NATO情報部とは? わかりやすく解説

NATO情報部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 08:28 UTC 版)

エロイカより愛をこめて」の記事における「NATO情報部」の解説

エーベルバッハ少佐部下は、アルファベットコードネームドイツ語読み)で呼ばれる。常に26名。初期固定したキャラクター設定されておらず、コードネームアルファベットとしたのも、名前の設定面倒だという理由であったが現在はアルファベット名について部下順列一目分かって便利だから」という設定為されている。そのため初期の作品ではAとBの容貌が現在とは逆になっている例もある。その後少佐活躍増えるにつれ部下登場機会多くなり、「部下A」等が固有名詞となり個別キャラクター確立されていった複数エピソード通して容貌一致するのは今の所7名程度である。メイン数人以外はアシスタント作画することも多くケース毎に容貌まちまちだが、ほとんどの場面で全員金髪。HやKやLなどのように個々エピソードでは青池の筆による容貌を持つキャラもいるが、大抵は次のエピソードに入ると容貌変わってしまっている。26全員登場したのは「アラスカ最前線」の中の1コマ少佐点呼を取るシーンのみ。 劇中ではドイツ情報機関として描かれているが、NATO西欧諸国中心とした軍事同盟であり、現実ドイツ情報機関劇中にも別組織として登場する連邦情報局BND)である。 少佐情報部員達の活動は、防諜盗まれ軍事機密奪還対テロ作戦担当するなど、スパイというよりは秘密警察に近い。 部下Aアー少佐部下筆頭女房役。常に部下代表し叱責を受ける立場である。実直な人物であり、極めて温厚若干背が低く童顔物語開始当初もじゃもじゃに近い癖っ毛少々長めショートだったが、次第にすっきりとしたストレートショートヘアになった伯爵の部下ボーナムとは互い境遇共感しメールやり取りする仲である。「笑う枢機卿」編での失態により一度アラスカ送られたが、帰還後は再び部下筆頭として少佐より一定の信頼受けている。キャラクター周辺に「きりっ」という効果音書かれることが多い。美人の妻を持ち少佐その事言われる度、寝取られるのではないか内心恐れている。軍隊階級曹長少佐不在時には部署最先下士官として指揮を取る立場にあるが、何故かZ以外からは常にタメ口をきかれている部下Bベー) Aとよくコンビを組むオフィサー真面目なAに対し楽天家丸顔アフロヘアに近い強度癖毛中部ヨーロッパ人とは考えにくい設定、後に少佐には『ラテン系と言われている)。何かというと食事行きたがる傾向があり、体格丸め一時期トイレ行っている隙に敵に逃げられるというパターンミス連発。すぐサボるため敵どころか味方からまで「根がグータラ」と陰口叩かれているが、ごく稀にその明快単純な発想少佐助けることもある。冷戦後はAが少佐副官位置についている為、CやDやEと行動している。妻帯者子供少なくとも一人いる。 部下Cツェー永らくキャラ確定していなかった影の薄い序列三位。現在Eと呼ばれている人物冷戦終結直後にCと呼称されていたこともある。現Cは「ケルティック・スパイラル」でBのコンビとしてようやく登場。この現CはBほどズボラではないが、DやEやGと比べるとBのズボラに対して寛容人物である。髪型両分け。 部下Dデー) 「笑う枢機卿」編前後では現Eと思しき人物がDと呼ばれている。固定キャラクターとなったのは冷戦後から。以降は、必ず青池自身作画している。金髪短髪で、体格がっしりとした軍人らしい人物。しかし、少佐怒っている時にはやはりAの背後隠れてしまう癖がある。主にEと共に行動取り伯爵一行との遭遇が特に多い。 部下Eエー) 「笑う枢機卿」編前後では金髪オールバックキャラ明確なキャラクター化なされたのは冷戦後部下の中ではいつの間に有用な実働部隊となった律儀メモ魔。Dとのコンビが多いが、BやGと組むこともある。妻子もち。なお、冷戦前から同じ容貌キャラ登場しておりC或いはDと呼ばれている。 部下Gゲー序列7位の美青年『イブの息子たち』外伝グッド・カンパニー」に登場した際、少佐から任務為に女装強制されたことをきっかけ女装趣味傾倒その後男色になってしまい、少佐伯爵色目を使ううになる。「少佐のための化粧」が度を過ぎ、回を重ねるごとに厚化粧に。当初スーツ姿で活動していたが、程なく常時女装して任務に当たるようになった冷戦後は主にZと行動ゲイという設定は「G(ゲー)」の発音から発想された。 部下Jヨット) 「アラスカ最前線」でNATO情報部一行出迎えたアラスカ左遷されていた部下。このエピソードでの部長台詞によると、他にも何人アラスカ送り部下がいたとのこと部下Zツェットアルファベット最後文字割り当てられた、永遠新人金髪長身身長肩幅少佐よりやや小さ程度このため黒髪のカツラ少佐影武者演じた事もある)の美形キャラクターであり、伯爵情報部長から好意寄せられている。「アラスカ最前線」ではFBIの捜査官の一人KGBスパイ見抜くなど、新人ながら非常に真面目で有能な部員であり、少佐からも特に期待されている。「笑う枢機卿」編終了後部下まとめてアラスカ送られた際、“運転手電話番が必要だ”と唯一少佐元に残され恐怖打ちひしがれた少佐への尊敬の念大きく少佐一時情報部を離れた際には自身ブース少佐写真飾っていた。ハノーファー生まれで、姉が一人いる。キャラクターとしても非常に人気高く、Zを主人公としたスピンオフ作品『Z -ツェット-』発表されている。冷戦前は序列下位面々と共に活動していたが、冷戦後はほぼ常にGに同行している。部下A曰く"まるで姉に振り回されるのようだ"とのことである。 情報部長 少佐の上司。A-Z達にも増して少佐恐れている半面挑発欠かさず事あるごとに少佐嫌味応酬をしている中年妻帯者であるが男色家でもあり、いわゆるバイセクシャルであり、伯爵に対して非常に好意持っている部下G、Zを寵愛しているが、両者からは疎まれている。コーヒー角砂糖10入れるなど極度甘党肥満体だが、色気忘れない艶福家である。基本的に人当たり良い好人物で、部下犠牲にする非情な作戦は嫌う傾向にある。SISミスターL数十年来親友ギリシア諜報部要人にも友人がおり、ギリシア政府にも明かせない極秘情報譲られたこともある。 部長秘書 情報部長秘書気品ある初老女性初期から容貌確定している。部長購読雑誌を、アダルト向けまで含めて逐一ファイリングし保管するなどの几帳面さ見られる少佐に対して部長フォローを行う場面もある。部長曰く「彼女は鬼のようにわしを仕切る」。 経理部長、人事部長 情報部長と並ぶ、オヤジ三羽烏少佐経費遣い荒さ部下酷使悩まされている。少佐無断アラスカ送った部下25人の補充迫られ逃げ回る反面少佐結婚画策するなど寝業師一面見せる。彼ら2名と情報部長は、その役職から大佐もしくは将官考えられるゴットフリート・ローデ 番外編エーベルバッハ中佐」で登場少佐イギリス転属していた時期に、後任としてNATO情報部に配属されベテラン。前所属BND部下対し、かつて自身体験した裏切り背徳といった陰鬱な泣き言話し続けた為、情報部の士気著しく低下最大部下26名中10名が事実上職務放棄至ったこの際部下、さらに前任者少佐をも批判したために、温厚な部下Aをも激怒させる。旧KGB側からも「シベリア凍土」と評されるほど暗い性格を持つ。 ムンク少佐 ノルウェー在住オスロ支部所属至ってまともな人間である。地味で出番少ないながら息長顔を見せている脇役で、『Z』にも登場している。

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