国土交通省直轄ダムとは - わかりやすく解説 Weblio辞書

国土交通省直轄ダム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/06/26 22:45 UTC 版)

国土交通省直轄ダム（こくどこうつうしょうちょっかつダム）は、日本のダムのうち国土交通省により施工、管理が行われているダムまたは堰である。主として河川法、特定多目的ダム法に基づき、国土交通省の各地方整備局および北海道開発局、内閣府沖縄総合事務局（委託管理。後述）が実際の施工・管理業務を担当する。

脚注

注釈

^ 水資源機構管理ダムは除く。また香川県にはかつて土器川水系に前の川ダムというダムが計画されていたが中止されている。
^ 完成例は岐阜県の小渕ダム（久々利川）が最初である。
^ 現在、五十里湖に架かる海尻橋付近。
^ 電源開発はダム本体の維持修繕および水力発電に関連するダムの運用において、管理業務を担当している。
^ このほかに能登特定地域総合開発計画があるが、河北潟・邑知潟の干拓と漁港や道路の整備が主目的である。
^ 県営の補助多目的ダムとしては和田川ダム（和田川）、利賀川ダム（利賀川）、境川ダム（境川）が建設されている。
^ 魚類の影響が認められなかったことを不服として控訴している。
^ 本流に姫川第二ダム、姫川第三ダムが建設されているが、高さが15メートル未満であることから河川法上のダムとはならず、堰の扱いである。
^ 東北電力が計画していた高さ119メートル、総貯水容量3億2000万立方メートルの水力発電専用の巨大ダム計画。
^ ダムは1956年完成。再開発事業における諸元を掲載。現在のダム諸元とは異なる。
^ 計画当初は高時川ダムという名称であった。後に水資源機構へ事業移管。
^ なお、この問題に絡み知事が大阪府全職員に配信したメールに対し批判した職員が処分されている。
^ 経済安定本部による熊野川総合開発計画の原案。
^ 経済安定本部による熊野川総合開発計画の原案における北山川のダム計画。三重県熊野市と和歌山県東牟婁郡北山村の境、北山川と大又川の合流点（七色ダム貯水池）付近に建設が計画されていた。
^ 経済安定本部による熊野川総合開発計画の原案における北山川のダム計画で、北山川ダムが建設できない場合の代替案。池原発電所直下流付近に建設が計画されており、池原ダムの原型とも言える。
^ 13水系の詳細については一級水系の項目を参照。
^ 2006年8月1日、神戸川水系の全河川は斐伊川水系に編入され一級河川となり、以降神戸川は斐伊川に合流しないものの斐伊川の支流として扱われる。これにより二級河川・神戸川水系は法的に消滅した。
^ 四国では香川県による綾川（長柄ダム）と香東川（内場ダム）の河川総合開発事業が戦前より手掛けられている。
^ 流況調整河川には北千葉導水路や野田導水路（利根川・江戸川）があり、事業再検証中の霞ヶ浦導水事業（利根川・那珂川）もこれに該当する。