強欲
別表記:強慾
強欲とは、強欲の意味
強欲(ごうよく)とは、非常に欲深いさま、度を越した欲張り、を意味する表現。際限なく、何が何でも、自分の欲望を満たそうとするさま。「悪徳」としてネガティブなニュアンスで用いられることが多く、また「異常」や「醜悪」といったニュアンスを込めて用いられることも多い。強欲の使い方
「強欲」は、典型的には金銭欲であり、「できる限り多く得ようとする」「ひとつ残らず手に入れようとする」「独り占めしようとする」「他人の事情を全く顧慮しない」といった振る舞いを指して用いられやすい。無論こうした欲は誰にでもあるものであるが、同時に誰もが抱くはずの「思慮・遠慮」「分相応」「度を超えない」といった考え方がなく、どこまでも求めようとすると、「強欲」という表現が似つかわしくなる。 強欲さは洋の東西を問わず「悪いもの」と捉えられやすい。キリスト教における「七つの大罪」にも、強欲(または「貪欲」)が含まれており、イソップ童話や日本の昔話にも「強欲は戒めるべき」を趣旨とする話がいくつも見られる。強欲の類語と使い分け
強欲の類語・類似表現としては「ひどい欲張り」の他「貪欲」「欲の皮が張る」「がめつい」「あこぎ」などが挙げられる。「貪欲」は、たとえば向上心の強さや学習意欲の高さなどを「貪欲に学ぼうとする」などと表現するように、肯定的な意味で用いられることも多い。「強欲」は基本的に、こうしたポジティブなニュアンスでは用いられない。
ごう‐よく〔ガウ‐〕【強欲/強×慾】
欲
(強欲 から転送)
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欲(よく、慾、希: ἐπιθυμία, 羅: cupio, 英: desire)とは、何かを欲しいと思う心[1]。欲望、欲求などともいう。
- ^ 国語辞典一般の説明
- ^ 金城辰夫編 『図説 現代心理学入門』 培風館
- ^ a b c d e アルボムッレ・スマナサーラ『欲ばらないこと』サンガ〈役立つ初期仏教法話〈13〉)〉、2011年、Chapt.2.5。ISBN 978-4904507964。
- ^ アルボムッレ・スマナサーラ『欲ばらないこと』サンガ〈役立つ初期仏教法話〈13〉)〉、2011年、Chapt.1.7。ISBN 978-4904507964。
- ^ アルボムッレ・スマナサーラ『欲ばらないこと』サンガ〈役立つ初期仏教法話〈13〉)〉、2011年、Chapt.3.3。ISBN 978-4904507964。
- ^ a b c d アルボムッレ・スマナサーラ『欲ばらないこと』サンガ〈役立つ初期仏教法話〈13〉)〉、2011年、Chapt.4.5。ISBN 978-4904507964。
- ^ SAT大正新脩大藏經テキストデータベース2018版 (SAT 2018), 東京大学大学院人文社会系研究科, (2018), Vol.12, No.389
強欲(ごうよく)
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「蜘蛛ですが、なにか?」の記事における「強欲(ごうよく)」の解説
殺した相手のステータス・スキル・スキルポイントを一部奪う事が出来る支配者スキル。奪えるステータス・スキル・スキルポイントはランダムであり自分の望むものだけを奪う事は不可能。
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強欲
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「SERVAMP-サーヴァンプ-」の記事における「強欲」の解説
ハイド 声 - 木村良平 / 演 - 大隅勇太 “強欲”の真祖。通り名:“唯一無二(ロウレス)”。兄弟の5番目。年齢:見た目18歳程度。誕生日:6月24日。身長:176cm。好きな食べ物:生ハム、チーズ。好きな飲み物:エスプレッソのダブル。好きな日本の街:渋谷。嫌いなもの:肌荒れ。趣味:バイト、観劇。好きな色:金。 眼鏡をかけた青年の姿をしており、日光に当たるとハリネズミになる。軽薄で騒がしい性格。リヒトのことを「リヒたん」「天使ちゃん」などと呼ぶ。人を喰った発言が多く、リヒトのことも小馬鹿にしては彼からぞんざいな扱いを受けている。よくシェイクスピアの作品の台詞を引用する。クロとは”先生”を殺した件について因縁がある。 昔オフィーリアという小国の王女と契約していたが、平和を守るため人質のような形で結婚し、その後処刑されたことにより、人の命は軽いということを証明するためとして自分が特別だと思っている主人を選び、飽きたら殺していた。 上記の通り“ロウレス”は通り名だが、主人のリヒトですらなかなか本名の“ハイド”と呼ばず、本人も長い間主人に飽きたら殺してまた次の主人と契約する、ということを繰り返しており通り名を名乗っていたので、真昼らが本名を知った後も“ハイド”と呼ばれることはほとんど無い。今まで契約した主人の名前は全員覚えている。 椿にリヒトとの契約の際に渡されたドッグタグを壊されて力を失い、以降は若干泣き虫になった。 元は人間で、小国の王子だったことが判明。(ギルデンスターンはお付きだった。)しかし家族によって殺されてしまい死亡する。 その後、伯爵の手によってサーヴァンプとして蘇る。(おそらくロウレス蘇生のために使われたジンは小国の人達だと思われる。)そして下位吸血鬼のギルデンスターンと共にクロに会いに行く。伯爵のことを嫌うクロとはうらはらに、ロウレスは伯爵を慕っていた。(この時「会いに行かないんスか?」と言ってしまい、クロを困惑させる。) リヒト・ジキルランド・轟(リヒト・ジキルランド・とどろき) 声 - 島﨑信長 / 演 - 岸本勇太 ロウレスの主人で、世界的に有名な天才ピアニスト。両親も有名な演奏家である。年齢:18歳。誕生日:12月24日。身長:175cm。出身国:オーストリア。好きな食べ物:メロン。好きな飲み物:クリームソーダ。好きな日本の街:原宿。嫌いなもの:クズネズミ、時差ボケ。趣味:ピアノ、カラオケ、木登り。好きな色:銀。 フランス育ちの日本人バイオリニストである父とオーストリア人ピアニストの母を両親に持つハーフ。ロウレスを「クズネズミ」などと呼び、罵倒したり暴力を振るったりしている。自称:天使で、天使の羽がついた白いリュックサックを背負っており、「なぜなら俺は…天使だから」というセリフと共に決めポーズをとる。しかし、短気かつ乱暴な性格で、初対峙の際の真昼の感想は「電波キャラ」。カラオケが好き。リードはブーツ。想像力が武器でもありブーツからピアノを取り出して演奏する。 クランツ曰く、ピアノは自分から始めていて、初めて両親が揃ってコンクールを聞きに来たときに緊張から髪が真っ白になり、その名残が一房残る白髪だとされている。 ヒガンとの戦いに負けて捕らわれたが、自力で脱出してロウレスを改心させることに成功し協力してヒガンを破った。ハイドのジン放出に伴い主人としての力を失ったが、リードであるブーツは半分出すことができている。 ギルデンスターン 声 - 武内駿輔 年齢:身体は33歳程度。身長:7月26日。出身国:イギリス。好きな食べ物:ピスタチオ。好きな飲み物:スコッチウイスキー。好きな日本の街:築地。嫌いなもの:ジェットコースター。趣味:映画鑑賞(アクション映画)。好きな色:スモークグレー。 ロウレスの下位吸血鬼。常に鯨のような着ぐるみを着ている。戦闘力は高いらしく、ロウレスを「クソガキ」呼ばわりしている。見た目の割にダンディな声で話す。その中身は顎髭を長めに伸ばした中年男性。 元は人間だった頃(生前)のロウレスのお付きであった。何で死亡し、ロウレスの下位吸血鬼になったかは未だ不明。
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強欲
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「SOUL SACRIFICE」の記事における「強欲」の解説
グリフォン 全身各所が金塊と化している異形の巨鳥。前足に金塊を抱えており、戦闘中に落とすと何よりも優先して拾おうとする。 元々は領民に重い税を課していた貴族。獣・人・鳥を三体一組で象った金の像を寵愛しており、像を隠そうとした妻を厳しく罰して死なせるほどの偏愛ぶりだった。欲に憑りつかれ、寵愛した金の像と一体化した魔物となってしまった。 スライム 金銭欲・食欲などの様々な欲望に負けた人間の典型例。ドロドロした欲望の対象の塊であり、財宝が形作る「金欲型」と食物が形作る「食欲型」がある。 肉体そのもの以外に代償として捧げられるものを持たない人間が変異するため、頻繁に見られる。さらなる欲望を叶えるために、より多くの人間を取り込もうとする。 ペガサス フェニックスと同型の魔物。頭部は馬だが、複眼や横開きの顎などには昆虫的な要素が含まれている。 元々は国王の側近。強い野心を秘めており、領主になるためにあらゆる障害を排除してきたが、イカロス牧場に多くの兵を投入して死なせてしまったために責任を取らされそうになり、逃げた末にイカロス牧場にたどり着いた。その場所で聖杯に逃げるための翼を欲し、代償として生物としての形を捨てて化け物になった。以来、その化け物は領主になる願いを糧に領土を我が物顔で飛び続けている。 ワイバーン 皮膜でできた巨大な翼のような耳が生えた蝙蝠人間。 元々は暗殺者。男は聴覚が異常に優れており、彼も自身を「蝙蝠」と重ねていた。主人の依頼をこなし続けてきたが、ある時同業者の奇襲によって瀕死に陥り、聖杯によって窮地を脱した。男はこれが主人の差し金であることを知った上で舞い戻り、主人の命令を聞き続けた。やがて主人が病で死ぬと男は屋敷を飛び去った。その姿は人とも蝙蝠ともつかない化け物だった。 ウロボロス DLCで追加。捩れて輪になった鎧の中に、輪入道のように人面が浮かび上がった魔物。 元々は科学者。今で言うモーターを発案し、それを応用すれば馬の無い馬車ができると思い立つも人々からは一笑に付され、そんな人々を見返すために実験を重ねた。しかし成果は上がらず、やがて彼の実験は狂気に落ち、ついには自分に雷を打たせた。当然男は重傷を負ったが、その際に現れた聖杯に願うことで雷を自在に操る魂だけの姿を得た。その後は強度の高い車輪を得るべく自身の身体を車輪とし、車輪の魔物と化した。 レプラコーン DLCで追加。ドワーフと同型の魔物。靴に入った3体の魔物の集合体。 元々は高名な靴職人の3人の息子。息子に技術を継承するつもりであった父に認められるべく、3人は常に競い合っていた。中でも焦った末っ子が探求の果てに見出した物、それが「知能の高い動物の皮で作る靴」であった。最も知能が高い動物は何か、それを考えた末、彼は人間を材料にすることを思い付く。逡巡する彼の前に聖杯が現れると、迷うことなく彼は2人の兄を生贄に捧げた。だが、それは兄達も同じだった。結局、3人とも靴の魔物になってしまい、呆れた父に勘当されてしまう。その後はただ父に認められたいがために、3人で手を取り合って人間を狩っている。 キメラ 『デルタ』から登場。獅子の鎧に蛇の盾、山羊の槍を持った魔物。 元々は戦士の息子。ある事情によって戦士の道を閉ざした男は、自身の息子にその願いを託そうとしていた。ある理由から息子もその願いをかなえようとしていた。それは過去の事故にあった。馬車に轢かれそうになった息子を助けた時に父親は足に怪我を負ったのだ。自分のせいで夢を絶たれてしまったと、息子は罪悪感を感じ続けていたのだ。しかし、父にも劣らない素質はあっても、虫すらも殺せない「優しさ」が息子にあった。父親は息子を鍛え上げるために心を鬼にし、命を奪う覚悟を植え付けるために息子に試練を与えた。初めに山羊を殺させて死骸から槍を作り、次に蛇を殺させて死骸から盾を作った。死に慣れ始めた息子を戦士として完成させるために今度はライオンを放った。息子はライオンよりもそんな父の神経に恐怖した。しかし、息子は覚悟を決めてライオンを殺し、その死骸は鎧となった。父親は、仕上げに取り掛かる事にした。「人を殺す練習」として「自分を殺させよう」とした。嫌がる息子に武具を括りつけ、感情を殺させようとした。そして、その瞬間に聖杯が現れ、父の告白によって絶望した息子は「感情」を捧げた。結果、感情を失った息子は父親の思う「理想の戦士」へと生まれ変わった。 ギガース 『デルタ』から登場。シンデレラと同型の魔物。 元々はある女戦士。生まれつき体格がよく、力が強かった女は傭兵として名を挙げた。積み上げた戦果と名誉の代償として失うものも多かった。彼女は女の幸せを求めていたが、それを諦めていた。偶々遭遇した魔物に対し、周囲の制止も聞かずに彼女は立ち向かった。強力な一撃を食らって谷底に落ちたが、同じく谷底に落ちていた魔法使いが彼女を助けたのだ。周囲は魔物だらけ、不安を解消させるために会話が始まった。日に日に衰弱していく彼女を勇気付けるため、彼女の願いを叶えようと男が言った。助け出された後に女は男に手紙を送った、いつの日かまた会おうと。しかし、手紙の内容はいつも同じ、会えない分だけ彼女の中に妄想が膨れ上がった。そして、ある手紙を境に期待が裏切られたと知った彼女の前に聖杯が現れた。彼女は子供を望み、自分を袖にした魔法使いに突き付けてやるつもりだった。しかし、彼女が破り去った手紙にはある真相が掛かれていたのだ。実は彼女を助けた魔法使いは既に死んでいるのだ。自分の傷を後回しにして彼女を治療し、救援に来た仲間に「彼女を幸せに」と残していたのだった。
※この「強欲」の解説は、「SOUL SACRIFICE」の解説の一部です。
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強欲
「強欲」の例文・使い方・用例・文例
- われわれの雇い主は強欲非道な人で、われわれを搾取している。
- 彼は自らの強欲に負けてしまった。
- たくさんのおもちゃを持っていたが、強欲から彼はもっと欲しがった。
- 彼女の強欲を考えに入れてなかった(ので大変なことになった).
- 我々の店もついに強欲な人の手に落ちた.
- その強欲飽くことを知らず
- 彼の強欲は飽くことを知らぬ
- 強欲はいくら有っても飽き足らぬ
- 強欲なオオカミ
- 彼は非常に強欲に望んでおり、鈍感にも彼女を単独で見つけられると思っていた
- 強欲に
- 強欲な態度で
- 強欲非道な恐喝者
- 彼が彼女に会うまで、彼は決して強欲ではなかった
- 悪魔のような富と強欲の化身
- ディオニューソスから手に触れるものすべてを黄金に変える力を授かったフリギアの強欲な王
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