神聖欧州帝国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/22 07:48 UTC 版)
グスタフ・フォン・ナトルプ 独海軍元帥。地中海艦隊司令長官。フェルゼンに座乗し新日本武尊と交戦したが敗北し、片腕を失った上更迭される。コミック版ではこの後、潜水戦艦レヴィアタンを指揮して新日本武尊を追い詰めるが、救援に駆けつけた電光に敗れ、自由ドイツ海軍に参加する。コミック16巻では歳が63歳とであることが明かされている。 戦後、回顧録を出版。その中に書かれていた電光vsレヴィアタンのカリブ海決戦の下りは映画化された。 ヨハン・ミッチェルリヒ イースター島要塞司令官。頭脳明晰で体型も完璧だが唯一灰色の目と髪をもつせいで新貴族になれなかった。 大石と密約を交わし連合側に寝返り、自由ドイツ軍に参加。コミック版では幼馴染の元空母ザクセンの艦医ギルフォーデス大佐と共に登場することが多い。 アゥグスト・ヴィーガント 独陸軍元帥。東方総監。保身術に長けており、ゲーリングと違って左遷されたりすることもなかった。実は後世大モルトケを匿っている。手勢と共に連合側に寝返り、自由ドイツ軍に参加。コミック版では戦後高齢を理由に退役し、孫に囲まれて幸せな余生を過ごした。 デュリーフェン 独陸軍元帥。ウクライナを統括する東部戦域軍司令官。築城家としての能力も高い。大モルトケの説得に応じ自由ドイツ軍に参加。 メスバウナー 武装SS元帥。クレーブス司令官。 レッカネン 武装SS大将。コミック版のクレーブス司令官。村末寿美によりクレーブス内の美術品室で爆死する。 リーフマン 「墓標」機甲軍団を率いる武装SS大将。典型的なナルシストで自軍のザルクに取り付けるタイルを追加発注した程。しかし日本・東シベリア連合の奇策の前に敗退。 ギルフォーデス コミック版に登場する独海軍大佐。空母ザクセンの艦医だったが、くの一部隊による工作で暴走した艦隊司令に囚われる。旭日艦隊に撃沈された際に牢の格子が枠ごと外れたのを幸い、副長のローゼンシュタイン大佐と共に脱出し連合軍に亡命。その後は自由ドイツ軍に参加し、幼馴染のミッチェルリヒと共に行動するようになる。 軍の研究所時代に人体実験や生物兵器の研究を行っており、その罪を償うために行動している。開発研究の過程で人類は同じ種であり、外見や能力などで区別できないという結論に達していた。 最終巻にて、北アフリカ地域で逃亡中の第三帝国兵が撒いた細菌兵器(致死率85%)に罹患した患者を救うために汚染地域に向かう。自身が研究所にいた時期に作られたものなら自分の血から治療薬が作れると説いたが、その後の生死は不明。 ファルケンハイン コミック版に登場する独陸軍元帥。スーダン派遣軍総司令官。かつてロンメルの部下だった人物であり、指揮官としての能力は高い。ヒトラー体制に不満を抱いていたこともあり、スーダン派遣軍全軍を連れ自由ドイツ軍に参加する。 フォン・ドロッセルマイヤー コミック版に登場する独海軍中将。バルチック艦隊司令長官。ジブラルタル奪還のため出撃する。その途中で米北大西洋艦隊を破るなど有能な指揮官であり、戦後ドイツの再生に必要な人材として大石とナトルプに説得され、自由ドイツ軍に参加する。 ゲルト・フォン・フレーベ コミック版に登場する独陸軍中将。独軍では珍しい撤退戦の専門家。性格は神経質で執念深く、非常に強欲。モットーは「敵には何も残すな」で、彼の指揮した撤退戦は草木一本残らないことから「残らずのフレーベ」の異名が付いている。亜由美たちの作戦によって一杯食わされることになる。 戦後、戦時中の横領が発覚して指名手配犯になり、怪盗に転向する。本人は「ゴールドハンター」と名乗るが、世間では「デブ怪盗」と呼ばれる。得意技は自爆に見せかけた入れ替わりトリック。 フリッツ・フォン・マクシミリアン・ラング コミック版に登場する独陸軍大佐。情報部所属の情報将校。プードルとともにネオ日本武尊に捕らわれ捕虜になる。その後は自由ドイツ軍に参加。戦後はNATO情報部に所属するが、フランス警察の依頼により腐れ縁のフレーベを追い掛ける羽目になる。 アレックス・フェルディナント コミック版に登場する独海軍将校。Uボートの乗組員だったが、乗艦を撃沈され米軍に降伏し、自由ドイツ軍に参加する。 戦後はヒルダと結婚し、海運会社「フェルディナント海運」を設立する。 ヒルダ コミック版に登場する独海軍将校。アレックスの恋人。軍から「アレックスが戦死した」と告げられ、仇を討つためSボート艦長になる。アレックスが生きていると知ると降伏し、連合軍に協力する。 戦後はアレックスと結婚する。 デクスター・ ラボラトビッチ コミック版に登場する科学者。ドイツ軍に属しているがドイツ人ではなく、ロシア人。前世では人工衛星、家庭用ゲーム機、二足歩行ロボット、電気自動車などの開発を行っていたが、個人でやっていたせいか、常に誰かに先を越されていた。2017年にテレポーテーション装置の実験中に事故で死亡。後世においてソ連軍の軍人だった父親の肉体に転生し、前世記憶からソ連を見限りドイツに亡命する。亡命後はドイツ軍内でドンナーやゲシュペンスト、「トリスタンとイゾルデ」等を開発する。 「自分の科学の正しさが証明されるのであれば、世界が滅亡しようと構わない」という考えの持ち主だが、所謂マッドサイエンティストではなく、ヘルベルトがパワードスーツの開発を進めようとした際、実現可能性の低さを指摘するなど冷静な面が強い。 ヘルベルト コミック版に登場する科学者。前世では日本のロボット技術にあこがれ、それを越えようとパワードスーツの開発を行っていたが、実験中の事故で死亡。後世に転生し、巨大装甲強化歩兵「ガルガンチュア」を開発する。前述のとおり、デクスターからは制御用のコンピュータを人間大の機体に搭載可能なサイズに作るのが技術的に無理だと指摘されるが、「なら、作れるユニットが収まるサイズにしてしまえばいい」と開発を実行した。 ツヴァイ コミック版に登場するヒトラーのクローンである少年。ヒトラーに万が一があった時のために作られた存在であり、ヒトラーには「ただ存在しているだけで良い」と言われている。父親であるヒトラーの役に立ち自分を認めてもらうためにゲシュペンストの乗艦を志願する。北極海で米海軍のサラトガを破り、救助に来た旭日艦隊を葬ろうとするが返り討ちに遭い撃破され、その直後自決した。
※この「神聖欧州帝国」の解説は、「新・旭日の艦隊」の解説の一部です。
「神聖欧州帝国」を含む「新・旭日の艦隊」の記事については、「新・旭日の艦隊」の概要を参照ください。
神聖欧州帝国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/12/02 07:06 UTC 版)
ジャコブ・フォン・ヴィンデルバント 独海軍大将。太平洋方面軍潜水艦隊総司令官。前大戦時に陸軍から海軍に配置換えされ容赦ない通商破壊戦を行ったことで「死神」と恐れられている酒好きの男。 パタゴニア要塞に帰投した所で乗艦のワグナーを撃沈され戦死する。 コミック版で配置換え前の階級が陸軍大将だったことが明かされている。また、ライフアイゼンから「酔っぱらいのバカ提督」と陰口を叩かれている。
※この「神聖欧州帝国」の解説は、「新・紺碧の艦隊」の解説の一部です。
「神聖欧州帝国」を含む「新・紺碧の艦隊」の記事については、「新・紺碧の艦隊」の概要を参照ください。
- 神聖欧州帝国のページへのリンク