ネタの傾向〜意味ねぇ、くだらねぇ〜
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 06:38 UTC 版)
「コサキンDEワァオ!」の記事における「ネタの傾向〜意味ねぇ、くだらねぇ〜」の解説
『コサキンDEワァオ!』の番組テーマとも言えるキーワードは「意味ねぇ、くだらねぇ」。文字通り、ネタそのものの常識から逸脱した意味のなさ、くだらなさをもって笑いの基本としている。 代表的な「意味ねぇ」ネタとして、コサキンを含む有名人に対して「意味ねぇキャラクター付け」をしたものが挙げられるが、ネタの対象となる人物が起こした出来事を勝手な解釈で誇張したもの、もしくは当人のイメージとは正反対のキャラクターをでっちあげたものばかりで、ほとんどが"言いがかり"である。しかし、カツラ疑惑の人物を指す「小熊ちゃん」といった、一部には深い意味を想像させるネタもあった。 特に大物時代劇俳優(里見浩太朗、加藤剛、高橋英樹、平幹二朗、北大路欣也、伊吹吾郎、あおい輝彦、西郷輝彦、滝田栄など)や水野晴郎らを女性アイドルのように扱うネタや、宇津井健を題材にしたネタは、番組初期から最末期まで定番の投稿ネタとして扱われ続けた。 コサキンによるフリートークや投稿に対するコメントも、「中学二年生男子の放課後の雑談」と例えられるようなくだらなさや、テレビでは見せない「裏小堺・裏関根」と言うべき毒舌、そして欽ちゃんファミリーとしては稀な下ネタが混ざった内容となっていた。下ネタは直接的な名称・表現は避け、「意味ねぇ」比喩表現や番組独自の言い回しに置き換えることが多かった。 このような「意味ねぇ、くだらねぇ」ネタを扱う番組になったきっかけは、小堺と関根が『夜はともだち』の木曜日担当として番組を始めて間もない頃、ラジオ番組に不慣れな二人が迷走し、投稿ハガキも数枚程度しか届かなかったことにある。所属事務所の専務である川岸咨鴻に強く叱責され、二人は番組を続けることがつらくなってしまった。そこで関根が小堺に「僕らは新人なので、自分から番組を辞めたいとは言えない。だから番組をクビになるようなことをしよう。一生懸命やったけどクビになりました、と言おう」と提案すると、小堺も同意した。そして後述のコサキンソングやくだらないネタ・トークを積極的に取り入れたところ、評判や投稿数が上向きになり、有数の長寿番組へと育つことになった。 番組の最後は、出演者・スタッフ全員で「パッホーン!」と叫ぶのが恒例となっていた。これは『欽ちゃんのどこまでやるの!?』でコサキンが「クロ子とグレ子」として演じていた時のギャグを流用したものである。このほかにも、当番組以外では通じない「意味ねぇ」用語・絶叫が多数存在していた。
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