京都府警察
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京都府警察(きょうとふけいさつ) は、警察法第36条により京都府に置かれた警察組織であり、京都府内を管轄区域とし、京都府警と略称する。
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京都府警察本部(前シリーズまでの登場人物)
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「科捜研の女の登場人物」の記事における「京都府警察本部(前シリーズまでの登場人物)」の解説
木場俊介(こば しゅんすけ) 演 - 小林稔侍(S1 - S4 / S5第4話・第5話) 経歴:京都府警捜査一課(S1) → 辞職(S1最終話) → 京都府警捜査一課(S2 - S4) → 殉職(S4最終話) 長年の捜査の勘で勝負するベテランの刑事(階級は警部)。厳格な性格で、一見すれば頭ガチガチのタイプと思われているものの、実際は長年の経験から人の嘘を見抜く程の深い洞察力を持っている。また、自身が追っていた事件が原因で妻を殺害されたという過去がある。一時期は停職処分や交通課に配置換えされたことがあるが、結局は捜査一課に戻っている。また、加害者よりも被害者の方が悪質だった後味の悪い事件では流石のマリコも心が折れそうになったところを慰めるなどの単純だったマリコの正義感に大きく影響を与えたこともあり、特に城丸、吉田など自身を慕う部下もそれなりに多い。S1の当初は科学捜査の必要性を感じていなかったためにマリコと対立するも彼女の熱意に触れるうちに科学捜査に一目置くようになり、次第に互いを認め合う存在になる。その後はS1最終話で辞職したが、S2第1話で復帰の誘いがあったために復職した。その後、S4で膵臓癌を患っているために余命がわずかであることが判明し、それでもある事件を独断で調べていたが、最後は事件の黒幕が差し向けた実行犯(仲間)に刺殺され殉職した。殉職後もS5である事件の容疑者として名が挙がるが、後にマリコ達の尽力によって無実が証明される。 倉橋拓也(くらはし たくや) 演 - 渡辺いっけい(S1 / S3最終話 / 劇場版 / S21第1話) 経歴:京都府警刑事部長(S1) → 滋賀県警琵琶湖北警察署署長(S3最終話) → 警察庁刑事指導連絡室長(劇場版 - ) 榊マリコの元夫。兵庫県警から京都府警に赴任してきた刑事部長で、S1では捜査一課の城丸準子と交際している。人当たりが良く柔軟だが、悪く言えば八方美人で、優柔不断な性格である。マリコとは離婚してから4年が経過しているが、顔を合わせるたびに口喧嘩になっていた。マリコと結婚した当初は彼女の全てが可愛いと思っていたようだが、家庭を顧みず仕事に邁進してばかりで、生活態度もだらしがない彼女に対して次第に不満が募り、喧嘩が絶えなくなったことが離婚の原因のようである。準子とは順調に交際していたものの、倉橋のマリコに対する優柔不断な態度が彼女を怒らせ、第7話で準子が尊敬していた木場警部を左遷したことがきっかけで準子との間に溝ができ、破局した。仕事に関しては優秀で、警察庁への異動話も出たが、最終話の事件での正義感が祟って地方の所轄署長へと左遷されてしまう。S3最終話にゲストとして再登場し、上層部から不祥事の一切の責任を押し付けられ懲戒処分にされそうになった部下であり交際相手の伊塚夏子を守るために、マリコに再捜査を依頼した。頭を下げて頼み込む彼を見て、マリコは「何だか男らしくなった…」と呟いていた。その後、人事に手を回して、マリコに科警研への栄転話を持ち掛ける。一度は断られたものの、事件解決後にマリコと再び会い、科警研への異動を引き受けることを聞き、握手を交わしてマリコと別れることとなった。 劇場版で約20年ぶりに再登場を果たし、警察庁刑事指導連絡室長として土門の監察官聴取に同席した。帰り際にマリコと久しぶりに再会し、「俺にできることがあったらいつでも頼るといい」と言って名刺を渡した。直後にマリコから連絡が入り、ムチャな要求を押し付けられてしまう。S21第1話で再び京都府警を訪れてマリコと会い、警察庁で刑事の卵に科学捜査を教える専任の指導官を求めていることを話し、マリコの優秀さを見込んで推薦したと告げた。さらに倉橋の同僚が謎の事故死を遂げた件についてマリコに再捜査を依頼する。この事件をマリコたちが解決したことにより、警察庁がメンツを潰されたとして当て付けでマリコの異動の話が取り消されることになり、混乱させて悪かったとマリコに謝罪して東京へ帰っていった。 城丸準子(じょうまる じゅんこ) 演 - 伊藤裕子(S1 - S2) 京都府警捜査一課の刑事で、木場俊介の部下。階級は巡査部長。クールな美人でキツい性格である。木場のことを尊敬している。死体が苦手で見ると気分を悪くしたり、気絶する姿がよく見られる。刑事部長として赴任してきた倉橋拓也と交際しており、倉橋の元妻であるマリコに対して嫉妬心を見せていたが、マリコと仕事をするうちに彼女のことを認めるようになっていった。その一方で、倉橋の優柔不断な態度に徐々に不満が募っていき、第6話では倉橋から刑事を辞めて東京に付いて来て欲しいと言われたものの返事は保留とし、第7話で尊敬する木場が交通課に左遷されたことがきっかけで倉橋との間に決定的な溝ができ、破局した。S2ではマリコに押しかけられて無理矢理同居という形になってしまう。奔放なマリコに振り回され、自分の生活を乱されることに嫌気を感じるが、そんな生活も悪くはないと思うようになる。 吉田大輔(よしだ だいすけ) 演 - 小林隆(S1) 京都府警捜査一課の刑事(階級は巡査)。木場の部下で彼を尊敬している。階級が上の城丸に何かとこき使われている。 沢木(さわき) 演 - 立川三貴(S1第7話 - 最終話) 京都府警察本部長。 有賀行雄(ありが ゆきお) 演 - 松井誠(S2) 京都府警察刑事部長。科捜研の大改革をするが、実際は自らの存在をアピールするためと言われており、それ故にクセ者揃いの科捜研チームの行動をあまり快く思っていない。 石橋秀樹(いしばし ひでき) 演 - 松田朗(S2) 総務課の警察官。高野美華に「なんでもやるのが総務やろ」と言われ、何かと科捜研の手伝いをさせられる。 大森泉(おおもり いずみ) 演 - 小林千晴(S2) 有賀刑事部長の秘書。マリコ達に協力的で、しばしば鑑定の手助けをする。 上原純二(うえはら じゅんじ) 演 - 葛山信吾(S3 / S4最終話) 経歴:京都府警捜査一課(S3) → 京都府警久美浜警察署(S4最終話) 京都府警捜査一課の刑事。現場に首を突っ込むマリコを疎ましく思っているが、逆に体良く扱われていた。S4で久美浜署に異動となるが、S4最終話に登場を果たし、マリコが襲撃されていた現場に登場して間一髪で彼女を救い、木場の死の真相を解明する重要な役割を果たす。 黒井千佳(くろい ちか) 演 - 小林千晴(S3 - S4) 婦人警官。上原刑事にゾッコンであるために仕事上の関係で上原と親しくするマリコに嫉妬するが、S4では上原が異動してしまったために新山刑事に心変わりしてしまう。 猪俣(いのまた) 演 - 村杉蝉之介(S3第5話・最終話) 京都府警察刑事部長。階級は警視正。 新山智美(にいやま さとみ) 演 - 榊英雄(S4) 京都府警捜査一課の刑事。髭を生やしたワイルドな風貌で、熱血な性格だが、高校時代に一人だけいた親友が母親を殺した直後にも関わらずにいつも通りに振る舞っていたこと などからやや人間不信な面がある。 三浦(みうら) 演 - 細川純一(S4) 京都府警捜査一課の刑事。 正宗岳尋(まさむね たけひろ) 演 - 小木茂光(S4) 京都府警察刑事部長。S4最終話で過去にある事件に関わっていることが判明し、後に独自に真相を突き止めようとしていた木場の存在を知り、事件を隠蔽するために実行犯(自身の仲間)を使って木場を殺させるが、最終的にはマリコ達によって全てを暴かれたことで逮捕された。 杉内亮(すぎうち りょう) 演 - 半田健人(S5) 京都府警捜査一課の刑事で、土門の部下。イケメン好きの光子からちやほやされている。 寺原智則(てらはら とものり) 演 - 溝呂木賢(S5) 京都府警捜査一課の刑事で、土門の部下。やや気弱で、抜けた面があるために杉内刑事と違って光子からは見向きもされていない。 佐久間誠(さくま まこと) 演 - 田中健(S5 - S13第8話 / SP4 / S18第3話〈回想〉 / 劇場版) 経歴:京都府警察刑事部長(S5 - SP4) → 辞職(SP4) → 警察協力受難者協会の評議員(劇場版) 京都府警察刑事部長。警察組織の上層部に位置するために科捜研が組織に不利な鑑定結果を出した時などはマリコや土門刑事と対立することも少なくないが、S8最終話にて京都府警の刑事が麻薬の売人を射殺した事実を隠蔽するとなった際には難色を示したりと良識ある一面を見せたり、刑事部長という人脈の広さ故にマリコらの捜査に渋々協力させられることもあった。きれい好きなのか、部長室の机でごみ取り粘着テープをかけている事も多い。タクシー転落事件に於いて冤罪を助長した責任を取り、ひいてはマリコの処分を軽減するために自ら辞職願を出す。S18第3話では回想で登場し、その際に遠縁に舞鶴南署の署長(土門が舞鶴署に勤務していた当時は刑事課長で、土門の上司)がいることやその縁で当時舞鶴署で不祥事を起こした土門の受け皿として彼を異動先の京都府警に招いていたことなどが判明した。 警察による冤罪事件のために京都府警を去ることになってしまったことから、辞職後は警察協力受難者協会の評議員に天下りして警察の被害に遭っている人を助ける仕事をしている。劇場版では土門たちの捜査よって不利益を被ったと主張する加賀野教授に会い、捜査に違法性がなかったかを調査した。 谷口朝男(たにぐち あさお) 演 - 丸山智己(S6第1話 - 第4話・第9話) 京都府警捜査一課の刑事。階級は巡査。長身で不器用なタイプ。土門と組んで捜査をしていた新米刑事だが、シーズンの途中(第4話)で所轄署へ異動になった。第9話の事件で再登場し、土門達と合同捜査を行った。谷口の突然の異動については、土門も「納得できません」と佐久間刑事部長に詰め寄っている。 木佐貫直巳(きさぬき なおみ) 演 - 森本亮治(S6第4話 - S7) 京都府警捜査一課の刑事。階級は巡査。土門と組んで捜査をする若手刑事で、科捜研にも協力的。正義感が強く、頭の回転は速いが、刑事としての経験が足りずに、たまに抜けた行動をとることがある。リーダーシップを取るタイプではなく、あまり目立たないが、メガネを掛けた色黒のイケメンで、捜査で女子高に聴きこみに言った際には女子高生に囲まれたり、初対面の小向光子にも気に入られている。 なお、木佐貫以降の土門の相棒となる刑事は全員イケメンであり、タイプの違う好青年であることがお約束のようになっている。 国持三郎(くにもち さぶろう) 演 - 大林丈史(S7第2話 / S8最終話 / S10第4話) 京都府警察本部長。 香坂怜子(こうさか れいこ) 演 - 伊藤かずえ(S7第6話 / S8第7話 / S11第9話 / S14第5話) 京都府警鑑識課の警察犬担当者。S11第9話でハリーが引退したためにS14第5話からは「ジンクス」の担当に代わっている。勝ち気な性格で警察犬担当者としてのプライドが高く、警察犬の能力を絶対的に信じている。そのため科学の力で真実を見つけ出そうとするマリコとは最初は意見がぶつかり合っていた。S7第6話の銃器売買に関連する殺人事件で、科学の力と警察犬の力を合わせて犯人を見つけ出したことによって、マリコと科学の力を認めるようになった。 かつて怜子の夫は銃器対策課の刑事だったが、銃の売人を摘発中に、売人によって射殺されてしまった。それ以来、銃の売人を激しく憎んでいる。怜子は夫と同じ銃器対策課に異動願を出し、銃器対策課の刑事としてかなりの実績をあげていたが、売人を憎むあまりに行き過ぎた取り締まりを行い、違法捜査をしたことによって銃器対策課に居られなくなり、警察犬担当に異動することになったという経緯がある。 堀添清文(ほりぞえ きよふみ) 演 - 清水絋治(SP1 / S9第9話) 京都府警察警備部長。 権藤克利(ごんどう かつとし) 演 - 高橋光臣(SP2 - S12第5話 ・第6話〈回想〉/ S13第7話〈回想〉) 経歴:京都府警捜査一課(SP2 - S12第5話) → 殉職(S12第5話) 階級:巡査部長 → 警部(殉職により二階級特進) 京都府警捜査一課の若手刑事。土門の部下。真面目で真っ直ぐな熱血タイプの性格で、土門を慕っており、土門や上からの指示には忠実に従っている。SP2で初登場し、続くS10からはずっと空席だった土門の部下というポジションに納まる。その後、S12第4話で亡くなった親友の無念を晴らすために独断で事件の解決に動いていたが、後に親友の妹を助けようとして犯人に刺されてしまい、最後はマリコ達に向けたある重要な手掛かりを残して息を引き取った。 大西武政(おおにし たけまさ) 演 - 津川雅彦(S11第1話・第15話・最終話) 経歴:大阪府警察刑事部長(15年前) → 京都府警察本部長(S11) → 辞職(S11最終話) 京都府警察本部長。15年前、大阪府警の刑事部長だった頃に起きた連続金融機関脅迫事件において、一部の隠蔽及び改ざんを行ってしまい、それが原因で犯人に狙われた上にマリコや土門に問い詰められても隠し続けたが、最終的には犯人の行動やマリコ達の説得で過去に行ったことを全てマスコミの前で暴露する。その後、過去の不祥事の責任を取って自ら辞職願を出し、警察を去る間際にマリコや土門に対して「ようやく肩の荷が下りたよ」と感謝の言葉を言い残して去って行った。 芝美紀江(しば みきえ) 演 - 戸田菜穂(S12 / SP4 / S17第17話 / 劇場版) 経歴:警視庁上野毛警察署刑事課長 → 京都府警捜査一課管理官(S12) → 近畿管区警察局の主任監察官(SP4 - ) 警視庁上野毛警察署から京都府警に異動しており、また事件解決を急ぐ傾向がある為にマリコや土門と対立することもあるが、一方では警察よりも市民の安全や人権こそが最優先という確かな考えもあり、S17では警務部長が実行した引き継ぎのせいで冤罪を出してしまった時には、警察が最優先の主張を出した警務部長と反りが合わずに言い争いをしている。警視庁上野毛警察署の刑事課長だった時に部下が、元恋人がストーカー化していた被害者の訴えを取り上げるのに消極的であったためにその部下が研修中にそのストーカー被害者が元恋人に殺害されてしまい、その事件を後で知り、警視庁に告発と共に自らも引責異動した。その後、上野毛ストーカー殺人事件の一審の判決が下ったことで控訴審が始まるにあたってかつての部下である群侍利信を脅してまで呼び出し、上野毛ストーカー殺人事件の被害者の両親に謝罪させようとしたが、拒絶されて再び説得しようとした際に群侍利信刑事殺害事件の犯人に突き飛ばされて大怪我を負ってしまう。群侍利信刑事殺害事件の解決後は近畿管区警察局に異動となり、監察官として理想の警察の実現を目指す。S17第17話では監察官という立場で再登場し、日野の妻が進言した引き継ぎの詳細を聞く為に自ら京都府警に赴き、その同時期に起きた火災事件の調書に関してマリコ達から聴取をする。劇場版にも登場し、土門たちが行った捜査について違法性がなかったか聴取を行う。 江崎和帆(えざき かずほ) 演 - 佐藤康恵(S13第9話 - 第13話)(少女期:大上陽奈子〈S13第11話〉) 経歴:京都府警総務部広報課(S13第9話 - 第13話) → 懲戒免職(S13第13話) 総務部広報課の主任(階級は巡査部長)。過去の経緯から事件解決が遅れた後悔によって真実を隠す事を過剰に嫌っており、そのために真っ直ぐな正義感を示すマリコを尊敬しており、それ故に科捜研にも非常に協力的な姿勢を見せている。行き過ぎた正義感が祟って京都日報の羽村瑞男に情報を提供していまい、事件解決後に懲戒免職となる。 三枝義史(さえぐさ よしふみ) 演 - 川鶴晃裕(SP4 / S13第9話・第10話 / S14第5話・第8話) 総務部広報課の係長で、江崎和帆の上司。 木島修平(きじま しゅうへい) 演 - 崎本大海(S12第6話 - S15第1話 / 劇場版) 経歴:京都府警捜査一課(S12第6話 - S15第1話) → 警務部(劇場版) 京都府警捜査一課の若手刑事。殉職した権藤刑事の後任として所轄署から配属された土門の部下。階級は巡査部長。明るく純粋な性格。初登場時のS12第6話時点で26歳。所轄の新米刑事だった頃に土門と出会い、自分のような若手でも一人前の刑事として扱ってくれたことから土門のことを尊敬しており、土門の役に立ちたいと願っている。土門に認められたいという思いが強すぎて、空回りしてしまうこともある。科捜研の涌田亜美は大学時代の後輩であり、科捜研の仕事にも協力的。 S15第1話で捜査一課に異動してきた優秀な若手刑事の蒲原勇樹に対抗意識を燃やして張り合うが、同話で蒲原との捜査中に拳銃を所持していた高校生に撃たれて意識不明の重体に陥ってしまう。手術が成功し回復したものの、事件解決後に警務部へ異動の内示を受け、土門からの刑事への復帰の提案も断り、半ば望む形で後方支援に回る決意をした。「高校生に撃たれるなんて、刑事失格です」と自分を卑下していたが、土門からは「どこへ行っても、俺と離れても、お前は刑事だ」と声をかけられ、涙を流しながら固い握手を交わした。 劇場版では警務部の一員として再登場。土門が行った強引な捜査の監察という理由の為、かつての上司だった土門を連行する。 吉岡清彦(よしおか きよひこ) 演 - 手塚とおる(S14第1話・第2話) 京都府警察捜査第二課 係長。 落合佐妃子(おちあい さきこ) 演 - 池上季実子(S15 / S16第7話〈回想〉 / S17第12話〈回想〉・第14話〈回想〉) 経歴:洛南署刑事課組織犯罪対策係(S15第1話) → 京都府警本部組織犯罪対策第三課(S15) → 殉職(S15最終話) 洛南署から京都府警本部組織犯罪対策第三課に異動してきた刑事。階級は警部補。昭和40年5月8日生まれ。女性ながら恰幅が良く、常に高圧的な態度を取っている。拳銃や薬物の摘発において優秀な成績を挙げていることから「銃器薬物のクイーン」との異名を誇る女性刑事である。一方で、強すぎる正義感と功名心ゆえに捜査手法は強引で、捜査員や科捜研の職員を自身の「駒」として扱うことも厭わず、自身が得た情報を他の捜査員と共有せずに独占したり、情報提供者を見殺しにしたり、犯人逮捕のための証拠を捏造するなど卑劣な手段を取ることもある。そのことを知っている者からは「組対の死神」と呼ばれて忌み嫌われている。その正義感は被害の縮小よりも犯罪者の逮捕に向いており、「どんな犠牲を払ってでも犯人を逮捕する」という歪んだ正義感の持ち主であることから、土門やマリコとは意見が合わずに度々対立する。 捜査一課に配属された蒲原勇樹は洛南署時代の元部下であり、蒲原が落合に心酔していることを利用して、捜査一課の情報を逸早く得ようとしていた。捜査一課に配属されたことに不満を持っていた蒲原に「捜査一課で手柄を上げたら私が組対三課に引っ張ってあげる」と言って、自分の駒にするつもりであったが、蒲原が殺人の被疑者と落合の関係を知っていながら伏せていたことによって、捜査は回り道を強いられ、その間に被疑者が殺されてしまうという事態が起きてしまう。この一件で蒲原は土門に叱責されマリコにも諭されて、落合の捜査手法に疑問を抱くようになり、「落合の正義」と「自分の正義」は違うことに気付いて、組対三課への誘いを断り、落合とは距離を置くことになった(S15第3話)。 捜査に手段を選ばないだけでなく、自分の命が危機に晒されることも全く恐れていない様子を見せている。SP7では、犯人の銃が暴発することを知った上で、犯人を執拗に挑発して銃を暴発させるという行為を行ったため、事件解決後にマリコと土門にその行為を非難される。しかし、その非難に全く動じることはなく「私は武器や薬物の売人が摘発できればそれで本望よ!」と反論している。 S15最終話において、京都市内のホテルで発生した殺人事件の犯人逮捕に繋がる証拠を入手する為、単身で危険な捜査に乗り出して犯人グループに接触。その後は逮捕の証拠を残した上で自身の死体からその証拠が検出されるように上手く動き、その上で自らを犯人に殺させる為に執拗に挑発、これにより自分の目論見通りにその犯人グループによって撲殺されるという最期を迎える。この事件は、証拠の映像を送った自宅のパソコンが犯人グループに初期化された上に破壊されるが、無傷だったハードディスクの映像が亜美により復元された結果、決定的な証拠を掴んだことで逮捕に成功し、この証拠により京都市内のホテルでの殺人事件の犯人であることも立証された。事件解決後、遺体は風丘早月によって丁寧に修復され、マリコたちと対面する。 山崎大悟(やまざき だいご) 演 - 飯田基祐(SP7 / S15最終話) 京都府警察組織犯罪対策第三課の刑事で、落合佐妃子の部下。 柿沢一樹(かきざわ かずき) 演 - 渡辺大(S16第7話・第8話) 京都府警爆発物処理班。相馬涼の小学校の先輩。 堀切徹(ほりきり とおる) 演 - 中村俊介(S19第25話・第26話) 経歴:京都府警生活安全部サイバー犯罪対策課特捜係(S19第25話) → 京都府警生活安全部広域サイバー捜査係(S19第26話) → 京都府警生活安全部サイバー犯罪対策課解析係(S19第26話) 京都府警生活安全部サイバー犯罪対策課特捜係の刑事。階級は警部補で愛妻家。S19第25話の事件で捜査一課の蒲原と共に捜査に当たるが、その際に蒲原が来年新設される広域サイバー捜査係への異動が内定していること告げ、彼を戸惑わせた。飄々とした人物で、犯人に対して厳しく接する土門とは違い、犯人や被害者に寄り添い諭すタイプ。これまでは死亡事件を担当したことがなかったことから、勉強の為に自ら司法解剖に立ち会うことを希望した。S19第26話にて、宮司の妻が殺害された事件の真相を見抜き、新たな事件の発生を阻止して真犯人を逮捕した。しかし、解決のためとはいえ裁判所の許可を得ずに捜査対象の車にGPS発信器を取り付けるという違法行為を行ったため、この一件で訓戒処分を受け、サイバー犯罪対策課解析係へ異動となった。その結果、広域サイバー捜査係の新設は白紙に戻され、共に組むはずだった蒲原は捜査一課に戻された。26話で発生した一連の事件は、SNSの中傷や暴力の被害者と思われていた人物による自作自演で、中傷・暴力被害も全くの嘘であり犯行動機も身勝手極まりないものであった上、犯行がマリコたちの鑑定によりはっきりと証明されても悪びれるどころか居直ったため、「あなたを諭す言葉はない。あなたに必要なのは、あなたが犯した愚かな罪への純然たる法の裁きだけだ」と厳しい表情で言い放った。なお、堀切の妻は「広域サイバー捜査係になれば出張も増えるし危険な目にも遭うかもしれない」と異動には猛反対だったらしく、愛妻家の彼は「(異動の話が)白紙になってくれてほっとしています」と語り、処分も飄々と受け入れていた。
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