かませ犬とは? わかりやすく解説

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かませ‐いぬ【×噛ませ犬/×咬ませ犬】

読み方:かませいぬ

闘犬で、訓練のために若いかみつく相手となる試合から引退した老犬などが使われる転じて格闘技などで、引き立て役として対戦させる弱い相手のこと。

「噛ませ犬」に似た言葉

かませ犬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/27 12:30 UTC 版)

かませ犬(かませいぬ)とは、本来は闘犬において調教するに噛ませて自信を付けさせるためにあてがわれる弱い犬のことである[1][2]。他の通称としてアンダードッグがある。

概説

若い闘犬には、まず弱い犬をあてがい、その犬を十分に噛ませることで勝つ味を教える。しかし若い犬は戦い方がわからず、うまく噛めないこともあるため、そういう場合には弱い犬の口を縛ったりする例もあるという。往々にして、闘犬を引退した老犬がかませ犬として使われる。

ここから転じて、スポーツ格闘技において選手やチームの調整のためや華々しい勝利を観客に見せ付けるために、意図的に対戦させる実力の劣る相手や、フィクション作品において主人公または強大な敵役の強さを見せ付けるためのやられ役を指すようになった。例として、映画『ロッキー』におけるチャンピオンのアポロ・クリードに対するロッキー・バルボアや、漫画『ドラゴンボール』に登場するキャラクター孫悟空(主人公)に対するクリリン(サブキャラクター)のような立場がある。

脚注

  1. ^ 松村明(監修)『大辞泉』(小学館)
  2. ^ デジタル大辞泉『噛ませ犬』 - コトバンク

関連項目

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