ゲームセンターあらし
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『ゲームセンターあらし』は、すがやみつるによる日本の漫画作品。『(月刊)コロコロコミック』(小学館)にて、1978年と1979年に2回読み切りが掲載され、1979年から1983年まで同誌に連載された。また、『小学一年生』『小学二年生』『小学三年生』で連載、もしくは掲載された。1982年には、シンエイ動画制作・日本テレビ系でテレビアニメ化されている。2013年には、ぽこぽこにてWeb漫画として原作をほぼそのまま無料で全話読むことができるサービスが行われた。2017年11月時点で単行本の売上は約500万部を記録している[1]。
注釈
- ^ a b 当初は「一生に一度しか使えない」、すなわち二度目に使うと死ぬと思われていた。しかし劇中で何度も使用するにつれてそのニュアンスも微妙に変化しており、『コロコロコミック』1981年11月号の特集では「ちょっとでも気をゆるめると、体がバラバラになってしまう」と説明されている。
- ^ 作者の公式ページでは当時所有していた機種はPC-1260となっていた[1]。すがやは他にもPC-1500(1981年発売)を愛用していたが、描かれているポケコンがそのどちらとも異なるPC-1211だったことについて、アシスタントが現物を見ずにカタログや雑誌写真を参考に描いたのではないかと推測している[2]
- ^ 『バルーンボンバー』登場の際は「そんなゲーム知らないぜ?」「新製品のホヤホヤだからな!」というやりとりがある。これはすがやがタイトーの工場を見学したとき、まだ発売されていない新作ゲームを漫画に登場させたことによるもの。しかし取材から雑誌の発売までタイムラグがあり、掲載時には『バルーンボンバー』は既に流通していた。
- ^ 実際には前身のAプロダクション時代に何作か藤子アニメではない作品も制作している。またシンエイ動画になってからは、フジテレビ・日本アニメーション作品『おれは鉄兵』『一球さん』の制作協力も担当したことがある。
- ^ 『いなかっぺ大将』などの過去に別の雑誌に掲載されて(小学館の学年別学習雑誌が発祥)、その際にテレビアニメ化されたものは除く
出典
- ^ “「ゲームセンターあらし」すがやみつる先生の恐るべきプログラミング遍歴”. 日経クロステック. (2017年11月16日) 2022年12月1日閲覧。
- ^ 渋谷直角 編「『コロコロコミック』歴史年表」『定本コロコロ爆伝!! 1977-2009 定本『コロコロコミック』全史』飛鳥新社、2009年5月、172頁。ISBN 978-4-87031-914-1。
- ^ 文春オンライン ご存知ですか? 5月15日は『コロコロコミック』創刊の日です: 「ゲームセンターあらし」のヒットもなつかしい
- ^ a b eスポの先駆け『ゲームセンターあらし』が復活 新作「プロゲーマー編」、現代のゲーム大会であらしが大暴れ ねとらぼ 黒木貴啓 2018年12月14日 2021年11月23日閲覧
- ^ アニメ25話「天国からのSOS PART II」
- ^ 別冊宝島876 「ゲーセン」最強読本
- ^ 作者ブログより
- ^ 別冊コロコロコミック「ビル・ゲーツ物語」
- ^ 作者ブログより[3]
- ^ 『月刊コロコロコミック』1982年8月号、p50。
- ^ 『月刊コロコロコミック』1980年10月号、p82。
- ^ 『月刊コロコロコミック』1982年10月号、pp3-5。
- ^ 『月刊コロコロコミック』1982年11月号、pp8-9,45-47。
- ^ 『月刊コロコロコミック』1982年6月号、p116。
- ^ メディアファクトリー『いよいよ最終回! 名作マンガは、こうして終わる!』(2002年) ISBN 4840106436
- ^ “1982年に起こった「月曜19時アニメ」の攻防 子供たちは「裏番組」の存在に困惑!”. マグミクス (2022年1月3日). 2022年1月6日閲覧。
- ^ 『アニメージュ』 1982年9月号、徳間書店、全国放映リスト pp.96 - 97。
- ^ ミリオン出版『冒険王ver. 完全版 新・仮面ライダー 怒濤編 1号、2号、V3、ライダーマン』より[要ページ番号]。
- ^ a b コロコロ500号SPイラスト&コメント!! 『ゲームセンターあらし』のすがやみつる先生!!【#コロコロ500号】 | コロコロオンライン|コロコロコミック公式
- ^ “「eスポーツの発祥が……”. 2021年11月23日閲覧。
ゲームセンターあらし
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「新・仮面ライダー」の記事における「ゲームセンターあらし」の解説
すがやの漫画。オリジナル漫画が売れず、編集者から「『ライダー』の頃はメチャクチャだから面白かったのに」と言われ、「だったらメチャクチャな漫画を」と思い、描いた。
※この「ゲームセンターあらし」の解説は、「新・仮面ライダー」の解説の一部です。
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