コサキンソング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 06:38 UTC 版)
「コサキンDEワァオ!」の記事における「コサキンソング」の解説
コミックソング、「あまり聞かれない何だか妙な歌」、「意味不明な歌」、「おかしな歌」、「有名人の意外な歌」、ヒット曲であっても聴き方によって珍妙に聞こえる歌などを「コサキンソング」として紹介している。意味ねぇCD大作戦では、これら「コサキンソング」が使用されることが多い。2004年にブレイクした松平健の『マツケンサンバII』や1987年にブレイクした吉永小百合の『奈良の春日野』なども、ブレイクする以前から紹介していた。 『伊集院光 日曜日の秘密基地』(TBSラジオ)の「おバ歌謡」や『伊集院光とらじおと』(TBSラジオ)の「あれなレコード あレコード」、『赤坂泰彦のミリオンナイツ』(JFN系)の「うさんくさいポップス」や『山下達郎のサンデー・ソングブック』(JFN系)の「珍盤・奇盤特集」など、コサキンソングと同様のコンセプトを持つコーナーが多数存在する。これらの企画で紹介された楽曲の中には、「コサキンソング」で紹介された曲も多い。 香山リカ、いづみ、わたる「リカちゃんトリオ」元祖コサキンソング。リカちゃんのボーイフレンドがまだ「わたる」君だった頃の歌。『欽グルス』時代は、テレホンサービスの「リカちゃん電話」のセリフをコサキン風に変える投稿コーナーのテーマ曲だった。途中から「さぁ今度はあなたの番よ」というセリフでカラオケも挿入されている。まだハガキ職人だった有川周一が、番組でこの曲を執拗に紹介をし続け、やっとの事で紹介してもらえたという逸話がある。 2020年1月3日放送の特別番組『令和に復活♡ぼくたち『コサキンDEワァオ!』です、ワァオ!』でも流された。 香山リカ「リカちゃんのタンゴ」番組初期のコサキンソング。子供ならではのヒステリックな歌唱法が話題となった。 香山リカ「リカちゃん音頭」「あんまん、肉まん、サラリーマン」など、リカちゃんとは無関係の単語を適当に並べた歌詞が話題となった。この曲を歌っている香山リカは「リカちゃんトリオ」「リカちゃんのタンゴ」を歌ってる香山リカとは別人。 高田浩吉「大江戸出世小唄」番組初期のコサキンソング。高田の歌手デビュー曲(1935年発売)であり、コサキンソングとしては最古の音源である。異様に上ずった声の歌唱が話題を呼んだ。 バーブ佐竹「青いゴムゾーリ」番組初期のコサキンソング。シングル「星が云ったよ」のB面曲。この歌の替え歌だけで1コーナーあったほどの人気だった。歌詞にちなんで、由比ヶ浜(神奈川県鎌倉市)で、青いゴムゾーリを海岸に向かって投げるイベントも行われた。「青い〜」の部分をあおい輝彦として、CD大作戦で多用されていた。バーブ佐竹自らが「シナトラオ」というペンネームで作曲しており、番組では当初、歌手名をシナトラオとして紹介し、その正体をリスナーに探らせる“シナトラオクイズ”も行われた。 小林旭「アキラのホイホイ節」番組初期のコサキンソング。 舟木一夫「夏子の季節」最後の「夏子 夏子 すばらしい〜〜〜〜〜」の長いブレスに「歌い終わるまでにカール・ルイスが100m走り終わる」といわれていた。舟木の歌では「只今授業中」「渚のお嬢さん」「太陽にヤァ!」等、多くの楽曲がコサキンソングとして取り上げられた。 萩本欽一「山に登れば」(作詞/作曲・萩本欽一)コサキンの師匠格である「大将」が歌った曲。素朴な歌い口と「山に登れば水虫踏んだ」からの全般にわたってシュールな歌詞が印象的だった。 坂上二郎「学校の先生」その「大将」の相方である「二郎さん」の大ヒット曲。CD大作戦では「二郎さん、付き人剛州を語る」として、曲のセリフ部分が使われ、剛州は「(芸能界を辞めて)今では運送会社に勤めている」ということにさせられた。 吉永小百合「奈良の春日野」後に明石家さんまがこの曲を取り上げたことで話題を呼ぶ。多方面で知られるようになってからは、コサキン内でこの曲がかかることは少なくなった。 吉永小百合とロイヤル・ナイツ「うどんの唄」映画『うず潮』の挿入歌。シングル「瀬戸のうず潮」のB面曲。メインの歌唱はロイヤル・ナイツの担当で、吉永は間奏部分で台詞を語っていた。 こまどり姉妹「涙のラーメン」上記の「うどんの唄」と対比されるかの如く放送されていた。 万里れい子「太陽がほしい」冒頭の「欲しい、欲しいぃ~」という絞り出すようなボーカルや、最後の「ソルカリエンテェ~」という歌詞が注目され、CD大作戦でも多用された。ソルカリエンテ(sol caliente)はスペイン語で「灼熱の太陽」を意味する。 トーマス・オマリー「六甲おろし」アルバム『オマリーのダイナミック・イングリッシュ』収録曲。片言の日本語にも味があるが、音程の著しい外れ具合とそれを意に介さない生き生きとした歌唱が特に話題となった。 王貞治・本間千代子「白いボール」王の実直な(抑揚のない)歌唱に注目が集まり、番組内で「グラウンドの棒読み」というキャッチフレーズがつけられた。 ジャンボ鶴田「ローリング・ドリーマー」鶴田の入場テーマ曲の本人歌唱バージョン。鶴田の実直な(抑揚のない)歌唱に注目が集まり、番組内で「リングの棒読み」というキャッチフレーズがつけられた。 近藤正臣「雪が降る」シングル「明日は今日より暖かい」のB面曲。歌唱よりも、近藤が彼独特の情感を込めた語り(「寒い…凍えてしまう…」など)の箇所が注目され、リスナーの心をわしづかみにした。 2021年1月3日放送の特別番組『令和に復活!コサキンDEワァオ!です、40周年です!ワァオ』でも流された。 野際陽子「非情のライセンス」ドラマ『キイハンター』主題歌。元夫の千葉真一が歌ったバージョンも放送された。 クレオとパトラ「タバコの煙りはきらい」絶世の美女として知られる古代エジプト最後のファラオ・クレオパトラ7世の名を歌手名に冠した女装の男性デュオ。ヒッピー・ムーヴメントとムード歌謡と中性的な妖しさを融合した怪作。 布施明「ときめき」(主に2番)、「愛は不死鳥」特に「ときめき」において、ラストの布施が魂を搾り切るような熱唱が、コサキンの二人から「最近はこんな風に熱唱する歌手っていなくなっちゃったよね」と評価されていた。後に『星野源のオールナイトニッポン』にコサキンがゲスト出演した際の関根の証言によれば、関根がこの曲について布施本人に訊いたところ、布施は「あの頃はねぇ、誰にも負けたくなくて必死に歌ってねぇ…バカみたいだよねぇ」と語ったという。 杉良太郎「君は人のために死ねるか」杉主演の刑事ドラマ『大捜査線』の主題歌。杉本人の作詞であり、コサキンでは歌詞の一部から「ポリスマン」と呼ばれていた。現代向けの曲でありながら、杉が歌う時代劇の主題歌同様にべらんめえ口調のビブラートを効かせた演歌調で歌っている。杉の曲では「すきま風」「幸せホテル」「男よ」「マイ・ウェイ」 も放送された。 細川俊之・中村晃子「パローレ・パローレ(あまい囁き)」メインである中村晃子の歌唱にはほとんど触れられず、細川の「もっとよく見せて…」「本当の気持ちさ…」「僕はまだおしまいまで読んではいないんだよ…」といった甘い声で囁く台詞ばかりが注目され、CD大作戦でも長年にわたり使用され続けていた。 シャルル・アズナヴール「イザベル」曲中盤での、ハイテンションでほとんどあえぎ声のような「イザベル!」の連呼部分が多くのネタに使われた。 美川憲一「スカーレット・ドリーマー」(作詞・小谷夏、作曲・都倉俊一)ロック調のビートと和風テイストが織り交ざった、美川らしからぬ一曲。曲最後の「玉姫様のように〜」という歌詞と「あ゛ぁ〜」というため息が主に使われる。コサキンソングの投票コーナーである「コサキンベスト5」でランクインした際は、サビと最後の部分しか放送されなかった。 ピーター「人間狩り」「傷だらけのローラ」を彷彿とさせるリズムアレンジ、ピーターのドスの利いたボーカル、アバンギャルドな歌詞の三つが違和感なく入り混じった珍曲。小堺がピーターに会った際にこれを歌ったところ、ピーターからは「よく覚えてるわねそんな曲!?」と言われた。 中井貴一「君はトロピカル」「リタ・デ・ジャネイロ」(2曲とも作詞・安井かずみ、作曲・加藤和彦)「君はトロピカル」は、サビの最後に繰り返される「わっはぁ〜ん、あっはぁ〜ん」という絶叫とも擬音ともいえない気だるい歌詞が、リスナーに衝撃を与えた。「リタ・デ・ジャネイロ」は曲中のブレイク部分での「リィ〜タァ!」という脱力したシャウトが使用されていたが、ネタに使用される回数は「わっはぁ〜ん」の方が圧倒的に多かった。中井のファンである大石恵がゲストに来た時にこの2曲を聴かせたところ、「いや〜、イメージが…」「ショックですー」とネガティブな反応を示した。 石黒賢「君にミステイク」石黒の爽やかなキャラクターとは対照的に、棒読みの歌い口が注目された。『コサキン快傑アドレナリン』時代に行ったコサキンソングの人気投票で「君はトロピカル」を抑えて2位を獲得。しかし、石黒にコメントを求めたところ、当然の反応であるが不快感と困惑を隠していなかった。 三浦洋一「ギヤを入れろよ」ファーストシングル「勲章」のB面曲。男らしくもたどたどしい歌い口や「ちょっとちょっとちょっと! ちょっとキツイんだよ!」というサビがリスナーの心を掴み、上記のコサキンソングの人気投票で1位を獲得。しかし、三浦からはコメントを貰う事が出来なかった。三浦の逝去後は、番組のポリシーにより取り上げられなくなった。 海道はじめ(坂越達明)「スナッキーで踊ろう」(作詞・三浦康照、作編曲・船村徹)プリマハムより発売されていたフランクフルトソーセージ商品「スナッキー」のCMソング。過剰に掛けられたエコーが、まるで地底からの叫び声のように聞こえることから、番組で話題になる。坂越は静岡県清水市(現在の静岡市清水区)出身の民謡歌手で、反響の大きさから番組内でわざわざ船村徹に電話をしたのに続き、自らゲストに登場。コサキンのメンバーと同作を歌った。船村と坂越によればバックコーラスをつとめたスナッキーガールズには吉沢京子、小山ルミがいたという。後にNHKで1994年3月21日に放映された『ナイトジャーナル』で、この楽曲の顛末が明かされた。 マリア四郎「もだえ」「うそでぃぇーもいぃーかぁーら、あいさぁーれー、たいのー」という歌いだしがどうにも形容出来ない歌い方で、特に小堺のツボにはまった。ジャケットを見る限りでは若い頃の田村正和のような端正な顔立ちなのだが、歌い方がコサキン用語で言う「ナヨッとしたホゲ声」で、もの凄くギャップがある。CD大作戦では、最後の「ンもだえるぅ〜」の部分が頻繁に使用されていた。 2020年5月24日放送の特別番組『令和に復活♡コサキンDEワァオ!です、ワァオ!!』でも流された。 ルー大柴「俺がルー大柴だ!」「YOKOHAMA」「イマジン」「甘い囁き」微妙に音程がずれていたり、歌っているうちに吹き出したりしたことから、番組内では「ヘタウタ」と呼ばれていた。 石田純一「ジゴロ」ゲストで登場した本人が「調子に乗ってました」と反省するほど軽い調子のボーカル。 関根が『坂下千里子のビューティーお先です!』にゲスト出演した際、この曲をリクエストした。後日、『ダウンタウンDX』の視聴者投稿コーナーで、その放送を聴いたと思われるリスナーの「石田さんがこんな曲を出していました」という趣旨のハガキが紹介され、スタジオの笑いを誘う中、関根はともにゲスト出演していた石田に「(曲)かけてるだろ!」「そこ(コサキン)がかけるからだよ!」と突っ込まれた。 C.W.ニコル「SHOJI船長」捕鯨船の船長の優しさをカントリー調で歌い上げる。終盤に「せんちょぉ〜〜〜〜〜」と叫ぶ辺りがCD大作戦で使われた。 増位山太志郎(10代目三保ヶ関親方)「そんな女のひとりごと」「けい子」当時、歌手としてヒット作を飛ばした力士。ただし、コサキンの世界では過去の栄光は関係なく、小スケベ声と称される甘い声だけがネタにされた。特に関根はこの歌声を不快に感じたらしく、「(「けい子」を聴いて)相撲の稽古でもしてろよ!」「歌は上手い、声も甘い、そして、小スケベ。いや、大スケベだ!」と放言していた。「そんな女のひとりごと」では「真樹さんの紹介で」や「奈美さんに叱られる」等の歌詞が多用された。 島津ゆたか「ホテル」増位山同様、小スケベ声がネタとして使われる。こちらは増位山とは違い関根がぼやくようなことはなく、番組のイベントに島津がゲスト出演したこともあった。 あべ静江「みずいろの手紙」曲冒頭のセリフがCD大作戦のネタに多用され、決まってコサキンが「昔は綺麗だった」とフォローする。 藤波辰巳「マッチョ・ドラゴン」藤波の入場テーマ曲の本人歌唱バージョン。その素朴で豪快な歌唱を番組では「幼稚園児が歌っている」と評したが、本人がゲスト出演したときにはさすがにそれを言及できなかった。曲中のギターの音から「チョワヨ〜ン」とも呼ばれている。 「抹茶ヨウカン」上記の「マッチョ・ドラゴン」をリスナーが替え歌にして投稿した楽曲。リスナー作品には他に「お下劣高校校歌」(曲調はPL学園校歌に似ている)「ボウズ」(原曲は小堺の「With」)「イヌフグリのつぶやき」「スケスケ小唄」(以上の2作品はオリジナル曲)などがあった。 野坂昭如「YWCA」「YMCA」(西城秀樹がカバーした「YOUNG MAN」)の替え歌。ライブ音源で、手拍子をする際、マイクを叩く音(実際はフットドラムの音)まで入っている。野坂の歌い方がまるで酔っぱらいのようで、バックコーラスとすら合っていない。もっと言えば、女性コーラスグループが歌っている所に酔っぱらったおじさんがステージに上がってきて、歌に絡んできているようにしか聞こえない有り様だった。ネタとして『火垂るの墓』(高畑勲監督のアニメ映画)を見て感動している所に「でも、この物語の原作者は後にこんな歌を歌ってるんだよ」とこの歌を聞かせ、感動を台無しにさせるのがコサキン通の楽しみ方とされていた。 風間杜夫「ララバイ・ロックンロール』TBSテレビ『ザ・サスペンス スクープを追う女』の主題歌。サビの「ララバイ 今夜 愛し合っても」の「愛し合っても」が、小堺には「アリッシンッ」とシャウトしているように聞こえ、サビの終わりの「夢さBad night、ワァオ!!」という絶叫が「吼えザル」と呼ばれたことで、「吼えザルの歌」と言うサブタイトルが付いた。 国広富之「キープ・オン・ダッシング」TBSテレビ『ぼくらの時代』の主題歌。「君にミステイク」などと同様に、棒読みで抑揚のない歌唱が注目された。コサキンでは題名を「ダンシング」とよく間違えられた。 原田芳雄「iigusa」(作詞・桃井かおり)シングル「レイジー・レディー・ブルース」のB面曲。一時期、関根のものまねネタとなる。原田の歌声の一節ごとの語尾に強烈かつ妙なビブラートが効いている。特に「言い草がぁぁぁぁぁ」のビブラートの部分はCD大作戦で多用されたが、コサキンの二人からは「原田さん喋る声はあんなに素敵なのに」「UFOの飛ぶ音」「怪光線」などと散々な言われようだった。 杉浦直樹&石立鉄男「女嫌いのバラード」杉浦・石立共演のドラマ『さらば女ともだち』の挿入歌。デュエットソングであるにもかかわらず、杉浦と石立の噛み合わなさっぷりが聴きどころ。お互いに歌を合わせる気がまるで無い為か、サビの終わりの部分が「女嫌いの〜、バラードド〜」と聞こえてしまう。この曲も、石立の逝去後は番組内で取り上げられなくなった。 冠二郎「炎」「ムサシ」「バイキング」1992年大晦日の紅白歌合戦を観ていた関根が、「アイアイアイライク演歌」と演歌なのに英語の歌詞が入る「炎」を絶賛。ゲスト出演した冠は「自分をホイットニー・ヒューストンだと思っている」などと発言し、ユニークなキャラクターからコサキンの「アニキ」の一人に名を連ねた。これをきっかけに冠はネオ演歌シリーズを確立する事となった。 若林豪「ずるいよ」『コサキン快傑アドレナリン』時代に放送された、無臭ニンニクを用いた健康食品のCMソング。元々のCMには歌がなかったが、若林の「ずるいよ、こんなものがあったなんて」「(電話番号の語呂合わせで)ニンニクサイコーとご記憶ください」という台詞を交えた、渋さとお茶目さに溢れるCMがリスナーに大好評だったため、スポンサー側がそれに応えるべくCMソングを制作した。 高英男「男と女」日本屈指のシャンソン歌手である高によるシャンソンの定番曲。何回もリフレインされる「ダバダバダ、ルバダバダ」という歌詞のしつこさや、「聞えルバダバダ」「トワ・エ・モァバダバダ」といった無理矢理な訳詞がネタにされた。 美谷和枝「人生は過ぎゆく」シャンソン風の曲調だが、サビがどうしても「ラビさんが、ラビさんが好きなのにどうして」と聞こえてしまうことで話題になった。最後の、恐怖さえ感じさせてしまう「行かないでェ!!」という叫びも聴きどころ。 奥村チヨ「抱擁」妖艶さ全開の曲調で、コサキンおよび男性リスナーを「オギオギ(コサキンにおける、性的興奮を表す擬音)」させまくった。 岸本加世子「あゝ落ちる」(作詞・なかにし礼、作曲・都倉俊一)「抱擁」同様のオギオギソング。歌というよりほとんどが岸本の語りで、冒頭の「落ちる…落ちるぅ〜」の絶叫が聴きどころ。Part1がレコードのA面で、そのB面がPart2という構成だった。小堺の番組中での発言によれば、小堺が岸本と会った際に曲冒頭のフレーズを囁いたところ、恥ずかしがりながら「やめてよ〜!」と言われたとのこと。 他にもオギオギソングには、辺見マリの「経験」、杉本エマの「エマニエル夫人」、應蘭芳の「痛い痛い痛いのよ」などがあった。 イルカ「なごり雪」コサキンでは、歌詞の「(なごり雪も降る時)を知り〜」を「お尻〜」として使われるなど、「オケベネタ」としてCD大作戦で多用されていた。 間下このみ「キャベツ畑の子供たち」当時海外で流行し日本でも話題を呼んだ幼児向け玩具「キャベツ畑人形」にインスパイアされる形でリリースされた迷曲。実際は、間下を始めとした数人の子供たちにより歌われた。間下の幼児ならではの無駄に元気な歌唱法に唖然とさせられた。 ジ・アーズ「午前2時」『スーパーギャング』時代、午前2時の時報を過ぎるたびに、決まってこの曲のサビ部分(または小堺が真似たもの)が流れた。 水前寺清子「ありがとうの歌」TBSテレビのホームドラマ『ありがとう』のテーマ曲。コサキンではドラマとは関係なく、映画の想い出(という建前のナンセンス長文ネタ)を紹介するコーナー「想い出のスクリーンミュージック」でのオチとして多用された。 藤木孝「24000のキッス」歌声が小堺がはしゃぎ気味で歌っているように聞こえたため、最初に放送されたときは歌手名を小堺一機、曲名は「体育倉庫で24000のキッス」として紹介された。 大杉久美子&大杉恵麻「すきすきうさこちゃん」大杉親子によるノベルティ・ソング。恵麻(リリース当時3歳)の無垢な歌唱が聴きどころ。番組側ではコサキンソングとして仕掛けたかったが、リスナーの反応がほとんどなかった。後年、CD大作戦で「加藤剛さんの本名」等のネタに使われた。 能瀬慶子「アテンション・プリーズ」(作詞・喜多條忠、作曲・浜田省吾)小堺曰く「ピアノで出せない音」「譜面に起こせない音」。「あーてんしょんぷり〜ぃ〜ぃ〜ぃ〜」と歌っている部分が使用された。 大場久美子「エトセトラ」「ディスコ・ドリーム」「スプリング・サンバ」小堺曰く「(度が)合わない眼鏡をかけてるような音程」。 松平健「お嫁サンバ」「マツケンサンバ」シリーズいずれも松平の舞台公演で歌われたもの。1988年に紹介された「お嫁サンバ」は郷ひろみのヒット曲をカバーしたものだが、イントロでの「イェイ!」というつかみや妙にノリの良い松平の歌いっぷりが、当時の彼のイメージとのギャップを生み話題を呼んだ。また、同時期に紳士服のコナカのCMで松平が見せた“サイドステップ”の振り付けも、松平の人気に拍車をかけた。 その11年後の1999年には、「イントロがやたら長い曲」として「マツケンサンバ」シリーズが紹介された。「マツケンサンバ」が最初に紹介された当時は番組内で話題に上るのみだったが、後に他媒体でも紹介され、特に「マツケンサンバII」は2004年に一大ブームを巻き起こした。結果的に「マツケンサンバ」は、コサキンがいち早く目を付けた後に大ヒットとなった稀有な例となった。 細川俊之「小倉百人一首」歌ではなく朗読作品。大学生協で販売されている情報をリスナーが投稿し、瞬く間に人気を博した。ネタとして放送される際は、一首丸ごとや歌の一部分を切り抜いたり、他のコサキンソングと組み合わされたりなど、CD大作戦の素材として使い勝手が良かったためか頻繁に使用されていた。細川の甘くダンディな声による真面目な朗読と、そこから作られたネタのバカバカしさとのギャップの大きさがリスナーを楽しませていた。 西城秀樹「激しい恋」CD大作戦では、イントロでの「ピキュンピキュン」というSEが「オケベな何か」を連想させるらしく、多用された。 水木一郎「マジンガーZ」、「ぼくらのバロム・1」、「おれはグレートマジンガー」かつて営業で水木と一緒になったコサキンは、ヒーローソングの巨匠である彼も、流石に曲中の雄たけびに照れを見せていたことを覚えていた(詳細は「ラビーの替え歌」を参照)。その後水木はゲスト出演し、数々の「雄たけびソング」や知られざるバラードを披露した。コサキンやリスナーには「アニィ」と慕われていた。水木も番組25周年記念イベント、放送終了記念イベントで「『雄叫び』『絶叫』というのはコサキンから始まった」という趣旨の発言をしていた。 ささきいさお「戦え!ポリマー」(アニメ『破裏拳ポリマー』主題歌)、「恋にいのちを」、「好きにならずにいられない」、「GIブルース」、「MAZINGER Z」(『マジンガーZ』英語版)「恋にいのちを」ではその歌い声から「二代目林家三平」(初代の声に似ているために名づけられたもので、初代の次男である2代目とは無関係)と名づけられた。「GIブルース」は歌詞の「ドイツの料理」が「オケベな何か」を連想させるらしく、多用された。「戦え!ポリマー」では間奏でささきが放つ擬声語「ガーン、ガーン、トリャ〜ッ!」の部分がCD大作戦でよく使われた。冠二郎、水木一郎とともに、コサキンの「アニキ」と称された一人であった。 平尾昌章「星は何でも知っている」平尾がロカビリー歌手時代に歌った大ヒット曲。CD大作戦では平尾がだらしなくしゃべるセリフ部分(「きっと、きっと、嬉しかったんだよ…」など)が多用された。 西郷輝彦「真夏のあらし」「涙をありがとう」CD大作戦では、「真夏のあらし」の間奏でのセリフ「(この恋は〜)ワァオ!」や最後の「イェイイェイ、ヤァー!」が多用された。概要節の記述にもあるように、終了まで15年続いた番組タイトル『コサキンDEワァオ!』の元ネタである。 藤島桓夫(ふじしまたけお)「若い元気なお相撲さん」小堺はある時「桓夫(たけお)」の読み方をど忘れして「藤島…さん」と紹介し、以降ネタとされフルネームで曲紹介されることは殆どなくなった。藤島桓夫は「月の法善寺横町」のヒット曲で知られる演歌歌手で「若い元気なお相撲さん」はそのカップリング曲だった。CD大作戦では、サビの「若い元気なオス」と区切ったものが「ムックンの代々木上原武勇伝ネタ」等として多用された。 喜美正二郎「すずらん通り」「昼も夜も眠れない」喜美は本業はトラック運転手で、100万円貯まるとレコードを自費出版していた、いわゆるインディーズの歌謡曲シンガー。番組にゲスト出演した事もあった。「ノドに扇風機が入っている」と例えられた、何とも表現しがたい強烈なビブラートと、「すずらんの花が咲いていた〜ぅ」「誰か僕の“う”愛を~」などと語尾の韻を“う”段に持って行く強烈な歌唱法が特徴(関根曰く「う結歌唱」「この歌唱法でいいと思ってるのが凄い」)。番組最終回のイベントでは、喜美正二郎と直接コンタクトを取り、カラオケテープ等の音源をもらったというリスナーが現れ、音源が放送されたが、番組で初めて紹介された時と同様の衝撃が詰めかけたリスナーを襲うこととなった。 太子乱童「愛の絶唱」ソロで2種類の歌唱法を取り入れた曲。最初は普通に朗々と歌っているのだが、途中でいきなり「き゛ぃ゛ぃ゛み゛の゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぅ゛」というダミ声になり、最後は朗々とした歌声に戻る。特に普通の声からダミ声に変わる箇所がネタにされた。関根は「これ(=ダミ声)をやっていなければ絶対に売れていただろう」と、歌唱力については絶賛していた。 佐久間浩二/勝彩也「まぼろしのブルース」様々な歌手・グループによって一時期リリースされていた曲(競作というわけではない)。そんな中で勝バージョンでは曲中何度も歌われる「あぁ〜」の歌い方が一つ一つ異なりそれぞれに情感が込められていると番組内で絶賛。コサキンで注目されたきっかけは、バックでひたすら流れアウトロで余韻を残すクイーカの音が『できるかな』のゴン太くんのため息のようだったことから(実際にゴン太くんの声はクイーカを用いていた)。勝は一時音楽活動から離れてヨガ道場を営み、時々カラオケ教室を開いていたが、後に歌手活動を再開した。 「腹式呼吸でアイラブユー」スクリーミン・ジェイ・ホーキンスの曲「アイ・プット・ア・スペル・オン・ユー(I Put a Spell on You)」の番組での呼び名。(腹式呼吸とは程遠い歌唱の)西村知美が歌っているということになっていた。合間の絶叫が特徴的であったため、CD大作戦のネタとしても多用された。 「腹式呼吸でオエウエアー」スクリーミン・ジェイ・ホーキンスの曲「CONSTIPATION BLUES」の番組での呼び名。 「腹式呼吸でウママママー」スクリーミン・ジェイ・ホーキンスの曲「リトル・デーモン(Little Demon)」の番組での呼び名。「腹式呼吸でアイラブユー」と同様に、西村知美が歌っているということになっていた。サビで実際に「ウママママー」と歌っているように聞こえたり、最後の絶叫が特徴的であったため、CD大作戦のネタとしても多用された。 「ウニのテーマ」ディジー・ガレスピーの曲「スウィング・ロー、スウィート・キャデラック(Swing Low, Sweet Cadillac)」の番組での呼び名。「イーバリバリバリバリ」という絶叫がクロマニヨン人、もしくは車だん吉が歌っているということになっていた。 「恋の気をつけ何でもねぇんだよゲベロッチョ」水木一郎が歌う『快傑ズバット』の主題歌「地獄のズバット」に番組で勝手につけた呼び名。ヘドバとダビデが歌っているということになっていた。後に『コサキンワールド』のタイトルとしても使われた。 高松りみ子「まつぼっくりの歌」「チューリップ」2曲ともキングレコードからリリースされた10インチ盤のアルバム「幼稚園のうた」(KH-43)に収録されていたもの。CD大作戦で「真夜中にかかってきたら怖いいたずら電話」等のネタに多用された。「変なこども」が歌っているということになっていた。 「長嶋茂雄のウィスパーカード」現役時代の長嶋茂雄のソノシートの番組での呼び名。長嶋がCM出演した明治製菓「明治ナッツキャラメル」の懸賞品(1960年「長嶋茂雄の声がきけるブロマイド」として制作、抽選で20,000名にプレゼントされた)で、アメリカ民謡「峠のわが家」のBGMで長嶋が「僕、ジャイアンツの長嶋です。君、お元気?」と語りかけていた。ソノシートの内容は、長嶋の立教大学時代の思い出や金田正一(当時国鉄スワローズ)との戦いで三振をとられたことなどを語っていた。 J-WALK「何も言えなくて…夏」この歌を聴いた関根が「いつまで過去引きずってんだよ! めそめそしてんじゃねえよ!」と激怒し「めそめそ男の未練歌」と名づけた。歌い始めると節の終わりに「めそめそ」と歌い、J-WALK自体も「めそめそ男達」と名づけた。 ラビット関根「猿の惑星」(作曲・浜口庫之助)映画『猿の惑星』のテレビドラマ版がアメリカで製作され、日本でも放映されることになった時のテーマ曲。パーカッションとブラスによる壮大な曲の合間に、関根が「人間が来たぞ! イーッ、イーッ!」などと絶叫していた。このテレビドラマ版は4ヵ月ほどで打ち切られ、関根曰くテーマ曲はわずか3回しか放送されなかったが、コサキンにて日の目を見ることになった。 2021年1月3日放送の特別番組『令和に復活!コサキンDEワァオ!です、40周年です!ワァオ』でも流された。その際の関根の回想によれば、ドラマのヒットを見込んだフジテレビが浜口にテーマ曲の制作を依頼し、浜口に「猿の物まねができる若い奴がいないか」と尋ねられたスタッフが推薦したのが関根だった。「誰が歌っているか」という100万円の電化製品が当たる懸賞も実施され、関根はこの曲で有名になるかもと期待したが、番組の視聴率は振わず「捕らぬ狸の皮算用だった」と振り返っていた。 加藤剛「三匹のこぶた」「風と雲と虹と」「三匹のこぶた」は歌ではなく朗読作品。東京こどもクラブで配られていた絵本に付属していたソノシートで、加藤が三匹のこぶたの童話を朗読する。しかし冒頭でいきなり波音が聞こえ、「やぁ、海からやってきた加藤剛です。剛おじさんと呼んでね」と挨拶するというシュールな構成になっていた。そして物語が終わると、剛おじさんは海に帰っていくのであった。『踊る!さんま御殿!!』で加藤と関根が対面した際に関根が聞いたところ、加藤はこの朗読のことを憶えていた。 河村隆一「evergreen 〜あなたの忘れ物〜(カバーアルバム)」CD大作戦で「由紀さおり・安田祥子姉妹に歌わせたい歌」シリーズが大流行した中で紹介され、その独特の歌唱法が受け、由紀・安田姉妹の後を継ぐ形でヘビーローテーションされた。河村は後にはリスナーのリクエストにより三善英史の「雨」をフルコーラス熱唱した。なお、関根は河村と友人関係であったのだが、番組内で発覚するまで黙っていた。当の関根本人は、「言わなかったっけ?」とおとぼけ発言をしていた。 舘ひろし「青い山脈'88」舘が主演した同名映画の主題歌で、藤山一郎が歌った曲のカバー。間奏に漏らす「ウア〜ァ〜」とため息を漏らす所をネタにしていた。なお、当の本編も、舘は保健室の先生役でありながら「学校で潜入捜査」「芝居が刑事芝居にしか見えない」などと散々に言われていた。また、映画上映時に舘側が示したとされる本曲のシングルカット拒否も番組で話題に挙がった。 舘の他の作品では、「ゴゥ~」というけだるい合いの手がネタにされた「いとしのマックス」(『代表取締役刑事』の挿入歌)や「ママ~」「ジーザスクラ~イスト」といったため息がよく取り上げられた「冷たい太陽 NEW BLOOD VERSION」(『あぶない刑事リターンズ』の主題歌)も話題になった。 ナディア・ギフォード「ラスト・クリスマス」ワム!が原曲を歌った定番クリスマスソングのカバー曲。『タモリ倶楽部』の「空耳アワー」よろしく、歌詞が「ゲベマハー」「ゲベロベー」と非常にコサキン的な擬音に聞えるため、コサキンのクリスマスソングとして定着。クリスマス当日、または直前の放送では必ずこの曲が放送された。 サンディエゴ「君の瞳に恋してる」(スペイン語ヴァージョン)「ラスト・クリスマス」同様、空耳から人気となった洋楽曲。メロディがラテン調に、歌詞はスペイン語にアレンジされており、サビが「オケベゲーロ、ヘソゲムスコーヨ」としか聞こえないため話題になった。 橋幸夫「あの娘と僕-スイム・スイム・スイム」有川の父が経営していたスナック「酔夢」(すいむ)があまりにもダサいネーミングのため、一時期は有川に関わるネタの際にはほとんどこの曲のコーラス部分「スイムスイムスイム〜スイムで踊ろう」が使われていた。この曲での「スイム」とは1960年代に少しだけ流行した、泳ぐような格好をしながら踊るリズムダンス(ニューリズム)の一種。 橋幸夫「刺客道」橋が歌う『子連れ狼』主題歌レコードのB面曲。中盤の斬り合いのSEと断末魔がネタとして多用された。CD大作戦などのネタハガキでは「バサッ、アーッ!」という書き方でも通用していた。 三波春夫「堀部安兵衛」『忠臣蔵』に登場する四十七士のひとり、堀部安兵衛を題材にした曲。ただし、コサキンで使われたのはセリフ部分の最後「(見破られたか、)残念至極」の部分だけであった。 三田佳子「幸福(しあわせ)よここまでおいで」大女優が唄っていた意外な一曲。さわやかな曲調でありながら、いきなり「クイズをしましょう」と誘っている歌詞が話題となった。 北島三郎「誠」CD大作戦では、女と思っていた人が実は男だったというくだりで「俺は、俺は男だ〜」の部分が多用された。 大塚博堂「ダスティン・ホフマンになれなかったよ」放送開始以前に亡くなったシンガーソングライター・大塚博堂のデビュー曲。なぜ日本人が外国人に、しかも名指しでダスティン・ホフマンになろうとしたのか、さらになぜなれなかったと悔やんでいるのかという謎の曲として扱われた。 辺見マリ「ダニエル・モナムール」主に間奏の「ジュテェ〜ム、ダニエェ〜ル」という色っぽい合いの手が使われた。また、辺見の元夫である西郷輝彦の曲と組み合わせて使われることも多かった。 風間ひろしとメロディー・クイーン「君がほしい」イントロでのシンセサウンドが重厚な雰囲気の曲調とのミスマッチさを醸し出していた。 子門真人「アマゾンライダーここにあり」特撮ドラマ『仮面ライダーアマゾン』の主題歌。主にイントロのシャウトから「アーッ!」の部分が抽出されて使われていた。 平幹二朗「周知の事実」1969年に越路吹雪と共演したミュージカル「結婚物語」の挿入歌。男は歳を取るにつれ魅力的になるという内容であるが、放送当時騒がせていた平の同性愛疑惑も相まって「女は、もう駄目」という歌詞が多用された。 具志堅用高「カンムリワシの詩〈勝利者のバラード〉」レコード「具志堅のテーマ」のB面曲。歌ではなく、BGMに乗せて具志堅が詞を八重山方言で淡々と読み上げるもの。琉球語(琉球方言)に詳しくない者にとってリスニングは難解で、具志堅の朴訥とした語り口も重なり、その異質さは関根がラジオを目覚まし代わりに使っていた時に、たまたまこの曲が流れてうなされたと回顧するほど。 坂井真紀「恋のザッツワチャドゥ」「恋のミーラークールッ、ザツワチャドゥ」という気だるく薄っぺらい歌声がCD大作戦で多用された坂井真紀のシングル曲。関根は「最初はロックンロールでいいなと思うんだけど、サビに来ると"何だよ!"って思う」と不快感を示していた。 ジャネット・ジャクソン「Nasty」小堺の長男誕生時に、浅井企画社員の五社勇と川岸咨鴻が贈ったお祝いラップ「ハッピーベイビー」の後ろで流れていた曲。演奏時間が長いためイントロ部のみの放送。 渡辺裕之「だいじょうぶマイ・フレンド」発売当時に封切られた同名映画の主題歌。オリジナルは作曲者の加藤和彦の歌唱だが、映画の出演者が歌ったバージョンも数枚リリースされており、その中でも渡辺のバージョンはCD大作戦で何度もネタに使用された。舌足らずなボーカルが特徴的。 ミスター・ワイルド「さすらいの一匹狼」歌手自ら狼の遠吠えを演じたりとやたらとクドい歌唱法が話題を呼んでいた。 小松みどり「ゴルフ小唄」下ネタの隠語を歌詞に含む「お座敷小唄」。サビの「キュッキュッキュッ」のコーラスと爆発のSE音の組み合わせがネタのオチとして多用された。 西村知美「きゃきゃきゃのきゃ」 渡辺篤史「オレについてこい!」渡辺がドラマ『パン屋のケンちゃん』の中で演じたホームラン先生のイメージソング。曲間に展開される熱い雄叫び(主に「元気がない! 校庭一周!」)が渡辺の持ち味である飄々とした語り口とのギャップを生み、コサキンの中でテキサスヒットとなった。 竜鉄也「奥飛騨慕情」歌詞の「奥飛騨に」を「奥ヒダに」と解釈されることが多かった。 柳沢慎吾「BE MY GIRL」そのやたらと軽くて薄っぺらい歌声がしばしばテレビのバラエティで取り上げられる楽曲「ピエロ」のB面曲。コサキンでは「ピエロ」よりもこの曲にスポットを当てていた。 高橋義郎・吉田道子「四季の指笛」自主制作盤CD「音魂」に収録されたもの。 シャーリー・バッシー「GOLD FINGER」映画『007 ゴールドフィンガー』のテーマソング。CD大作戦では、主に手の動きの表現手段としてこの曲の一小節が多用された。 和田弘とマヒナスターズ「お百度こいさん」 谷啓「あんた誰?」 など多数。
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