高炉セメントとは? わかりやすく解説

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高炉セメント

読み方こうろせめんと
【英】:portland blast-furnace slag cement

急冷した高炉スラグクリンカー混合して製造される混合セメントJIS R 5211では、スラグ混合率によってA種(5%を超え30%以下)、B種(30超え60%以下)、C種(60超え70%以下)が規定されている。水和による発熱小さく化学抵抗性優れている。ただし、低温時に硬化若干遅れる性質もある。

高炉セメント

潜在水硬性有する高炉スラグ混合したセメント混合する高炉スラグ割合によりA種(5%を超え30%以下)B種(30%を超え60%以下)C種(60%を超え70%以下)の3種類に分けられる初期強度はやや低いが、耐海水性化学抵抗性アルカリ骨材反応抑制優れる。

高炉セメント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 07:33 UTC 版)

セメント」の記事における「高炉セメント」の解説

製鉄所銑鉄製造工程である高炉から生成する副産物である高炉スラグ微粉末とポルトランドセメント混合したセメントである。高炉スラグには、セメント水和反応発生した水酸化カルシウムなどのアルカリ性物質石膏などの刺激により水和硬化する性質がある。そのため高炉セメントは、初期強度普通ポルトランドセメントよりも低いが、この性質により長期わたって強度増進し長期強度普通ポルトランドセメント上回る場合もある。海水化学物質対す抵抗性優れ港湾ダムなどの大型土木工事使用される

※この「高炉セメント」の解説は、「セメント」の解説の一部です。
「高炉セメント」を含む「セメント」の記事については、「セメント」の概要を参照ください。

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