高知県知事一覧
高知県知事
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 09:17 UTC 版)
1991年(平成3年)、NHKを退職、高知県知事選挙に立候補し、高知県知事選挙史上最多の31万6968票を獲得して初当選。初の戦後生まれ、かつ当時全国最年少知事で、44歳での初当選だった。 1995年(平成7年)には当時の流行語になるほど問題になった官官接待を、全国の地方自治体に先駆けて廃止した。 2000年(平成12年)、政治の透明化を目指し、高知県知事室にライブカメラを設置。 2001年(平成13年)1月8日、高知市が開催した成人式での挨拶の際、知事に「帰れ」などと言って騒ぐ新成人を「静かにしろ!」「出て行け!」と怒鳴った。なお、翌年以降の成人式は全て欠席している。 2002年(平成14年)に開催されたよさこい高知国体では、他県からの選手の引き抜きを行わない方針を貫き、高知は男子・女子総合とも優勝とはならなかった。これは開催地優勝が常態化していた国体で39年ぶりのことである。 2004年(平成16年)9月に高知県議会百条委員会が「1991年(平成3年)の知事選において元後援会事務局長が1億円を借り、県工事受注業者からの資金で借金を返済したと判断できる」との報告書をまとめた。この問題に関して10月8日、知事辞職勧告決議が提出され可決(賛成22票、反対15票)。この結果を受けて知事を辞任した。11月28日、出直し選挙が行われ、橋本が再選された。出直し選挙の背景には、次男による強制わいせつ事件への批判も挙げられている。 2007年(平成19年)8月1日、同年11月執行の高知県知事選挙に出馬せず、引退することを記者会見にて発表した。同年12月6日、任期満了に伴い高知県知事を退任した。
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