沖縄総合事務局の中止事業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 09:58 UTC 版)
「国土交通省直轄ダム」の記事における「沖縄総合事務局の中止事業」の解説
沖縄総合事務局管内で中止されたダム事業は3ダム存在する。 最初に中止された座津武(ざつん)ダム(座津武川)は1992年(平成4年)より計画されたが、2003年(平成15年)に国土交通省が事業再評価を行い中止された。比地ダム(比地川)と奥間ダム(奥間川)は沖縄本島北西部を流れる比地川水系と大保川水系に3箇所の多目的ダムを建設し、沖縄本島の水供給を補強する目的で計画された沖縄北西部河川総合開発事業において、比地川水系の治水と沖縄本島への利水供給を目的に1987年(昭和62年)より計画された。しかし利水事業者である沖縄県企業局が事業から撤退、2010年(平成22年)に両ダムは事業が中止された。ただし残る大保ダムについては両ダムが中止された翌年の2011年(平成23年)に完成している。 水系河川ダム型式高さ総貯水容量分類水特法備考出典比地川 奥間川 奥間ダム ロックフィル 65.0 1,450 特定 座津武川 座津武川 座津武ダム 重力 48.0 3,150 特定 比地川 比地川 比地ダム ロックフィル 66.5 19,200 特定
※この「沖縄総合事務局の中止事業」の解説は、「国土交通省直轄ダム」の解説の一部です。
「沖縄総合事務局の中止事業」を含む「国土交通省直轄ダム」の記事については、「国土交通省直轄ダム」の概要を参照ください。
- 沖縄総合事務局の中止事業のページへのリンク