新桂沢ダムとは? わかりやすく解説

桂沢ダム

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/05 14:22 UTC 版)

桂沢ダム(かつらざわダム)は、北海道三笠市一級河川石狩川水系幾春別川に建設されたダムである。




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新桂沢ダム

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桂沢ダム」の記事における「新桂沢ダム」の解説

ダム完成後も石狩川流域は度々水害見舞われ、特に1981年昭和56年)の台風12号石狩川未曾有の大水害をもたらしたこのため治水計画再検討為され幾春別川流域新たに幾春別川総合開発計画』が策定された。右支川奔別川三笠ぽんべつダム重力式コンクリートダム。高さ78.0m)を建設し下流では幾春別川新水路を開削して美唄川合流点から石狩川合流点まで河川整備を行う計画内容であるが、この中に「桂沢ダム再開発事業」として新桂沢ダムの建設盛り込まれた。新桂沢ダムは桂沢ダムを12.4m嵩上げし、高さ76.0mのダムとして再開発する計画である。同様の手法での再開発事業岐阜県丸山ダム新丸山ダム木曽川本川国土交通省中部地方整備局)が実施中である。三笠ぽんべつダム幾春別川新水路と連携した治水強化上水道発電の他石狩湾新港工業地域への工業用水供給し地下水からの依存脱却させることで間接的に地盤沈下を防ぐ目的を持つ。 現在本体工事着手し完成すれば桂沢ダム水没する。だが、公共事業見直し機運の中で国土交通省2005年平成17年幾春別川総合開発事業規模縮小方針固めており、これを受けて石狩川開発建設部は2006年平成18年)に『石狩川水系幾春別川河川整備計画』を策定したが、この中で桂沢ダム再開発事業内容改定された。新桂沢ダムについては規模目的について変更はないが、三笠ぽんべつダムについては大幅な変更為されている。この計画において三笠ぽんべつダム多目的ダムから治水ダムへ目的縮小され平常時貯水しない「穴あきダムとなったダム規模目的縮小伴って大幅に変更され堤高は78.0mから53.0mへと25.0mも低くなり、総貯水容量26,600,000トンから8,620,000トン大幅に縮小された。 これにより今後幾春別川総合開発事業特定多目的ダムとしての新桂沢ダムと、洪水調節のみを目的とする治水ダム三笠ぽんべつダムの2ダム体制で進むこととなった

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