シンエイ動画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/24 22:12 UTC 版)
シンエイ動画株式会社(シンエイどうが、英: SHIN-EI ANIMATION Co., Ltd.)は、日本のアニメ制作会社。テレビ朝日の子会社。日本動画協会正会員。
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注釈
- ^ 設立から現在まで自社で著作権を保有する作品ではフジテレビ系との取引は一切無い。ただし、Aプロダクション時代からシンエイ動画初期に製作業務に参加した作品はあった。
- ^ 現在の西東京市
- ^ 現: 西東京市田無町2丁目
- ^ テレビ朝日はアニメでは元々、同局の前身・日本教育テレビ(NETテレビ)の設立母体の一つである東映の傘下企業かつ創業者・楠部の出身企業である東映アニメーション(旧東映動画)との作品を中心としていたが、『ドラえもん』の成功以降順次シンエイ動画中心へと変化していき、一時東映アニメーションとの全国ネット作品が途絶えることもあった。このため、東映アニメーションは在阪準キー局・朝日放送(ABC)と組むことでテレビ朝日系列における全国ネット作品を維持することになったが、シンエイの前身・Aプロダクションがかつて朝日放送と近い関係にあった経緯(後述)を踏まえると、結果的にアニメ枠に関してはNETテレビ→テレビ朝日・朝日放送と東映動画→東映アニメーション・シンエイ動画の取引関係が逆転することになった。朝日放送が1975年3月30日にそれまでNETテレビ系列だった毎日放送(MBS)とネットチェンジするまで東京ムービーの設立母体であるTBSテレビの旧法人と系列関係だった経緯もあり、Aプロダクションは東京ムービーを通じて朝日放送・毎日放送・読売テレビ(YTV)とも比較的親密な関係だった。
- ^ Aプロ時代には東宝チャンピオンまつりで上映された短編の『パンダコパンダ』シリーズがある。シンエイ動画になってからも1977年に21分の『草原の子テングリ』があったが、PR映画であり一般の配給網には乗らなかった。
- ^ 本社最寄の田無駅を舞台に新人駅員「タコちゃん」の奮闘を描く。西武鉄道とのコラボレーション。
- ^ hulu - アニメで分かる心療内科(2015年2月14日閲覧)ではスタジオ名が「シンエイ動画」と表記されている他、同作の公式サイトのドメインをシンエイ動画が取得している。
出典
- ^ a b c 第44期決算公告、2020年(令和2年)7月16日付「官報」(号外第149号)73頁。
- ^ a b 『アニメージュ』1985年1月号、徳間書店、p.62。楠部大吉郎インタビューでの本人の証言。
- ^ 『アニメージュ』2000年5月号、徳間書店(小黒祐一郎「第19回 渡辺歩」『この人に話を聞きたい アニメプロフェッショナルの仕事 1998-2001』飛鳥新社、東京、2006年、312ページ。ISBN 4-87031-758-3。2010年12月13日閲覧。)。当時シンエイ動画社員の渡辺歩が楠部から説明されたという証言。
- ^ a b 『リトル・ニモの野望』p.55。
- ^ 「会社沿革」 シンエイ動画公式サイト
- ^ キクちゃんとオオカミ ブログパーツ シンエイ動画公式サイト
- ^ 『アニメージュ』1985年1月号、徳間書店、p.59
- ^ 『ぼく、ドラえもん』3巻、p32
- ^ 「シンエイ動画株式会社の株式取得による連結子会社化のお知らせ」 テレビ朝日 IRニュース、2008年10月2日
- ^ 「シンエイ動画株式会社の100%子会社化のお知らせ」 テレビ朝日 IRニュース、2010年10月6日
- ^ SynergySP About
- ^ シンエイ動画がパペットのTVアニメシリーズ、映画祭常連の見里朝希監督を起用
- ^ 「スクリーンにかかったテレビアニメーション 東宝チャンピオンまつり」『キネ旬ムック 動画王 Vol.7』キネマ旬報社、1998年、p131
- ^ 白石雅彦編著『平成ゴジラ大全1984~1995』双葉社、2003年、p38
- ^ 原恵一、浜野保樹編著『アニメーション監督 原恵一』晶文社、2005年、p31
- ^ “ジャングルはいつもハレのちグゥ : 作品情報”. アニメハック. 2020年12月2日閲覧。
- ^ “からかい上手の高木さん : 作品情報”. アニメハック. 2020年5月13日閲覧。
- ^ ~特命!沿線ご案内係~「西武鉄道駅員タコちゃん」発進! (PDF, 西武鉄道・シンエイ動画 2011年4月14日)
- 1 シンエイ動画とは
- 2 シンエイ動画の概要
- 3 劇場作品
- 4 CG・デジタル制作
- 5 脚注
- シンエイ動画のページへのリンク