キューティーハニー 概要

キューティーハニー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/18 04:15 UTC 版)

概要

その身に組み込まれた「空中元素固定装置」により、七変化の変身能力と無類の戦闘力を発揮する少女型アンドロイド・如月ハニーと、世界中の宝石や貴金属の独占を狙う犯罪組織パンサークロ―との戦いを、ハニーに夢中である早見一家とハニーとの愉快なやりとりを交えて描く美少女アクション活劇。

空中のあらゆる元素を自在に組み替える力を持つ「空中元素固定装置」でハニーは自在に衣装、所持アイテムを変えられ、その衣装に応じた能力を発揮できる。その中でも、戦いに特化した戦士としての姿が「キューティーハニー」であり、人間をはるかに超える身体能力を発揮することができるようになる。

パンサークロ―の魔の手が伸びた時、「あるときは○○、またあるときは△△、しかしてその実体は…」と謎めいた口上を述べ、「ハニーフラッシュ!」の掛け声と共に如月ハニーからキューティーハニーに変身して「愛の戦士キューティーハニーさ!」と名乗りを上げ[1]、刺客と戦いを繰り広げる。

アニメ版は1973年10月13日に放映された。後年にアニメ版の続編及びリメイク作が多数作られている他、実写映画化、舞台劇化などもなされている。

※ 以下のアニメ化作品は基本的に放送・公開(リリース)順に記載。

テレビアニメ「キューティーハニー」

放送期間など

  • 放送期間:1973年10月13日 - 1974年3月30日
  • 放送回数:全25話
  • 放送時間:毎週土曜日20時30分 - 20時55分
  • 放送局:NET(テレビ朝日)系(関西地区は毎日放送[2]

制作局であるNETの放送時間が25分であるため、放送時間25分(同時ネット局のバージョン)用と30分(遅れネット局および再放送のバージョン)用が作られた。ANNフルネット局ではキー局バージョンを同時ネットしていた[3]。詳細については、後にほぼ同じスタッフで制作・放映された『マグネロボシリーズ』と共通する部分が多いため、マグネロボシリーズ#放送規格を参照。

あらすじ

ミッション系の全寮制高校「聖チャペル学園」に通う女子高生・如月ハニーはロボット工学研究者・如月博士の愛娘。今日も今日とて厳しい寮長のミハル先生の監視の目をかいくぐっては脱走とさぼりに精を出すお転婆娘である。

ある日のこと、世界規模の犯罪組織パンサークローがハニーの自宅を襲撃する。彼らの狙いは如月博士が開発した、空気中のあらゆる元素を自在に結合させ望むものを作り出すことができるという究極の機械「空中元素固定装置」だった。博士からの連絡を受けて急ぎ自宅へ戻るも時遅く、最愛の父の死に直面し慟哭するハニー。怒りと悲しみの中、ハニーは博士の遺言から、自分が博士の手によって生み出されたアンドロイドであること、空中元素固定装置が自らの体内に隠されている事を知る。

空中元素固定装置を守り抜けという父の遺言を胸に、ハニーは父の仇討ちを誓い、愛の戦士キューティーハニーとなってパンサークローと戦い続ける。

登場人物

主人公

如月 ハニー(きさらぎ ハニー) / キューティーハニー
- 増山江威子
本作の主人公。ロボット工学研究者・如月博士の愛娘で、全寮制女子学校・聖チャペル学園に在籍する16歳[4]の少女。学園からの脱走を生きがいと言い切るお転婆な性格。
その正体は如月博士が心血を注いで造り上げた女性型半生体アンドロイド(人造人間)。骨格や大脳は機械、外見は生体細胞からなるハイブリッド・ヒューマンでもある。その姿は人間と寸分たがわぬほどに精巧に作られており、心臓部分に「空中元素固定装置」が組み込まれている。人間と同じように涙も流し、汗もかき、傷を負えば流血もするし痛みも感じる[5]
博士はハニーに実の娘同然に愛を注ぎ、ハニー本人でさえパンサークローに如月博士を殺害されるまで自分を博士の実の娘だと思っていた[6]。固定装置の強奪を狙うパンサークローに父を殺害されたことをきっかけにこれらの真実を知る事となり、空中元素固定装置を守り抜き、父の仇討ちを果たすためにパンサークローと戦うことを決意する。
首のチョーカーのハート部分のスイッチを操作することで「ハニーフラッシュ!」の掛け声とともに空中元素固定装置を起動し、自由自在にあらゆる姿に変身でき、それぞれの姿のときはその道のプロフェッショナルとしての能力を発揮することができる。それらの中でも究極的な戦士としてのスタイルが「キューティーハニー」である。この姿のときの彼女は、走力、腕力、跳躍力など人間の4倍の能力を有し、他にも長剣・シルバーフルーレやハニーブーメランなどの武器を使い、さらには反重力ブーツで壁や天井を走ることもできる。一般的なスーパーヒーローに比べればハニーの能力は意外と控えめと言えるかもしれないが、如月博士の言葉を借りれば、これは「ハニーが人間の心を理解できるように人間の能力を大きく越えた物にしなかった」という理由からくるものである。
漫画版では人間と同じく食事でエネルギーを摂っておりエネルギー不足でピンチに陥る描写(空中元素固定装置が使えなくなる)があるが、アニメ版では2話でカップ麺を食べる描写があるもののエネルギー源については特に言及はなく、固定装置の起動に影響する様子も描かれたことはない。また、漫画版では尿意を感じている場面がある(噴水に飛び込んで放尿している)。
空中元素固定装置による変身や物質の製造は自分の回りにある物質や空気を一度元素レベルまで分解し再構成することで行われる。変身時に服が飛び散るのはこのためで、髪の長さや色も同様に固定装置の力で変化している。服装から武器のような重金属までその場で作ることが可能。また、はっきりと描かれてはいないが敵の拘束を解いたり、それまで斬れなかった敵を本気を出したとたんに両断するなど、物質を元素レベルまで分解する能力を応用して戦っていると思われる場面も見られる。
ハニーとパンサークローの関係は、ハニーから見ればパンサークローは自分たちの欲望で父を殺害した「憎き仇敵」であり、パンサークローから見れば、空中元素固定装置を持つハニーは「あらゆる物質を生み出せる宝の山」である。
ハニー七変化
如月ハニー
基本の形態であり、極普通の人間の少女としての仮の姿[7]。普段はこの姿で女子学生として過ごしている。
形態独自の能力は持たないが、アクロバティックな動きで敵を翻弄し素手で敵の下っ端と渡り合ったり、バスの床を拳ひとつでぶち抜き鉄板を引き剥がしたり、大の大人を担いだまま片手で大車輪を披露したりと、身体能力自体は他の形態時同様に高い。
ハリケーンハニー
ライダースーツに身を包んだ黒髪長髪の天才レーサー。バイクを始めあらゆるメカを自在に使いこなせ肉弾戦にも強い。
その能力から主に移動手段として活用されるため使用頻度が最も多い。
ファンシーハニー
ファッションモデル。妖艶な美貌と色仕掛けで敵を惑わせ、シガースティック型の吹き矢で牽制する。
フラッシュハニー
女性カメラマン。主に様々な場所に取材と称して潜入する際に用いられた。
ミスティーハニー
ロック歌手。インパクト抜群の歌で敵を引きつけながら戦う他、敵の目を欺くため流しのギター弾きとして振舞うこともある。
アイドルハニー
国際線のスチュワーデス。元より戦闘向きの職業ではなく、使用頻度は低い。
キューティーハニー
特定職業のモチーフを持たない、真の姿[8]とも言うべき戦闘形態。戦闘に特化した姿で他形態時をはるかに凌駕する身体能力を発揮し、専用の武器である白銀の長剣シルバーフルーレを用いて戦う。

本編中ではこれら以外にも状況に応じて様々な姿に変身して戦った。

ハニーの武器・能力
空中元素固定装置
空中に分子の形で存在する元素を選り分けて随意に結合させ、あらゆる物質を作り出す装置。起動の際には眩い光を放つ。
最終決戦でハニーの胸部、心臓の下辺りに固定されていることがパンサークローの施したスキャニングによって暴かれている。
チョーカーのハート飾りが起動スイッチとなっているため、チョーカーを奪われると変身が封じられてしまう(17話)。
漫画版では起動にエネルギーを必要とし、エネルギー切れによってピンチに陥る場面が描かれている。
シルバーフルーレ
キューティハニー形態時の接近戦用武器で白銀の長剣。普段は刃を縮めた状態で履いている反重力ブーツに収めてあり、引き抜くと同時に刀身が伸びる。
ファイヤー、ハニービーム、サンダードロー、ハニーストーム
シルバーフルーレの先端から放つ遠距離攻撃技。ファイヤーは火炎(4話)、ハニービームは光線(8話)、サンダードローは電撃(17話)、ハニーストームは風の渦(23話)を放つ。
ハニーブーメラン
投擲武器。左腕に巻いたハートマーク付きのリボンをブーメランに変形させて投げる。本体は鋭い刃となり、直撃した相手を切り裂く。形態の如何に関わらず使用可能。
シーンによってハートの向きが逆だったり、色が異なったり、突起が付いていたりと作画が一定していない。
反重力ブーツ
履いているブーツの内部に仕込まれた反重力装置により壁や天井を歩くことができる。
ハニービーム
チョーカーのハートマークから一瞬にして放たれる強烈な光線。
ハニースペシャル
最終回のみ使用。空中元素固定装置をフル稼働させて大量の宝石を作り出し、シスタージルに放って隙を作った。
イヤリング
左耳のイヤリングの飾りに通信機による通話機能(1話)やラジオの受信(2話)、離れた場所の物音や音声を拾って聞き取る(2話)、超音波の探知(9話)などの多彩な機能が搭載されている。
透視能力
とんぼ眼鏡をかけることで壁の向こうを透視して見通せる(6話、14話)。

主人公を支える人々

早見 団兵衛(はやみ だんべえ)
声 - 富田耕生
早見家の当主。体は小さいが武芸百般に通じ、忍術の使い手でもある。年齢にそぐわないその身体能力で、パンサークローとの戦いにおいて相手戦闘員を翻弄するなど、しばしばハニーをフォローする。しかしここぞというところでドジを踏んだり太刀打ちできずにあっさり負けてしまったりと、肝心な時に役に立たないことも度々。
息子と行動を共にするハニーの父親代わりを自認し、ハニーがアンドロイドであることを知っても以前と同じように我が子のように可愛がるなど人情に篤く、ハニーにも「おじさま」と呼ばれ[9]慕われている。自宅と学生寮を破壊され、住む所を失ったハニーを自宅に引き取って面倒を見つつ息子と共にハニーをサポートする頼もしさの一方で、息子たちとハニー争奪戦を繰り広げたり、順平と一緒にハニーの入浴姿を覗くなど、下心丸出しのスケベオヤジでもある。
青児や順平からは「父上」と呼ばれている。
早見 青児(はやみ せいじ)
声 - 森功至
早見家の長男で東日新聞の記者。バイク走行中に、ハニーの最初の変身であるハリケーンハニーへの変身の場面に出くわし、後をつけてきたことでパンサクローの如月家襲撃の場面に居合わせる。スクープ狙いでハニーに話を聞こうとするものの、空気を読まないその行動に激昂したハニーの張り手をくらい、泣きじゃくる彼女の姿を見て心を入れ替え、スクープをあきらめてハニーに協力し共にパンサークロ―と戦うことを誓う。その後、ハニーが如月博士を象ったロボットの口から遺言を聞く現場[10]に立会うこととなり、ハニーの素性と過酷な運命に同情して様々な面で彼女に協力する。
正義感があり長身で割と端整な容姿だが、格闘はあまり強いとは言えず、どちらかといえばブレーン的な役割を担う。ハニーと近しいがゆえに敵に標的にされることも度々で、ハニーの足を引っ張ってしまうこともある。戦いの中で次第にハニーと惹かれ合い、家族公認の恋人となる。ハニーからは「青児さん」、団兵衛からは「青児」、順平からは「兄上」と呼ばれている。
早見 順平(はやみ じゅんぺい)
声 - 沢田和子
早見家の次男。父親譲りのスケベな小学生。「恋の戦士」を自称し、「ハニーおねーさまー」と叫んでは何かにつけてハニーに抱きつこうとする。ミヨちゃんという同級生の彼女がいるが、いつもハニーに夢中なので嫉妬され、よく殴られる。
ハニーがアンドロイドであることを知った直後は団兵衛共々戸惑うが、その事実を受け入れ、以降も姉のように慕う気持ちはスケベ心と共にまったく変わらない。ハニーからは「順平ちゃん」と呼ばれて可愛がられているが、執拗に体を触るなどの悪戯が過ぎてお仕置きを食うこともある。
なお、父からは戦闘力も受け継いだらしく、少年ながらかなり腕っ節も強い。足手まといになる事も多いが、ハニーの窮地を救うこともある。
早見 直次郎(はやみ なおじろう)
声 - 増岡弘西崎章治(第23話 - 第25話)
パラダイス学園の番長で団兵衛の甥で青児・順平の従兄弟。ゴリラのような大男だが、ハニー転校時に勝負を挑むも敗北し、番長の地位をハニーへと譲った。戦闘力も高く、パンサー団員程度なら倒せる実力がある。
如月猛博士(きさらぎ たけし はかせ)
声 - 八奈見乗児峰恵研(第16話)
ハニーの父。博士号を持つ科学者でロボット工学の研究者。空中元素固定装置の発明者であり、アンドロイドであるハニーの産みの親でもある。
空中元素固定装置を狙うパンサークローの差し向けた刺客の襲撃を受けて殺害され、ハニーとの再会も間に合わぬまま死去してしまった。
自分そっくりのロボットに仕込んだテープにハニーの本当の素性と空中元素固定装置についての遺言を残しており、父の仇討ちと空中元素固定装置を守り抜くという2つの使命がハニーの戦いの大きな動機となった。

聖チャペル学園

アルフォンヌとポチは、永井豪の初期ギャグマンガのヒット作『キッカイくん』のレギュラーキャラクターを女体化の上で流用している。

常似 ミハル(つねに ミハル)
声 - 津田延代
ハニーが在籍するミッション系の全寮制高校「聖チャペル学園」の教師兼舎監。通称ヒストラー。抜け出し・サボリの常習犯であるハニーの天敵。あだ名の通りヒステリックな性格で、ハニーの脱走を目の当たりにした際には口汚い口調でわめき散らしながら追いかけるのが定番である
聖チャペル学園の崩壊に巻き込まれるも辛くも生き延びた後はその再建に執念を燃やし、資金捻出のためにパラダイス学園に清掃員としてもぐりこみ、後に正職員として赴任した。
本人曰く「ハニーをいじめるのが自分の楽しみ」だが、そんな少々曲がった動機の上ではあるもののいざという時には体当たりでハニーを助けたりと思いやりもある。
アルフォンヌ
声 - つかせのりこ
聖チャペル学園の女性教師。時々自分のバストを両手で上下させながら喋る妙な癖がある。可愛い女の子が好きで、ミハルに比べるとかなりハニーらに対する対応は甘い。ハニーを常にヒストラーから庇ってくれており、時には脱走の手助けをしてくれることもある。ハニーに対して生徒として以上の好意を持っているらしく、何かあるごとにくっついてくる。
学園の崩壊時は学校を離れていたため難を逃れており、後にミハルに遅れてパラダイス学園の教師となった。
ポチ
声 - 山本圭子田の中勇(第21話)
聖チャペル学園の校長。小柄で丸顔、目の下に茶色い隈(くま)がある。
夏子(なつこ)
声 - 吉田理保子渡辺典子
ハニーの同級生で、寮で同室の大親友。ハニーが学校を脱走する際にはいつも手助けしている。
学園がパンサークローの襲撃を受けた際、侵入してきたシスタージルが変装を解く現場を目撃しており、本人の面前で校長にパンサークローの手のものだと訴えるハニーに同調したため標的にされてしまい、ハニーが駆け付けるも時遅くジルの展開するバリアの摩擦熱で致命的な火傷を負わされてしまう。ジルが撤退した後、ハニーの腕の中で静かに息を引き取った。ハニーにとって彼女の死は自ら後を追って死のうと思い詰めるほどまでに重いもので、パンサークローとの戦いに更なる理由を与えることとなる。

パンサークロー

宝石・貴金属や美術品を強奪・収集する世界的犯罪組織。幹部・怪人は全て女性。組織名は「豹の爪」の意。

上層部
パンサーゾラ
声 - 津田延代
パンサークローの首領。ハニーの空中元素固定装置をつけ狙う。
シスタージル
声 - 渡辺典子北浜晴子(第12話)
パンサークローの大幹部兼日本支部長で、空中元素固定装置強奪作戦の実質的な指揮官。ゾラの妹でありパンサークローの魔女でもある。ゾラを「お姉様」と呼び、パンサー達を「かけがえのないお友達」と呼ぶ。
自らも電磁ムチを武器として戦い、極めて戦闘能力は高い。また魔女だけあって幻術を行使することもでき、最終話でアジトにおびき寄せたハニーを強烈な幻覚に陥れて翻弄している。冷酷非道な性格で、ハニーの親友である夏子を容赦なく焼き殺し、敗北した仲間を躊躇うことなく見捨て、仲間の体内に内密に爆薬を仕掛け爆弾として利用しハニーの通う学校を破壊するなどの行為も平然と行う。
最終回における決戦時、ハニーが空中元素固定装置をフル稼働させて作り出した大量の宝石に夢中になった隙を突かれ、ハニービームで破壊され崩れ落ちてきた像の下敷きとなり絶命した。
漫画版では、その正体はゾラのペットのであった。
怪人・団員
パンサー怪人
様々な特殊能力を持つ精鋭揃いの女怪人達。パンサーゾラやシスタージルの召喚に応じて現れ、宝石や美術品、さらには空中元素固定装置強奪のために暗躍する。
倒されるとパンサー団員と同じく高音と共に気化して消滅する、もしくは爆散する。彼ら自身は「アンドロイド」であると述べている(第12話)が、シーパンサーのように幻獣である人魚を改造したサイボーグも存在する。
名前はパターン化されており、ほとんどが「○○クロー」か「○○パンサー」のいずれかである(唯一の例外はアイアンサドー)。
ブラッククロー
声 - 北浜晴子
第1話のゲストパンサー。鋭い獣の爪を左手に備えた怪人。
如月邸2度目の襲撃の際に姿を現してハニーと交戦し、取り外し可能な左手の爪てハニーを壁に磔にしてとどめを刺そうと襲い掛かるが、塞がれた右手に握っていたシルバーフルーレを蹴落として左手に持ち替えたハニーに串刺しにされ死亡した。
ファイヤークロー
声 - 北浜晴子
第2話のゲストパンサー。両の指先すべてが火炎放射器になっている怪人。
清児を負傷させて入院させた上でパンサー団員を手引きし、罠を張ってハニーを待ち構えるも1度はとり逃してしてしまい、自宅に逃げたハニーに対し、お見舞いに来ていた団兵衛と偶然ハニー宅に来ていた順平を人質にとって固定装置の場所を教えるように迫る。
最終的に、教えると嘘をついたハニーに離れた場所におびき出され、パンサークロー専用の気球上での決闘の末にとどめを刺されて落下し、如月邸に激突して爆散した(このためにハニーは自宅を失った)。
トマホークパンサー
声 - 中西妙子
第3話のゲストパンサー。両刃の斧の形をした羽で空を飛び敵を切り裂く怪人。
バッドフライクロー
声 - 北浜晴子
第4話のゲストパンサー。自在に飛行するコウモリの羽を持つ怪人。
タランチェパンサー
声 - 中西妙子
第5話のゲストパンサー。蜘蛛の姿をした怪人。蜘蛛糸による拘束と催眠術さ、頭髪から発する火炎を自在に操る。
大エジプト展から盗んだファラオの王冠を盗み出し、追ってきたハニーを捉えて飛行機をハイジャックしゾラの下へ向かおうとするが、拘束を解きエジプト人に変装したハニーに裏をかかれ交戦する。手下のパンサーの銃撃で壊れた窓から吸い出されたハニーを追って自ら外へ向かい、飛行機の機体上でハニーを再度蜘蛛糸で拘束するが、意図的にシルバーフルーレを握らされたところに落雷の直撃を受け落下していった。
シザースパンサー
声 - 北浜晴子
第6話のゲストパンサー。ハサミ状の右手を武器とする怪人。
トレアドル公国の王女ダーティー・マリーの持つ王位継承の証・クイーンマリーを奪うため、王女をおびき寄せるべく遊園地シザーズランドを建設するが、偶然遊びに来ていたハニーに目論見を知られ、交戦の末に敗れた。
アイアンサドー
声 - 中西妙子
第7話のゲストパンサー。鞭を武器とし、ペットである黒豹ジャンゴを従える怪人。
ジャンゴに国宝級の仏像を盗ませ、対となるもう1つの仏像を盗み出させたところでハニーの追跡を受けたジャンゴが負傷したことに怒り、国際サーカス団に潜伏してハニーをおびき出し交戦の末に死亡した。
オクトパンサー
声 - 北浜晴子
第8話のゲストパンサー。タコの如き軟体上の体と伸縮自在の吸盤付きの手足を持つ怪人。
ジャンボパンサー
声 - 中西妙子
第9話のゲストパンサー。尋常離れした巨体と覆面レスラーのような姿をした怪人。超音波を発する指笛で鳥を凶暴化させて操る他、空気の満たされた風船状の体を膨らませることで高所からゆっくりと降下できる。特徴的な体つきからハニーから空気デブ呼ばわりされた。
鳥を操って市街地をパニックに陥れた上で、ミハル先生とアルフォンヌ先生を人質にとってハニーをおびき寄せ、怪力と超音波の力で変身したハニーを圧倒するも、交戦の末に体を貫かれ、空気の抜けた風船のように萎みながら死亡した。
カッタークロー
声 - 北浜晴子
第10話のゲストパンサー。幻術を操る魔女怪人。
催眠術で順平に死の予言から救われるにはハニーに頼るしかないと思い込ませて恐怖心を煽らせ、幻術で作り出した古城に誘い込んでハニーを倒そうと目論んだ。
ブレストクロー
声 - 中西妙子
第11話のゲストパンサー。オオカミの頭部を持ち、その胸部は強力な怪力を発揮する腕に変化する。
黄金郷のうわさを聞きつけて地下発掘現場へやってきたハニーと交戦の末、シルバーフルーレの投擲で貫かれ死亡する。
シーパンサー
声 - 北浜晴子
第12話のゲストパンサー。妹を欲深い人間に殺された憎しみから自らゾラの軍門に下り改造手術を受けてパンサー怪人となった人魚。本名はマララ。
自在に天候を操る力持ち、恨みを晴らすべく幽霊船を操って人間の乗る船を悪天候に晒した上で砲弾で沈め続けていた。
妹のチルルが流した涙で出来た赤い真珠を奪うべく豪華客船上で行われたファッションショーの現場を襲撃するが、ハニーとの交戦で一時撤退し、幽霊船に乗り移ってきたハニーと再度交戦する。人にも善の心があると伝え、お前とは戦いたくないと訴えるハニーの説得に耳を貸さずに暴れ続けた末、シルバーフルーレの投擲によって刺し貫かれ海に落下して果てた。
人間の欲望によって運命を狂わされた彼女たち姉妹を思い、赤い真珠はハニーの手によって海底に沈められた。
ブレードパンサー
声 - 中西妙子
第13話のゲストパンサー。二振りの長剣を装備した青いツインテールの怪人。
旅行に来たハニーと早見一家の道中に様々なわなを仕掛けており、旅館を襲撃の末人質に取った早見一家をロープウェイに乗せその屋根にダイナマイトを仕掛けて稼働させ脅迫する。
変身したハニーとロープウェイのワイヤーの上で丁々発止の剣劇を繰り広げた末、隙をついて団兵衛と順平を救い出され、残された清児を盾に再び脅迫するが、隙をついて青児を奪還されてしまい、その拍子にバランスを崩して落下死した。
ダイナマイトクロー
声 - 北浜晴子
第14話のゲストパンサー。体の表面のいたるところに球状のダイナマイトを装備した怪人。
シスタージルと共に「転入生とその親」を装って聖チャペル学園に潜入するが正体を見破られ、ハニーと交戦の末に打倒された後にジルに見限られてしまい、知らぬ内に体内に仕掛けられていた爆弾で人間爆弾として利用され、大砲で吹き飛ばされて校舎ごと爆散した。
スネークパンサー
声 - 中西妙子
第15話のゲストパンサー。チャペル学園の崩壊後、生き残ったハニーを殺すべく遣わされたパンサクローきっての殺し屋。両端に銛状の突起が付いたワイヤーと口から吐き出す炎を自在に操る。
負傷させられたアルフォンヌとミハルをかくまった早見一家を襲撃して自宅を焼失に追い込んだ後、ジルの写真を公表しようとしていた東日新聞社を爆破して逃走するがバイクで追ってきたハニーの銃撃で港町に墜落する。交戦の末、氷の貯蔵庫に誘い込まれ、自らの炎で溶け崩れた氷の塊の下敷きになり致命傷を負う。そして下半身が大蛇のような姿をさらけ出して襲い掛かるも、シルバーフルーレの一撃を受けて死亡した。
漫画版では聖チャペル学園の襲撃に加わり、エネルギー切れで窮地に立たされたハニーをワイヤーで木に磔にして追い詰めるものの、固定装置の力でニトログリセリンに変化させた唾液を吹きかけられたことにより爆殺された。
スピンクロー
声 - 弥永和子
第16話のゲストパンサー。特徴的な髪形の黒髪と妖艶な女の姿をした怪人。鋭い歯の突いた円盤や棘状の髪の毛を武器とする。
マナコ王国の国営カジノの管理を任されていたが、潜入してきたハニーに抵抗しつつ逃走をつづけた末、シルバーフルーレの一突きで死亡した。
オーロラパンサー
声 - 沢田敏子
第17話のゲストパンサー。二本角の鬼のような姿をした怪人。オーロラの嵐を自在に操り、催眠オーロラで人や動物を意のままに操る力を持つ。
その力で南極基地の人々を狂わせ、取材に来ていた青児をギャングと思い込ませてハニーと敵対するよう仕向け、空中元素固定装置のて起動装置となっているチョーカーを奪い取ると同時に、装置の本体がハニーの体内に隠されている事実を突き止める。
しかしハニーたちと共にやってきていた順平にチョーカーを奪い返され、変身したハニーに倒された。
コーラルクロー
声 - 弥永和子
第18話のゲストパンサー。ピグモンに似た姿の女怪人。口から吐き出す火炎と背中から発車する刺を武器とする。人工の火山島の噴火でハニーたちが乗っていた客船を攻撃し、救命ボートで逃げてきた彼女と早見一家をシマに誘い込んで始末しようと目論んだ。
団兵衛を人質にとって火山の火口でハニーたちを追い詰め、団兵衛を火口に落としてしまう。助けに向かったハニーに襲い掛かるが、火口に落ちた団兵衛と早見一家を救い出された後、ハニーとの交戦中に炎を火山の噴火口に発車して噴火を誘発させ、ハニーを殺そうとする。そして一騎打ちの末に討たれ、自ら火だるまになってマグマに飛び込み噴火の誘発と引き換えに死亡した。
ピューマンクロー
声 - 沢田敏子
第19話のゲストパンサー。豹の姿をした4足歩行の怪人。蛇の頭が付いた尾と素早い動きで相手を翻弄する。
西部の荒野の岩山に密かにアジトを築いて水爆発射基地の建設を指揮しており、秘密に近づいた人間たちを拉致していた。資材運びのためのUFOを見てパンサークローの関与を察知したハニーたちの追跡を受け、ハニーと交戦の末、高速移動による目くらまし攻撃を見破られて討たれた。
クロコダイルクロー
声 - 弥永和子
第20話のゲストパンサー。ドクロのマスクとマントを身に着けた怪人。先端がワニの口になった触手状の右腕と、振り回すことで手斧のような鋭い刃になるマントを武器とする。
ムー大陸の地底に隠された財宝を発掘中、同じく財宝を探しにやってきたハニーたちを底なし沼に誘い込むが、密林のサルたちの手によって救い出され、財宝のありかでハニーと一騎打ちの末、シルバーフルーレの一撃で死亡した。
ツインパンサー
声 - 千々松幸子
第21話のゲストパンサー。ツインパンサー1、ツインパンサー2の2人組からなる怪人。大型バイクと戦車型の小型牽引車に分乗し、富士山麓縦断ラリーに参加中のハニーたちを襲撃した。
ハニーたちを追い詰めてひき殺そうと迫るが、返り討ちに合い死亡した。
グレートクロー
声 - 弥永和子
第22話のゲストパンサー。マジックを使い、そのステッキから出る糸で人を人形の様に操る。
パラダイス学園の男子生徒たちを操ってハニーを襲わせようとしたが退けられ、一騎打ちに持ち込んでマジックを利用してハニーに迫るも見破られて討たれた。
スコーピオンパンサー
声 - 野沢雅子
第23話のゲストパンサー。サソリの姿をした女怪人。
尾の強力な毒針で青児の身動きを封じ、取材と称してパラダイス学園に行こうとしていた彼に成り代わって学園に侵入する。転入生歓迎会のレクリエーションの真っ最中に乱入し、ハニーを出し抜いて学校の新番長を自称し、男子生徒たちをいいように手玉に取ってハニーと直次郎を縛り上げ、車で引き回して痛めつけた。青児とミハルによってハニーを救い出された直後に正体を現し、変身したハニーと交戦の末に敗れた。
ドリルクロー
声 - 沢田敏子
第24話のゲストパンサー。頭と両腕の先端にドリルを装備した怪人。その力で地中を自在に掘り進むことができる。パラダイス学園を地中に陥没させた張本人。
「パンサークロー第一の勇者」の通り名の通り、卑怯を嫌い正々堂々を旨とする武人肌の性格で、ハニーとの一騎打ちを望んでいた。しかし、パンサークローらしかぬその性格を忌み嫌ったシスタージルの密かな手回しにより、早見一家が人質に取られハニーが不利になるよう仕向けられていたことを知って憤慨し、決闘を中断して早見一家を解放する。そして改めて決闘を挑み、小細工なしの真っ向勝負を挑んだ末に敗北し、その心意気に敬意を払ったハニーに看取られながら溶解していった。
イーグルパンサー
声 - 弥永和子
第25話のゲストパンサー。鷲の姿をした怪人。翼をはためかせることで猛風を巻き起こす。
パラダイス学園の遠足で出かけていたハニーたちのトラックを襲撃し、森の中に誘い込んで襲い掛かるも敗北。しかし、その真の目的は露払い役であり、自らの体を燃やして発生させた煙でハニーの視力を奪いジルが仕掛けた罠へ誘導した。
パンサー団員
声 - 山田俊司矢田耕司
シスタージルや怪人の手足となり、犯罪を働く組織の下部構成員。全て男性型である。豹を模した覆面とソフト帽、全身タイツにジャケットという青系の色合いをした服装で統一されており、主な武器としてナイフ、ルガーP08トンプソン・サブマシンガンバズーカなどを使用する。なお、ジャンボパンサーは彼らを「パンサークロー」と呼んでいた。
正体は人造人間であり、倒されると耳障りな高音と共に溶けて(気化して)消滅する。戦闘力は普通の人間並みで、団兵衛などに骨や内蔵を破壊されて(体内断面図が描写される)倒されることも多い。

作中用語

聖チャペル学園
ハニーが通っているミッション系の全寮制の女子高校。奥多摩の丘の上にある。第14話にてシスタージルの襲撃を受けて破壊され、崩壊した。
殺害された夏子以外の他の生徒は始業式の延期通知が届けられていたため難を逃れたが、ハニーと夏子は2人をおびき出そうとするヒストラーの企みで通知が届けれられていなかったため襲撃に巻き込まれてしまった。
漫画版においては禁断の女の園と呼ばれており、生徒は勿論教師に至るまで女性で占められ、更に所在地が山の中で市街地まで車で1時間という隔絶された環境故に生徒から関係者まで全員にレズの気がある学校とされている。こちらもパンサークローの襲撃によって崩壊するが、夏子のみの死に留まったアニメ版と違い、ハニーを除く関係者全員が死亡するという惨事となった。
東日新聞
青児が勤務する新聞社。
15話にて順平のカメラに写っていたシスタージルの姿を世界中にばらまくことで組織の姿を公に晒そうと試みたためパンサークローの襲撃に遭い破壊された。
天国に考える市民たち
著名な芸術家ペカソの新作である巨大な彫像。ハニーをおびき出す目的で取材に来ていた青児にケガを負わせようと目論んだパンサークローの手により除幕式の日に破壊されてしまった。
ティヘニー宝石店
町中に突如姿を現した謎の宝石店。実はパンサークローがハニーをおびき寄せるために一晩で急造した。
エジプト大魔術団
タランチェパンサーがハニーをおびき寄せるために潜伏した魔術ショー。
シザース・ランド
シザースパンサーがクィーンリングの持ち主であるブラッディマリー王女をおびき出すために建造した遊園地。
ジャンゴ
ブラックサドーがかわいがっている黒豹。正体は人造生命体であり、青い血を流す。手足となって国宝の仏像を盗み出し追ってきたハニーとの交戦で負傷する。
その後、サドーが潜伏する国際大サーカス団も侵入してきたハニーに再び襲い掛かるが、もつれ合った末に放り投げられ、牢屋に立てかけてあった鋤に体を貫かれて溶解死した。
マナコ王国
パンサークローが資金源として運営する国営カジノが存在する王国。
パラダイス学園
第22話から登場。聖チャペル学園崩壊後、ハニーが団兵衛の勧めで入学した高校。共学校だが、男子生徒たちの素行の悪さに辟易して女生徒が逃げ出してしまっており、ハニーが来たときには男子校同然と化していた。後にアルフォンスやヒストラーも教師として赴任する。
前衛的なスタイルの校舎は一見立派だが、実は建物は安普請のハリボテ。第25話でドリルクローが発生させた地震によって地中深くに陥没した。

スタッフ

  • 原作 - 永井豪
  • 企画 - 勝田稔男
  • キャラクターデザイン - 荒木伸吾
  • 美術デザイン - 浦田又治
  • 音楽 - 渡辺岳夫
  • 撮影 - 菅谷信行、菅谷英夫、佐藤隆郎、相磯嘉雄、森口洋輔、寺尾三千代、池田重好、吉村次郎
  • 編集 - 井関保雄、千蔵豊
  • 録音 - 波多野勲
  • 効果 - 伊藤克己
  • 選曲 - 宮下滋
  • 制作進行 - 宮崎静夫、西村哲一、平野功、桑山邦雄、岸本松司井内秀治、高木昭雄、松浦錠平、伊藤治子
  • 記録 - 黒石陽子
  • 現像 - 東映化学
  • NETプロデューサー - 宮崎慎一
  • 製作担当 - 江藤昌治、吉岡修
  • 制作 - NET東映

主題歌

オープニングテーマ - 「キューティーハニー
作詞 - クロード・Q / 作曲 - 渡辺岳夫 / 編曲 - 小谷充 / 歌 - 前川陽子
キー局バージョンは1番、ローカル局バージョンは1番と2番。
エンディングテーマ - 「夜霧よぎりのハニー」
作詞 - 伊藤アキラ / 作曲 - 渡辺岳夫 / 編曲 - 小谷充 / 歌 - 前川陽子
キー局バージョンではエンドクレジット自体が存在せず、ローカル局バージョンでのみ使用された。

各話リスト

話数 放送日 サブタイトル 脚本 演出 作画監督 美術 パンサー怪人
1 1973年
10月13日
黒い爪がハートを掴む 辻真先 勝間田具治 荒木伸吾 浦田又治 ブラッククロー(声:北浜晴子
2 10月20日 夜の火牡丹 剣の舞い 設楽博 落合正宗 伊藤英治 ファイヤークロー(声:北浜晴子)
3 10月27日 赤い斧が罠を張る 高久進 葛西治 菊池城二 浦田又治 トマホークパンサー(声:中西妙子
4 11月3日 美しケ森に悪魔を見た 藤川桂介 大貫信夫 上村栄司 伊藤英治 バッドフライクロー(声:北浜晴子)
5 11月10日 紅の空は悪魔の呪い 高久進 小湊洋市 小泉謙三 タランチュパンサー(声:中西妙子)
6 11月17日 夢を裂く黒い鋏 辻真先 勝間田具治 宇田川一彦 シザースパンサー( 声:北浜晴子)
7 11月24日 黒豹が唄う死の踊り 高久進 宮崎一哉 落合正宗 井岡雅宏 アイアンサドー(声:中西妙子)
8 12月1日 悪魔が呼ぶ蒼い海底 藤川桂介 葛西治 菊池城二 浦田又治 オクトパンサー(声:北浜晴子)
9 12月8日 悪魔の口笛を消せ 大貫信夫 上村栄司 伊藤英光 ジャンボパンサー(声:中西妙子)
10 12月15日 霧にむせぶ幻の城 高久進 白土武 伊藤英治 カッタークロー(声:北浜晴子)
11 12月22日 黄金に手を出すな 辻真先 小湊洋市 岡迫亘弘 伊藤岩光 ブレストクロー(声:中西妙子)
12 12月29日 赤い真珠は永遠(とわ)に 高久進 設楽博 荒木伸吾 伊藤英治 シーパンサー(声:北浜晴子)
13 1974年
1月5日
涙は谷間の奥深く 藤川桂介 勝間田具治 神宮さとし 伊藤岩光 ブレードパンサー(声:中西妙子)
14 1月12日 ああ学園最後の日 辻真先 茂野一清 上村栄司 浦田又治 ダイナマイトクロー(声:北浜晴子)
15 1月19日 怒りの涙でふり返れ 高久進 葛西治 菊池城二 伊藤英治 スネークパンサー(声:中西妙子)
16 1月26日 カジノより愛をこめて 藤川桂介 森下孝三 神宮さとし 浦田又治 スピンクロー(声:弥永和子
17 2月2日 北の果てに嵐は消えて 小湊洋市 落合正宗 伊藤岩光 オーロラパンサー(声:沢田敏子
18 2月9日 燃え上がる熱い血潮 勝間田具治 小松原一男 伊藤英治 コーラルクロー(声:弥永和子
19 2月16日 遥かなる荒野に咲く花 辻真先 大貫信夫 上村栄司 ピューマンクロー(声:沢田敏子)
20 2月23日 失われた伝説の都 高久進 設楽博 小松原一男 伊藤岩光 クロコダイルクロー(声:弥永和子)
21 3月2日 緑の野に立つ黒い影 藤川桂介 小湊洋市 白土武 ツインパンサー(声:千々松幸子
22 3月9日 あこがれのパラダイス学園 辻真先 茂野一清 高橋信也 グレートクロー(声:弥永和子)
23 3月16日 妖しきサソリ座の女 藤川桂介 落合正宗 伊藤英治 スコーピオンパンサー(声:野沢雅子)
24 3月23日 誇り高き挑戦者の詩 辻真先 森下孝三 神宮さとし 伊藤岩光 ドリルパンサー(声:沢田敏子)
25 3月30日 地獄に散った毒の花 葛西治 浦田又治 イーグルパンサー(声:弥永和子)

放送局

解説

オリジナルである本シリーズは、元々東映サイドにおいて夜7時台放送を想定した少女向けの企画としてスタートした[18]。同じくこの枠の放送を意図して企画された『ミラクル少女リミットちゃん』と企画コンペが行われ、本作はこのコンペにより同枠の採用は見送られ、土曜夜8時30分枠での放送となった経緯がある[19]

変更された土曜夜8時枠は、当時『8時だョ!全員集合』(TBS系)による40%近い視聴率に対し他局は苦戦しており、NETは『魔獣怪人大変身!!』と銘打ち、折からの「変身ブーム」に便乗した変身ヒーロー番組枠にして子供たちの興味を引こうと画策、『人造人間キカイダーシリーズ』や『デビルマン』、『ミクロイドS』といった作品が放送された時期であった。本作の企画は『魔獣怪人大変身!!』向けに練り直され、少年層やヤングアダルト層を意識した企画に変貌、原作者の永井豪の要望もあり有名な全裸変身が盛り込まれることとなる。脚本は、SFアニメや特撮ものに多くの代表作を持つ3人のベテランがほぼ等分に分担した。 本作のベースとなったのは企画時、永井豪が週刊少年チャンピオンに連載していた少女が主人公のバイオレンスマンガ『あばしり一家』。同作品のキャラクターが主人公を含め名前を変えて登場している。また「七変化」や決め台詞などに映画『多羅尾伴内』からの要素も盛り込まれている[20]

本作の視聴率は健闘していたが(平均8.8%、最高10.5%)放送局であるNET(現・テレビ朝日)が教育テレビ[21]として国の認可を取っていた関係で裸のシーンが多いことが問題視され、2クールで打ち切られた[22]

強く、セクシーで、しかもファッショナブルなハニーのキャラクターは、永井豪の弁によれば「男性にも女性にも支持される」ことを目指して造型されたという。1990年代終わり頃まで夏休みの定番再放送アニメとして長く親しまれた。

最終回では「金田パース」「金田光り」といった演出を見せる金田伊功が参加している。

また非常にインパクトのある強烈な同名主題歌は、少女アニメの枠を越え、アニメ史上最も有名な主題曲の一つとなっており、『キューティーハニー』を見たことがない層にも広く知られている[23]。数多くのリメイクが作られたにもかかわらず、アレンジャーと歌い手の変遷を伴いつつも、『Cutie Honey Universe』を除く全作品で変わらずにこの主題歌が歌い続けられている。

劇場版

映画「キューティーハニー」

関連商品

コミックス
  • キューティーハニー 全2巻 (秋田書店・少年チャンピオン・SFコミックス)
  • キューティーハニー 全1巻 (秋田コミックス・セレクト)
  • キューティーハニー 全2巻 (中公文庫コミック版)
  • キューティーハニー 全3巻 (中央公論社・中公コミックライト)
  • キューティーハニー 全1巻 (中央公論社・中公愛蔵版)
  • キューティーハニー70's 誕生伝説 全1巻(双葉社・アクションコミックス)
解説本・資料集
音楽CD
LP
  • キューティーハニー ステレオ・レコード (日本コロムビア 1973年10月発売)
  • キューティーハニー テレビオリジナルBGMコレクション (日本コロムビア 1982年5月21日発売) CX-7054
VHS
  • キューティーハニー (全巻映像特典付き・シリーズ全5巻)
LD
  • キューティーハニー (シリーズ全6巻・第1巻~第6巻1枚、第6巻2枚組)
DVD
  • キューティーハニー プレミアムBOX (2004年4月21日発売 初回限定生産 全巻封入特典・シリーズ全3巻+スペシャルDVD・CD) DSTD-2243
    1. 1話 - 10話まで収録 2枚組・片面2層 DSTD-6621
    2. 11話 - 20話まで収録 2枚組・片面2層 DSTD-6622
    3. 〈最終巻〉 21話 - 25話まで収録 2枚組・片面2層 DSTD-6623
    • 特典
      朝日ソノラマサウンドコレクション(ソノシートから「パンサークローのおそろしいわな」と、ソノシート絵本から「けっとう!えじぷとはくぶつかん」の、計2本ドラマを収録)
      パイロットフィルム
      TVスポット(如月ハニーのワンピースが赤になっている。ナレーションは『デビルマン』のアルフォンヌ先生(声:永井一郎)で、BGMは『デビルマン』から流用)
      第1話予告
      ノンスーパーオープニング
      ノンスーパーエンディング
  • キューティーハニー スペシャルDVD・CD (劇場版+23曲 CD未収録の音源込みで収録 ブックレット付き)
    • 封入特典
      荒木伸吾・姫野美智描き下ろしの豪華BOXジャケット
      越智一裕がハニー七変化を描き下ろしの豪華ピクチャーレーベル
      復刻版番宣パンフレット
      ハニー七変化キャンペーンカード
      各巻に8P解説書封入

前後番組

NET系列 土曜20:30 - 20:55枠
前番組 番組名 次番組
キューティーハニー
【当番組までアニメ枠
めしはまだか!
※20:00 - 20:55
【ここから1時間ドラマ枠

OVA「新・キューティーハニー」

新・キューティーハニー』(しん・キューティーハニー)は、永井豪ダイナミックプロ漫画作品『キューティーハニー』のアニメ化作品。1994年から1995年にかけてOVAで展開された新シリーズで、TVアニメ版第1作の100年後を描く続編。全8話。

オリジナルシリーズより約20年ぶりに製作された作品で、キャラクターデザインは少年チャンピオン連載版に準じている。媒体がOVAということもあり、劇中の変身シーンはテレビ版以上に過激に描かれている。

当初は全4話で終了予定で、レンタル成績が好調だったことから12話まで制作が延長されたものの、製作会社の倒産により8話で打ち切りとなった[24]

あらすじ(新)

パンサークローとの決戦から100年後。「キューティーハニー」こと如月ハニーは戦士としての力と記憶を封印し、今では犯罪蔓延る大都市コスプレ・シティで市長秘書として働いていた。

そんなある日、街を牛耳る魔王ドルメックの一団の襲撃を受けたことをきっかけに、ハニーはかつての力と記憶を取り戻し、キューティーハニーとして覚醒する。パンサーゾラの復活を目論むドルメック相手に新たな戦いに臨み、これを打倒するもゾラの復活は果たされてしまう。ハニーはかつての宿敵パンサーゾラとの新たなる戦いの渦中へと導かれていくことになる。

登場人物(新)

主人公(新)

如月ハニー(きさらぎ ハニー) / キューティーハニー
- 根谷美智子
本作の主人公。100年前、犯罪結社パンサークローと戦いを繰り広げた愛の戦士キューティハニーその人で、正体はロボット工学研究者・如月博士が作り出した、空中元素固定装置による変身能力を有する女性型アンドロイド。
パンサークローとの決戦以降、戦いの記憶と力は封印されて[25]おり、極普通の一般人として、ライト市長の秘書を務める日々を送っていた。ドルメックが送り込んだデス・スターの襲撃を受け窮地に追い込まれた時、皆を守るために戦いたいという強い願いによって封印が解かれ、記憶を取り戻してキューティーハニーとして覚醒を果たす。ゾラの復活を目論むドルメックの野望を食い止めるべく、再び戦いに身を投じる。
キューティーハニーの存在は伝説の戦士として語り継がれて[26]おり、世界が危機に落ちた時に蘇る存在であると同時に、ゾラが封じられし邪空門を押し開くカギとなる存在であると作中でドルメックの口から語られている。その言い伝え通り、邪空門の門番であるドルメックをその手で倒したことにより、ゾラの復活を招いてしまい、復活寸前のゾラとドルメックを固定装置の力で作り出した結晶体に封じ込めた直後空中戦艦の爆発に巻き込まれるが、無事生き延び仲間たちとの再会を果たした。
アニメ版第1作と異なってコスチュームの配色が原作に準じており、トップスは青色でボトムスは赤色になっている。また、私服のデザインも原作版に準じているが、ワンピースからツーピースに変わっている他、色はピンク基調で、服の柄も原作と異なる。
シルバーフルーレ
キューティーハニーの戦闘武器(長剣)。旧作で見せた光線や雷光による攻撃等は未使用だが、第1話では固定装置の力で刀身を光の刃のように強化し敵を一刀両断した。
ハニーブーメラン
キューティーハニーの投擲武器。左腕に巻いたリボンのハートを刃付ブーメランに変形させて投げる。
ハニーコメット
ハニー専用の一人乗りジェット機。純白の機体。第1話の終盤、獣人化したデス・スターに追い詰められたハニーが吹いた指笛に反応して起動、団兵衛の私設研究所に併設された発射台から発進しハニーの下に飛来した。第4話で、ドルメック空中戦艦へ進入する際にも使用した。
拘束解除
空中元素固定装置による物質分解を応用し拘束を解く。宝石姫に液体プラスチックで固められた際にこれで脱出した。
封印
固定装置の力で作り出したクリスタル状の結晶に敵を封じ込める。ゾラの復活寸前に至った時ドルメックをこれで封じた。

早見一家

早見直慶(はやみ ちょっけい)
声 - 松本梨香
早見赤カブ・大子夫妻の息子で、かつてハニーと共にパンサークロ―と戦った早見家の長男・青児の曾孫。思春期の純情な少年。
母校の先輩に当たるライト市長を尊敬・応援しており、その縁で市長秘書の如月ハニーと知り合う。
早見団兵衛(はやみ だんべえ)
声 - 富田耕生
かつてパンサークロ―と戦うハニーに協力していた早見家の当主の老人で、直慶の曾祖父。
ハニーを見守るためにサイボーグとなって延命しており、100年たった今もなお健在。コスプレ・シティの郊外に私設研究所兼自宅を有し、直慶親子とハニーを引き取る。そして100年前同様、一家総出でハニーの戦いをサポートする。
サイボーグ化によって身体能力が強化されている他、ブレストファイヤーやダブルハーケンなど『マジンガーZ』シリーズに登場する主役ロボットと同等の武装を内蔵しており、雑魚敵相手に打ち負けてしまうことも多かったTV版と比べて戦闘力が格段に向上している。
早見大子(はやみ だいこ)
声 - 深見梨加
団兵衛の長男・青児の孫娘[27]。夫の赤カブと共にコソ泥を稼業としている。怒りに我を忘れると超人的な怪力を発揮し、第4話で常人には切れないはずのピーピングスパイダーの蜘蛛の糸を引きちぎって拘束を打ち破った。学生時代に番長連合の初代総長を務めていた過去を持つ。
早見赤カブ(はやみ あかカブ)
声 - 高木渉
大子の夫で、妻と共にコソ泥を稼業としている。背が低く横幅の広い体格。ハニーの入浴を覗いたり、興奮して大子を押し倒したりと、スケベな性格だが、妻と息子を深く愛している。見かけ以上に打たれ強く、学生時代に、女番長だった大子とのタイマン勝負で何度倒されても必ず起き上がり、それを見た大子が惚れ込んだのが、2人の馴れ初め。

敵キャラクター

ドルメック
声 - 屋良有作
コスプレ・シティに君臨する闇の魔王。その正体はハニーに敗れし邪悪の精霊たる母パンサーゾラの魂が潜む邪空間の門の番人であり、門を開いてゾラを甦らせることを目的に暗躍している。そのために必要な闇のエネルギーを集めるべく獣人化カプセルをばら撒き悪しき心の者たちの欲望を煽っている。
そして直慶を人質にハニーを本拠地におびき寄せ、交戦の末にゾラ復活に必要なハニーの力を得るためにその一撃をわざとくらい、門を開いてついにゾラを復活に導く。直後、固定装置の力を全開にしたハニーの捨て身の封印により結晶体に封じられたまま戦艦の爆発に巻き込まれた。
ブラックメイドン
声 - 山田妙子
常にドルメックと行動を共にしている少女。翼の生えた人型ロボットの頭部に埋め込まれたカプセルの中に人間の体が埋め込まれている。赤髪の長髪と中性的な容姿と顔立ちで、胸のふくらみがないことから幼いようだが性格は残忍。
超能力の持ち主であり、本拠地に侵入してきたハニーをサイコキネシスで翻弄するが、ハニーの捨て身の陽動作戦にひっかかり、その隙を突かれてシルバーフルーレの渾身の一撃をくらい絶命する。その後、パンサーゾラの魂を宿すための依り代として捧げられた。
ピーピングスパイダー
声 - 掛川裕彦
サイバネティック・アイと蜘蛛のように身軽な体を持つサイボーグ怪人。ドルメックの配下の一人。
第1話で市街演説中のライト市長の襲撃に加わっていた他、第3話のセイレーンとの戦いの決着直後に姿を現し、ハニーをドルメックの下におびき出すべく直慶を人質にして逃げていった。第4話の空中戦艦での決戦の際はハニーたちを蜘蛛糸で拘束するも怒りに我を忘れた大子に破られた末、早見一家に追い詰められて叩きのめされてしまった。その後見逃されて戦艦を逃げ出していたらしく、第8話で再登場しストリップ劇場の天井裏でのぞきをしていたところを捕まえられてゴールドディガー捜索への協力を強要され嫌々ながら従って居場所を突き止めた。戦いのさなか、奪われたISRMの力で冷凍庫に送り込まれてしまった際にハニーと心を通わせ、敵の位置をハニーに教えてサポートした。
デス・スター
声 - 玉川紗己子
第1話に登場。ドルメックの配下の一人で市長抹殺のために送り込まれた女殺し屋。
あえなく蹴散らされて追い詰められた団兵衛をかばおうとしたハニーを容赦なく機関銃で打ち抜くが、それがためにハニーの記憶の覚醒を促してしまった。
獣人化カプセルを自らに打ち込み立ちふさがるも追い込まれ、固定装置の力で強化され巨大な光の剣と化したシルバーフルーレで一刀両断された。
アドニス
声 - 石川英郎
カエサル
声 - 長嶝高士
宝石姫(ほうせきひめ)
声 - 松井菜桜子
第2話に登場。コスプレ・シティに宝石店「宝石姫」を構える女性店主。しかしそれは表の顔で、裏では気に入った美少女を誘拐しては永遠の美を与えると称して凍結させ、コレクションしていた冷酷な女。
ハニーに目を付けコレクションに加えようと目論み、直慶たちを人質にとっていいなりにさせ、液体プラスチックでハニーを固めて思惑を果たすものの、空中元素固定装置の力で拘束を解かれる。獣人化してキューティーハニーに変身したハニーと交戦した末、液体プラスチックを浴びせかけられて身動きを封じられシルバーフルーレの一撃に倒れる。かろうじて息はあったものの、死の寸前のバーチャルハッカーに道連れにされて爆死した。
バーチャルハッカー
声 - 松本保典
第2話に登場。オカマ口調のサイボーグ。ドルメックの配下の一人。宝石姫のサポート役として送り込まれた。
名前の通り凄腕のハッカーで、バーチャル映像を駆使して相手に幻像を見せる攻撃を得意とし、直慶たちを捕獲した。その後、液体プラスチックの拘束から逃れたハニーに再び襲い掛かるも幻影を破られ、シルバーフルーレに貫かれて動けなくなった。戦いが終わる頃には爆発寸前に至っており、液体プラスチックで身動きできなくなったまま倒れていた宝石姫を巻き込んで爆散した。
セイレーン
声 - 高乃麗
第3話に登場。人気絶頂の女性シンガー。ドルメックから入手した獸人化カプセルを裏で売りさばいていたバイヤー。
戦いの現場に残されたカプセルの残骸の足取りを追ってきたハニーに正体を暴かれ、獸人化カプセルを使用して変身し襲いかかる。戦いの末にハニーに獸人化カプセルを突き立てるもアンドロイドである彼女に効果はなく、隙を突かれてシルバーフルーレに貫かれ、そのまま一刀両断されて倒された。
パンサーゾラ
声 - 滝沢久美子
秘密結社パンサークローの首領。かつてハニーの父を殺害して彼女がキューティーハニーとして戦うきっかけを作り、そしてハニーに倒された悪の権化であり、人間の欲望の化身でもある。
第4話の終盤でブラックメイドンの肉体を依り代に不完全ながら復活を遂げ、第5話以降、悪しき心の人間の欲望を煽り邪空獣に変容させたり、幻のサムライパークを作り出しハニーたちを誘い込んで邪空獣に襲わせ殺させようとするなど陰で暗躍する。
ブラックメイドンの姿がそのまま大人に成長したような妖艶な姿の赤髪の美女となっている。
ジーン
声 - 折笠愛
第5話に登場。女子4人組の盗賊団のリーダーで野生的な美女。戦闘能力も高く、襲ってきた悪党3人をあっさり返り討ちにしたほど。
パンサーゾラの闇の力に取り込まれて邪空獣に憑りつかれており、金を得るためのお宝と称して奪い取った爆弾を市街地で爆発させようと目論む。その後、邪空獣に変容し、尾から繰り出す溶解液を武器に追ってきたハニーに抵抗するも、ハニーと団兵衛の連携に敗れる。
スカベンジャー
声 - 立木文彦
爆弾テロリストの男。市街地ひとつを吹き飛ばす威力の爆弾を盾に莫大な金を市長に要求するが、ハニーの活躍で逮捕された。
ポッキー & ジャンヌ
声 - 青羽美代子田野恵
ジーン率いる女子盗賊団のメンバー。邪空獣と化したジーンに溶解液で溶かされ死亡した。
夜叉(やしゃ)
声 - 井上喜久子
第6話に登場。和服姿の美女。自らを「座長」と称して和装の人形達を傀儡の術で操り、市内を混乱に陥れた。その正体は、遠い過去に存在したサムライパークと呼ばれる和風のテーマパークで稼働していたからくり人形であり、自分たちを省みなくなった人間への復讐心に付け込まれて蘇ったゾラに操られていた(実はテーマパーク自体もゾラが作り出した幻影だった)。
オロチ型の邪空獸に変容しハニーに襲いかかるが、戦いの末に殴り飛ばされて高所から落下し建物の残骸の突起に体を貫かれて絶命した。
忘れ去られたテーマパークで動かぬまま捨てられていた彼女たち人形の心を思い、ハニーは同情と共に涙を流した。
スコービオン
声 - 安達忍
第7話に登場。監獄島を支配するサディスティックな美女。冒頭の場面で、明(あきら)の攻撃を受け首の骨を折られても絶命せず喋り続けるという人間離れした身体を持つ。私設警察を率いて番長連合の関係者を捕縛し、自らの配下と命懸けの戦いをさせ、それを見て楽しんでいた。
ハニーとの交戦を経て邪空獸に変容するものの圧倒された末、施設の爆破に巻き込まれて死亡した。
モンスター
声 - 安井邦彦
ゴールドディガー
声 - 天野由梨
第8話に登場。この世の何よりも黄金を愛する美女。兜博士が開発した空間転移装置「ISRM(イズラム)」を奪い、これを使って金塊強奪を繰り返す。黄金の弾丸を射出する機関銃を愛用している。彼女の特殊能力により、この黄金の弾丸はダイアモンド並の硬度を持ち、対戦したアーマーナイトハニーの鎧もボロボロに破壊されてしまった。
ハニーとの交戦の末邪空獸に変容し、散布した金粉をスクリーン代わりにした分身投影によりハニー達を苦戦させ、原理を見破った兜博士を殺害するが、サイバネティックアイを持つピーピング・スパイダーのサポートによりこれを打ち破られる。激高しISRMでハニーたちを宇宙空間へ放りだそうとするが、稼働中のISRMをシルバーフルーレで一刀両断され、暴走したISRAMにより体を別々に宇宙空間へ放り出され消滅した。

ゲストキャラクター(新)

ライト市長(ライトしちょう)
声 - 速水奨進藤尚美(幼少期〈ドラマCD〉)
コスプレ・シティの現市長。正義感溢れる男性。街の犯罪を一掃すべく奮闘している。
戦士としての正体を露にしたハニーを快く受け入れ、同志として共に戦うことを誓った。
夏子(なつこ)
声 - 岩男潤子
第5話に初登場。アニメ版第1作に登場したハニーの親友と同じ名を持つ少女。名字は不明。ジーン率いる女子盗賊団のメンバーでメカに強い。身よりは既にないらしく、邪空獣の襲撃によって仲間を失った後ハニーたちの下に引き取られ、以後行動を共にする。
自分のために死んでいった親友[28]の面影を彼女に重ね合わせたハニーから同様に「なっちゃん」と呼ばれている。
トバッチリ
声 - 麻生智久
礼奈宇カン子(れなう カンこ)
声 - 山口由里子
第7話に登場。10代目パンス党番長。スコーピオンに捕らえられる。元ネタは『おいら女蛮』の同名キャラ。
スージーZ
声 - 嶋村薫
第7話に登場。7代目マッドレディ連合番長。スコーピオンに捕らえている。
明(あきら)
声 - 関智一
第7話に登場。一声で一万人の不良が集まると言われる番長。人間離れした格闘能力を持つ。スコーピオンに捕らえられていた。監獄島に潜入したハニーと合流しスコーピオンと戦う。元ネタは『デビルマン』の不動明。
アルフォンヌ
声 - くじら
第8話で金塊窃盗事件を現場中継しているニュースキャスター。容姿はTV版におけるアルフォンヌ先生と同一。
ポチ
声 - 茶風林
兜博士(かぶとはかせ)
声 - 青野武
第8話に登場。団兵衛にサイボーグ手術を施した天才科学者。空間転移装置「ISRM(イズラム)」を開発するも女癖の悪さを突かれてゴールドディガーに奪われてしまい、団兵衛達に協力を依頼する。ゴールドディガーの分身攻撃の原理を見抜いて弱点をハニーに教えるが、体を貫かれた。しかし、実は彼もサイボーグ手術を自らに施していたためぴんぴんした様子で無事であった。
元ネタは『マジンガーZ』の兜十蔵博士。容姿は漫画版に準じている。
如月博士(きさらぎはかせ)
声 - 阪脩
如月ハニーの最愛の父で彼女の開発者。本作では第4話エンディングの語りで声のみ登場する。また、第2話でハニーの寝室に彼の写真が飾られている(容姿はTV版第1作に準じている)。

作中用語(新)

コスプレ・シティ
本作の舞台。ゾラの復活を目論むドルメックの暗躍により悪徳と犯罪が蔓延る大都市で、住民の多くが生活のために犯罪に関わっている。
ハニーとドルメックの戦いの決着後、コスプレシティの悪の頂点に立つ存在とも言うべき彼の存在が無くなったことにより、小規模な悪の勢力が覇権をかけて小競り合いを繰り返すようになり、更なる混迷の渦に巻き込まれていく。
獣人化カプセル
ドルメックの手下たちが持つカプセル。左胸に刺すことで、狂暴かつ残忍な獣人に変身することができる。
欲望の化身であるゾラの復活に必要な悪のエネルギーを集めため、自らの欲望を優先する悪しき心の人間たちを煽る目的でドルメックがばら撒いている。
ジュエリー城
第2話に登場。宝石姫の居城。これまでに凍結させた美少女達の像がある。
ドルメックの空中戦艦
第3、4話に登場。コスプレ・シティの上空に浮かぶドルメックの本拠。概形は葉巻型。第ハニー対ドルメックの決戦の舞台。
邪空間の門
ハニーに敗れたパンサーゾラの魂が潜む邪空間を閉ざす門。ハニーの力によってその封印が破られると言われており、ハニーが門番であるドルメックに致命傷を与えたことで解放され、ゾラが復活を果たした。
邪空獣
人間の欲望に惹かれて邪空間より降臨する邪悪な怪物。ゾラの手引きの元、欲深き人間に憑りつき実体化する。
闇の軍団
ドルメック亡き後のコスプレシティに跋扈し始めた犯罪者の集団。
ISRM(イズラム)
第8話に登場。Instant Space Removal Machine の略。兜博士の発明品で空間転移を可能にする装置。使用すると周囲に磁場の歪みを生じるため、それを検知できれば出現地点を特定できる。ハニー達は、磁場の歪みを検知できるピーピングスパイダーを半ば強制的に協力させて、この装置を奪ったゴールドディガーを追跡した。

スタッフ(新)

主題歌(新)

オープニングテーマ
キューティーハニー」(1 - 4話)
作詞 - クロード・Q / 作曲 - 渡辺岳夫 / 編曲 - les 5-4-3-2-1 / 歌 - les 5-4-3-2-1
「キューティーハニー」英語バージョン(5 - 8話)
作詞 - クロード・Q / 訳詞 - 高尾直樹 / 作曲 - 渡辺岳夫 / 編曲 - 小西貴雄 / 歌 - Mayukiss(平松まゆき
エンディングテーマ
「サークル・ゲーム」(1 - 2話)
作詞 - 井出千昌 / 作曲 - サリー久保田 / 編曲 - les 5-4-3-2-1 / 歌 - les 5-4-3-2-1
「宇宙でランデヴー」(3話)
作詞 - サエキけんぞう / 作曲 - サリー久保田 / 編曲 - 細海魚 / 歌 - les 5-4-3-2-1
「さよならの伝説」(5 - 8話)
作詞 - 只野菜摘 / 作曲 - 中村雅人 / 編曲 - 小西貴雄 / 歌 - 平松まゆき
挿入歌
「BURNING UP!」(3話)
作詞 - 帆苅伸子 / 作曲 - 外山和彦 / 編曲 - 外山和彦 / 歌 - 高乃麗

各話リスト(新)

話数 発売日 サブタイトル 脚本 作画監督 演出 絵コンテ 美術監督
Stage1 1994年
3月21日
天使は舞い降りた 静谷伊佐夫 堀内修 - 坂本信人
Stage2 宝石姫の甘い罠
Stage3 7月21日 唄声は悪魔の誘い 戸部敦夫
Stage4 ハニー死す!? 摩天楼の聖戦 堀内修
特別編
Flash.1
11月21日 天使の休日 -
Stage5 1995年
6月21日
闇の軍団編・挑戦! 邪空獣の牙 植村更 堀内修 長岡康史 加藤浩
Stage6 闇の軍団編・妖かしの復讐鬼 清水東 江口寿志 長岡康史
江口寿志
太田大
Stage7 10月21日 闇の軍団編・監獄は邪悪の虜 塀和等 嵯峨敏 吉田徹
Stage8 闇の軍団編・誘惑は黄金の輝き 植村更 堀内修 大倉雅彦 長岡康史
小枝マリ
木村朗
Stage9
(ドラマCD)
2004年
5月21日
クリスマスに呪いの雪が降る -

関連商品(新)

解説本・資料集
  • 新・キューティーハニー&ファンドラ・設定資料集
  • 新・キューティーハニー・パーフェクトガイド 〜天使の復活〜
  • 新・キューティーハニー・パーフェクトガイド Vol.2 〜華麗なる戦士〜
音楽CD
オーディオドラマ[29]
  • 新・キューティーハニー・アニメイトカセットコレクション1「宝石姫一族の逆襲」
  • 新・キューティーハニー・アニメイトカセットコレクション2「ひっちゃかめっちゃかハニーワールド」
VHS
  • 新・キューティーハニー (全巻映像特典付き・シリーズ全4巻+特別編全1巻)
LD
  • 新・キューティーハニー (全巻封入特典・シリーズ全8巻・毎巻1枚)
DVD
  • 新・キューティーハニー コンプリートパック (初回限定生産、2004年5月21日発売、3枚ディスク) DSTD-02245
    • 新・キューティーハニー Disc.1 (Stage.1 - Stage.4、特別編まで収録 片面2層)
    • 新・キューティーハニー Disc.2 (Stage.5 - Stage.8まで収録 片面2層)
    • 新・キューティーハニー Disc.スペシャル (ラジオドラマ収録)
      • 初回特典
        16P解説書封入
        スペシャルCD付き豪華デジパック仕様
        LDディスクエンドスペシャル集
Blu-ray
  • 新・キューティーハニー コンプリートBlu-ray (2013年12月6日発売、2枚ディスク) BSTD-03694
    • 新・キューティーハニー Disc.1 (Stage.1 - Stage.4、特別編 Flash1「天使の休日」まで収録)
    • 新・キューティーハニー Disc.2 (Stage.5 - Stage.8、LDディスクエンドスペシャル集まで収録)
      • 封入特典
        スペシャルCD - Stage9 ラジオドラマ「クリスマスに呪いの雪が降る」
        8Pブックレット封入







固有名詞の分類

映画作品 夫婦合唱  暗黒の大統領カポネ  キューティーハニー  血潮の吹雪  美貌と罪
テレビ朝日系アニメ カリメロ  ウミガメと少年  キューティーハニー  ドラドラ子猫とチャカチャカ娘  つるピカハゲ丸
アニメ作品 き ギブリーズ episode2  銀河漂流バイファム  キューティーハニー  傷物語  ギャラクシー・ハイスクール
1973年のテレビアニメ 空手バカ一代  冒険コロボックル  キューティーハニー  ドロロンえん魔くん  ミラクル少女リミットちゃん
日本の漫画作品一覧 舞舞草の谷  くせっ毛ララバイ  キューティーハニー  つるピカハゲ丸  遊☆戯☆王GX
アニメソング Tomorrow/枯れない花  No Regret  キューティーハニー  ヒトリノ夜  まさか三卵性!?
漫画作品 き 銀色の髪の亜里沙  銀曜日のおとぎばなし  キューティーハニー  境界のRINNE  金と銀のカノン
漫画の登場人物 剛万太郎  嵜島昇喜郎  キューティーハニー  吉川恵  坂田銀時

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