おおよその時期が設定されているもの
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「第三次世界大戦」の記事における「おおよその時期が設定されているもの」の解説
1984年 1950年代に勃発した核戦争を経て、世界はオセアニア、ユーラシア、イースタシアの三大全体主義国家によって分割統治される。それぞれの国は階級社会の崩壊を防ぐため半永久的な領土紛争を続けており、市民は徹底的な監視社会に置かれている。 夏への扉 1960年代半ばに「六週間戦争」が起こり、アメリカでは東海岸の主要都市は核攻撃を受けて内陸のデンヴァーが首都になった。勝敗は不明だが、共産主義は戦後衰退する。戦時中に冷凍睡眠などの新技術が実用化された。 霊長類南へ 1965年以降に全面核戦争「最終戦争」が勃発する。中国瀋陽から韓国と日本の米軍基地およびウラジオストクに対し核ミサイルが誤射されたことを発端として、ウラジオストクへの核攻撃を米国によるものと誤認したソ連がサンフランシスコを核攻撃し、米ソ間での核の「パイ投げ」に発展。中国も米ソ双方の攻撃を受ける。東京や南半球は直接の被害を免れるが、戦闘終結後に放射性降下物によって人類は絶滅する。 最終戦争の目撃者(英語版) 1970年代前半、米ロの間で第三次世界大戦が勃発。戦端はロシアによって開かれ、緒戦では互いの本土にむけて核や細菌兵器を備えた大陸間弾道弾を撃ち合うが、その後、ロシア側は報復攻撃によってミサイル基地を破壊されたため、爆撃機による片道攻撃に切り替えている。日本では、東京は核攻撃を受けて消滅し、北日本はロシアに占領された。開戦から2年後に、米臨時政府に対するロシア側の降伏によって戦争は終結。その間に、ロシアの弱体化の隙をつく形で中国がシベリアを占拠している。 ある日…… 1977年以降のある日、唐突に核戦争が勃発し、日本における小市民の日常生活は消滅する。 地球のほろびる時 197×年3月26日に第三次世界大戦が勃発する。ソ連および中国の核弾頭ICBMによる先制攻撃によって戦端が開かれ、アメリカもソ連ICBMの本土到達前にICBMやSLBM、爆撃機などを用いて全面報復攻撃を実施。米ソ中およびヨーロッパ各国の主要都市は壊滅し、日本でも各地の米軍基地が中国の核攻撃を受ける。死者は1日で2億人に達し、さらに核爆発の二次被害として世界各地で生物化学兵器の流出が発生する。 勝利 197X年7月末、ソ連および中国の「義勇軍」によるユーゴスラビヤ侵入を発端として第三次世界大戦が勃発。核弾頭ICBMによるソ連からアメリカへの先制攻撃によって米本土は全滅するが、ソ連にも生き残ったミサイル基地および爆撃機による核報復が行われる。また、同時に中国によるヨーロッパへの攻撃も行われるが、中国もその後壊滅する。その後、太平洋と大西洋に敷設された核機雷によって米国は定期的に放射能汚染に見舞われることになる。 地球0年 197X年12月23日、艦長が暴走した米軍の原子力潜水艦がソ連ICBM基地に核弾頭SLBMを発射したことを皮切りに、米中ソ間の偶発水爆戦争という形で第三次世界大戦が勃発し、これによって米ソやヨーロッパの各国は壊滅。巻き込まれた日本も東京をはじめとする関東地方が全滅する被害を受ける。終戦後、戦災者救援および治安維持のため、国連の要請を受けて自衛隊がアメリカ太平洋岸地帯へと派遣される。 宇宙ゴミ大戦争 197×年×月、C国のゴミ衛星が日本に落下したことを発端として、A合衆国とC国の間で使用兵器をゴミのみに限定した最終戦争「世界ゴミ大戦争」が勃発。開戦から5ヶ月の間で参戦国はS連邦や日本を含む10ヶ国以上に増加し、戦闘手段も他国領土内へのゴミの置き逃げから糞尿ミサイルの実戦投入に至り、最終的には銀河系対アンドロメダ宇宙というところまで戦闘が拡大する。 悪魔のハンマー(英語版) 1970年代以降、ハムナー・ブラウン彗星の地球への落下と、それに伴う巨大な津波やハリケーンの発生によって生じた混乱の中、中国とソ連が核弾頭ICBMの応酬を開始し、ソ連の要請を受けたアメリカもこれに加わる。この核戦争は彗星落下による地球環境および文明の破壊を促進。核攻撃の終息後には、超大国の抑えを失った世界各地で局地的紛争が勃発する。 怒りの神(英語版) 1983年以降、アメリカによる人工衛星からの「偉大な無差別爆弾(GOB)」の投下を皮切りに、アメリカと中国の間で第三次世界大戦「大破滅」が勃発。死者はGOBによるものだけで10億名に達し、アメリカ側も中国のミサイルなどによって多大な被害を受ける。また、神経ガスや有毒薬品なども多用された。戦後、アメリカでは放射能汚染によって多くのミュータントが発生する。 レッド・ストーム作戦発動 1984年以降、イスラーム過激派ゲリラにシベリアの石油施設を爆破されたソ連の軍部は、石油を求めて中東侵攻を計画。北大西洋条約機構(NATO)による妨害を防ぐため、西ドイツによるテロ事件をでっち上げて、まず西欧を攻撃する。 ワンマン・アーミーゲイツ 198X年9月20日、NATOとソ連の間で偶発的な第3次世界大戦が勃発。両陣営の全自動反撃システムが24時間に渡って核弾頭ICBMの応酬を繰り返し、中立国に対しても予防攻撃として核兵器が使用される。この核戦争から最終的に生き残った人類は開戦前の20〜30パーセントに止まったが、その後もパワードスーツや二足歩行機などが用いられる地上戦が続き、33年後に西側の機動歩兵部隊がジグリの最高指揮所で「ソ連最高指導部」と接触したことにより終結する。 FUTURE WAR 198X年 ソ連の原潜によるアメリカの科学者の拉致、ソ連の新型戦闘機の西ドイツへの亡命などを引き金に、198X年に第三次世界大戦が勃発。ワルシャワ条約機構軍の西ドイツへの侵攻を発端として、中東での東西両軍の武力衝突やソ連軍による日本への攻撃が発生。東西ドイツ国境でNATO軍が戦術核を使用した事を受け、東西双方が発射したICBMやSWBMが各国の主要都市へ降り注ぐ事になる。その後、ソ連のタカ派指導者が射殺された事で戦争は終結へと向かい、最後に放たれたソ連の第二波ICBMもアメリカの有人戦闘衛星によって撃墜される。 第三次世界大戦シリーズ 二見書房から刊行された一連の小説。198X年から198Y年が舞台。『日本篇』ではソ連軍の佐渡上陸・新潟侵攻・東京陥落、『続・日本篇』では日本亡命政府軍とアメリカ軍による南九州・関東上陸戦が描かれる。 都市国家ハリウッド 1980年代以降、アメリカと敵国の間で「大衝撃時代」とも呼ばれる「大戦」が勃発。核兵器や細菌兵器を用いた全面戦争となったほか、アメリカにおいては精神医学者による一般市民の統制が行われる。戦闘によってヨーロッパ、アジア、南米などの全世界の4分の3が汚染され、勝利したアメリカでも、残存者は各地に建設されたドーム内での居住を余儀なくされる。 アンドロイドは電気羊の夢を見るか? 第三次世界大戦(最終世界大戦)後のサンフランシスコを舞台にした作品。1990年以前に勃発した大戦によって地球は放射能灰に汚染され、生きた動物はごくわずかになっているため、生きた動物を所有することが地位の象徴となっている。また、この大戦の際に兵器としてアンドロイド(自由の合成戦士)が開発された。戦後は人類の大半は火星に移住している。 洪水のあと 1990年代中頃に全面核戦争が勃発し、戦禍に見舞われた西洋ではあらゆる国家が崩壊。バルト海一帯では核戦争に伴う洪水と放射能汚染を受け、戦後5年は混乱に包まれる。また、新生児もほとんどが奇形となる。 北斗の拳 199X年、世界規模の核戦争によって人類の大半が死滅する。戦後、文明社会は完全に崩壊し、法や秩序が通用しない弱肉強食の世界になっている。貨幣は用をなさず、ガソリンや銃などが貴重品として扱われる。 サイボーグ009 19XX年5月、A国とC国が第三次世界大戦に突入。地球上の生物の3分の2が死滅する。2222年、放射能によって変異した生物たちに脅かされながら生き残っていた人類はタイムマシンで100万年前へ移民し、人類の祖先となる。 最終戦争 19××年、前年に東亜人民共和国連邦(中国)が全アジアからのアメリカ排除を開始したことを発端として、中国の対米宣戦によって第三次大戦が勃発。アメリカによる中国への最初の核攻撃の後にソ連も核戦争に参戦し、欧米枢要部は開戦から十数分で壊滅する。その後、戦闘の場はアジア、アフリカ、南アメリカに移り、トルケスタンが決戦場となる。 二人は空気の底に 19XX年、複数の大国による全面核戦争が勃発。戦闘は一時間ほどで終結したが、核ミサイルの起爆によって生じたプラトニウム灰によって全人類は死滅し、万国博覧会に展示されていた宇宙旅行用ユニット・カプセル内にいた乳児2名のみが生き残る。 ナンバー7 20世紀後半に、Y国による水爆ミサイルの発射を発端として、世界規模の水爆戦争が勃発。地球環境はほとんどの人間が生存不可能なほどに汚染され、わずかな生存者は軌道上の空中島で暮らすことになる。その後、多くの宇宙人が無人となった地球の侵略を開始する。 自由未来(英語版) 20世紀後半、ソ連によるアメリカ本土へのミサイル攻撃を皮切りに「東西戦争」(第三次世界大戦)が勃発。核兵器や神経ガスなどを用いた大量報復が続き、戦後に流行した疫病の影響もあって、北アメリカとヨーロッパ、さらにインドを除くアジア全域が壊滅する。その後2世紀にわたって続いた「混乱」とその後の「大変化」を経て、東西戦争での被害が軽微だった黒人種が支配階級となった文明が勃興する。 長い明日(英語版) 20世紀後半にアメリカと「敵」との間で全世界規模の核戦争「大破壊」が勃発。最終的にはアメリカが勝利するが、その過程でアメリカ側も複数の大都市に核爆撃を受ける。戦後、アメリカでは都市や高度な科学技術が放棄され、文明は西部開拓時代程度まで後退する。 黙示録3174年 20世紀に全面核戦争「火焔異変」(第三次世界大戦)が勃発した。戦闘は数日から数週間で終結。戦後、知識人を大戦の原因とし、彼らを殺戮する「単純化運動」が行われる中、カトリック教会へ逃げ込んだ技術者が教皇より密命を受け、ユタ州付近の砂漠にリーボウィッツ修道院を創始し、人類の知識を「大記録」として隠して密かに保存した。3174年頃から「大記録」による文明の復興が始まるが、文明がかつての水準以上にまで回復した3781年に再び核戦争が勃発。ニュー・バチカンは、ケンタウルス座アルファの植民地に「大記録」のコピーと聖職者の一団を載せた星船を送り、第二の出エジプトへと旅立っていった。 World in Conflict(英語版) 年代は20世紀後半だが、詳しくは触れられていない。ソビエト連邦は崩壊していない。 ヴァンパイヤー戦争 1999年以前の20世紀末、魔神ネヴセシブの目覚めの前兆である世界同時地震によってモスクワが壊滅したことを受け、ソ連戦略防衛司令部のタカ派将官がアメリカ本土への核攻撃を指示したことにより第三次世界戦争が勃発。米ソ双方の核ミサイルに対する軍事衛星による迎撃の他、地球軌道および月軌道でも米ソの宇宙艦による交戦が発生する。太陽系に飛来したラルーサ人の星間船によって核ミサイルが飛行中に停止されたため、戦闘は終息する。 宇宙年代記シリーズ 1998年以後の20世紀末に、米ソの二大勢力の経済支配圏の衝突に起因する第三次世界大戦が勃発。地球上の各地で無数の戦闘が独立して進行する「全面局地戦争」と形容される状態が20年間に渡って続き、21世紀前半に終戦を迎えたのちも10年間は散発的な戦闘がたびたび発生している。なお、開戦前の1998年に非武装中立を宣言した月を初めとする地球外の植民都市は、第三次大戦から23世紀に勃発する「第二次統合戦争」以前までの地球上での大規模戦争には関与せずに宇宙開発を推進している。 虎よ、虎よ! 20世紀末に「原子戦争」が勃発。その後、21世紀には再び「世界復興戦争」という戦争が勃発している。これらの戦争によってローマは二度に渡って破壊されている。 UTOPIA 最後の世界大戦 A国とS連邦の間で第三次世界大戦が勃発。戦闘は20XX年まで続き、首都へ侵攻されるまでに追いつめられたS連邦がA国首都に新兵器「氷素爆弾」を投下したことによって、地球の半分が凍り付いてしまう。 ニンジャスレイヤー 2004年頃、Y2K問題とIPアドレス枯渇問題を原因として、IPとプロキシサーバの争奪を目的とした暗黒メガコーポ(巨大企業)主導の全世界的戦争「電子戦争」が勃発。物理・論理空間双方で戦われたこの戦争によって、軌道上を含む地球環境は「マッポーの世」と形容されるほどに汚染されてしまう。 TENET テネット 2008年以降の未来にて第三次世界大戦が勃発。核兵器に代わって時を逆行する兵器が使用され、影響は時を遡った現在にも波及する。 猿とエッセンス(英語版) 2000年代頃に資本主義と共産主義の2陣営の対立を原因とする第三次世界大戦が勃発。両陣営によって核兵器や伝染病菌、心理戦術などが世界中で使用され、戦略的価値がないと見なされ攻撃を免れたニュージーランドと赤道アフリカ一帯を除く全世界が壊滅・汚染された。戦後、アメリカ南部はベリアルを崇拝する宗教的な社会へと退行する。 二重螺旋の悪魔 200×年、米軍の核弾頭ICBMが2発誤射され、モスクワと北京を直撃。ロシアと中国は即座にこれに対する報復核攻撃を開始し、続いて他の核保有国もこれに加わる。これにより欧米は壊滅し、「核の冬」が発生。その後、発端となった誤射は怪物「GOO」がコンピュータウイルスに変身し、核戦略コンピュータに侵入したため発生したことが判明する。 光の塔 1985年から2012年の間(昭和からの改元後)に、アメリカとソ連・中国の間で核兵器が用いられた第三次世界大戦が勃発。日本も参戦したとされるが、どちらの陣営についたのかは語られていない。2012年の直後には日本、アラブ聯合、ドイツの主導による第四次世界大戦も勃発。世界総人口の半数が死亡し、生き残ったほとんどの人々も放射能障害を発することになる。その後、25世紀以前に惑星の領有権を巡る第五次世界大戦も行われ、この際に地球環境が崩壊した。ただし、22世紀を舞台とする続編『我が月は緑』では、第四次世界大戦が勃発した描写は見られない。 キャプテン・フューチャー 2015年以前に世界大戦が勃発・終結。戦争自体の詳細は不明だが、終戦後に太陽系政府が設立されている。 天使の徹甲弾 『ザ・コクピット』の一編。21世紀初頭に全世界的な戦争が勃発し、舞台となる2020年には戦争終結が近づいている。作中では「奇妙な戦乱」と形容されているのみで、参戦国などの詳細は語られていない。前線では塹壕戦が行われている。 宇宙軍士官学校 2015年前後に発生したオーバーロードによる地球人類のマインドリセットと異星人アロイスによるリフトアップ開始、それに伴って行われた国家の地球連邦への統合に対し、国粋主義や民族主義、宗教的狂信などから生じた反発を原因として、2020年前後に世界的な「統合化戦争」と呼ばれる大規模戦争が勃発。終戦後も世界各地でリフトアップに反対するテロが頻発することとなる。 メタルスラッグシリーズ 詳細は不明だが、2020年頃に「前大戦」と呼ばれる戦争が勃発している。また、『メタルスラッグ2』以降では第一作『メタルスラッグ』で描かれた、20XX年に発生したモーデン元帥配下の反逆軍による全世界的な軍事クーデターと元正規軍のレジスタンスによる反抗も「前大戦」と呼ばれているが、これが先程の前大戦と同一の戦争なのかは語られていない。 鉄コミュニケイション 2025年頃に全世界規模での戦争が勃発。参戦国などの詳細は不明だが、この戦争によって人類はほぼ滅亡する。対人機械歩兵などの戦闘用ロボットが大量に投入されており、多くの個体が戦争後も活動を続けている。 NEEDLESS 20XX年に第三次世界大戦が勃発。その際に使用された化学兵器の影響によって、東京を始めとする日本各地に「BS(ブラック・スポット)」と呼ばれる汚染区域が生じている。 AKB0048 惑星間航行技術を巡り、21世紀初頭に世界大戦が勃発。戦闘によって地球の生態系が大ダメージを被ったため、人類は地球外への脱出を余儀なくされ、新たに「星歴」という紀年法が制定される。 スクランブルスピリッツ 21世紀初頭に全世界的な核戦争が勃発。その後、各地で再興された小国家群からなる「統一国家」が築かれる。 ぼくらは都市を愛していた 21世紀初頭に、「情報震」による情報システムの崩壊に端を発する同時多発的な〈戦争〉が世界各地で勃発。2020年時点では戦闘こそ沈静化しているが、明確な敵が存在しなかったため、終戦に至っている訳ではない。 新世界より 2011年に起きたPK能力の科学的発見を発端として、21世紀前半にPK能力者と一般人の対立を主因とする無秩序な戦争が全世界で発生した。一時は能力者狩りを行った一般人側が有利に立ったが、能力者側が反撃に転じ地球上のあらゆる政府と文明が崩壊。戦闘には核兵器やそれを上回る威力のPKが使用され、世界の総人口は戦前の3%にまで減少した。その後、500年間におよぶ暗黒時代が始まる。 少年と犬 2024年以前に勃発した核戦争によって文明が崩壊し、荒廃した社会を舞台としている。 ぼくらの〜alternative〜 2030年代、平行世界の地球のトミコローツ(巨大ロボット)《大烏》が散布した未知のウィルスによって汚染されたアメリカに対し、ウィルスの感染拡大を阻止するために中国が核弾道ミサイルを発射。アメリカも核弾道ミサイルでこれに報復したことが引き金となり、全世界を巻き込んだ全面核戦争が勃発する。この「怒りの日」から1日で世界の主要都市は消滅し、放射能汚染と核の冬の到来、さらにはウィルスの感染拡大によって文明は壊滅寸前となる。 われらはレギオン 2041年から2133年の間に、安価な核融合技術の普及による原油の価値の下落を原因として、「第三次世界大戦」と総称される一連の戦闘が世界各地で発生。そのほとんどは局地戦に止まったが、中東紛争は核・化学兵器が多用される激戦となり、中東のほぼ全域が居住不能になる。また、2133年には、自由アメリカ神聖盟主国(FAITH)のフォン・ノイマン探査機に対するブラジル帝国の攻撃を皮切りに、太陽系全域を戦場とする全面戦争が勃発。戦闘は宇宙から地上へ拡大し、多数の核攻撃や小惑星爆撃によって、地球環境は回復まで最低5千年かかるほどに汚染される。 未来警察ウラシマン 1983年から2050年にタイムスリップしてきた主人公が、第三次世界大戦後に建造された「ネオトキオ」と呼ばれるメガロポリスで犯罪組織「ネクライム」と対峙する。「ネオトキオ」の郊外には荒廃した大地が広がっている。 銀河は砂粒のごとく(英語版) 21世紀前半、60年間続いた冷戦から移行する形で、アメリカと中国などによる世界戦争が勃発。当初は月面での戦いが主になると見られていたが、実際には地球上でコバルト弾頭が使用されるに至る。その後、戦争は参戦諸国の協力関係を変えながら断続的に4000年に渡って続き、黒人種が人種戦争に勝利する形で終結する。 タイタンのゲーム・プレーヤー(英語版) 21世紀前半、ソ連や東ドイツの支援を受けた中国とアメリカの間で地球全域を巻き込んだ「大戦」が勃発。この際に中国の軍事衛星から発射された「ヒンケル放射線」の作用によって、人類の出生率が著しく低下する。 21世紀潜水艦(英語版) 21世紀前半、米英などと東方陣営の間で全面的な戦争が勃発。16年間の戦争の間に核兵器によって英国諸島は破壊されている。アメリカでは石油が枯渇しつつあり、東方陣営の大陸棚にある貯蔵所に対して潜水曳航艦による石油の略奪が行われている。 去年はいい年になるだろう 21世紀中盤、全世界を巻き込んだ大規模戦争が勃発。戦闘にはあらゆる兵器が投入され、印パ間での使用を皮切りに大量使用された核兵器によって現代文明は崩壊し、放射能汚染や核の冬が発生。戦闘が終結した22世紀中盤には地球の総人口は8000万人にまで減少、文明は中世レベルにまで後退した。ただし、これは無数に存在するパラレルワールドの1つでの出来事とされている。 planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜 21世紀中盤、アメリカを中核とする自由連邦と、環太平洋地域やアフリカなどからなる解放同盟の間で「大戦」が勃発する。自由連邦による解放同盟への生物兵器攻撃によって戦端が開かれ、その後の報復核攻撃によって北米やユーラシアも壊滅。戦闘によって地球の総人口は戦前の100億人から5億人以下へ減少し、気候も大きく変動する。また、戦場では多くの自立戦闘機械が使用された。 凍りついた空 21世紀後半に欧米と中華人民最高社会国(FSSC)の間で第三次世界大戦「一分間戦争」が勃発する。戦端は妨害制御プログラムを用いたFSSCによる欧米の防衛網への攻撃によって開かれ、双方の核ミサイル発射に発展。その後、勝者のない休戦を迎える。軍事施設が電子的傘に防備されていたため多くのミサイルが都市の民間施設を攻撃し、死者は75万人を越えることになる。 超時空騎団サザンクロス 21世紀末に大規模な核戦争が勃発。これによって地球での生物の生存は不可能となり、人類は火星や木星を経て太陽系外への植民を開始する。 アシッドバッファーゾーン 21世紀のうちに「前大戦」と呼ばれる全地球および大気圏外を戦場とした大規模戦争が勃発。人工的な戦闘用亜人類「アンゲル・2194」の実戦投入と、大気圏外の「アウレナリーズ軌道」上への大量物体の打ち上げによって13年におよぶ戦闘は終息する。この大戦によって都市文明は失われ、世界の総人口は戦前の12%である約14億人にまで減少した。 嵐のメキシコ湾へ 21世紀、中小国による潜水艦搭載中距離核ミサイルを用いた米ソへのC3I攻撃を原因として、米ソ間での戦争が勃発。アメリカが待機する間にソ連がアメリカ本土の軍事施設へICBMによる攻撃を行い、アメリカ側の軌道上防衛機構を突破した10パーセントのうち核弾頭が核の冬を、細菌戦用弾頭が伝染病を発生させる。また、ソ連もアメリカの核攻撃を受けている。戦闘は2時間で終結し、和平交渉が開始された。 治療塔惑星 21世紀、アマゾン川流域に建国された「地球酸素1/4供給機構」と西側先進国を主体とする国連・世界スターシップ公社連合軍の間で「アマゾン世界大戦」が勃発。地球酸素1/4供給機構側は、先進国による国民総生産の4分の1の物資の貧困国への分配徹底の要求と、それが受け入れられない場合の地球の酸素供給源である熱帯雨林を巻き込んだ核兵器による自爆を通告するが、膠着状態の後に最終的には国連・世界スターシップ公社連合軍の特攻隊によって制圧される。 移動都市シリーズ 21世紀以降に「六十分戦争」が勃発。アメリカ帝国などが参戦し、対地表軌道上原子爆弾や変性ウィルス爆弾、量子ビームなどのエネルギー兵器が投入される。この戦争によって環境は汚染され、戦後にはロンドンを皮切りに、破壊された都市が「移動都市」として再生され始める。 冬長のまつり 22世紀以前に世界規模の戦争が勃発。戦闘の影響で放射能性疾患や疫病が蔓延し、「長い夜」と呼ばれるその後の100年の間に、参戦国のひとつであったアメリカではワシントンD.C.などの都市が住民殲滅の後に放棄される。この戦争と「長い夜」を総称して「第一沖期」とも呼ばれる。 時の町の伝説(英語版) 詳細は不明だが、2180年頃に第三次世界大戦が勃発する。その後も第四次世界大戦が勃発するほか、57世紀には精神を攻撃する兵器が広く用いられた世界規模の戦争「精神戦争」が行われ、この際に20世紀から続く国家はほぼ全てが消滅。その後にアイスランド帝国が台頭することになる。 2001夜物語 22世紀、ヨーロッパ共同会議およびアメリカとユーラシア連邦が対立する中で「南半球戦争」が勃発。これは地球全体の疲弊をもたらすほどの規模のものとなる。 メガゾーン23 2331年以前に、多数の核兵器などが使用された「最終戦争」が勃発。この戦争などを原因として地球で環境破壊や生態系の崩壊などが生じたことから、都市宇宙船を用いた地球からの人類の一時排除を伴う、地球連邦政府主導による「地球再生計画」が2331年に開始される。 人類補完機構シリーズ 25世紀頃、世界の権力中枢によって安全なゲーム化していた戦争に対し合理的割合制が施行されたことにより、のちに「古代戦争」と呼ばれることになる全世界規模の「現実となった戦争」が勃発。アメリカや第六ドイツ帝国などが参戦し、中国を除くあらゆる国家が解体される結果に終わった。その後、地球のほぼ全域に匍匐植物や人間狩猟機、突然変異を起こし知性を獲得した動物などが蔓延し、人類は都市群に孤立することになる。 マシーネンクリーガー 29世紀前半に第四次世界大戦が勃発しているため、それ以前に生じていると見られるが詳細は不明。なお、第四次大戦では地球環境が極めて汚染されたため、地球に住む人類は数十年の間他の天体への移住を余儀なくされる。 風の谷のナウシカ 産業革命から1000年以上後、高度に発達した巨大産業文明による「火の7日間」と呼ばれる最終戦争が勃発する。その技術体系が生んだ巨神兵などの兵器が戦闘に投入され、都市群は有毒物質をまき散らして崩壊。ほとんどの地表は不毛の地と化し、複雑化していた技術体系も戦闘によって失われ、人類は絶滅寸前まで追いやられた。物語の本編はその約1000年後という設定。 時間衝突(英語版) 7千年紀頃に「崩壊戦争」と呼ばれる全地球規模の核戦争が勃発し、それ以前から続いていた「古典文明」は崩壊。生存した人類は地球の各地に孤立し、戦闘で撒き散らされた放射線の影響もあって、戦後4世紀弱に渡って続いた「暗黒時代」の中で人類の突然変異が促進される。
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