伊集院兼善とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 伊集院兼善の意味・解説 

伊集院兼善

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/16 07:23 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

伊集院 兼善(いじゅういん かねよし、1817年文化14年) - 1883年明治16年)3月5日[1])は、幕末薩摩藩士、明治期の内務官僚県令

経歴

薩摩藩士・伊集院作平次の三男として生まれる[2]

明治5年(1872年)頃、出納大属となる。1874年鳥取県権参事に転じ、参事に昇格。1876年高知県参事に転じ、さらに大書記官となる。1878年、内務少書記官に転じ社寺局で勤務した[1]

1882年11月、高知県令に就任。前任の田辺輝実とは異なり、自由党の関係者を県庁、学校から排除し、県政に混乱をもたらした[2][3]。1883年3月、在任中に死去。

親族

脚注

  1. ^ a b 『明治過去帳』新訂初版、171頁。
  2. ^ a b 『高知県人名事典 新版』46頁。
  3. ^ 『新編日本の歴代知事』938頁。

参考文献

  • 歴代知事編纂会編『新編日本の歴代知事』歴代知事編纂会、1991年。
  • 秦郁彦編『日本官僚制総合事典:1868 - 2000』東京大学出版会、2001年。
  • 『高知県人名事典 新版』高知新聞社、1999年。
  • 安岡昭男編『幕末維新大人名事典』上巻、新人物往来社、2010年。
  • 大植四郎編『明治過去帳』新訂初版、東京美術、1971年(原著私家版1935年)。





英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「伊集院兼善」の関連用語

伊集院兼善のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



伊集院兼善のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの伊集院兼善 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS