札内川ダムとは? わかりやすく解説

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札内川ダム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/25 10:30 UTC 版)

札内川ダム
所在地 北海道十勝総合振興局
河西郡中札内村南札内735-2
位置
河川 十勝川水系札内川
ダム湖 とかちリュウタン湖
ダム諸元
ダム型式 重力式コンクリートダム
堤高 114.0 m
堤頂長 300.0 m
堤体積 770,000
流域面積 117.7 km²
湛水面積 170 ha
総貯水容量 54,000,000 m³
有効貯水容量 42,000,000 m³
利用目的 洪水調節不特定利水灌漑
上水道発電
事業主体 国土交通省北海道開発局
(帯広開発建設部)
電気事業者 電源開発
発電所名
(認可出力)
札内川ダム水力発電所
(8,000kW)[1]
施工業者 間組地崎工業三井建設
着手年/竣工年 1981年/1998年
出典 札内川ダム - ダム便覧
備考 日高山脈襟裳十勝国立公園
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札内川ダム(さつないがわダム)は、北海道十勝総合振興局管内河西郡中札内村にある十勝川水系一級河川札内川中流部に築造されたダムである。日高山脈襟裳十勝国立公園内に位置する。

概要

国土交通省北海道開発局が管理を行う国土交通省直轄ダムであり、札内川の治水灌漑および水力発電を目的とした特定多目的ダムである。

道内3位の堤高と15位の貯水量[2]であり、十勝川水系のダムでは首位の堤高と3位の貯水量を誇る。礫河原の再生を目的として2012年より年に一度フラッシュ放流を実施している。

仕様

堤高:114.0 m、堤頂長:300.0 mである。日鐵セメント室蘭市)の高炉混合セメントを使用しRCD (: Roller Compacted Concerete for Dam) 工法[3]によって施工された重力式コンクリートダムである。

目的

ダムで洪水を調節し、ダム下流域の灌漑と同時に氾濫を防除する[4]

とかちリュウタン湖

総貯水容量:54,000,000 m3、常時満水位標高:EL 474.0 m、利用水深:26.5 m[2]人造湖である。 湖面を上空から俯瞰すると竜のように見えることから『とかちリュウタン湖』と命名。

日高山脈襟裳十勝国立公園に指定されている
『とかちリュウタン湖 』(人造湖)

山岳・周辺

出典・脚注

  1. ^ 水力・送変電事業一覧 : 電源開発株式会社
  2. ^ a b ダムの諸元 : 帯広開発建設部
  3. ^ 札内川ダムのRCD工法 : 帯広開発建設部
  4. ^ 札内川ダムの役割 : 帯広開発建設部

関連項目

外部リンク




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