ぼく、ドラえもん
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/07 14:24 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動藤子・F・不二雄ワンダーランド ぼく、ドラえもんは、藤子・F・不二雄原作のドラえもんの雑誌である。 全25巻発売され、その後は『もっと!ドラえもん』に後を引き継いだ。
概要
2004年にテレビアニメ化25周年、長編映画25作目を迎えることを記念して企画され、同年2月25日発売の創刊号から25号まで毎月2回刊行していた。
主な内容は、ドラえもんの声優や映画版の主題歌を担当した等ゆかりある芸能人のインタビュー、過去のドラえもん映画作品とその時代を振り返る記事、てんとう虫コミックス未収載もしくはカラー版のまんが掲載、オリジナルグッズ商品の誌上通販で構成され、付録としてひみつ道具やそれをモチーフにしたトレーディングカードなどの小物(ちなみにトレーディングカードは次回のタイムマシアターをテーマにしたカード(25号は創刊号をテーマにした))、創刊号と13号ではオリジナルDVDが同封されている。更に、てんとう虫コミックス未収録の作品を収録した小冊子も付録され、その一部は「ドラえもん プラス」(全5巻)に再録されたが、殆どの作品はこの時を最後に2009年の藤子・F・不二雄大全集の刊行まで再販が行われなかった。
創刊号は55万部を完売した[1]が、後に増刷されバックナンバーとして大型書店や直販で再発売されている。
計画通り25巻で刊行終了となった後、2005年4月から後継誌として後述の『もっと!ドラえもん』が2006年3月の5号まで季刊された。
もっと!ドラえもん
もっと!ドラえもんは、『ぼく、ドラえもん』の後続雑誌[2] 。全5巻発売された。[3]
全巻100ページ以上あり、全ての巻についてくるおまけのフィギュアを集めるとタイムマシンのジオラマが完成する。
脚注
- ^ 「『ドラえもん』、25年目の小休止──『ドル箱』映画、原作回帰へ」『日経MJ』2004年9月9日付、23頁。
- ^ 『もっと!ドラえもん』公式サイト
- ^ 小学館バックナンバー[リンク切れ]
外部リンク
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ぼくドラえもん
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/15 03:46 UTC 版)
「ぼくドラえもん」 | ||||||||
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大山のぶ代(ドラえもん)、こおろぎ'73の楽曲 | ||||||||
リリース | 1979年8月25日 | |||||||
規格 | シングルレコード | |||||||
ジャンル | 子供向け楽曲 アニメソング |
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レーベル | 日本コロムビア | |||||||
作詞者 | 藤子不二雄(藤子・F・不二雄) | |||||||
作曲者 | 菊池俊輔 | |||||||
その他収録アルバム
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チャート順位
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収録曲
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「ぼくドラえもん」は、テレビ朝日系アニメ『ドラえもん』のテーマ曲である。
1979年8月発売の大山のぶ代、こおろぎ'73の両A面シングル(EP)『ドラえもん音頭/ぼくドラえもん』に収録され発売された。
アレンジ版の『ぼくドラえもん2112』は、1995年3月1日に『2112年 ドラえもん誕生』のテーマソングとしてシングル発売された後、同年6月21日発売の山野さと子のシングルCD『ドラえもんのうた』のカップリングに収録され発売された。
バリエーション
- ぼくドラえもん
- 1979年から1981年に放映されていた『ドラえもん』の10分番組(もともとは関東ローカル)のオープニング主題歌として、スタート半年後の1979年10月1日から1981年9月26日まで使用された。ただし、1980年から数年間続いた『ドラえもん』正月特番では、オープニング主題歌は「ドラえもんのうた」でなくこちらが採用されたため、放映エリア全域で聴けた。
- 劇場版では、長編第1作『ドラえもん のび太の恐竜』(1980年)と第2作『ドラえもん のび太の宇宙開拓史』(1981年)でオープニング主題歌として使用されたほか、第3作『ドラえもん のび太の大魔境』の予告でも使用されていた。また、第5作『ドラえもん のび太の魔界大冒険』では、劇中でジャイアンが「おれはジャイアンさまだ」と並行して歌っている。それ以外では、中編映画『ドラえもん ぼく、桃太郎のなんなのさ』(1981年)において予告とオープニングで使用されている。
- バラエティ番組『パオパオチャンネル(月曜日)』の再放送版にも使用されていたが、冒頭部分に若干編集が加えられていた。
- ぼくドラえもん2112
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- 作詞 - 藤子・F・不二雄
- 作曲・編曲 - 菊池俊輔
- うた - 大山のぶ代、こおろぎ'73
- 1995年の劇場版併映作品『2112年 ドラえもん誕生』のエンディング主題歌としてアレンジされたバージョン。伴奏は新たに編曲・演奏されたものだが、ボーカルとコーラスはオリジナル版音源からの流用であり、完全な新録音ではない。ただし、編集によってラスサビが加えられている。伴奏はオリジナルから一新したアレンジとなっており、ドラムによるリズムセクションが強く出たものとなっている。
- テレビアニメでも上記映画の約1ヶ月後の1995年4月14日から2002年9月20日までエンディング主題歌として使用された。第1期シリーズでは最も長く使われたエンディング曲である。
- 本編劇場版では『ドラえもん のび太と銀河超特急』(1996年)での中生代の星の場面と、『ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記』(1997年)でのねじ巻き星の森を探検する場面で、挿入歌として流れている。
- ぼくドラえもん 40th
- アニメ放送40周年を記念し、第2期でドラえもんを演じる水田わさびがカバーしたバージョン。2019年5月10日放送分のエンディング主題歌として初めて放送された。「ぼくドラえもん2112」以来、約17年ぶりの主題歌としての使用であり、2005年のリニューアル後としては初となる。
- 「2112」のラスサビと同じように曲の締めの歌詞が繰り返されるが、繰り返す範囲は若干異なる。伴奏はオリジナル版のものをベースとしつつ、イントロ・間奏部分に第1期でかつて使用されていたBGM・効果音のフレーズをいくつか交えたものとなっている。
カバー
- 大和田りつこ、ピーカブー - CBS・ソニー(ソニー・ミュージックレコーズ)版カバー。編曲:淡海悟郎。『主題歌ヒットソング大行進'81』(20AH-1329、1981年)などに収録。
- ジ・アニメルズ - シングル『アニメドレー 臨時増刊号』(1983年)。メドレー曲「ときめきアニメ コレクション1983」の1曲としてカバー。
- 東京プリン - 曲名は「ぼくドラえもん2112」(2002年)。シングル「ドラえもんのうた」のカップリングに収録。
- カバーソング・ドールズ - アルバム『COVER SONG DOLLS 3 -カバドル・アニソン-』(2008年)。
- Coro I Nostri Figli di Nora Orlandi(ノラ・オルランディ児童合唱団) - 曲名は「La canzone di Doraemon(ドラえもんの歌)」。イタリア放映版『ドラえもん』のエンディング主題歌として使用された。シングル「it:Il gatto Doraemon/La canzone di Doraemon」に収録。
- ビリーバンバン - シングル「ココロありがとう」のカップリングに収録(2022年)。
発車メロディとしての使用
本曲はかつて、神奈川県川崎市にある東日本旅客鉄道(JR東日本)南武線登戸駅の1番線において発車メロディとして使用されていた[2]。これは同駅に近い藤子・F・不二雄ミュージアムの開館5周年を記念して2016年9月3日に導入されたもので[2]、同線のワンマン運転が開始される前日の2025年3月14日まで使用された。編曲は塩塚博が手掛けた[3]。
脚注
- ^ 『オリコン年鑑 1982年版』、67頁。
- ^ a b 『藤子・F・不二雄ミュージアム 開館5周年記念事業』(PDF)(プレスリリース)川崎市、2016年8月16日、2頁。オリジナルの2018年11月16日時点におけるアーカイブ 。2025年3月15日閲覧。
- ^ “南武線登戸、宿河原駅発車メロディ「ドラえもんのうた」など5曲制作”. スイッチオフィシャルサイト. スイッチ (2016年9月3日). 2016年9月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年3月15日閲覧。
関連項目
- ドラえもん (1979年のテレビアニメ)
- ドラえもんのうた
- パンチョ伊東、勝俣州和、笑っていいとも!特大号 - 本曲の替え歌にまつわるエピソードあり
- ぼくの先生はフィーバー(歌:原田潤) - 『世界一受けたい授業』バージョンはバックの演奏をリメイクした曲。
- ドラえもん (星野源の曲) - 映画『ドラえもん のび太の宝島』主題歌。 間奏に本楽曲の旋律が引用されている。
ぼくドラえもん
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 14:03 UTC 版)
カップリング曲であるこの楽曲は、1979年から2005年まで放送された『ドラえもん』の主題歌である同名曲のカバーで、アコースティック調にアレンジされている。
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固有名詞の分類
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