科学要塞研究所とは? わかりやすく解説

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科学要塞研究所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/20 04:21 UTC 版)

グレートマジンガー」の記事における「科学要塞研究所」の解説

研究所所在地は、伊豆半島海岸沿いという設定である。 剣 也(つるぎ てつや) 声 - 野田圭一 本作主人公グレートマジンガー操縦者身長180cm。当初22歳という設定だったが、第19話からは18歳引き下げられた。 甲児と比べて全体的に大人っぽい容姿をしており、物語中盤からはマイナーチェンジ図られた。青いショートトレンチにズボン紫色マフラーという私服を好む。 元々は孤児であったが、小学生時に剣造引き取られ操縦者としての適性テストを受ける。そして、その後厳し戦闘訓練を受け続けてきたため、純粋な操作技術に関しては甲児をも凌ぐ一見すると屈強な戦士で、己にも周りに対して厳しく配慮のない発言周囲の人間反感を買うことがある一方生来持ち合わせていた気さくな兄貴分一面見せたり、年の割には妙に子どもっぽい部分見られることもある。口の悪さで誰に対してタメ口で、礼儀気遣い欠けるところがある(劇場版共演したゲッターチームに対しては、差別的な言葉吐いている)が、兜甲児のことは終始「甲児くん」と呼んでいる。 また、非常に対抗意識強く子供のころ友達飼っていたカナリア対抗し男らしい」という理由飼っていたこともある。その友人襲い失明させたことを後悔しており、カナリア鳴き声トラウマになっている(後に克服)。 博愛性格を持つ甲児とは対照的に孤児であった過去や、それによる暖かい家庭への思慕養父である剣造への愛憎入り混じった執着などから、様々なトラウマ抱えている。この複雑過ぎる性格災いして終盤で甲児と激しく対立しスタンドプレー走った結果大きな危機を招く。しかし、剣造の死を賭した行動覚醒して仲間への信頼取り戻し重傷負いながらミケーネ帝国勝利した。 ただし兜シローに対してだけは実の同然思っているぐらいに愛情持っており、兄・甲児の代わりとしては十分な役割果たしていた。その思いシローにも通じていたが「僕達は皆兄弟だよ。甲児兄ちゃん兄貴兄ちゃんだろ」と明確な言葉シローからもらったにもかかわらず、甲児の帰還により自分の家族と信じていた者を奪われるジェラシー頂点達し剣造を失うという悲劇生んでしまうこととなった放映当時書籍決定版大あばれロボット図鑑」(朝日ソノラマ)には、月の小遣い千円であることや、ねずみとにんじんが苦手といった細かいプロフィール掲載されている。 なお、次回予告は、第44話より剣也(野田圭一)が話すスタイルチェンジしている(決め台詞は「次回グレートマジンガーサブタイトル名)で、君と会おう」)。 炎 ジュン(ほのお ジュン) 声 - 中谷ゆみ 本作ヒロインビューナスA操縦者グレート操縦したボロット同乗するようなことは一度もなく最後までビューナス一筋だった。グラマラスプロポーション持ち主くせ毛黒髪を腰に届くほど長く伸ばしている。 基本的に季節問わず黄色とオレンジストライプの半袖Tシャツに白いミニプリーツスカートという出で立ちだが、赤茶色ワンピース第19話のみ)やトレンチコート大都社版コミックスより)などを着ることもある。第48話・第49話では水着姿披露性格お転婆好戦的という設定だが、じゃじゃ馬ぶりを強調され前作弓さやかほどではなく寧ろおっとり落ち着いた描写多かった也やボス軽口を叩く場面もしばしば見受けられるが、シローに対してはかなり親身になって接しており、剣造シロー学校行かせるよう薦めたりしている。 多く孤児の中から敢えて彼女を選んだ剣造目に狂いはなく、抜群運動神経有する。その高い身体能力一端第4話柔道乱取の際に也へ決めた小外掛第24話見せた体操の伸身宙返り第48話・第49話での高飛び込み場面などで確認できる第25話でのビューナススクランダーとの合体テスト無しぶっつけ本番にもかかわらず一発成功させている。 なかなか多彩な特技持ち第5話でのスパニッシュギター演奏変わったところでは第30話での溶接が例として挙げられる也とはお互いに戦闘でのパートナーシップ上の恋愛感情にまで発展することはなく、気心知れた兄妹もしくは体育会系部活先輩後輩といった感じだった。ただし第1話や第49話での砂浜で戯れる二人の姿は第三者からすればラブラブカップル見えなくもない。ボスからは第1話以来執拗にアプローチされていたが、全く相手にしなかった。ただ、ボロットとの息の合ったコンビグレートサポートする場面随所見られた。 アフリカンスキンの父と日本人の母の間に生まれ永井豪初期のラフ・デザインではヨーロピアンとのハーフという設定で、永井豪漫画ではヨーロピアンハーフとして描かれている)、肌の色浅黒いことから幼少時いじめられたり仲間外れにされていた。ハーフであることは彼女にとってかなりのコンプレックスであり、第19話では思い悩んで自らの手血が滲むまで洗い続けていたりした。戦闘獣出現に際して出撃するも「誰も自分苦しみ分かってくれない」と戦闘拒否して敵前逃亡してしまう。その後教会牧師ボスによる懸命説得により漸くこれを乗り越える。ただし、孤児だった過去振り返る場面本編何度見られたが、肌の色思い悩むのは第19話のみである。 桜多吾作による漫画版グレート連載され雑誌冒険王」にて、同じく桜多吾作による漫画版UFOロボ グレンダイザー終了後1977年連載開始された漫画マッハSOS』にも同じ名前で登場したが、マジンガーシリーズとは全く無関係別人として登場している。 兜 シロー(かぶと シロー) 声 - 沢田和子 甲児の弟であり、兜剣造次男概ね前作と同じライトグリーン半袖シャツ半ズボン姿だが、冬のエピソードでは長袖セーター着用することもあった。 甲児がアメリカ留学した後は光子力研究所預かりだったが、兄のいない寂しさから一時ボスらと行動を共にしていた。がさつな彼らと一緒では教育よろしくないというジュン主張により第2話で科学要塞研究所へ引き取られることに。同時に小学校も「城南学園」へと転校している。 年相応やんちゃな性格だが、死んだ(と聞かされている)両親アメリカにいる兄の甲児を思って泣き言を漏らすこともある。 第5話ボロット同乗したり、第8話自身専用ロボットを(夏休みの宿題工作レベルで)自作しようとしたりと事ある毎に戦闘参加への意欲アピールしていた。そして第25話から専用ロボットジュニア登場同機操縦者となり戦列に加わる。 当初剣造が父であることを知らされておらず、第26話打ち明けられ直後は「お父さんだったら僕が寂しがっているのに放っておくずがない」と嫌悪不信感抱いていた。とは言っても、まだ小学生である彼にとって侵略者からの防衛重要性理解するのは難しいことであり私情優先させ、前作『マジンガーZ』でも兄・甲児からも厳しく叱責されたこともあった。まだ甘えたい盛り年齢なので無理はないのだが、第49話で剣造との旅行ミケーネ襲撃により中断された時も、どちらが重要なことか頭では理解しつつも我がままを通そうとする姿勢見せた。 母に対す思慕かなりのもので前作でもそれは描かれ本作でも第50話で自分担任の先生亡き母を重ねる時もあった。 専用挿入歌では「僕には日曜日がない」とも歌われており科学者家系生まれてきたことを後悔している面もあったが、孤児でも逞しく生きている也の姿を見て次第に強い精神力を身に着け行った。 兄の戦い見守るけだった前作より大幅に出番増え学校生活多く描写された。 兜剣造息子にして兜甲児の弟ということ格好標的として狙われることが多く第1話・第13話第23話第37話・第42話・第4344話で人質にされている。 兜 剣造(かぶと けんぞう) 声 - 柴田秀勝 科学要塞研究所所長。 父の兜十蔵からミケーネ帝国侵攻聞きグレートマジンガー設計始める。が、実験中の事故により妻と共に死亡、十によってサイボーグとなり復活その後也とジュン引き取り戦士としての訓練行いながら、グレートマジンガー製作する再会後しばらくは、ショック与えるといけないという理由により、シロー自分父親であることを隠していたが、第1話ではシロー戦闘獣人質に捕られた際、狼狽し冷静な指令一切出せない状態に陥ったその様子を見て薄々シローとの関係を也に気付かれ先に也に自分が兜兄弟の父であることを打ち明けた也には厳しく接しつつも、父親としての愛情与えたい思っていたが、双方の思惑すれ違いにより叶わず、その結果、死の間際初めてその思いが伝わることになってしまった。也のことは終始也くん」と呼ぶ。 沈着冷静優秀な指揮官であるが、息子シローのことになると尋常ならぬ弱さ見せつける加えて自身サイボーグであるコンプレックスもあり、研究所所長としての役割最優先考えながらシロー溺愛しており、精神葛藤生むことになる。第50話で「お父さんサイボーグだから、そんな冷たいことが言えるんだ」とシローから言われた時は並々ならぬショック受けていた。 最期息子・甲児に看とられることになったが「彼(也)は私の息子と同じ。誰にでも暖かい心を持てと言い残し事切れた。この言葉の意味理解した甲児は也に対す遺恨一切残さなかった。 ボス 声 - 大竹宏 ボスボロット主な操縦者伊豆半島空き倉庫新たに根城とし、ドクターヘルに代わる敵のミケーネ帝国との戦いに科学要塞研究所と共に関わって行くことになる。当初也との仲は険悪であったが、次第打ち解け也とカレーライス大食い競争をするまでになった最終決戦ではグレートマジンガー助け活躍見せる。また、自身コンプレックス悩んだジュンを、居合わせた教会牧師と共に懸命に説得しジュン再起促すなど、仲間思いは相変わらずである。また、幼少時はでかい図体反して泣き虫であり、同じ保育園通っていた子分ムチャヌケによくいじめられ泣かされていたことが第9話回想にて明らかになっている。也のことは基本的に也」と呼ぶが、稀に「剣」と呼んでいる。前作では弓さやかベタ惚れだったが、第1話ジュンに会うや「さやかよりボイン」とあっさり心変わりする以後ことある毎に執拗なアプローチをかけたが、全く相手にされず報われることはなかった。口説く時にはジュ~ンちゃん」と軽薄な口調呼んでいたが、真剣に呼びかけたり説得する際には「ジュン」と呼び捨てにしている。 ムチャ 声 - 緒方賢一 / 加藤治スーパーロボット大戦シリーズボスボロット乗り合わせ的な操縦者。割としっかりしており、ボスドジぶりにも厳しく罵倒することも多い。第37話では単独ボロット操縦した厳密にヌケ同乗しているが、ただ隣にいるだけで操縦桿終始ムチャ握っていた)。 ヌケ 声 - 加藤修(現・加藤治) / 緒方賢一スーパーロボット大戦シリーズ同じくボスボロット同じく乗り合わせ操縦者ムチャ同様、ボス御守り係。常に鼻水垂らしている。 その他の情報『マジンガーZ』の項を参照。 バカラス 声 - 矢田耕司 第4話から登場したしゃべるカラス。しかもオウム返し真似するではなく人語解し自在に操ってコミュニケーションできる。この時点でかなり凄いはずなのだが、戦闘獣跋扈する劇中世界観にあっては登場人物誰一人驚いたりせず、マスコミ学界注目を集めるようなこともなかった。 眼鏡をかけているのか模様なのか目の周り黄色く縁取られており、一時ボスから「眼鏡カラス」と呼ばれていた。 後にボスペットになるが、口が悪く慇懃無礼。しかも伝言意図的に曲解して伝えるなど、あからさまな悪意持っており、ボス達が失敗するのを見るたびに大声嘲笑う。また第11話ではいじめっ子グループへの報復誓いすっかり暴力的になったシローから殴られ、その意趣返し他の動物従えて報復するなど、やられた恨み根に持つ性質悪さ持っているボス仲間としてそれなりに信頼してはいるらしく、第51話では秘蔵アルバム見せて兜甲児マジンガーZとの思い出熱く語り聞かせている。

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科学要塞研究所

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グレートマジンガー」の記事における「科学要塞研究所」の解説

研究中の実験死亡したとされていた兜十蔵博士息子にして、前作主人公兜甲児父親である兜剣造博士が、ミケーネ帝国からの侵攻阻止するために秘かに建造していた。その名の通り光子力研究所とは異なり戦闘主な目的としており、正に要塞」と呼ぶに相応し攻撃拠点となっている。武装光子砲電磁波発射装置バリヤーなどを装備しており、自力海中潜行することや海上航行することも可能である。また、上部張り出し部分四隅には浮上ファン内蔵されており、建物の上半分独力で飛行することも可能となっている。伊豆半島近郊所在地近郊の海の地下研究所一角で、グレートマジンガーはそこに格納されている。グレートのパートナーロボットであるビューナスA製作され本格的なミケーネ帝国との戦闘挑んだ最終決戦において剣造上部分をデモニカに体当たりさせ爆発四散したグレートマジンガー剣造15年かけて建造したマジンガーZ超える偉大な勇者”」。身長25m、重量32t。 基本設計マジンガーZと同じであるが、超合金Zよりも軽量かつ4倍の強度を誇る「超合金ニューZ」で精製されており、性能面はより強化されている。光子力エンジン駆動最高出力建造当時90馬力、『グレートマジンガー終盤ではさらに強化され最大出力130馬力飛行速度マッハ4(グレートブースター使用時マッハ5)、最高高度50,000m。 「マジン・ゴー!」の掛け声と共に海中グレート発射口から射出され、ブレーンコンドルという小型ジェット機頭部に「ファイヤー・オン!」で合体コクピットとなる。劇場版マジンガーZ対暗黒大将軍』および『マジンガーZ』最終回マジンガーZボロボロにした戦闘獣苦も無く撃破して、無敵強さ見せつけた。また、劇場版マジンガーZ対暗黒大将軍』では人類最後の切り札として登場マジンガーZ窮地救った。 背に収容可能な翼スクランブルダッシュを内蔵しており、合体要素低かったが、番組終盤新たな合体式の強化武器グレートブースター登場している。 「スクランブルダッシュ基部攻撃されると、予備装置作動して復帰するまでの数秒間全機能が麻痺する」という最大弱点がある。この設定は、劇中では劇場版UFOロボ グレンダイザー対グレートマジンガー』にて初め語られグレンダイザーがその弱点狙って攻撃をしたが、設定自体テレビシリーズ時点存在していた。 第44話では剣造也の代わりにグレート操縦したことがある設計者ではあるものの操縦には不慣れなためか苦戦強いられた。『グレンダイザー対グレートマジンガー』では、ベガ星連合軍のバレンドス親衛隊長に強奪されグレンダイザー戦闘奪回後には兜甲児グレート操縦し円盤獣1体撃破している。このときバレンドスは初めての操縦ながらグレンダイザー互角に戦っている。 劇場作品では全ての作品登場するグレートマジンガー登場前の作品『マジンガーZ対デビルマン』を除く)。 OVA版マジンカイザー』においても唯一最後まで残存しマジンガーとされ、カイザーと共に行動できるただ1つマジンガーである。 小説作品スーパーロボット大戦』(著:団龍彦)では、対デビルマジンガー用にして最強マジンガーゴッド・マジンガープロトタイプであったとされている(これは企画段階グレートの名称がゴッドマジンガーとされていたため)。 マジンガーZとのデザイン上の違い 永井による初期の『Z』のデザインは『グレート』と同じであり、その後永井描いたマジンガーシリーズ漫画では、『グレート』のデザイン使った作品見受けられる。なお、対外的なグレート』のデザイン公表は、頭部(顔)の部分だけが、1974年春にテレビマガジン事務局とする「マジンガーズクラブ」の会員証ライセンスカード用いられたのが初出とされている。当初、「『Z』の顔デザインアレンジか?」と思わされるなど、多くの子供たちは新キャラクターのそれとは気づかず、『マジンガーZ対暗黒大将軍』においてこのデザインの新ヒーロー出現見て何者の顔か悟るに至ったとのこと頭部頭頂部に合体する小型飛行機異なる。 その両側の装甲板の上部が鋭角尖っている。 耳のレーダーがL字状に曲がっている。 首の後ろ人間延髄に相当)にも錣のように装甲板がある。 胴体ブレストバーン発射する胸の板が、左右一体化された。 ヘソ部分に、ネーブルミサイル発射する五角形発射口が新設(Zは特に意匠存在せずジェットスクランダー装着すると、菱形ジョイントが付く。ミサイルパンチも、発射時は何も無い所がスライドして開くのみである)。 腕両腕三角板設けられ、アトミックパンチやドリルプレッシャーパンチの際は、破壊力を増す突起物として使われる外観でなく内部違いだが、ロケットパンチ発射後、Zはドリルミサイル発射用の丸い穴が見えるが、グレート三角形で、この部分武器終始装備されなかった。 足両脚三角板設けられ、そこにマジンガーブレード収納されてある。 スクランブルダッシュによる飛行時のみ、脹脛部分に垂直尾翼が出る。 全体的に見て身長違いのみならず、Zより手足長くスマートなデザインになっている武装 アトミックパンチ マジンガーZロケットパンチ相当する両腕の肘から先が分離し光子力ロケット回転飛行、敵を粉砕するドリルプレッシャーパンチ 第8話登場した追加装備考案者飛田博士。 プレッシャーカッターと呼ばれる4つの刃状の突起飛び出し高速回転して敵を貫くアトミックパンチの強化版。 グレートタイフーン マジンガーZルストハリケーン相当する口のスリットから風150メートル突風吹き出すが、Zのような酸化腐食させる効果はない。 ブレストバーン マジンガーZブレストファイヤー相当する決め技としては最多を誇る。 胸部放熱板から4万度高熱線を放射し、敵をドロドロ溶かすまた、マイナス回路セットすることにより、冷凍光線にも転用できる(第51話)。 ネーブルミサイル マジンガーZミサイルパンチ相当するネーブルは「へそ」の意。 胴体中央の五角形発射口から放たれるTNT火薬800t分相当の威力有するミサイル。主に牽制技として多用された。 スクランブルカッター マジンガーZスクランダーカッター相当する。 スクランブルダッシュの翼部分で敵を切断するが、折り畳み式ゆえに威力強度はZよりも劣る。 グレートブーメラン 胸の放熱板取り外しブーメラン化して敵を切断する。その切れ味マジンガーブレード勝るとも劣らないバックスピンキック 第34話登場した追加装備。脛の両側からブレード出て破壊力高めたキック当時ブルース・リー人気如実に反映した技であり、自身ジャージ姿でキック練習に励むシーンがある。 ニーインパルスキック 第34話登場した追加装備。膝からスパイク出て破壊力高めたキック先述バックスピンキック併用されることが多い。 マジンガーブレード 大腿部三角板から取り出す両刃の剣両脚に各1本装備している。 切れ味が非常に鋭く近接戦はもちろん飛び道具としても有用通常は1刀流であるが、強敵相手には2刀流も披露している。サンダーブレード サンダーブレーク付属させ、殺傷能力上げた融合技。漫画版のみ使用サンダーブレーク 序盤から中盤におけるグレートマジンガー最大技。 天空から誘導した300ボルト高圧電流指先から放つ第46話では指先介さず相手頭上直接降り下ろす描写見受けられた。ダブルサンダーブレーク 上述発展技。映画版使用された。 エレクトロサンダースパーク 漫画版のみ使用された技。両腕グレートブーメラン失ったグレートゴーゴン大公とゼランギアを倒した時に使用した。腕の外れた関節部分を敵に押し当てて電撃を流す。 グレートブースター47話に登場した追加装備終盤におけるグレートマジンガー最大技。 一見マジンガーZジェットスクランダー酷似しているが、その実態は機体ミサイルのように撃ち出し二条ビームと鋭い両翼相手殲滅する強力無比武装。ただし、背中のスクランブルダッシュを破壊されると、合体不可能になるという弱点がある(第49話)。最終決戦では剣造の手遠隔操作出来るよう施され戦闘不能陥ったグレートマジンガー誘導しようとしたが、戦闘獣攻撃受けて破壊されてしまった。サンダーブースター 漫画版のみ使用された技。サンダーブレーク纏い殺傷能力上げた融合技。 マジンパワー 瞬間的に本体武装出力増幅を図るマジンガーシリーズ共通の機能量産型グレートマジンガー 少年誌冒険王)に連載された、桜多吾作による漫画版登場するグレートマジンガー量産型民間企業新住日重工)が科学要塞研究所の職員買収グレートマジンガー設計図超合金ニューZの製造方法非合法的に入手し量産したもの。性能オリジナルグレートと同じで、ミケーネとの戦闘オリジナルグレート破損した際、剣也が量産型乗り換えて戦闘続け描写がある。外観武装オリジナルグレート変わらないため、ボスによって識別のためオリジナル・グレートの前腰部分に「元祖と書かれた。量産型には胸元番号振られているのが特徴1体だけ試作品として全身塗装が黒い量産型グレート存在し、こちらはブラック・グレートと呼ばれる試作品だが高性能で、オリジナルに当たる也のグレートをも圧倒する戦闘能力発揮した量産型グレートスーパーロボット大戦シリーズにも頻繁に出演しているが、グレートマジンガー元祖)やブラック・グレートは現在まで『スーパーロボット大戦MX』が唯一の出演作品となっている。 また、桜多吾作版では、オリジナルロボットとして外装マジンガーZ似(光子力ビームと胸ブレストファイヤー部分から発射されるミサイル主武装)で戦闘コンピューターグレートと同じGMFA1が登場している。 ブレーンコンドル グレートマジンガー操縦席となるジェット戦闘機。「ファイヤー・オン!」の掛け声と共にグレート頭部垂直に合体してコクピットとなる。合体時は機体前方ロケットエンジン噴射して減速し合体後は座席部分90回転して操縦体勢移行する研究所下層から発進操縦席就いた也がエンジン始動しブースター全開吹かしながら、「ブレーンコンドル、スイッチオン!」の掛け声と共に抑止ロックを解くことで、海中パイプから岬の鍾乳洞猛スピード抜け廃船の穴をくぐって離陸する水中航行も可能で、研究所潜水中は直接海中から離陸した武装機首から発射する二条光線「コンドルビーム」と、機体下部左右に装備した2門の発射管から撃ち出すミサイル「コンドルミサイル」。「コンドルミサイル」は通常弾の他にコバルト爆弾換装することも出来る。ただし核兵器なのかどうか不明ビューナスA剣造グレートマジンガーサポート役として製作した女性ロボットパイロット炎ジュン全高20メートル重量23トンマジンガーZよりも大きい。光子力エンジン駆動し最大出力35馬力初期マジンガーZ並み戦闘力有している。 クインスターという小型機頭部ドッキングしコクピットとなる。非常時には分離して脱出装置役割も果たすが、本編中で機体捨て脱出したのは第53話のみ。第19話第22話第26話最終回などでクインスターインしたままジュンがビューナスを降りている場面があるが、どうやって降りたのかは不明第36話グレートのような内部エレベーターがあるのかもしれない描写されず)。 普段滝壷中に格納されており、ジュンの「ビューナスAゴー!」という掛け声と共に滝壷からせり上がり、「クインスター・イン!」のセリフ頭部合体し起動する装甲グレートと同じ超合金ニューZ製のはずだが、グレート比べ装甲が薄いためか、けっこう頻繁に破損していた。片腕片脚叩き折られたり切断されたり腹に風穴を開けられるのはもちろん、胴体真っ二つにされたこともある(第33話)。 前腕部にジャンプ連載版ビューナスの「Zカッター」の名残思しきブレード状の突起があるが、戦闘使用されたのは第12話のみで特に切れ味発揮するともなくバイソニアにへし折られた。ジャンプ連載版ビューナスでは光子力ビーム発射していた頭部二本アンテナだが、TV版では単なる飾りだった。ただ、細い形状の割に破損したのは第19話のみ(それも片方だけ)と意外に頑丈であった当初走って現場急行していたが、第25話からビューナススクランダー追加され飛行可能となった。 アフロダイ、ダイアナンと違って当初から対ミケーネ戦闘用として開発されたため、武装はレディロボット中では多め初登場第3話Aパートアバンタイトルでは5体の敵ロボット立て続け撃破する圧倒的な強さ見せつけた。が、どうもこれは模擬戦訓練もしくはジュンによる活躍予想イメージだったらしく、直後のズガール戦から早くも苦戦その後も敵戦闘獣小手調べとして一蹴される「かませ犬」的なポジション甘んじるケースがほとんどだった。数少ない戦果としてダイヤカス(第8話)、ピーコング(第13話)、アキレウス第28話)、そしてアンゴラス将軍第56話)を倒している(シナリオではムガリッサ、グレシオス、ユニガロス、ゲルニカスもビューナスがとどめを刺しているが、映像化されず)。ただしミケーネスやキャットルー、戦車(第41話)、小型潜水艇マリンアタッカー(第14話)などのザコ相手ならば流石に鬼神強さ発揮していた。 因みに第20話第37話・第51話・第54話では出撃せず。 なお原作版『マジンガーZ』では、デザイン武装若干異な同名ロボットアフロダイA後継機として開発され弓さやか搭乗してマジンガー軍団と共にDr.ヘルとの最終決戦参加している。武装 光子力ミサイル 通称おっぱいミサイルアニメ本編ではそう呼ぶ場面は無いが、永井豪テレビマガジン連載したコミカライズ版ではそう呼んでいる)。当初命中すればそれなりのダメージ戦闘獣与えていたが、中盤以降直撃してもよろめかせただけで無傷といった具合に全く効かなかった。かなりの連射可能だが、どこにそんな収納スペース確保されているのかは謎。第53話では光子力ミサイルガトリング砲のように高速連射する荒業披露した意外にTV本編で戦闘獣相手決め技となったことは一度もない。ただしテレマガ連載版では、武装解除したグレート装ったビューナスがまんまとミケーネ作戦の裏をかいて敵に接近、いきなり正体現す至近距離からミサイル発射命中させ戦闘獣イゴーを撃破してしまうエピソードがある。「光子力ミサイル!」と叫びつつ左右同時発射するパターン多かったが、片方だけ発射することも無言発射することも可能。 光子力ビーム 両目から発射する光線設定ではビーム砲自体マジンガーZと同じものだが、ビューナス本体出力マジンガーZより低いため威力は弱い。話数によって色がバラついていたZと違いビームの色はピンク透過光統一されている。劇中では戦闘獣防御にあい、あまり威力あるようには見られないが、決まり手としては最多第8話第13話第56話)。「光子力ビーム!」の掛け声と共に発射するパターンが殆どだが、無言発射することも可能。 フィンガーミサイル 先端から第二関節までの指先小型ミサイルとして連続発射する。ただし親指発射しない。「フィンガーミサイル!」の掛け声と共に両手から同時一斉発射パターン多かったが、無言発射することも一本ずつ時間差発射することも片手だけでの発射も可能。牽制技として多用されたが、全く通用しなかった。 ビューナススクランダー 第25話から登場する飛行装備最高速度マッハ3、最高飛行高度20,000メートルとZが使っていた改良前のジェットスクランダー同性能。翼はせり出し式で科学要塞研究所のカタパルトにして射出、「スクランブルアタック!」の掛け声と共にビューナスとドッキングする。 スクランダーカッタービューナススクランダー装着時) TV本編では使用されなかったが、唯一33話で也に遠隔誘導されビューナススクランダー単体がダンドールを真っ二つにする活躍見せた劇場版グレートマジンガー対ゲッターロボ』で初めてビューナス装着状態でギルギルガン第二形態に対して使用されたが、全く通用せずにスクランダーがへし折れてしまった。その際ジュン掛け声は「スクランダー・カット!」。 ビューナスサンダーブレーク 第28話のみで使用されアキレウスにとどめを刺した技。指が溶けたグレート代わりに電撃をビューナスが誘導して指先から放つ。「サンダーブレーク!」のセリフジュン叫んだビューナスキック 第4話第26話・第30話・第43話・第53話などで使用した飛び蹴り両脚食らわせるドロップキックタイプと片脚決めタイプの二種類がある。撥ね返されたり回避されたりすることが多く決まって相手一時的に転ばせたり、ぐらつかせる程度効果しかなかった。 なおこの他に第47話で披露した光子力ミサイル光子力ビーム・フィンガーミサイルの同時一斉発射」、X線レーザー(第50話のみ使用)などがある。 ボスボロット 前作『マジンガーZ』から続投連続レギュラー出演した唯一の機体パイロット変わらずボス(とヌケムチャ)である。ボス光子力研究所から科学要塞研究所付近廃工場たむろする所を移し第2話)、ジュン盛んにアプローチしていた。またスクラップ製は変わらなかったが、全高が12mから20mにアップされパワー上がっている(ただし劇中ではそれらの説明一切ない)。 前作引き続きコメディ・リリーフ役割一手引き受けており「頭部ポロッと外れる」お馴染みギャグ健在殊に42話では登場シーンの殆どがポロっと外れた頭部のみという無茶ぶりだった。また相変わらず空を飛ぶ」ことに果敢に挑戦失敗繰り返していたが、第43話で念願飛行能力を得る。第38話ではグレート発射孔から飛び出すという荒業披露している。 大半話数でビューナスと並ぶ「かませ犬」的ポジションだったものの、終盤来て活躍ぶりが目立つようになる。第43話ではマジシャンスタイルで登場ステッキから得体の知れないガス噴きつけて戦闘獣ドメス撃破した。第51話では、グレートに代わって戦闘獣ギュラソスにボロットスピンキックでとどめを刺している。 特徴としては前作からボス執着している「飛行能力」への憧れプッシュされており、あの手この手探究心でそれを試み描写多く成っている。 機械獣凌駕する強さ戦闘獣にもスペックの差など全く気にせず果敢に挑んでいったが、第46話のソルゴスだけは見ただけで一目散に逃げた。また第52話のみボスコンディション不良景気づけドカ食い過ぎてダウン)により未出撃劇場シリーズでも新オプション多く発表されグレートマジンガー対ゲッターロボ』では唯一完璧な飛行成功している。 スーパーロボット大戦シリーズにおける「乗り換え」を連想させる場面として第35話のキャットルー操縦時と第37話ムチャ操縦時がある。殊に前者は目が血走り危険な形相だった。同シリーズ付けられている「補給機能示唆するような描写は特に無い。また、自爆」して敵にダメージといった場面見受けられず。武装・技 下記以外にも話数によって背中武器満載した籠を背負ったり(第26話・第47話)、太い棍棒持ったり(第51話)、腰の周り手榴弾装備したり(第34話第45話)している。ボロットプレッシャーパンチ 第8話のみで使用した技。飛田博士に無理矢理付けさせたが、戦闘獣へ届く前に爆発してしまうお粗末ぶりで全く通用しなかった。たった1話のみの武器ながら、『スーパーロボット大戦A』における隠し武器として登場。『スーパーロボット大戦R』では、キッド達の暇潰しボロット装備された。その後のスパロボシリーズでも何度登場している。 ボロボロキック 再三わたって使用された技だが、全く通用しなかった。ネーミングの由来は「戦闘獣ボロボロにする」から。 ボロットスピンキック51話のみで使用され、ギュラソスにとどめを刺した技。「スピン」と称しているが普通の飛び蹴りこの他ゲームではスペシャルボロットパンチ、スペシャルDXボロットパンチ、スーパーDXボロットパンチ、ボロットスペシャル、ボロットダイナミックスペシャルなどを使用している。 ロボットジュニア まだ「先生」呼んでいた頃に兜シロー剣造ねだって作ってもらった操縦練習用機体光子力エンジン駆動し最大出力10万馬力第25話から登場専用戦闘服まで用意されており、着用すると3~4頭身から5~6頭身体型変化する。兄・甲児の働き見て自分戦士になろうと思ったらしいが、基本的にボスボロットと同じ(いないよりはまし)レベル運用された。野球少年モチーフにしており、頭部ヘルメット(ジェットキャップ。ジェットハッターという設定名称がある)がそのまま分離式のコクピットになる。頭部合体する際に、シローは「ファイヤー・オン!」と叫んでいた。武装 アイアンバット ロボットジュニア主要武器となる肩から飛び出すニューZ合金製のバット戦闘獣には全く通用せず。 ジュニアミサイル 両腕の3門の発射孔から連射する小型ミサイル威力はかなり貧弱ジェットバイ 第1話から登場した専用バイク頑丈第12話でバイソニアによって岩の崩落埋められた際や、第35話でキャットルーの攻撃受けて崖下転落した際も無事だった武装 ロケットパンチ フロントカウル左右の翼上部装備され小型ロケットパンチ。翼ごとカウル内部格納することが出来る。 破壊ビーム ライト部分からビーム発射第15話使用

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科学要塞研究所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 08:28 UTC 版)

マジンガーZ」の記事における「科学要塞研究所」の解説

詳細は「グレートマジンガー」を参照剣造(かぶと けんぞう博士 声 - 柴田秀勝大竹宏(第91話) 甲児とシローの父。第91話・第92話(第91話では気絶した甲児の回想中にと共に)に登場。甲児が幼い頃実験中の事故死亡したとされていたが、これは表向きのことで、父である兜十蔵博士依るサイボーグ手術受けて一命取り留め事情により姿を隠していた。新たな敵ミケーネ帝国戦闘獣苦戦するZを助けるべく、自らが建造したグレートマジンガー派遣する。甲児達を動揺させないため、父であることは伏せている。 剣 也(つるぎ てつや) 声 - 野田圭一92話に登場。甲児の父・剣造の下でミケーネ帝国戦闘獣備えて訓練されていたグレートマジンガーパイロットマジンガーZ最大危機救いそのまま日本の防衛受け継ぐ。「俺は少々手荒いぜ!グズグズしてるのは苦手なんだ!!」「今までマジンガーZとはちょいと出来が違うぜ」など強気発言が多い。重症兜甲児気遣いシロー見舞うことを遠慮させる配慮見せており、グレートマジンガーマジンガーZ対比説いて納得させた。

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