岡田麻衣子とは? わかりやすく解説

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岡田麻衣子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/15 04:20 UTC 版)

おかだ まいこ
岡田 麻衣子
国籍 日本
職業 アニメーションプロデューサー
活動期間 2002年 -
事務所 WIT STUDIO
主な作品
STAND BY ME ドラえもん
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岡田 麻衣子(おかだ まいこ、1983年1月17日[1] - )は、日本アニメーションプロデューサーWIT STUDIO所属。埼玉県出身[1]

経歴

デルタ・ピーク・プロダクションアニメーターとして活動していたが、先輩や同期が次々と辞めていくのを見て、「仕事を続けたいアニメーターが辞めないような図式はどうしたらできるのか」と思うようになり、制作に転向する[1]

2003年シンエイ動画に入社し、『ドラえもん』班に配属される。2005年のリニューアル後は『クレヨンしんちゃん』『あたしンち』の制作に異動するが、2008年に設定制作として『ドラえもん』班に復帰した。

2014年、『パロルのみらい島』で初めてのプロデューサーを務める[2]。プロデューサーのみならず、岡田にとって初めてのオリジナル企画だった[2]。当初は、劇場用に作った企画だったがお蔵入り[3]。しかし、文化庁の若手アニメーター育成プロジェクト「アニメミライ」向けに短編で作り直すことになり[3]、アニメミライで採択されることが決まった[2]。アニメ監督の今井一暁は、このとき岡田がアニメ監督の道に誘った人物である[3]。岡田によれば、技術的な成長という面では手応えがあったものの、チームとしては継続してアニメ制作をすることはできず、すぐに解散してしまった[4]。この年には、プロデューサーを務めた映画『STAND BY ME ドラえもん』が公開された[2]

シンエイ動画を退社した後はWIT STUDIOに移籍する。2019年には『Hello WeGo!』で『パロルのみらい島』に続き2回目となる文化庁の若手アニメーター育成プロジェクト(あにめたまごに改称)に挑戦[4]。前回の反省を踏まえ、継続的な作品作りを目標に掲げた[4]

その後も、『GREAT PRETENDER』、『王様ランキング』など、次々とプロデュース作品を世に送り出している。

作品

テレビアニメ

シンエイ動画
2016年
2018年
2020年
  • GREAT PRETENDER(WIT STUDIO、フジテレビ)アニメーションプロデューサー
2021年
  • 王様ランキング(WIT STUDIO、フジテレビ)プロデューサー兼アニメーションプロデューサー

劇場アニメ

2006年
2007年
2008年
2014年
2015年
  • 屍者の帝国(WIT STUDIO、東宝)アニメーションプロデューサー
2018年
2019年

脚注

  1. ^ a b c アニメスタイル017』岡田麻衣子インタビュー、2023年6月27日、スタイル、p.30-p.34
  2. ^ a b c d 「パロルのみらい島」スタッフ紹介 vol.3 プロデューサー:岡田麻衣子さん”. AniFav. 星海社 (2013年12月13日). 2021年11月8日閲覧。
  3. ^ a b c 『映画ドラえもん のび太の宝島』 今井一暁監督インタビュー”. メディア芸術カレントコンテンツ. 文化庁 (2018年8月17日). 2021年11月8日閲覧。
  4. ^ a b c 「メカトロウィーゴ」が“あにめたまご”でアニメ化! その舞台裏と見どころは?”. アニメ!アニメ!. イード (2019年3月6日). 2021年11月8日閲覧。

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