浮上とは? わかりやすく解説

ふ‐じょう〔‐ジヤウ〕【浮上】

読み方:ふじょう

[名](スル)

水中から水面浮かび上がること。「潜水艦が—する」

隠れていたものや目立たなかったものが表面現れること。また、成績などが下位から上位になること。「課題が—する」「リーグ首位に—する」


浮上

作者斧田千晴

収載図書ひんやり・さ・せ・て―斧田千晴短編集
出版社日本文学館
刊行年月2005.11
シリーズ名ノベル倶楽部


浮上

作者城山三郎

収載図書からの栄光
出版社角川書店
刊行年月2005.12
シリーズ名城山三郎昭和戦争文学


浮上

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/03 05:41 UTC 版)

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関連項目

  • 沈下


浮上

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/17 02:54 UTC 版)

インダクトラック」の記事における「浮上」の解説

浮上の基本原理は、超電導リニアと同様、車体側の磁石発生する磁界車両運動により変動すると、軌道側のコイル誘導電流発生して反発力生じ作用電磁誘導浮上支持方式(EDS)である。 従来EDS場合超電導電磁石のような強力な磁界発生させなければ実現できない考えられていた。インダクトラック場合車両側には進行方向と平行にハルバッハ配列並べた強力な永久磁石ネオジムボロン合金)の列を、磁界の強まる向き軌道コイル対向するように配置する。また軌道側には、ハルバッハ配列向きとは垂直の方向導線巻いたコイル配置する車両停止状態の時には浮上力が発生しないが、車両走行始めると軌道側のコイル誘導電流発生し車両反発する向きの力が発生する。 また軌道側のコイル代替として、薄いアルミニウム膜と絶縁膜を交互に重ねたものの使用考えられる。この場合コイル比べて大幅なコストダウン見込まれる積層型場合、薄い箔を重ねる方が大きい浮上力を得られる。揚抗比は薄い箔の方が大きい。積層型の方がリッツ線よりも優れる。浮上高は積載量影響を受け、ある一定の速度以下では速度の上と共に浮上高も増えるが、一定速度以上になると浮上高は一定維持される利点として、永久磁石で浮上力が得られるため浮上にかかるコスト少なくて済む。一方欠点としては、静止時および低速度走行時に車両支え補助車輪を必要とするが、浮上走行必要な速度遷移速度という)は超電導リニア遷移速度100km/hから150km/h)と比較して低い速度で可能である。試験機では時速22マイル上で浮上したが、ポスト実物大車両では"わずか時速2マイルで浮上できると信じている。”と語った磁気抵抗遷移速度未満場合車両速度と共に増え遷移速度前後最大値を示す。遷移速度上の場合磁気抵抗速度と共に減少する一例として500 km/hでの揚抗比200:1でいかなる航空機よりもはるかに高い。これはコイル磁場素早く変動する事によって浮上する為の電流連続して与え電力消費するので誘導インピーダンス速度比例して増えるからである。積載量少な場合の方が磁気抵抗ピークになる速度低速になる。 インダクトラックIIでは二組のハルバッハ配列用いる。一方は浮上用コイルの上一方は下に配置する事により実質的に配列重量面積を増やさずに磁場が2倍になり、同様に低速時抵抗も減る。上下磁石互いに上に並べられ磁石コイルの間には反発力生じることにより浮上の力が生じ、下に並べられ磁石コイルの間には吸引力生じとされる。また対面する上下磁石ハルバッハ配列は同である。但し、この方法は浮上用コイル車両重量によって変形しないように剛性確保しなければならないまた、永久磁石のため軌道上金属片などを引き付けた場合、その除去手段用意する必要がある点が挙げられるまた、軌道コイル並べた場合誘導電流によって生じ軌道側の磁極ピーク車上磁石交互に配置されるN極S極配列通過時ににならなければ反発力生じどころか吸引力生じてしまい、浮上できない懸念がある。浮上用コイルにはリッツ線を束ねて両端半田付けして透磁率優れたステンレス製の角パイプ入れて並べた互いに絶縁され非磁性金属板を重ねて枕木方向に溝を切ったもの等が検討されるどちらも生産効率費用性能において一長一短がある。重量物を浮上させる場合は浮上用コイル面積増やす応力分散される

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浮上

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/19 01:08 UTC 版)

反磁性」の記事における「浮上」の解説

反磁性による反発力利用して、非常に強い磁場をかけると、反磁性体磁気浮上させることができる。例え実験室などで15~20T程度磁場発生させ物質にかけると、多く含んだりんごや卵、生物など浮かせることができる。また、反磁性の強い熱分解カーボン(英: Pyrolytic carbon)やビスマスなどは、磁力の強いネオジム磁石用いた室温実験でも十分浮上させることができる。

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浮上

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 04:59 UTC 版)

超電導リニア」の記事における「浮上」の解説

詳細は「磁気浮上」を参照 電磁誘導方式 (EDS) の誘導反発方式採用されている。誘導反発方式について説明する移動する磁界内に置かれコイルには誘導起電力生じる。これは発電機と同じ原理であるが、誘導起電力生じ誘導電流コイル内に流れると、起電力生じさせた磁界反対方向磁界発生し反発力となる。誘導反発方式磁気浮上では、これを利用して車両側強力な電磁石を、軌道側に両端つなげた短絡コイル設置する車両高速進行する軌道側のコイルには電流発生し、この電流コイル流れると車両反発する方向磁界生じる。結果車両浮上する仕組みとなっている。反発力は、車両速度に応じて増加するこの方式の利点としては、以下が挙げられる比較大きな浮上量が得られる。 浮上量に対して制御を行う必要がない。 またこの方式の欠点としては、以下が挙げられる車両停止または低速移動している間は十分な反発力得られず、浮上できない。 浮上コイル内に大きな電流発生するコイル抵抗により発熱生じ結果として走行中の車両対し抗力磁気抗力)が生じる。 宮崎実験線では当初軌道底面に浮上コイル設置対向反発浮上方式)されていた。1991年平成3年6月から、宮崎実験線では側壁浮上方式実験開始され山梨実験線でもこれが採用されている。側壁浮上方式とは、文字通り浮上・案内コイル側壁配置するのである浮上・案内コイル巻き方上下方向8の字になるように巻かれている。この場合高速進入してくる車載超電導磁石発生した磁界に対して浮上・案内コイル誘導電流流れ浮上・案内コイル下側からは反発力浮上・案内コイル上側からは吸引力電磁力発生し車両浮上する。浮上力はコイル中心から通過する磁界中心のずれに比例して発生しコイル内の電流も同じである。低速域で浮上する浮上・案内コイル生じ電流大きく磁気抗力大きくなるため、低速域ではゴムタイヤ車輪車体支持し浮上・案内コイル中心車載超電導磁石が通るようにして磁気抗力回避し磁気抗力十分に小さくなる速度達してからゴムタイヤ車輪上げ(=車体僅かに沈み込む)浮上走行移行する。このことで、コイル内の電流小さくすることができ、車両対す磁気抗力小さくしている。また、車両車載超電導磁石浮上・案内コイル中心高さから上下変位すると、コイル流れ誘導電流により、変位とは逆方向電磁力発生して車両復元する方向に力が働くようになっている。さらに軌道底面からの浮上量は側壁浮上コイル設置位置自由に決定できる利点もある。山梨実験線仕様では約100 mmの浮上が得られる位置浮上・案内コイル設置されている。もともと、日本国有鉄道国鉄)でリニアモーターカー開発指揮していた京谷好泰が、地震の多い日本でも安定して走行できるようにするためには、思い切った浮上高を実現する必要がある考えて目標を10cm浮上にしたものである。コイル設置位置任意に浮上高を決められる側壁浮上方式では浮上高にはあまり大きな意味がなく、たとえガイドウェイ底面がなかったとしても浮上走行できるが、加速して浮上走行に移るまではゴムタイヤ車輪底面支えられて走るので底面を必要としている。

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浮上(バルトス)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 08:42 UTC 版)

まじもじるるも」の記事における「浮上(バルトス)」の解説

自分他人浮かせる魔法落下中の対象助ける際にも利用できる

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浮上

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 01:04 UTC 版)

トランスラピッド」の記事における「浮上」の解説

ガイド下部設置された、ステータ鉄心コイル)と車両側電磁石同士磁気吸引力利用して浮上する電磁吸引支持方式で、HSST同様の方式となっている。しかし磁気浮上による車体支持推進時の車体案内分離されている点で異なる。 電磁吸引方式停止中でも8mm程度磁気浮上をさせる特徴持ち走行中においてもこの磁気浮上間隔を保つ。そのため、この磁気浮上を保つためには、センサガイドステータ車体側の電磁石とのギャップを常に計測し電磁石電流制御チョッパ制御)を行わなければならない

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浮上

出典:『Wiktionary』 (2021/11/02 11:50 UTC 版)

名詞

ふじょう

  1. 水中から水面または水面のほうへ浮かび上がること。
  2. 何かの表面上から磁力風圧などのにより浮かび上がること。
  3. 順位などが下位のほうから上のほうへ上がること。

動詞


「浮上」の例文・使い方・用例・文例

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