20世紀に発生すると設定
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「第三次世界大戦」の記事における「20世紀に発生すると設定」の解説
レッドサン ブラッククロス 第二次世界大戦においてアメリカがモンロー主義によって参戦せず、1943年にドイツの一人勝ちに終わった後、カナダに亡命政権を立てた英連邦や第二次世界大戦に積極的には参加しなかった日本を中心とする枢軸国と、ドイツを中心とする連合国の間で1948年5月13日から1952年にかけて第三次世界大戦が戦われる。アメリカ合衆国は開戦初日と同年12月にドイツの反応兵器(核)攻撃を受け、本土が戦場となったあげく東西に分裂する。その他の地域では通常兵器による戦闘が主となり、核兵器の使用地は広島、長崎、ケルンなどに止まる。ドイツ本土が空爆や艦砲射撃を被るなど枢軸国優勢で休戦を迎えた後、戦後の日独冷戦時代を経て、1990年6月6日には日独間の第四次世界大戦も起きる。 欲せざる原爆下の第三次大戦 『文藝春秋』臨時増刊。1952年、ソ連と東欧衛星諸国軍のユーゴスラビア介入から第三次大戦が勃発。原爆の保有数が少ないソ連は最終的に敗北して国連軍に占領される。アメリカの雑誌『コリヤーズ(英語版)』第三次世界大戦特集の邦訳。 新・紺碧の艦隊 / 新・旭日の艦隊 照和28年(1953年)3月、神聖欧州帝国による南米への武器密輸が発覚し、再び日本、アメリカ、東シベリア共和国、イギリス、自由ドイツ政府で編成された連合軍と神聖欧州帝国との間に第三次世界大戦が勃発する。小説版(原作)と漫画版によって展開は異なるが、どちらの場合も最終的に連合軍の勝利によって終戦を迎える。 第三次世界大戦 四十一時間の恐怖 1960年、核弾頭を搭載したアメリカ空軍の輸送機が臨津江上空で北朝鮮に撃墜されたことをきっかけに第三次世界大戦が勃発する。中共と国府の交戦、38度線付近での中韓の衝突などの紛争を経て、核ミサイルを用いた米ソ間の全面戦争へ発展。世界各地の都市が破壊され、日本も各地の米軍基地や東京に水爆攻撃を受ける。死者は20億人に達した。 世界大戦争 1961年、同盟国と連邦国の対立の中、北大西洋の同盟国軍演習海域に侵入した連邦国海軍のミサイル潜水艦が鹵獲されたことや、地中海沿岸での軍用機の撃墜などを発端として第三次大戦が勃発。38度線付近での戦闘で小型の核弾頭弾が使用された後、一次は停戦協定が成立するがベーリング海上空で生じた戦闘機同士の戦闘で再度核弾頭が用いられ、遂に全面戦争に発展。両陣営によって爆撃機やICBM、SLBMによる核攻撃が行われ、人類はほぼ滅亡する。連邦陣営に属する日本も東京などにミサイル攻撃を受ける。 遙かなる星 1962年10月22日、キューバ危機の末に実施されたアメリカによるキューバ空爆をきっかけに、米ソ間の第三次世界大戦が勃発。ソ連はアメリカと西欧および中国に対して先制核攻撃を行うが、アメリカはそれに対して十分な報復核攻撃を行えずに終わる。全世界の死者は開戦初日で5億人に達し、アメリカは崩壊して東西に分裂。勝利したソ連も主要産業の壊滅など大きな打撃を受けた。幸運にも沖縄を除き直接の被害を免れた日本は、止む無くアメリカに代わる資本主義陣営の超大国となり、生存のためにあらゆる物資を売り続ける傍ら、いずれ生じる可能性ありと判断された第四次世界大戦から日本人だけでも生き延びるべく、地球脱出を目的とした宇宙開発に邁進する。 クリスマス・イブ(英語版) 1962年、アメリカなどとソ連・中国の間で全面戦争が勃発。過去20年の間に欧州各国はソ連に占領されており、アメリカも大陸間弾道弾の攻撃に曝されるとともに、アゾレス海で艦隊が全滅したためソ連・中国陸上部隊の本土上陸を許し、1965年4月17日に両国に対し降伏。その後、アメリカは「北アメリカ人民民主共和国」としてソ連軍政府による占領下に置かれるが、同年12月24日にアメリカ内の反逆者が秘匿されていた爆撃用人工衛星を用いて、ソ中に北アメリカからの占領軍の撤退を要求する。 サタスペ 1962年、第二次世界大戦に参加しなかった大日本帝國とアメリカとの間で日米間核戦争(第三次大戦)が勃発する。各主要都市に核攻撃を受け、東京消滅などの甚大な被害を被った日本は敗北。敗戦後の日本は日本民主人民共和国(北日本)と日本共和国(南日本)、列強各国領、そして国連日本管理委員会統治下の近畿特別区に分断される。 渚にて 1964年に第三次世界大戦が勃発。不凍港を欲したソ連が上海占領のために中国全土を核攻撃し、同時に行われたエジプトやアルバニアなどによる西側諸国への爆撃をソ連によるものと誤認した西側諸国がソ連を核攻撃。戦闘は37日で終結する。これによって生じた放射能汚染で北半球が全滅し、残された南半球も徐々に放射能に汚染されていく。リメイクテレビ映画『エンド・オブ・ザ・ワールド』(2000年米豪)では、台湾侵攻がきっかけとなりアメリカが核ミサイルを発射し、第三次世界大戦が勃発する。ただしこちらでは開戦日時は明示されていない。 コマンダー・1(英語版) 1965年12月25日、中国が「Sデー作戦」を実行したことで第三次世界大戦が勃発する。中国の前線組織が米本土に持ち込んだ核爆弾を起爆させるなどの偽装工作を行い、これをソ連の攻撃と誤認したアメリカがソ連へとICBMによる限定的な核報復を行ったことで全面戦争へと発展。ミサイルと爆撃機による核攻撃の収束後には、双方ともに相手を全滅させるために細菌兵器を使用する。また、黒幕であった中国も米ソの集中攻撃を受けている。 アンドロイド 1967年12月26日、米英とアジア諸国の間で核戦争「九日間のトランキライザー」が勃発する。戦後も疫病や飢饉が10年間に渡って世界中で発生し、工業国の人口はいちじるしく減少。これによる人手不足を補うためにロボットの実用化が押し進められたほか、国家の概念も放棄される。 実録第三次世界大戦 『少年ブック』昭和38年7月号に掲載。1968年7月18日、アメリカの実験用ロケットをソ連がミサイルと誤認したことにより、第三次世界大戦が勃発。ソ連の水爆弾頭ICBM、IRBMによってアメリカや日本の各都市が攻撃されるが、ソ連ミサイル基地に対するポラリス潜水艦の攻撃によってソ連も継戦能力を失い、戦闘は終息する。 いたずらの問題(英語版) 20世紀後半に全世界規模の戦争が勃発し、1972年に終結。兵器として用いられた各種の毒物や致死物質によって土壌は汚染され、アメリカでは西部の畜産地帯が壊滅し、北海道のように再建が不可能な地域も残った。戦後、ジュール・ストレイター大佐が指導する道徳再生運動(モレク)が各地で行われ、22世紀初頭のモレク社会の源流となる。 地球要塞 1970年、大東亜共栄圏・汎米連邦・欧弗同盟の間で第三次世界大戦が勃発。当初は汎米連邦と欧弗同盟が両国間の戦争と擬装して日本を挟撃する計画だったが、金星人X大使の介入により汎米連邦艦隊が欧弗同盟軍を攻撃し、実際に両国間の全面戦争となる。 ヴァルカンの鉄鎚(英語版) 1970年頃に世界規模の「第一次核戦争」が勃発し、1992年に終結。同年のうちに世界連邦の創設による世界秩序の再構築が始まり、翌1993年には重要政策の決定を超高性能コンピュータ「ヴァルカン三号」に委ねる「リスボン法」が制定される。 薄明の朝食(英語版) 1972年、米ソの間で全面戦争が勃発。戦闘は朝鮮半島からアジアやヨーロッパへと広がり、1978年にはソヴィエトが北米大陸への攻撃を開始。核弾頭などを備えたロボット操作ミサイル(ロム)による空爆や、特殊部隊の浸透などがなされる。 復活の日 1973年(映画版では1986年)、4年前に発生したMM-88ウイルスの世界的大流行によって南極以外の地球全域の人類が死滅した世界。アラスカで発生したマグニチュード8.6から9の大地震によって、無人のまま機能を維持していたアメリカの全自動報復装置(ARS)が作動して、核ミサイルを発射。これに反応してソ連側のARSも反撃を指示し、中性子爆弾を中心とした数千発に達する双方の核弾頭ICBMが自動発射され、全世界に大量の高速中性子が放出されることになる。 精霊狩り 1973年か1974年に第三次世界大戦が勃発したとされている。約1200年後の世界の登場人物が発見した記録から判明。勃発の経緯については触れられていない。 題未定 1976年10月初頭、日本をはじめとする東南アジア諸国およびヨーロッパ諸国からなる経済ブロックと、中国(清)、ロシア、インドからなる勢力との間で第三次世界大戦が勃発。これによって人類は滅亡する。ただし、これは島原の乱で歴史が狂い生じたパラレル・ワールドでの出来事とされる。 ジョーンズの世界(英語版) 20世紀後半に米ソの間で核兵器を用いた全世界規模の戦争が勃発。1977年にはすでに開戦しており、1994年に終戦を迎える。米本土でも水爆が使用されており、その結果として多くの亜人類や変種人類、畸人が生まれることになる。 マレヴィル(英語版) 1977年4月、全面核戦争と見られる「Jデー」が発生。リチュウム爆弾のような放射性降下物を伴わない核爆弾が全世界的に使用され、各国間の通信は途絶する。 家畜人ヤプー 1978年、ソ連・中国・中南米・アラブからなる共産圏とアメリカの間で第三次世界大戦が勃発。アメリカによる人工衛星と月面基地からの超水爆「α爆弾」による殲滅的奇襲攻撃により共産圏は1日で壊滅するが、ソ連の自動報復装置によりシカゴへ放たれた細菌弾頭から「ω熱」の世界的流行が発生。白人にのみ致死的な症状を引き起こすω熱により、欧米の白人社会も壊滅的な打撃を被る。 静かな太陽の年(英語版) 1980年12月、米中の間で継続されてきたヴェトナム戦争が全世界規模の戦争に拡大する。ヴェトナムの中国領へアメリカが行った原爆攻撃への報復として、中国がダーウィンを核攻撃しオーストラリア北部が壊滅。その後、米中はアジア全域とオーストラリアで20年に渡って全面戦争を戦い、ヨーロッパでも戦闘が生じる。1999年になると、海外での損耗によって米本土の正規軍が激減した隙をつき、黒人組織「ラムジェット」が中国の支援を受けて暴動を起こし、アメリカは17ヶ月間の内戦に突入。中国も同時期に国境紛争を抱えていたソ連の侵攻を受け、米中間の戦争は収束する。 シミュラクラ(英語版) 1980年にアメリカや赤色中国などを参戦国として第三次世界大戦が勃発。戦後、オレゴン=北カリフォルニア一帯は中国の誘導ミサイル攻撃の影響で1990年代に至るまで放射性降下物に覆われ続け、奇形や変種が蔓延する環境と化している。 ドクター・ブラッドマネー(英語版) 1981年、アメリカやヨーロッパとソ連・中国の間で世界戦争「非常事態(ザ・エマージェンシー)」が勃発する。戦場となった諸国は熱核兵器の使用によって放射線に汚染され、戦後には、人間を含む様々な生物に突然変異種「フリークス」が産まれてくるようになる。また、通信・交通も寸断され、開戦直前に地球周回軌道まで打ち上げられていた宇宙船「ダッチマン4号」を介する無線交信が、唯一の遠隔地との情報交換手段となる。 われはロボット 1982年に「最後の世界大戦」が終結。具体的な戦闘の内容は不明だが、これによって国家主義が終焉を迎え、戦後には国家が「地区」へと統合され始める。 AKIRA 1980年代(原作では1982年、映画版では1988年)、東京での人型兵器「アキラ」の大覚醒による大爆発が引き金となり、第三次世界大戦が勃発。これによって東京を始めとする世界各地の都市が破壊される。 コールダー・ウォー(英語版) 1984年8月11日、サダム・フセインによって活性化されたヨグ=ソトースの神殿が存在するバスラをイランが核攻撃。その影響を受け、2時間後に行われた「我々は5分後に爆撃を開始する」スピーチに過剰反応したソ連がSS-20ミサイルを中東を向けて発射したことで、米ソ間の世界大戦が勃発する。開戦から4日後の時点でアメリカはノースヴァージニア(英語版)までの東部沿岸、ソ連はドネツ盆地とウラジオストクを喪失し、ヨーロッパも甚大な被害を受けた。さらに、ソ連の「コシチェイ計画」によって復活した「K-トゥルー」が制御を離れて北極圏から大西洋岸への侵攻を開始している。 第三次世界大戦(英語版) 1985年8月4日に東西陣営間で第三次世界大戦が勃発。西ドイツ国境へのワルシャワ条約軍の奇襲攻撃によって戦端が開かれ、8月22日にモスクワで生じたウクライナ人KGB副長官のクーデターによって終結する。戦闘地域は欧州が中心となり、核兵器の使用はソ連がバーミンガムへ放った1発と、報復として米英がミンスクに対して用いた4発に限定された。戦後にソ連は崩壊する。主著者ジョン・ハケットは元NATO軍司令官。実際の防衛計画と想定に基づいた「戦況」を克明に描いた本で、他の仮想戦記とは一線を画す。日本語版は二見書房の刊行。 宇宙の戦士 1987年に露英米連合と中国ヘゲモニーの間で全面戦争が勃発。戦後に現在の民主主義は崩壊した。その後、復員軍人たちの手によって地球連邦が建国され、兵役経験者のみが市民権を持つ新たな政治体制が確立される。 第三次世界大戦 1987年、食糧禁輸措置を取られたソ連がアラスカの石油パイプライン基地を急襲・爆破して、米ソの戦争に発展する。 ライズ民間警察機構(英語版) 1987年(別版『テレポートされざる者』では1997年)に第三次世界大戦「平和回復運動」が勃発。数十億名の国民をヴォルガ河岸からアラスカまで溢れさせていた中国を、再統一の見返りとして米ソの密命を受けた新統一ドイツ(NED)が攻撃する。NEDが投入した新兵器によって数百万名の犠牲を出しつつ中国は壊滅し、地球全体の人口過剰に対する「部分的解決」として機能する。 望郷戦士 1988年夏に第三次世界大戦が発生。詳細は明記されていないため不明。この13年後にタイムスリップした主人公たちが東京に向けて旅に出る。 ウォー・デイ(英語版) 1988年10月28日、アメリカが軌道上に展開中だった新たな核弾頭撃破システムに対するソ連の核攻撃を発端として、米ソ間の核戦争「戦争の日(ウォー・デイ)」が勃発。緒戦で米ソ双方が行ったEMP攻撃の後に、ソ連の衛星が口火を切る形で核兵器の応酬が始まる。約20分の戦闘中に米本土は180発以上の熱核弾頭による攻撃を受け、戦後、政府中枢は被害が軽微な西部のロス・アンジェルスに移転する。ソ連でもモスクワ消滅などの損害が生じた。また、世界各地の米海上艦隊は核攻撃で機能を喪失し、ソ連側も米軍とNATOによって全海上戦力を駆逐されている。戦後、アメリカでは放射性降下物による汚染や不完全硬化症(NSD)などの疾病が蔓延し、連邦政府の統率力が弱まる中でアラスカ州はカナダに売却され、ニュー・メキシコ州一帯は日本などの支援を受けてラテン・アメリカ系の自由州「アーストラン」として独立する。ソ連も崩壊している。 グランド・ゼロ(英語版) 1989年、ソ連のゴルバチョフ共産党書記長が西ベルリン訪問を終えて帰国した直後に病気を理由として退任したが、「実は幽閉された」という噂も流れる。書記長が交代してから両陣営の関係は悪化し、東西ドイツ間でNATO軍とワルシャワ条約機構軍が武力衝突する。一方、オーストラリアでは戦争反対のデモと核施設の廃絶運動が起き、一度は停戦協定が結ばれるも、ついに全面核戦争が勃発してしまう。 OZ 1990年10月15日、1発の軌道レーザーの攻撃を核攻撃と誤認し、第三次世界大戦が勃発。40分で終結するが、全世界が壊滅状態となる。 故郷へ歩いた男(英語版) 1992年5月2日、実戦配置にあったMIRVミサイルがアイダホ州のボネヴィル粒子加速研究機関で発生した大惨事に巻き込まれたことを発端として、数十時間に及ぶ全世界規模の核戦争が勃発。この「零日」は生物圏や気候サイクルの変動を招き、地球の人口は大きく減少する。 ポストマン 1994年に第三次世界大戦「終末戦争」が勃発。参戦したのはアメリカと「復活したスラヴ」などで、復活したスラヴの内部崩壊によって終結した。核兵器は数十発が使用されるのみに止まったが、アメリカは水爆による電磁パルスや戦後の「三年間の冬」の際に発生した生物兵器などによる疫病と凶作による大飢饉、さらには暴力的なサヴァイヴァリストらの活動によって荒廃し、通信網も寸断され、各地に生じた小規模な共同体の多くは封建的なものとなり、暗黒時代が訪れた。終戦から13年後に偶然にも郵便局員の制服を手に入れた男性が、秩序を取り戻そうと活躍する。 第三次世界大戦秘史(英語版) 1995年1月27日午後6時47分、カブールでの米ソ両軍の小規模な交戦を経て、アメリカ側の宣戦布告によって米ソ間の第三次世界大戦が勃発。両軍の潜水艦が放った核ミサイル計5発がアラスカおよび東シベリアの無人地帯で起爆した後、午後6時51分には米ソ間で停戦が合意される。この際、アメリカでは3期目に入ったレーガン大統領が風邪に罹患しており、その健康状態に関する報道によって大戦についての報道が埋もれてしまっている。 第3次世界大戦 WORLD WAR III 1995年7月24日、改革失敗とアメリカの食料政策によって追いつめられたソ連は西ドイツへ侵攻し、NATO軍と全面衝突する。小林源文、上田信による漫画短編集(日本出版社ボム・コミックス、1988年刊)。 攻殻機動隊 / アップルシード 1996年2月、ソ連と米国・EC間で第三次核大戦が勃発。多数の核兵器が使用され、戦闘は一瞬で終了した。前年にソ連が中東へ軍事介入し、イスラエルを抑えて地中海へ進攻したことが引き金となっている。また、戦後のアジア諸国とEC米ロ間の経済摩擦を原因として、1999年9月には東京への核攻撃を発端として第四次非核大戦が勃発しているが、こちらは第三次核大戦とは対照的に長期化し、2024年にアジア諸国の勝利によって終結している。その後も、2125年には第五次非核大戦と総称される紛争群が生じている。 ターミネーターシリーズ 1997年8月29日、アメリカの核戦略コンピュータシステム「スカイネット」が自我を獲得。人類を滅ぼすべくソ連へ核攻撃を行ったことによって全面核戦争が勃発し、人類の大半が死滅した。その後はわずかに生き残った人間も、スカイネットの操る殺人機械群との戦いを余儀なくされる。シリーズ3作目『ターミネーター3』では、前作『ターミネーター2』で主人公達が未来を変えるべく奔走したことによって歴史が変わったため、スカイネット誕生と核戦争勃発が2004年になっている。 戦闘宇宙艇SRV-4B シャングリラ作戦 1997年11月、米ソによる地球周回軌道上への戦略レーザー砲の配備と、ソ連の軍用宇宙ステーションに対するアメリカの強制査察飛行「シャングリラ作戦」を発端として、米ソ間の全面戦争が勃発する。ゲームブックであるため複数の開戦経緯が存在し、戦争が回避される結末も存在する(光文社文庫、1986年刊)。 フレイムギア 1997年末、東西両陣営での人型兵器「FLAME」の普及による冷戦構造のバランスの変化を原因として、世界各地を戦場とする東西間の全面戦争「米ソ紛争」が勃発。核兵器は使用されず、FLAME同士の戦闘が主になった。アメリカを中心とする西側が優勢となる中、ホワイトハウスとクレムリンを互いのFLAMEが襲撃し、大統領と書記長が殺害されたことを機に、1999年7月10日に講和が行われる。 漂流幹線000 人類の闘争本能指針が第二次大戦以来最大となった1998年に第三次世界大戦が勃発。反転電磁界爆弾などの大量破壊兵器の使用によって全世界が壊滅し、終戦後の8月には人類は南太平洋の島々とアマゾン源流付近に僅かな生存者を残すのみとなる。ただし、これは作中(1983年)から複数分岐している未来の1つでの出来事とされている。 エンゼルギア 天使大戦TRPG 1999年7月4日、1986年の第二次世界大戦終結以来国土を結界で覆い鎖国を行っていたヤシマ=統一帝国に対し、合衆国が帝都などの各拠点への呪法弾頭ミサイル3発による攻撃を実施。この攻撃で結界が崩壊した中、7月7日にはヤシマの海上ギガプラントに対して合衆国の天使兵軍団による攻撃が行われ、ヤシマ=統一帝国と「天使」の支援を受けた合衆国との間での「天使大戦」が勃発する。 マジンサーガ 1999年7月、アメリカとECの支援を受けたイスラエルとソ連の支援を受けたアラブ連合軍が中東戦争を戦う中、鋼鉄の鎧に身を包んだ謎の巨人がメギドの丘に突如現れ、巨人の一撃によりアラブ欧米両軍の半数以上が壊滅。この機に乗じて日本アジア連合軍が両軍を攻撃し、戦闘は第3次世界大戦へと拡大する。全世界での核ミサイルの使用により地球環境が再生不可能な大ダメージを受けた後、一部の人類は火星へ移住する。 百獣王ゴライオン 1999年、東西陣営による第三次世界大戦が勃発。双方の核ミサイル攻撃によって地球上の文明は滅亡する。 ノストラダムスの大予言 1999年7の月、局地戦での核兵器使用の影響で遂に全世界は核戦争に発展。A・B・Cの各陣営のICBMの核ミサイルが世界の都市みならずICBMの発射基地をも攻撃する。やがて発射基地は全滅し、人類は滅亡したとしても機械が自動的に核ミサイルを発射し続け、地球は死の星と化する。 マクロスシリーズ 1999年7月17日に宇宙から落下した異星人の戦艦の存在から、宇宙で発生している星間戦争に対する地球規模の防衛機構が必要と判断され、2000年6月に国連主導下で地球上全ての国家・体制を解体し、惑星統一政体を発足させる地球統合政府作成案が公表される。これを受けて急激な変化とオーバーテクノロジーの独占に反対する反統合勢力が世界中で決起し、2000年7月に中東で発生した紛争を口火に、地球各地および宇宙空間を戦場とする「統合戦争」が勃発した。反統合同盟と2001年1月に発足した地球統合政府は双方ともに反応兵器(核爆弾)を使用。統合政府の勝利によって2007年1月に終戦を迎えるが、その後も2008年の「マヤン島事変」のような局地戦が発生する。 新世紀エヴァンゲリオン 2000年9月13日に発生したセカンドインパクトによる混乱の影響で、同月15日に印パ国境で発生した武力衝突を皮切りに、世界各地で同時多発的に紛争が勃発。9月20日には新型爆弾の投下によって東京が壊滅している。その後、2001年2月14日に調印されたバレンタイン休戦臨時条約によって戦闘は終結した。これによる犠牲者は世界人口の半分に達している。 Wargame(英語版)シリーズ 1960年代から1990年代の冷戦下、様々な状況での東西陣営の衝突を想定したリアルタイムストラテジー。
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