ベビーブームとは? わかりやすく解説

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ベビー‐ブーム【baby boom】

読み方:べびーぶーむ

赤ん坊出生率がとても高いこと。特に、日本で、第二次大戦後、子供の誕生爆発的に増えた時期のこと。普通、昭和22年1947)から昭和24年1949)ごろの第一次ベビーブームと、この世代が親になった昭和46年(1971)から昭和49年1974)ごろの第二次ベビーブームとを指す。→団塊の世代団塊ジュニア


ベビーブーム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/04 15:47 UTC 版)

ベビーブーム(Baby boom)とは、主に特定の地域で一時的に新生児誕生率(出生率)が急上昇する現象である。狭義では、第二次世界大戦後に起こった人口急増現象を指し、人口動態学による社会現象分析やマーケティングに活用される場合が多い。それにより高齢化の加速に影響している。


注釈

  1. ^ 1945年と1946年の公式の「人口動態統計」は存在しないが、1946年の出生数は、160万人程度と推計されており、ベビーブームの始期を1946とするのは適切ではない。
  2. ^ なお、1949年の出生数には本土復帰前の沖縄県での出生数は含まれず、2007年には出生率が高い同県が含まれていることから、実際の開きはさらに大きい。
  3. ^ ただし、団塊ジュニアという言葉には議論がある。「真性団塊ジュニアを参照。

出典

  1. ^ ユニセフ『2030年世代/アフリカ報告書』を発表 世界の5人に2人の子ども、アフリカで誕生へ”. 日本ユニセフ協会. 2024年2月29日閲覧。
  2. ^ Maurya, Lalit. “Africa's Baby Boom” (英語). www.indiaenvironmentportal.org.in. 2021年3月2日閲覧。
  3. ^ King, Leslie (2002). “Demographic trends, pronatalism, and nationalist ideologies in the late twentieth century”. Ethnic and Racial Studies 25:3 (3): 367–389. doi:10.1080/01419870020036701d. 
  4. ^ 人口動態統計(確定数)の概況”. 2013年6月22日閲覧。
  5. ^ 日本の出生数の変化 帝国書院  公式の人口動態統計とは少し異なる数値となっている年次があるが、趨勢は同じである。1946年の出生数が1576千人となっていることに注意。
  6. ^ 結果の概要”. 厚生労働省. 2020年10月30日閲覧。
  7. ^ 『青少年白書』平成18年版 内閣府
  8. ^ 総務省『青少年白書』平成18年版
  9. ^ Vital Statistics of the United States: 1980-2003 Table 1-1 "Live births, birth rates, and fertility rates, by race: United States, 1909-2003."CDC
  10. ^ U.S. Census Bureau — Oldest Boomers Turn 60 (2006)
  11. ^ The Echo Boomers”. 2013年6月22日閲覧。


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