFE. 2022年8月13日閲覧。
- ^ パナソニック、海外初の「記念館」公開 中国・北京で 日本経済新聞ニュースサイト(2018年5月30日)2018年6月5日閲覧。
- ^ 特集・創業者松下幸之助 今日は何の日?10月28日 パナソニック・ホームページ(2018年6月5日閲覧)。
- ^ a b 「心得帖」シリーズ、松下幸之助.com、2011年4月。発行部数は2011年4月1日時点
- ^ a b c d 『永久保存版 松下幸之助の見方・考え方 ビジネスの王道はこうして歩め!』PHP研究所(編)、PHP研究所、2006年、94頁。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s 「松下幸之助本ランキング 2016年最新版」『週刊東洋経済』2016年9月3日号、58-59頁。発行部数は2016年8月時点
- ^ 邦光, 史郎 (1986-05-01). 小説 松下幸之助―ある昭和史. 日本実業出版社. ISBN 978-4-534-01128-2
- ^ “別冊少年ジャンプ 1973年(昭和48年)4月号 マジン...”. ヤフオク!. 2023年8月14日閲覧。
- ^ 小学館 (1988-12). 小学三年生. 東京: 小学館
- ^ 小学館 (1989-01). 小学三年生. 東京: 小学館
- ^ 阿部, 高明; 石川, 憲二 (2010-03-05). 学習漫画 世界の伝記 NEXT 松下幸之助 一代で世界的な会社を創った努力の人 (新装版 ed.). 集英社. ISBN 978-4-08-240043-9
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