湯浅政明
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/04/14 14:39 UTC 版)
湯浅 政明'（ゆあさ まさあき、1965年3月16日 - ）は、日本のアニメ監督、アニメ演出家、アニメーター。福岡県出身。株式会社サイエンスSARU共同創設者。2020年までは代表取締役。
注釈
- ^ 本人は、大学時代にはファインアートを専攻して他の人のようにアニメを勉強していなかったため、アニメ映えする絵が描けないと思っていたという[2]。
- ^ 半分は他のスタッフに助けてもらった。
- ^ 『夜明け告げるルーのうた』の原型となる作品[12]。
- ^ 当初、2021年の公開が予定されていたが延期され、東京国際映画祭でのプレミア上映にとどまっていた[35][42]。
- ^ ほかの5人は、ミッシェル・オスロ監督（『キリクと魔女』）、ギレルモ・デル・トロ監督（『シェイプ・オブ・ウォーター』）、ジョー・ダンテ監督（『グレムリン』）、ジェニファー・リー監督（『アナと雪の女王』）、ジョルジュ・シュヴィッツゲベル監督（『ロマンス』）という世界の名だたるクリエイターである[40]。
- ^ もともと日本のアニメ業界では絵コンテの段階で脚本を大きく変えることはよくあることで、たとえ変わったとしても演出家が脚本家としてクレジットされることはなく、脚本家も変更に理解がある人が多かったという。
出典
- ^ a b c d e f g “アニメーション監督 湯浅政明の仕事”. 日経エンタテイメント!: 59-61. (8 2020).
- ^ a b c d e f g h i j k l 渡辺麻紀 (2021年12月28日). “湯浅政明 挑戦から学んだこと 第1回 スタートはアニメーターから。大きな財産にもなった『クレヨンしんちゃん』 (1/2)”. ぴあ 2022年8月25日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k “「夜は短し歩けよ乙女」「夜明け告げるルーのうた」と映画2本が連続公開される湯浅政明監督にインタビュー”. GIGAZINE. 株式会社OSA (2017年4月17日). 2022年8月25日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “「この人に話を聞きたい」第4回 湯浅政明 (1)”. WEBアニメスタイル. 株式会社スタイル (2004年4月23日). 2022年8月25日閲覧。
- ^ a b c d e 渡辺麻紀 (2022年1月7日). “湯浅政明 挑戦から学んだこと 第3回 アニメーターから監督へ。『マインド・ゲーム』で得たものと見えてきた課題 (2/3)”. ぴあ 2022年8月25日閲覧。
- ^ a b “湯浅政明×井上俊之対談 (2)”. WEBアニメスタイル. 2014年11月28日閲覧。
- ^ “「この人に話を聞きたい」第4回 湯浅政明 (2)”. WEBアニメスタイル. 株式会社スタイル (2004年4月28日). 2022年8月25日閲覧。
- ^ a b c d e 渡辺麻紀 (2022年1月5日). “湯浅政明 挑戦から学んだこと 第2回 試行錯誤しながら挑んだ『THE八犬伝〜新章〜』で学んだこと (2/2)”. ぴあ 2022年8月25日閲覧。
- ^ さくらももこ『わたしの好きな歌』（小学館りぼんマスコットコミックス、1993）の後書き漫画より。
- ^ a b c d e 渡辺麻紀 (2021年12月28日). “湯浅政明 挑戦から学んだこと 第1回 スタートはアニメーターから。大きな財産にもなった『クレヨンしんちゃん』 (2/2)”. ぴあ 2022年8月25日閲覧。
- ^ a b c d e f 渡辺麻紀 (2022年1月5日). “湯浅政明 挑戦から学んだこと 第2回 試行錯誤しながら挑んだ『THE八犬伝～新章～』で学んだこと (1/2)”. ぴあ 2022年8月25日閲覧。
- ^ 映画秘宝2017年6月号
- ^ a b c d e f g h i 渡辺麻紀 (2022年1月7日). “湯浅政明 挑戦から学んだこと 第3回 アニメーターから監督へ。『マインド・ゲーム』で得たものと見えてきた課題 (1/3)”. ぴあ 2022年8月25日閲覧。
- ^ a b c d e f “湯浅政明監督とスタジオの化学反応が生み出した奇跡 BD化を機に『マインド・ゲーム』の真価に迫る (1/2)”. リアルサウンド. 株式会社blueprint (2018年2月9日). 2022年8月25日閲覧。
- ^ “『四畳半神話大系』や『ピンポン』を手掛けた湯浅政明監督初のオリジナル作品『夜明け告げるルーのうた』が公開決定!”. アニメイトタイムズ. 2017年1月24日閲覧。
- ^ a b 渡辺麻紀 (2022年1月7日). “湯浅政明 挑戦から学んだこと 第3回 アニメーターから監督へ。『マインド・ゲーム』で得たものと見えてきた課題 (3/3)”. ぴあ 2022年8月25日閲覧。
- ^ “文化庁メディア芸術祭、アニメ部門受賞作の「空の境界 俯瞰風景」や「ストライクウィッチーズ」をシアターで上映”. GIGAZINE. 株式会社OSA (2009年2月6日). 2022年8月23日閲覧。
- ^ “WOWOWオリジナルアニメ「カイバ」平成20年度文化庁メディア芸術祭 アニメーション部門で優秀賞を受賞！”. News2u.net. (2008年12月10日). オリジナルの2019年8月7日時点におけるアーカイブ。 2021年7月24日閲覧。
- ^ タニグチナオミ (2010年12月9日). “「四畳半神話大系」がメディア芸術祭アニメ部門大賞に 湯浅監督＆森見さんも歓喜”. はてなニュース 2021年7月24日閲覧。
- ^ “なぜプロダクションI.Gは湯浅政明監督の新作「Kick-Heart」でクラウドファンディングサイト“KickStarter”を使ったのか？ インタビューで直撃！”. ファミ通.com. 2014年11月28日閲覧。
- ^ “話題のアニメ「Kick-Heart」完成 “見て、感じて、踊れる発表会”で初披露”. アニメ!アニメ!. イード (2013年4月18日). 2022年8月23日閲覧。
- ^ a b c d e f g 渡辺麻紀 (2022年1月21日). “湯浅政明 挑戦から学んだこと 第7回 『四畳半神話大系』あっての『夜は短し歩けよ乙女』 (1/2)”. ぴあ 2022年8月25日閲覧。
- ^ “アニメ『ピンポン』の斬新さは、Flash使いに秘密があった! Science SARUへ行く”. WIRED.jp. (2014年9月10日) 2014年11月28日閲覧。
- ^ “「かぐや姫の物語」米国アニー賞で3部門ノミネート、湯浅監督らはTV部門でノミネート”. アニメ！アニメ！. 2014年12月4日閲覧。
- ^ “星野源×湯浅政明「夜は短し歩けよ乙女」劇場アニメ化、「四畳半」メンバー再集結”. 映画ナタリー. (2016年12月15日) 2016年12月16日閲覧。
- ^ “「ルーのうた」がアヌシー映画祭で最高賞、「この世界の片隅に」が審査員賞に”. 映画ナタリー. (2017年6月18日) 2021年7月24日閲覧。
- ^ “湯浅政明監督『文化庁メディア芸術祭』3度目の大賞受賞の快挙”. ORICON NEWS. (2018年3月16日) 2021年7月24日閲覧。
- ^ “『ルー』湯浅政明、『この世界』片渕須直に文化庁長官表彰”. シネマトゥデイ. (2017年7月12日) 2021年7月24日閲覧。
- ^ “湯浅政明監督『夜は短し歩けよ乙女』オタワ映画祭でグランプリ 日本人監督初の快挙”. オリコンミュージックストア. (2017年9月24日) 2017年9月24日閲覧。
- ^ “「きみと、波にのれたら」片寄涼太、伊藤健太郎に“波に乗るんだ”のモノマネされる”. 映画ナタリー. (2019年6月21日) 2019年6月22日閲覧。
- ^ “第24回 アニメーション部門 大賞 映像研には⼿を出すな!」”. 受賞作品. 文化庁メディア芸術祭. 2021年3月12日閲覧。
- ^ “「映像研」NYタイムズが選ぶ2020年度「ベストTV番組」「ベスト海外TV番組」に”. コミックナタリー. 株式会社ナターシャ (2020年12月3日). 2023年11月11日閲覧。
- ^ 安藤健二 (2021年11月7日). “『映像研には手を出すな!』イギリスの著名ミュージシャンが称賛。「映画制作のあらゆる要素の教材だ」”. ハフポスト. BuzzFeed Japan. 2022年8月25日閲覧。
- ^ “代表取締役交代と新体制について”. sciencesaru (2020年4月3日). 2020年4月4日閲覧。
- ^ a b “湯浅政明がサイエンスSARU社長を退任、「犬王」監督は引き続き担当”. 映画ナタリー. 2020年4月4日閲覧。
- ^ 渡辺麻紀 (2022年2月8日). “湯浅政明 挑戦から学んだこと 第12回 作り手の"ワクワク感"が視聴者にも伝わった『映像研には手を出すな!』 (1/2)”. ぴあ 2022年8月25日閲覧。
- ^ “これがサイエンスSARUの描く「スター・ウォーズ」だ! 「赤霧」「T0-B1」あらすじ&場面カット公開”. アニメ!アニメ!. イード (2021年9月16日). 2022年8月25日閲覧。
- ^ “Netflixが「日本沈没 2020」アニメ化。湯浅政明監督、2020年に全世界独占配信”. AV Watch. (2019年10月9日) 2019年10月9日閲覧。
- ^ 阿部, 裕華 (2020年7月10日). “不自由になった世界で気づくこと。アニメ『日本沈没2020』で湯浅政明監督が追求したリアル”. 朝日新聞デジタルマガジン＆ 2020年7月12日閲覧。
- ^ a b c d e f “ギレルモ・デル・トロ監督らとともに湯浅政明監督が、手形を飾る最初の6人に! 「アヌシー国際アニメーション映画祭2022」レポート”. シネフィル. 株式会社Miramiru (2022年6月20日). 2022年8月25日閲覧。
- ^ “『犬王』観客も熱狂！ 初日舞台挨拶イベントレポ”. アニメージュプラス. (2022年5月30日) 2022年6月4日閲覧。
- ^ 犬王 - 東京国際映画祭2021
- ^ a b c d e f “湯浅政明監督とスタジオの化学反応が生み出した奇跡 BD化を機に『マインド・ゲーム』の真価に迫る (1/2)”. リアルサウンド. 株式会社blueprint (2018年2月9日). 2022年8月25日閲覧。
- ^ “マインドゲーム パリの日本映画祭で大賞受賞”. アニメ!アニメ!. イード (2006年11月30日). 2023年11月11日閲覧。
- ^ “細田守と新海誠は、"国民的作家"として対照的な方向へ 2010年代のアニメ映画を振り返る評論家座談会【前編】 (3/4)”. リアルサウンド. 株式会社blueprint (2020年1月12日). 2022年8月25日閲覧。
- ^ 湯浅政明 [@masaakiyuasa] (2017年5月8日). "ルパン三世カリオストロの城". X（旧Twitter）より2023年1月11日閲覧。
- ^ 湯浅政明 [@masaakiyuasa] (2018年4月28日). "映画秘宝別冊「アニメでなぜ悪い」いただきました〜。". X（旧Twitter）より2023年1月11日閲覧。
- ^ 湯浅政明 [@masaakiyuasa] (2013年8月16日). "「ユニコ魔法の島へ」は大好きな作品。". X（旧Twitter）より2023年1月11日閲覧。
- ^ 湯浅政明 [@masaakiyuasa] (2018年4月28日). "旧「バカボン」ファースト「ルパン」「幼獣都市」「ピノキオ」映画1作目「999」「トムとジェリー」「暗黒大将軍」「ハイジ」ファースト「ヤマト」「魔界大冒険」映画「エース！」荒木伸吾のアレ もう全然10超えてるけど". X（旧Twitter）より2023年1月11日閲覧。
- ^ 湯浅政明 [@masaakiyuasa] (2021年1月31日). "妖獣都市（1987）". X（旧Twitter）より2023年1月11日閲覧。
- ^ 湯浅政明 [@masaakiyuasa] (2018年4月29日). "そうだ 猫版「銀河鉄道の夜」もあった。". X（旧Twitter）より2023年1月11日閲覧。
- ^ 湯浅政明 [@masaakiyuasa] (2018年4月29日). "「三千里」「アン」「ど根性ガエル」「宇宙開拓史」「くもとちゅうりっぷ」「どうぶつ隣組」". X（旧Twitter）より2023年1月11日閲覧。
- ^ a b “湯浅政明監督が作品に込める裏テーマとは? 『きみと、波にのれたら』制作秘話を語る”. otocoto. Baca the Bacca (2019年6月13日). 2022年8月25日閲覧。
- ^ 渡辺麻紀 (2022年1月14日). “湯浅政明 挑戦から学んだこと 第5回 『四畳半神話大系』でも痛感した、原作ものをアニメ化するときに大切なこと (1/2)”. ぴあ 2022年8月25日閲覧。
- ^ 渡辺麻紀 (2022年1月18日). “湯浅政明 挑戦から学んだこと 第6回 もしかしたら存在したかもしれない、もうひとつの『ピンポン』 (2/2)”. ぴあ 2022年8月25日閲覧。
- ^ a b 渡辺麻紀 (2022年1月25日). “湯浅政明 挑戦から学んだこと 第8回 子供向けを意識した『夜明けを告げるルーのうた』と音楽の重要性 (1/2)”. ぴあ 2022年8月25日閲覧。
- ^ 渡辺麻紀 (2022年1月28日). “湯浅政明 挑戦から学んだこと 第9回 Netflix作品『DEVILMAN crybaby』での“挑戦” (1/2)”. ぴあ 2022年8月25日閲覧。
- ^ 渡辺麻紀 (2022年2月1日). “湯浅政明 挑戦から学んだこと 第10回 ストレートなラブストーリーを目指した『きみと、波にのれたら』 (2/2)”. ぴあ 2022年8月25日閲覧。
- ^ a b c d e 渡辺麻紀 (2022年1月14日). “湯浅政明 挑戦から学んだこと 第5回 『四畳半神話大系』でも痛感した、原作ものをアニメ化するときに大切なこと (2/2)”. ぴあ 2022年8月25日閲覧。
- ^ 映画祭での上映。劇場公開は2022年。
- ^ “『SUPER SHIRO(スーパーシロ)』公式サイト”. 2019年2月11日閲覧。
- ^ “「クレヨンしんちゃん」シロが主役の新作アニメ「SUPER SHIRO」総監督は湯浅政明”. コミックナタリー (2019年2月4日). 2019年2月11日閲覧。
- ^ “湯浅政明が「日本沈没」をNetflixでアニメ化！2020年のオリンピック直後が舞台”. コミックナタリー (2019年10月9日). 2019年10月9日閲覧。
- ^ “押井守がジブリを語る書籍発売、表紙イラストは湯浅政明”. 映画ナタリー. (2017年10月13日) 2021年7月24日閲覧。
- ^ 『官報』第250号、令和3年11月4日
- ^ “紫綬褒章、ソフト「金」の上野由岐子さんら最多90人…秋の褒章808人・22団体”. 読売新聞オンライン (2021年11月2日). 2023年5月6日閲覧。
- ^ “アヌシー映画祭、長編グランプリに「Flee」、TVシリーズ審査員賞に「日本沈没2020」”. アニメーションビジネスジャーナル. (2021年6月20日) 2021年6月20日閲覧。
- ^ “湯浅政明監督が「犬王」でシッチェス国際映画祭のタイムマシン賞を受賞、日本人5人目”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年9月16日) 2022年9月16日閲覧。
[続きの解説]
固有名詞の分類
- 湯浅政明のページへのリンク
