Adobe_Animateとは? わかりやすく解説

Adobe Animate

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/15 09:05 UTC 版)

Adobe Animate
開発元 アドビ
最新版
24.0 / 2023年10月 (1年前) (2023-10)
対応OS Windows 10 v22H2以降、macOS Monterey以降[1]
種別 Multimedia Content Creator
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト Adobe Animate
テンプレートを表示

Adobe Animate(アドビ・アニメイト)は、アドビが開発・販売している動画ゲームHTML5を中心としたオーサリング・ソフトウェア。旧称は Adobe Flash Professional(アドビ・フラッシュ・プロフェッショナル)[2]

Adobe Animateは、ベクターグラフィックスアニメーション制作ソフトであり、HTML5以外にWebGL, Scalable Vector Graphics などのフォーマットが扱える他、旧来の Flash Player (SWF)やAdobe AIRフォーマットも扱える。

概要

Adobe Flash / Adobe Animateの最初のバージョンは、1996年5月にリリースされたベクターグラフィックスおよびベクターアニメーションプログラムのFutureSplash Animatorである。ソフトウェア会社であるFutureWave SoftwareによってFutureSplashAnimatorが開発された。 最初の製品であるsmartsketchはベクターベースの描画プログラムである。1995年、同社は製品にアニメーション機能を追加し、World Wide Web用のベクターベースのアニメーションプラットフォームを作成することを決定した。したがって、FutureSplash Animatorが作成された。(当時、ウェブ上で、このようなアニメーションを展開する唯一の方法は、Javaであった。)FutureSplashアニメーション技術は、次のようなウェブサイト上で使用されたMSN、シンプソンズウェブサイトおよびディズニー・デイリー・ブラストのウォルト・ディズニー・カンパニー。

1996年12月、MacromediaはFutureWaveを買収し、製品をMacromedia Flashとしてブランド変更した。これは、8つのメジャーバージョンで継続するブランド名である。アドビシステムズ(現アドビ)は、 2005年にMacromediaを買収し、プレーヤーと区別するためにAdobe Flash Professionalの再ブランドのAdobe Flash Playerという製品になった。これは、AdobeがCreative Cloud(CC)を支持してCreative Suiteのラインナップを廃止するまで、CS3からCS6までの製品のCreative Suiteの一部として含まれていた。

2015年12月1日、アドビは次のメジャーアップデートでプログラムの名前をAdobe Animateに変更することを発表した。この動きは、Adobe Flash Playerとの関連付けを解除する取り組みの一環として行われ、HTML5およびビデオコンテンツのオーサリングへの使用の増加を認め、Web標準ベースのソリューションを優先してFlash Playerの使用を推奨しない取り組みを開始した。新しい名前の最初のバージョンが2016年2月8日にリリースされた。 Adobe AnimateはWeb標準のファイル形式に移行しているが、Flash (.swf) およびAir (.air) 形式はまだ公式にサポートされる。

2018年2月ごろに『Adobe Flash Professional』のサービス終了に伴って、アドビシステムズが後継版として販売を開始。

バージョン

出典

  1. ^ 2023年10月(24.0)以降 Animate の必要なシステム構成
  2. ^ Adobe Flash Professional を Adobe Animate CC に名称変更

外部リンク


Adobe Animate (Adobe Systems)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/04 16:02 UTC 版)

オーサリングツール」の記事における「Adobe Animate (Adobe Systems)」の解説

Adobe Flash及びWebGLオーサリングが可能。旧Adobe Flash Professional

※この「Adobe Animate (Adobe Systems)」の解説は、「オーサリングツール」の解説の一部です。
「Adobe Animate (Adobe Systems)」を含む「オーサリングツール」の記事については、「オーサリングツール」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「Adobe_Animate」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Adobe_Animate」の関連用語

Adobe_Animateのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Adobe_Animateのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのAdobe Animate (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのオーサリングツール (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS