伊南川とは? わかりやすく解説

伊南川

読み方:イナガワ(inagawa)

所在 福島県

水系 阿賀野川水系

等級 1級


伊南川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/15 04:48 UTC 版)

伊南川
南会津町南郷地域を流れる伊南川
水系 一級水系 阿賀野川
種別 一級河川
延長 80.2 km
流域面積 1058.3 km²
水源 帝釈山脈(福島県、栃木県)
河口・合流先 只見川
流域 日本 福島県
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伊南川源流部周辺空撮

伊南川(いながわ)は、福島県会津地方南部を流れる阿賀野川水系河川である。只見川最大の支川であり、只見川合流点から上流部の只見川よりも伊南川の方が長い[1]

地理

福島県南会津郡檜枝岐村栃木県との境に位置する帝釈山脈に源を発する「実川」が「檜枝岐川」となり、南会津町で舘岩川と合流して伊南川と名前を変える。北東へ流れ、徐々に北西へ向きを変え只見町尾瀬を源流とする只見川合流する。急峻な山地の狭い谷間の平地を流れる伊南川は、釣りなども楽しまれている。

流域の自治体

福島県
南会津郡檜枝岐村、南会津郡南会津町、南会津郡只見町

支流

  • 楢戸川
  • 小川沢川
  • 後田川
  • 初瀬川
  • 黒谷川
    • 大白沢川
    • 小幽沢川
    • 大幽沢川
  • 布沢川
    • 太田川
  • 野々沢川
  • 塩岐川
  • 下山沢川
  • 富沢川
  • 深沢川
  • 鹿水川
  • 小屋川
  • 久川
  • 小滝川
  • 白沢川
  • 宮沢入川
  • 舘岩川
    • 西根川
    • 湯の岐川
    • 鰌沢川
    • 伊与戸川
    • 保城川
    • 自源寺川
  • 下の沢川
    • 上の沢川
  • 舟岐川

並行する交通

道路

脚注

[脚注の使い方]

出典

  1. ^ 一級河川阿賀野川水系只見川圏域河川整備計画 (PDF)”. 福島県群馬県新潟県 (2018年4月16日). 2021年2月12日閲覧。

伊南川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/10 08:50 UTC 版)

只見特定地域総合開発計画」の記事における「伊南川」の解説

なお、只見川最大支流である伊南川流域について計画頓挫した舘岩川との合流点下流建設予定されていた内川ダム内川発電所計画であるが、基礎岩盤思った以上に悪く高さ119メートル貯水容量3億2000立方メートル巨大ダム建設するには不安が生じたことや、水没物件319戸と本計画最大となり、交渉の難航予想されるという理由から建設断念これに伴い内川ダムからトンネル導水して8キロワット発電を行う辰巳発電所計画内川ダム中止により計画成り立たなくなったため断念余儀なくされた。 一方伊南川は1947年から3年連続水害被害受けていたこともあり建設省北陸地方建設局舘岩川合流点直上流部の伊南川に洪水調節目的とした大桃ダム計画1950年代後半より立てていた。高さ74メートル総貯水容量1388立方メートル重力式ダムで、内川ダム比べる大幅に規模縮小しているが、東北電力はこの大桃ダム電気事業者として参加し2万600キロワット出力有する大桃発電所計画立てた。しかしこの大桃ダム計画地盤水量調査といった基礎調査を行うに留まり1960年代半ばには立ち消えとなった。これ以後伊南川本流では新規水力発電計画実施されず、戦前から稼働している伊南川発電所のみが残るに至った

※この「伊南川」の解説は、「只見特定地域総合開発計画」の解説の一部です。
「伊南川」を含む「只見特定地域総合開発計画」の記事については、「只見特定地域総合開発計画」の概要を参照ください。

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