連携排砂
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/05 15:41 UTC 版)
連携排砂(れんけいはいさ)とは、排砂ゲートを設けたダムからの排砂が、同一河川の上流下流で隣り合うダムで連携して行われること。黒部川の出し平ダム・宇奈月ダムでは、世界的にも珍しいこの方式でダムに堆積した土砂を排砂している。同様の排砂は中国の黄河に建設されたダムでも行われている。また連携ではない単独での排砂放流は日本をはじめ世界各地のダムで行われている。
- ^ “黒部川 出し平ダム 宇奈月ダム 連携排砂のガイドライン(案)” (PDF). 国土交通省北陸地方整備局河川部と関西電力株式会社電力流通事業本部北陸電力部 (2017年). 2019年12月11日閲覧。
- ^ “富山県黒部川河口海域における出し平ダム排砂漁業被害原因裁定嘱託事件” (PDF). 総務省公害等調整委員会事務局 (2007年3月28日). 2019年12月11日閲覧。
- ^ “黒部川土砂管理協議会報告及び資料”. 黒部河川事務所 (2019年). 2019年12月11日閲覧。
- ^ “黒部川ダム排砂評価委員会報告及び資料一覧”. 黒部川河川事務所 (2019年). 2019年12月11日閲覧。
- ^ 黒部川の連携排砂 宇奈月を先行操作 試験的に導入方針、中日新聞富山版、2020年5月4日
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