世界のヘイポーシリーズ
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「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!の企画」の記事における「世界のヘイポーシリーズ」の解説
ヘイポーこと総合演出・斉藤敏豪が主役の企画。90年代初期から不定期に放送されている。 このシリーズは毎回低視聴率を記録するがスタッフ内での評価は高く、無くなることなく続いている。2014年、生誕60周年(還暦)になり、それを記念して「世界のヘイポーDVD」が2014年3月5日に5巻同時発売された。番組内での宣伝には実弟の斉藤篤司郎も出演し、「兄貴をこれからもビビらせめちゃくちゃいじめて下さい。宜しくお願いします」とメッセージを送った。 以下が主な企画となっている(放送日時は関東地区並びに同時ネット地域のもの、方正については当時の芸名とする)。 ヘイポーお見合いシリーズ 原久美子や網浜直子、ジャガー横田など芸能人とのお見合いがセッティングされ、ダウンタウンの指示でヘイポーが無茶な行動を行って相手を怒らせる企画。しかしジャガー横田は意外にもヘイポーが好みのタイプであったらしく(本人曰く「小柄な男性が好み」)、逆にヘイポーも以前からジャガーのファンであり電話番号の交換などを行い、プライベートで付き合う感じになっていた。しかし、ヘイポーがジャガーに電話をかけたところを試合の直前であったため、死ぬほど怒られた。その後、ジャガーは木下博勝と結婚。その後一般人の女性を相手にヘイポーが様々な形で魅力をアピールする内容となり、「ヘイポー水中お見合い(水槽の中から様々な格好でアピール)」、「ヘイポーなりきりお見合い(松田優作やマイケル・ジャクソン等を真似る)」、「ミュージカルお見合い(雨に唄えばでは気合いのこもったタップダンスを披露)」、「お笑いショーお見合い(綾小路きみまろ・波田陽区・ヒロシ・パペットマペット・江頭2:50を真似る)」が放送された。お笑いショーお見合いの時にバイアグラを愛用していることを自ら暴露した。その時に行った「ポ頭2:00(ポがしら2じジャスト)」は2005年2月27日・3月6日放送の「山崎邦正vs.モリマン 魂のスーパーファイナルリベンジマッチ」の中でも山崎の体力回復の間の繋ぎとして登場したものの、ヘイポー自身に体力が全然ない事もあってかすぐにバテてしまい全く繋ぎにならなかった。 ヘイポー人体実験シリーズ ダミーロケ(例「かくれんぼで賞金100万円」)の途中で宇宙人、加賀百万石のお殿様、赤ちゃん(ポーちゃん)、ナポレオンなどのキャラに扮したヘイポーが発見され、ダウンタウンらが様々な人体実験(例えば低周波治療器)を加えてリアクションを楽しむ企画。毎回、最後はヘイポーが美人の女性に弄ばれながら喜んでいるところに腰フリおばちゃん(おばちゃん1号)が迎えに来てビンタを食らっている。 ヘイポーうすっぺら裁判 通算5回開廷。ガキの使い裁判では浜田と並び最多被告数を誇る。日頃のビビリ・スケベ・虚言癖などを事実に基づいて検証。スタッフらの証言により日々の悪行が暴かれてゆくが、その都度ヘイポーは開き直って釈明したり、不可解な弁明をした後にいちいち無意味に同意を求めては「アラ? 違うの?」と口走ったりと、毎回陪審員らの失笑や顰蹙を買っている。いずれも有罪判決を受け、恐怖の罰ゲームが執行された。また、ヘイポーのあまりに意味不明かつ見苦しい弁明にキレた検事の浜田や、松本ら陪審員の面々からは罵詈雑言を並べ立てられるが、聞くに堪えない悪口なため音声をピー音で消される事がある。再現イラストでは、ヘイポーの声を平島泰憲(日本テレビエンタープライズ〈当時〉・ディレクター)が担当しているが、その激似ぶりは本人をも凌駕するほど。また、入廷してくる証言者(「ガキの使い」スタッフ)も、なぜかヘイポーのモノマネが上手い。そのため検事の浜田が証言中に「なんでお前らみんなヘイポーのモノマネ上手いの!?」と驚き、陪審員の1人である松本も「それ(ヘイポーのモノマネ)ができないとスタッフになれないの?」と言っていた。以下はヘイポーが起こした事件の数々で、とても様々な番組の総合演出を担当した人物がやったとは思えない悪行でもあるが全て実話である。 発明将軍リハーサル事件 『発明将軍ダウンタウン』のリハーサルの際、ゲストの代役をしている坂本ディレクターを見たヘイポーは「ちょっと坂本君、ディレクターの貴方が今なんでそんな所に座ってるんですか? だから貴方はディレクターとしてパッとしないし、うだつも上がらないんですよ!」と激怒する。その後坂本ディレクターは事情を説明するも、ヘイポーは自分が勘違いしていた事を一切謝罪せず、それどころか「えっ、そうなんだ? ならいいんですけどね!」の一言で開き直った。この事についてヘイポーは、「ディレクターは舞台裏で指示を出さなければならない」と弁解し、さらに過去に先輩ディレクターから「責任者になった時には、自分の言った事を変えるな」と教えられたためにそうしたと弁明している。 テレクラ事件 テレクラで7人の女性とアポイントを取ったヘイポー。1件も取れなかった菅らに対して「全く君たちは頼りないですねぇ!! そうやって、べしゃりがダメだから仕事もダメなんじゃないですか!? お願いしますよ!!」と説教を垂れるが、ヘイポー自身の待ち合わせ場所には誰も来なかった。それどころか女性に「斉藤ですけど」と声をかけるが変態扱いされるだけで、ヘイポーはこの後1時間も女性を待ち続けていたとの事。この時ヘイポーが取ったアポイントも偽者である可能性が高い。 山田まりや事件 山田まりやが『ガキの使い』にゲスト出演した時、ヘイポーは周囲に山田の事を「この前他の番組でまりやちゃんと仕事して、馬が合っちゃったんですよ!」「やっぱりね、いい演出するとタレントさんもいい印象を持つみたいで! すごく僕の事を気に入ってくれたんですよ!」と自慢するが、山田に対して緊張していたというADに「貴方だって立派なテレビマンじゃないですか、もっと堂々としなさいよ! テレビマンって言うのはいい仕事をして、タレントさんに顔を覚えてもらうのも仕事なんですよ!」と説教までした。しかし実際は軽く挨拶をしただけで、後日山田本人はヘイポーの事を完全に忘れていた。松本らに「なんでそれをすごく仲がいい感じで言うの?」と聞かれたら「視線を感じたんですよ!」と答え、失笑を買った。 山田まりや事件2 山田まりや事件のオンエアにより、山田まりやと親しくなったと言うヘイポー。留守電に山田からデートの誘いが入っていたと周囲に自慢すると、「やっぱり、テレビによく出てると違うよなぁ」と言った菅に対して「テレビなんて関係ないですよ、これはあくまで僕の男としての魅力が生んだ結果なんです!! 全く、ガースーは分かってないですねぇ!!」と怒鳴り散らすが、実際は山田の出演するミュージカルに呼ばれただけであった。ミュージカル終了後、山田の楽屋へ花束を持って挨拶に行くが全く相手にされず、花束を持ったまま帰ってきた。ヘイポーは「デートしたい感じの声だった」と主張し、山崎から「そんな事が分かるんですか?」と問い詰められ、「分かるっさわぁ…」と噛んでしまった。 大阪キャバクラ事件 大阪のキャバクラへ行った際、「僕は東京でもNo.1だけなんですよ、No.2じゃ僕と釣りあわないんですよ!!」などと言って店のNo.1嬢を何度も指名。彼女が他のテーブルに呼ばれても執拗に呼び出し続け、「しつこい」と顰蹙を買う。周りの人間はそのことに気づいていたが、ヘイポーは最後まで自分がいい印象を貰っていると勘違いしていた。 韓国事件 韓国にロケに行く事になったヘイポー。「取材も大事だけど、せっかく韓国に行くんだから楽しんで来いよ!」と声をかけた菅に対して「何言ってるんですか、遊びで行くわけじゃないですよ! 僕は韓国で撮りたい画が山ほどあるんですからね! そういう『カット、カット』のこだわりが、ディレクターとしての腕の見せ所なんですよ! 遊んでる暇なんてあるわけないでしょ!! お願いしますよ!!」と豪語したのだが、実際に出来上がった番組はほとんどがキムチを食べるヘイポーのアップで、景色に至ってはホテルの窓から撮ったと思われるワンカットのみでほとんどが真昼間のものばかりだった。というのも実はヘイポーは、滞在期間のほとんどを風俗遊びに費やしていたのである。ヘイポー曰く「向こうのコーディネーターさんが非常に段取りの良い方で、夕方の四時くらいになると違う意味で迎えに来る」「早く行かないといい子がいなくなっちゃう」と弁明していた。 シャルル・ドゴール空港事件 1993年に浜田が受けた罰ゲーム「エビアン汲みに行く」でパリに行った際、現地のコーディネーターに「あのー、早速仕事の話で恐縮なんですけど、パリのどーんとしたカットが撮りたいんですよ! 『This is in Paris』っちゅう感じの画が! ありましたよね、この空港辺りに」と問いかけた。コーディネーターは「いやぁ、この空港付近にはございませんけど…」と訝しがるが、ヘイポーは「そんなわけないでしょ!! 僕は何度も来てるから知ってるんですよ!」と激怒する。それどころか「こんな事をしても時間の無駄ですから!! 僕が案内しますよ!!」と叫び、パリ通気取りでスタッフを連れ回した。が、実際にはヘイポーはドゴール空港とイギリスのヒースロー空港を取り違えていた。コーディネーターにその事を指摘されたヘイポーは、自分の勘違いで他人を散々連れ回した事には一切謝罪せず、コーディネーターに「何でもっと早く言ってくれないんですか、あなたそれでもコーディネーターなんですか!?」と逆ギレした。証言者の菅によるとヘイポーはコーディネーターに会って3分ほどで態度がでかくなったらしく、さらにその日の食事にも文句を言ってコーディネーターを恐縮させ、挙げ句図々しくも「ところでコーディネーターの方。フランスにもこっち関係はあるんですか?」と不謹慎極まりない事を尋ねていたという。 芸人ドッキリ事件 新人芸人を育成する番組の打ち合わせで「芸人には内緒で漫才コンクールに出場してもらい、それをスタジオでドカーっと放送する」というドッキリの企画をするも、ターゲットに「貴方達には期待してるんです、なんたってあの権威ある漫才コンクールに出場してもらうんですから!」「あの権威ある漫才コンクールですよ! で、その事を本番で貴方達に発表するドッキリを」と企画内容をうっかりばらしてしまい、仕事にならなかった。 出川哲朗事件 出川哲朗と飲みに行き、「いやあー、タレントさんたちは僕たちスタッフの宝ですよね! タレントさんがいないと番組が作れませんから! タレントあってのスタッフなんですよ!」とおだて上げたヘイポー。「僕はね、タレントさんのためならいつでも体を張る覚悟があるんですよ! 安心してくださいよ!」と言っておきながら街中で出川が若者に絡まれると、出川を守ろうとするスタッフらを尻目に一人だけタクシーで逃亡、そしてあろう事かタクシー内で「あれ? 暴力事件起きてますよ? 夜の街は怖いですねぇ!」と呟いていた。松本たちになぜその時に出川を乗せようとしなかったと問われ、「そいつらがこっちに来ちゃうじゃないですか」と答え、周囲からは笑いすら起きないほどドン引きされた。さらに出川の証言から、出川を守ろうとしたADらに「関わるな、逃げるぞ!!」と、他のスタッフも巻き添えにしようとした事が判明した。 タレント利用事件 上記の出川哲朗事件での出川の証言から明らかになった事件。自分が行きたいくせに「出川さんが行きたがってるんですよ」と言ってタレントの名前を使って、行く気が無いタレントを強引に連れて風俗店やおさわりバーに行っていることが明らかに。これは出川以外の多数のタレントが風俗以外のプライベートでも被害に遭っているとのこと。 スタジオリハーサル事件 サングラス越しに見たスタジオの照明の暗さに「何なんですか、この暗い照明は!? こんなんじゃ、テレビの収録できませんよ!!」「誰ですか、照明の責任者は!?」と照明係に激怒。わめいているところに、ADにサングラスを指摘され「明るいですねー!!」と開き直り、ディレクターが照明スタッフに謝罪している時でも「このグラサン、高かったんですよ!!」等と訳の分からない自慢はするが、照明スタッフには一切謝らなかった。サングラスを着用していたのは番組の収録がスタジオアルタで行われており、(番組で顔も知れ渡っているので)一般人に名指しされないようにしたと弁明し、松本から「こんな醜いちっちゃい男が、何をサングラスをかけることがあるんですか」と言われた。 お化け屋敷スタンバイ事件 「山ちゃんクエスト」という企画で、お化け屋敷の中で恐怖の大魔王として遠藤と浜田をビビらせることになり、大沼ディレクターから企画の段取りを説明され、「なるほどねぇ! まさか僕がお化けになって隠れてるとは思わないでしょうね、これなら浜ちゃんも驚いて見た事もない画が撮れますよ!! 僕に任せてください!!」と胸を張ってお化け屋敷の中に入るが、お化け屋敷の中と自分の目の前のお化け人形が怖くて駄々をこねだし、大沼ディレクターや構成作家・塩野らに大迷惑をかける。浜田に「大沼、あれ後輩やったら殴ってるよな?」と聞かれた大沼は「もちろんです、先輩でもちょっと殴りたかったです」と答えた。 とろろそば事件 ゴルフ場に行き、絶好調だったヘイポー。昼食時に食堂で菅らがカレーライス・とんかつ定食・サンドイッチと、ありきたりな料理を頼んだ事を聞くやいなや「あなたたちはバカですねぇ!! あれをご覧なさいよ!! 『とろろそば』ですよ、『とろろそば』!!」と『とろろそば』の張り紙を見せながら激怒。「そうです、この名物はとろろそばなんです! ここでとろろそばを食べないなんて、バカな人たちだなぁ!」などと啖呵を切り名物のとろろそばを頼むが、つゆの中にとろろを入れ忘れてしまい結局普通に盛りそばを食べていた。なお、昼食後のヘイポーはこの件で気が動転してしまったのか、それまでとは一転して絶不調に陥ったとの事。 風俗事件 菅と風俗店に行ったヘイポー。名刺を渡した菅に対して「何バカな事してるんですか、名刺って言うのは個人だけのものじゃないんですよ!! ジャーナリストとしての神聖なものなんですから!! 配っちゃダメなんですよ!!」「全く、最近のディレクターはすぐに業界風吹かすから!! 軽率な行動は慎んでくださいね、お願いしますよ!!」と主張するも、自分は名刺をバラまいてテレビマンであることを吹聴していた。その事を菅に問い詰められると「かますのが大事なんです!!」と説明したという。矛盾を指摘されると「(同僚に)持っていかれたら悔しいじゃないですか」とコメントし、失笑を買う。浜田に「自分も(名刺を)配ってるなら、自分も良い目をしてきたでしょ?」と問われると、「自分は良いじゃないですか」と棚に上げてスタジオには笑いすら起こらないほど引かれていた。 ティオペペ事件 菅と共にコンパに参加したヘイポーは、参加者の一人が来られなくなったことに腹を立てる菅をなだめ、自分は参加しないと約束したにもかかわらず女性が到着すると掌を返し、自己紹介する菅を押しのけて女性達を独り占めする。さらに菅から教わったティオペペの知識をひけらかして女性達とイチャつく。挙句「ガースー、どういう事か分かってますよね? 分かってるんなら、さっさと帰りなさいよ!!」と菅を睨み付けて帰らせ、自分だけ女性と帰っていった。しかしいきなり女性宅に直行しようとしたため、体よく振られてしまう。その時は一度自宅に帰り、再び女性宅に行くが怖くて声をかけられなかった。理由については「変な人出てきたら嫌だなと思って」と言うが、松本に「あなたが変な人でしょ」と言われた。 スッチーコンパ事件 スッチーとのコンパで他のガキ使スタッフらと共に参加したヘイポー。その中の一人の女性に金を持っている事を自慢し、買い物の約束までこぎつける。しかし前日にいきなり買い物後の同衾を要求したため、さすがに女性も困惑したのか、女性の側から「ごめんなさい、明日は親が来て家に泊まることになってるんで、買い物ができる2時間しか空いてないんですけど」と断られる。これに対してヘイポーは「なーにを言ってるんですか、何もなしで僕に買えっていう事ですか!? 確かにヴィトンのバッグを買う約束はしましたけど、それは大人の約束っていうことぐらい、あなた分からないんですか!? それなりの物を買うんですから、こっちにだってメリットがないとダメですよ!! はっきり言いますけど、ベッドインが先じゃないと買いませんからね!!」と激怒して、そのまま別れる。 空き巣事件 上記のスッチーコンパ事件の直後の証言から明らかになったもので、以前番組の収録中に「実は2、3日前に僕、空き巣に入られたんですよ」とメンバーに話していたヘイポー。しかし実際に空き巣に入られたのはヘイポーの部屋ではなく、ヘイポーの両脇の部屋だった。この事件に対してヘイポーは「実際に入られたんじゃないけど精神的には入られたも同然じゃないですか?」と言った。 電話脅迫事件 泥酔中に道端で素人とぶつかったヘイポー、相手が弱そうと見るや絡んで徹底的に罵倒する。しかし現場に名刺を落としたため、携帯に「落とし前を着けに行く」という内容の脅迫電話を掛けられ、すっかり怖がったヘイポーはそれ以後ちょっとした物音にも敏感に反応するようになってしまい、菅・小林プロデューサーを三日三晩ボディーガードとして付き合わせた。この事件の裁判の際、電話の相手(偽者)がスタジオに乗り込んでくるというミニドッキリが仕掛けられたが、あまりにもビビッていたため陪審員たちの失笑を買う。 高級ブティック事件 ブティックで女性店員に選んでもらった靴を気に入り、一番小さいサイズを頼むが、自分に合う小さいサイズがなかったのを店員のせいにして「何なんですかこの店は!? 僕みたいなジェントルマンに合う靴がないなんて、どう言う事ですか!! もう二度と来ませんよ、こんな三流ブティック!! 全く!!」と店員を罵倒して店から出た挙句、通行人に「皆さん、こんな三流の店行っちゃダメですよ〜!!」と悪口を言いふらす。これは被害にあった店員が番組スタッフとコンパをしたことから発覚した。 タクシー事件 タクシーに乗って日テレに向かう途中、女性からナンパされたことを話そうとした途端に何度も道を尋ねる新米運転手に腹を立てて「ちょっと、あなたうるさいんですよ、それでも本当にプロなんですか!? 何回も道を聞いて、よくそんなんで飯が食えてますね!! どうでもいいから勝手に行きなさいよ、このダメ運転手が!!」と暴言を吐いた挙句、料金をタダにさせる。当の本人は「プロはプロの仕事をしていただかないと」「3回に1回ぐらいはありますよ、(料金を)払わないの」「あと、ちょっと、助かるじゃん」と言い放ち陪審員をドン引きさせた。 会議サボり事件 ロンブーの番組の忘年会に出席したヘイポーは、その後に年末特番の会議があるにも関わらず、会議をすっぽかして田村亮(ロンドンブーツ1号2号)と麻雀に行った。この事件に関して亮から、事情を知らなかったとはいえどもヘイポーを麻雀に連れ出してしまった事に対する番組スタッフへの謝罪と共に『ヘイポーの方から麻雀に誘ってきた上に、「この後仕事とかないのですか?」と尋ねたら「今日明日は何の予定もありませんから大丈夫です」と嘘をついた』事を証言するVTRが届いたが、その事を問い詰められたヘイポーは「ちょっと、麻雀やりたかったんですよ」と子供の様な言い訳をして陪審員を苛立たせた。 東京大地震事件 中村や大沼から「今晩、東京に大地震が起こる」という噂を聞かされるや、ヘイポーは「大地震なんて、マスコミの作り出した噂に決まってるじゃないですか!! マスコミの噂にテレビマンが踊らされて、どうするんですか!? そんな事だからあなたたちはいつまで経ってもうだつが上がらないんですよ!!」と烈火の如く窘めるが、実はその噂を完全に信じ切ってしまっていた。すっかり怖がったヘイポーは菅を誘って居酒屋で食事。菅は翌朝仕事が控えていたが結局朝まで付き合わされた挙げ句、カプセルホテルへ泊まる羽目になってしまった。松本に「何で最初から怖いって言わないのか?」と聞かれた際、本人は「やっぱりマスコミに働いている人間の人そこはやっぱちょっとカッコつけないと」と言った。会食の最初の約30分間、ヘイポーは菅に「年収はいくら?」と執拗に質問したという。理由は「ライバルですから」。 レンジローバー事件 ある日、会議を終えたヘイポーはスタッフが運転するレンジローバーに同乗し、赤坂まで送ってもらうことに。目的地近くに到着し車を降りようとしたところ車高の高さを忘れて転倒し、電柱に頭を強打してしまいその場に倒れこむや、「もうダメだ、死ぬ〜!!」と激しいパニック状態に陥ってしまった。出血していると思い込んだヘイポーは近くの前田外科に駆け込み、「おじさ〜ん!」とシャッターを叩いたがその日は休診。やむを得ず慶應病院へ行くがただの軽傷だった。 モテモテコンパ事件 井本貴史(ライセンス)がセッティングした合コンに呼ばれたヘイポー。興味を持たれているのをモテていると早合点したヘイポーは、開始僅か5分後にもかかわらず2人の女性に「皆さんはSですか、それともMですか?」「SなのかMなのか聞いてるんです、どっちなんですか?」と激しく問い詰め失笑を買うが、ヘイポーは「笑い事じゃないんですよ! 僕と付き合う女性は、Sじゃないとダメなんです! 僕は完全に、Mなんですから!!」と発言し彼女らを引かせてしまった。実はこの合コンには黒沢かずこ(森三中)の親戚が参加していた。彼女は証人として出廷したが、ヘイポーはその事実を全く知らなかった。ヘイポーはSの女性でなければダメな理由について「M同士で話してても、しょうがないじゃないですか」と不可解な釈明をし、陪審員らの失笑を買っていた。また、自分がセッティングしたコンパをヘイポーの愚行でぶち壊しにされた井本からも「こんな下衆いコンパは初めてですよ」と怒り交じりに呆れられていた。 なお、ヘイポーの釈明の中で「先輩ディレクターに教わりました」という発言がしばしば登場するが、その教わった内容はしょうもない言い訳であるため、皆にそんな先輩ディレクターなど存在しないのではないかと疑われている。松本曰く「実在するならヘイポーより小さくて性格が悪い人間」らしい。 走り幅跳び対決 2002年に放送された松本VS浜田・山崎・ココリコ(浜田チーム)の走り幅跳び対決で、リードしていた松本へのハンディキャップとしてヘイポーが松本の代わりに跳躍を行った。しかし奇声を発しながらわずかな距離しか飛べず、ヘイポーが戦犯となり松本は敗北。松本は「早朝松本レンジャイショー」の罰ゲームを受ける羽目に。 山崎邦正に笑いの神は降りるのか? 山崎が笑いの神に見放されたことを検証する運試し企画(過去3回放送)。ヘイポーが山崎の比較対象として参加し、ことごとく山崎を上回る幸運を呼び込んだ。 世界のヘイポーお化け屋敷 2000年7月16日放送。ヘイポーがお化け屋敷でお化けとなって人を驚かせるという企画。最初に心霊スポットを訪れたのだが、自分の携帯電話の音や何も無い入り口付近などでビビり、さらに富士急ハイランドのお化け屋敷「戦慄迷宮」では、次々に出てくるお化けにビビりすぎて錯乱状態に陥った。そしてヘイポー自ら八つ墓村の田治見要蔵やねずみ男とドラキュラの姿で客をビビらすこととなったが誰も驚かず、最終的にはドラキュラ姿でおばちゃん1号に襲われるドッキリをくらった。 ヘイポー、ニューハーフになる!! 2005年10月30日放送。ある女性とデートをした際、お化け屋敷に入るときにいつもの如くビビり女性に激怒されたことから、「男よりも女の方が得だ」「女性なら強くなくてもいい」と言いだし、50歳にして女になると宣言。様々な女装をして男に対してナンパを行い、挙げ句の果てには「チ○チ○が付いているからダメなんじゃないですか? だから日本では取れないから、ヘイポーはモロッコに行きます」と言い出す始末に。しかし、成田行きのリムジンバスの中で菅から渡された手紙を読み、ヘイポーはモロッコ行きを思い留まった。この企画の元ネタは同年4月17日放送の「次長課長・河本 七変化」において、ホワイトボードに書かれていたダミー企画「ヘイポー 決意のイメチェン願望!『もうお豆なんて呼ばせない』」をアレンジしたもの。七変化のニセ企画会議用としてホワイトボードに記載されたダミー企画が実行に移された極めて稀な例である。また、この企画以来ヘイポーは女装にハマっているらしく、2006年のガキの使い新年会では女装してコンパニオン「お豆」となり登場。松本からは「(本当に)モロッコ行って切ってきたんでしょ?」とからかわれていた。 ヘイポーときめきデート 企画自体は全て台本に基づいて作り込まれたものであり、フィクションである。ただし、ヘイポーのセクハラ行為がそれに該当するか否か(台本に基づいてやっただけなのか、それとも台本に乗じて本能を出しまくったのか)は謎。ただし早稲田大学での講演によると、収録中に西川たちは「どんどん触ってきて下さいね」とヘイポーに言っていたらしく、相手の同意の上で、台本以上の事をやった可能性はある。この講演においてヘイポーは「(『ヘイポーときめきデート』が)ガキ使の企画で1番面白かった」と話している。いずれも傑作集1巻に収録。また、『絶対に笑ってはいけない病院24時』でヘイポーがMEGUMIに、『絶対に笑ってはいけない熱血教師24時』で東幹久が叶姉妹に同様のセクハラを尽くし、東には「山賊タイキックの刑」が執行されている。 西川史子 2006年4月16日放送。TBS「恋するハニカミ!」のパロディで、ヘイポーが西川史子とデートするという内容。しかし、ヘイポーはゴルフのレッスンに乗じて西川の尻を触ったり、お姫さまだっこをしたりと執拗にボディタッチを繰り返し、抱き付いたりキスを強要しようとしたりするなど、セクハラの限りを尽くし、西川はその度に激怒して収録を中断させてしまう。更にヘイポーは「謝罪文を書いて謝りたい」と謝罪文を書くが、それもまたスケベ丸出しの文章を書いて逆効果。この件が3回繰り返され、最後は西川にSMで使用するバラムチでシバキ倒されたが、ヘイポーは「気持ちいいの〜」と嬌声を上げた。なお、西川はこの時点では独身であったが、2009年に福本亜細亜と結婚(2014年に離婚)。 根本はるみ 2006年10月22日放送。ブローチを付ける際に胸を触ったり、ビリヤードのレッスンに乗じて根本に自分の股間を寄せ付けたりと執拗にボディタッチを繰り返し、ダンスの際にキスを強要するなどセクハラを尽くし、根本はその度に激怒して収録を中断させてしまう。更にヘイポーは謝りたいと謝罪文を書くが、またしてもスケベ丸出しかつ失礼な文章を書いて逆効果。最後は三角木馬に乗せられ、根本にSMで使用するバラムチでシバき倒されたが、ヘイポーはまたしても「気持ちいいの〜」と嬌声を上げた。この回から「この企画はコントです」とのテロップが表示されるようになった。なお、根本はこの時点では独身であったが、2010年に一般人男性と結婚し芸能界を引退している。 カイヤ 2007年8月19日放送。プレゼントのビキニを試着しようとする時やスイカ割りをする際、プールでおぼれて助けてもらった時など執拗にボディタッチを繰り返し、抱きついたりキスを強要するなど、セクハラを尽くし、カイヤはその度に激怒して収録を中断させてしまう。更にヘイポーは謝罪文を書くが、懲りずにスケベかつ失礼な文章を書いて逆効果。最後は手錠をかけられ、カイヤに乳首電流を流されたが、ヘイポーはやはり「気持ちいいの〜」と嬌声を上げた。なお、カイヤはこの時点では既婚者である。 夏限定! ホラー七変化 2006年9月10日放送。名物企画「七変化」のホラーバージョンで、メンバー・スタッフがターゲットであるヘイポーを恐がらせ、ヘイポーが恐がったら罰として1000円寄付というルールで行われた。だが実際のメンバーらのネタはというと、鎌が刺さったカツラ(遠藤)、ロン毛のカツラ(山崎)、しょくぱんまんの被り物(浜田)、虚無僧(田中、松本)、キョンシー(堤本)、パンチパーマのカツラ(菅)、ブリーフ一丁の少年(映画『呪怨』のパロディ)と、ホラーとは程遠いものばかりだが、にもかかわらずヘイポーはその度に半狂乱状態でセット内を絶叫しながら逃げ回った。更には、変装を終えて戻ってきたメンバーが普通にドアを開けただけで恐怖に慄き、挙句の果てには何も起きていないのに何らかの気配を感じて勝手に怯えるという始末であったが、不意に登場したキャットウーマン姿の巨乳女性にだけは「いいねぇ、コレ!」と大喜びしていた。そのあまりのビビリ加減に、松本は、同年夏の高校野球で話題となった早稲田実業の斎藤佑樹になぞらえ、「ハンカチ王子」ではなく「半泣き王子」と形容した。 ヘイポー! 一人ぽっちの大運動会 2009年10月25日放送。選手はヘイポー以外は全て幽霊で、運動会の会場並びに開始時間はさがみ湖リゾート プレジャーフォレストにおいて深夜1時の開始で行われた。傑作集2巻に収録。現場に到着すると「脅かしイヤ!」「アッハッハッハッ!!」「どうすんの?」などと奇声を発しながらメンバーの失笑を買った。種目は幽霊との二人三脚やフォークダンスなどが行われたが、ヘイポーは幽霊にビビっていた他、控室になっていたテント内に置かれたうな重や電撃殺虫機にもビビりまくっていた。さらには電撃殺虫機を暖房機器と勘違いし、割り箸で突っついてスパークさせるという呆れた一面も見せた。 ヘイポーおっぱいバレー 2010年4月25日放送。ヘイポーが映画『おっぱいバレー』を見て大林素子のおっぱいを見たさにバレーボールの試合に出場する。練習ではトランポリン、肩車、ワイヤーアクションなどを使って練習した。肩車の時は下の人にでかい態度で誘導した。その後ヘイポーは試合に出場するが、試合に敗れた挙句に最後は大林から怒鳴られ、ヘイポーはビビりまくる始末。そして、最後はメンバー達と大林から置いてきぼりにされる事となった。傑作集2巻に収録。 アットホーム企画 田舎に泊まらせていただきます! 『田舎に泊まろう!』(テレビ東京)のパロディーで2010年8月8日・15日に放送。松本は股関節唇損傷の手術のため不参加。BGM・テロップの出し方も本家と同じで、ナレーションもバカボン鬼塚が担当。ヘイポーが山形県の田麦野を訪れて民泊旅をするも、田麦野や山形名物、さらには本家にも暴言(「クソ田舎だよ」「田舎もんつめてぇぞ」「こんなもん(名物)東京だって山ほどあるわ」等)を連発、田麦野の観光名所である山寺へ行きたいと言い出し、見ず知らずの人にわざわざ車で送ってもらったにも関わらず頂上の山道が険しくて「山寺なんていらねぇよもう」と途中で下山する。隠し撮り映像では企画放棄発言や愚痴、文句ばかりを並べ、民泊交渉でも尊大に交渉する(曰く「都会暮らしの人のほうが上ですからね」)暴挙に浜田は激怒、メンバーも「別にしてほしい」と懇願、本家に出演経験がある山崎も唖然とし、ヘイポーの暴言に対して「言い方一つなんですよ!」と苦言を呈した。山崎は「『田舎に泊まろう』はハートフルな番組」と主張するがヘイポーは「どうせあんなのガチじゃなくヤラセだろ」と言い返し浜田に叩かれた。その途中、民宿は無理だが休んでいってくれという家があり、麦茶とお新香をご馳走になると「お新香まずかった」と吐き捨て、勝手に牛小屋を拝見して「くさぁ〜」と連発した。夜になると虫や犬などで叫び出し、公民館の子供達にタメ口をきかれイラつき、挙句の果てには民泊に失敗。カメラを止め全て人のせいにして逆ギレした上にホテルに泊まり、そこでペイチャンネルのカードを買う姿を目撃されてしまう。その時、ヘイポーは笑いながら「いいのやってたんですよ」と言い放ち、スタジオにいるメンバー及びスタッフが批判していた。怒りが収まらない浜田は「完結してない」と続行を要求。ヘイポーは山崎を誘うが当然山崎は拒否。山崎は「文句はやめて欲しい」と言い返すがヘイポーは「文句ダメ、敬語で言え…そんな旅出来ないですよ!」と半ギレで言い返し、浜田から「ウチの番組イメージ悪なるわ」と言われた。スタジオ収録から一週間後、暴挙の反省を促す意味を込めて番組の本来のルールである「泊まれなかったら野宿」に則り、天童高原でテントを張り1人で野宿する事となったのだが、その際ヘイポーは蚊取り線香やスタッフがわざと放した野ネズミなどにビビりまくっていた。スタッフクレジットの後、黒バックに白文字で田麦野・テレビ東京の番組関係者に今回のヘイポーの暴挙を謝罪するテロップが2週に渡って出された。 もっと見たいスパイ24時!秘蔵VTRスペシャル!! 2011年2月13日放送。『絶対に笑ってはいけないスパイ24時』では諸般の事情で放送されなかったという名目で放送された。ヘイポーがメトロ・マニラに赴き、ひったくり犯を捕まえるというミッションを受ける。「フィリピンは何度か行ったことがあるのである程度はわかる」と豪語するヘイポーはトライシクルと呼ばれる三輪タクシーでメトロ・マニラを移動するのだが、乗車の際に屋根の低さにクレームをつけた挙句に、トライシクルよりも速い速度で走行する大型車にビビりまくっていた。ヘイポーはひったくり多発地帯を現地の住民に日本語やフィリピンの公用語である英語で尋ねるのだが、もう一つのフィリピンの公用語であり、なおかつフィリピンの国語であるタガログ語しか話せない住民もいたことからなかなか通じず、最後は英語で書かれた紙を見せて尋ねる始末だった。その後メトロ・マニラのひったくり多発地帯に行くのだが、1日目のミッション終了後に堤本Dが病気になり2日目は同行するディレクターが但木Dのみとなった。但木Dはヘイポーに1人でひったくり多発地帯へ行くように促したが、ヘイポーは恐怖のあまりに但木Dに暴言を連発して、最終的には但木Dも同行することになった。ヘイポーはある病気を恐れていたためか、犬にもビビりまくっていた。最終的にはひったくり犯を捕まえることはできなかった。メンバーからは批判されていたが、ヘイポーはこれで充分だと満足。「600万円かけた」という前置きに反してあまりにも酷い出来栄えだったため、松本からは「『はじめてのおつかい』以下やな!」と評された。さらにヘイポーはマニラで風俗嬢に声をかけられて興奮していたことも発覚した他、山崎・ヘイポー・ヘイポーの友人の3人でタイ・ベトナム旅行に行った際に、タイの普通のマッサージ店においてヘイポーがマッサージ開始15分後にマッサージ店の店員に対して「スペシャルマッサージOK?」と声をかけ、店員は「NO! NO! NO!!」と言い返したものの、ヘイポーは執拗に「Oh! プリーズスペシャルマッサージOK」と返答していたことを山崎の口から暴露された。それに呆れたメンバーがフィリピンSM嬢を呼び、フィリピンSM嬢がヘイポーに対してフィリピンSM嬢ムチしばきの刑を行った。傑作集2巻に収録。 祝・演出生活30周年 世界のヘイポー芸人さん家にご宿泊〜!! 2011年8月14日放送。演出家として30年やって来たヘイポーであるが、最近は演出家としての感覚がずれているという事で、お笑いコンビCOWCOWの山田與志一家(與志・妻・6歳の長女・4歳の長男の4人家族)の家に一泊して、最近の芸人が何を考えているかを学ぶ。だがヘイポーは子供と動物が嫌いで、子供達とたどたどしく接する、山田が飼っているペットの犬と猫に拒否反応を示し、タバコを吸うために行ったスタッフルームで愚痴を連発する。挙句の果てには、ヘイポーがせっかく妻が作った夕食をペットの居る所では食べられないとスタッフルームへ逃げてカップラーメンで夕食を済ませる、お風呂では体を流さずに湯船に入り、後から入ってきた長男を2度も泣かせ、風呂場のCCDカメラにお湯を掛けてはいけないと言っておきながら、ヘイポー自らCCDカメラにお湯を掛け、その様子を覗いていた長女を呆れさせる等して、呆れ果てたメンバーから総ツッコミを受ける。ここまでならいつものヘイポーで終わってしまうが、山田の家族と触れ合っていくと次第に心変わりが生じ、積極的に子供やペットともスキンシップをとり、スタッフルームでも肯定的な発言に変わった。更に寝る時も犬と一緒に添い寝し、翌朝は山田の家で普通に朝食を取り、子供達に見送られながら山田の家を後にした。VTR終了後、ヘイポーは子供達の事を思い出して思わず「かわいい〜!!」と絶叫して涙するという、ヘイポー企画では異例の終わり方となった。傑作集5巻に収録。 COWCOW與志家族とキャンプの旅 2011年9月11日放送。前回COWCOW山田一家に一泊して、嫌いだった子供やペットに対し心変わりしたヘイポーの姿が、放送後に大きな反響を呼んだことから第2弾が企画された。冒頭では、ヘイポーがプライベートで長女にニンテンドー3DS、長男に自転車を贈っていた事が明かされた。今回はヘイポーが山田一家と一緒に、茨城県のやすらぎの森へキャンプに行くことに。キャンプ場に着くと、今回泊まるコテージにヘイポーと子供達は大興奮し、その後は川遊び、昆虫採集、夕食で子供達と一緒に焼きそばを作る、ホタル見物に行くなどして子供達と触れ合った。そこで川遊びの際、胸に出来たをオデキを女性視聴者に見せたくないから肩を脱臼したと嘘をつく、ホタル見物では、極度に怖がるヘイポーに長女が激怒して中止になるなど(就寝時に仲直り)、いつものヘイポーを見せつつ、子供達やペットとスキンシップを取るなどの姿を見せた。だが、初日の昆虫採集でカブトムシを採る仕掛けを仕込み、翌日採れたカブトムシをめぐって姉弟ゲンカとなり、そのせいで長女がへそを曲げてしまう。重い空気を変えるべく、朝食時にヘイポーがサプライズとして、事前に長女が好きと聞いていたAKB48のメンバーである大島優子の直筆サインをプレゼントしようとするが、へそを曲げている長女が「あっちゃん(前田敦子)の方が好きなの」と言い出し、終いには駄々をこねて泣き出してしまい、ヘイポーを困惑させた。その後、與志の妻の説教やヘイポーの説得で、長女は最終的にプレゼント(大島のサイン・写真集・シール)を受け取り、ヘイポーにお礼を言った。子供たちとのお別れの際には長男とはキス、長女とはハグをして帰って行き、前回と同様、心温まる終わり方となった。VTR終了後、子供達の事を話すヘイポーのキャラクターが変わり、松本に「それ何人目の人格なんや?」と突っ込まれた。傑作集5巻に収録。 ヘイポーの未来を変える女性ベスト30 2011年11月27日放送。楽屋で浜田・山崎・ココリコが談笑していると松本が入って来る。そこで松本が、ヘイポーがスティーブ・ジョブズに扮装、更に「これから未来の話をしよう。」と書かれた招待状を見せる。前述のCOWCOW山田の家族との触れ合いから、結婚して家族を持ち、これからの未来の事を本気で考えるようになったという。そこでメンバーを別室に呼び、ヘイポーがジョブズの扮装でiPadを持ち、おふざけ一切無しの本気で結婚したい女性ベスト30をジョブズ張りのプレゼンで発表した。その中で、30位の鈴木京香を東北の女性が好きという理由で選ぶも、26位の安田美沙子は京都弁が良いと、言っている事が矛盾している、iPadを上手く操作できないなどのいつものヘイポーを見せつつ、女優・アイドル・グラビア・アナウンサー・女芸人といった様々なジャンルの女性の名前を挙げ、第1位は森下千里であったが、理由が前に森下と仕事した際にパンツを見せてくるからという有り得ない理由を挙げ、浜田から苦言を呈された。更にヘイポーは森下のマネージャーの協力で、森下を番組の打ち合わせと称して楽屋に呼び、婚姻届を持参して森下に本気のプロポーズをすると宣言し、メンバーはその様子をモニタリングする。森下とは、ヘイポー曰く仕事で7〜8年前に会った事があると言っていたが、森下に「初めまして」と言われてしまう。その後ヘイポーは森下に本気で照れてしまい、プロポーズを切り出せずに20分以上もダラダラと話し込んで森下を困惑させる。その反面、ヘイポーのどうでもいい話に嫌な顔を見せず付き合う森下にメンバーは好感を持つ。そして業を煮やしたメンバーは楽屋へ向かいヘイポーをツッコみ、森下に今回の企画説明をした。 小籔のヘイポー叩きなおし旅~!! 2012年7月1日放送。2012年3月の「着ぐるみトーク」にて、小籔千豊が「ヘイポーが情けなくてイライラした」という理由でヘイポーの人間性を見極めバンジージャンプをさせるという企画。ロケ地は群馬県。しかし、ヘイポーは「人も大していない」と発言し小籔はドン引き。最初にバスで牧場に着くと「臭い、糞の匂いがする」「気持ち悪い」などと暴言を連発。移動の前に休憩を取る中ヘイポーは女性の後輩スタッフに対しロケの内容を教えてくれない事における不満を連発した。昼食をとるため近くのお店に寄るが、食事中に「美味しいけど量が多い」と小声で文句を言いつつ食べていた。「食べ方汚い、箸の持ち方悪い、よくこぼす」と小籔がコメント。次はラフティング(川下り)をやることに。小籔の着替えに時間がかかるため女性客がヘイポーのファンを装い声を掛けてくるドッキリをして、ヘイポーの本性を垣間見た瞬間を捉えた。最終的にはバンジージャンプを決行したがヘイポーはリタイアし代わりに小籔がバンジージャンプした。そして、ヘイポーは前田(AD)も出来なかったと納得いかず、小籔も続行を諦め車に戻った。ヘイポーは「もっと低い位置(3m)なら飛べる」と発言した。それに対して松本に「演出家としてそれはオモロイのか?」と返された。傑作集3巻に収録。 一体何が起きた!? ヘイポーのサウンドリアクションクイズ~!! 2012年9月16日・23日放送。タイトルの通り、ヘイポーの声だけを聞いてその時ヘイポーに何があったかを当てるクイズ企画。MCは浜田で、残りのメンバー(松本、山崎、ココリコ)が解答する。ロケ地は富士急ハイランドとキャンプ場。現場入り前から早速スタッフに不満を漏らしたり、心臓の弱さを理由にゴネたり「番組なんて成立しなくていいもん」などと身勝手な暴言を連発したり、キャンプ場での収録に至っては何もない所でも叫び出す始末であった。優勝したのは山崎で、賞品はヘイポーの絶叫の録音が入った目覚まし時計であった。傑作集3巻に収録。 浜田は許してくれるのか!? ライセンス藤原 誠意のみそぎ決行~!! 2013年6月16日・23日放送。浜田の50歳の誕生日企画でライセンス藤原が泥酔して浜田や若手ディレクターを「お前」呼ばわりした失態の反省の意味を込めての罰ゲーム。ヘイポーが赤ちゃん(ポーちゃん)になりきり、その世話を藤原が1泊2日でするというもの。途中でミルクやオムツ等の指示が出たら、その通り従って生活する企画なのだが、ヘイポーが愚痴を言ったりルールを無視するなど藤原やスタッフに迷惑をかけた結果、メンバーや藤原は何も美味しくなく、浜田は「藤原どうこうじゃなく、ヘイポーがムカつく」と発言。傑作集4巻に収録。 本邦初公開 笑ってはいけない地球防衛軍24時 宇宙人生体実験映像~!! 2014年1月12日放送。昨年大晦日に放送された、「絶対に笑ってはいけない地球防衛軍24時」の収録で使われなかった未公開のVTRをスタジオメンバーが鑑賞するという企画。そのVTRというのは「ヘイポー星人」という宇宙人に扮したヘイポーを暗い部屋に1時間以上閉じ込めるだけのものであった。傑作集5巻に収録。 世界のヘイポーマジ嫁探し 2015年4月5日・12日放送。ヘイポーは約1年間体調不良のためダウンしていたがカムバック。松本が「今日から(放送が)30分ずれるんでこんなんでええかなと思って」と言って企画が始まる。そんなスタジオからヘイポーが約1年ぶりに登場。ロケ地は箱根でデートの相手はニッチェ近藤、アジアン馬場園、梅小鉢高田。ブローチをプレゼントしたが昼食の食べ方が悪く、3人はドン引きとコメント。夕方、公園に行きアトラクションに挑戦するがヘイポーの悪い癖が出てしまいスタッフに文句や説教をした。夜になると3人の中から1人選ぶようにしろと言われ、ヘイポーは梅小鉢高田を選ぶも結果は失敗。理由をつけてヘイポーは納得したらしい。 ナダル罰ゲーム! 世界のヘイポーと男二人旅~!! 2018年9月30日放送。コロコロチキチキペッパーズ・ナダルが9月16日・23日に放送した24時間ロングインタビューにて遅刻や嘘などの醜態を晒したため罰ゲームとしてスタジオにて「違うタイプのダメ人間」ヘイポーとの一泊旅行を提案される。早速ヘイポーは移動車のスズキ・ジムニーを「ショボすぎ」と文句を言い出した。二人旅の車内では聞くに堪えない下ネタやナダルの俳優・芸人批判で意気投合し盛り上がっていたが、第1の目的地マザー牧場では動物のエサやりにチャレンジしたものの、動物好きのナダルは動物たちと積極的に触れ合っていたが、動物嫌いのヘイポーは「怖い怖い」と連発し動物から逃げ回る有り様。ヘイポーの様子にナダルも苛立ちを募らせていき、マザー牧場を出る際ナダルは朝ライブの稽古があるのにも関わらずヘイポーとキャンプ場に一泊することに怒っていた。
※この「世界のヘイポーシリーズ」の解説は、「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!の企画」の解説の一部です。
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