ドーパント事件の関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 04:53 UTC 版)
「仮面ライダーWの登場キャラクター」の記事における「ドーパント事件の関係者」の解説
この項では、探偵事務所の依頼者やドーパント事件の加害者・被害者を記載。 津村 真里奈(つむら まりな) / ティーレックス・ドーパント 演 - 山内明日(幼少時:八木瑛美莉) 翔太郎の小学校時代の同級生で、幼馴染。テレビシリーズ第1・2話に登場する依頼人であり、事件の真犯人。「失踪した婚約者・戸川陽介を探して欲しい」と翔太郎に依頼しにやってくる。 元は風都のアパレルメーカー「WIND SCALE」に勤めていたデザイナー。しかし、自分が作成したデザインが上司によって悉く不採用され、挙句の果てにリストラされるという不遇を受け会社に対して恨みを抱き、戸川と共犯関係を結び、上層部の人間を会社と共に抹殺する。そのため自分がデザインした商品を販売している店舗に戸川を利用して襲撃させた。 戸川殺害後、正体を見破った翔太郎に自首を勧められるがそれを拒否し、交戦するが敗れて、逮捕された。『オーズ&ダブル』 幼少時代の真里奈が、幼少時代の翔太郎とともに登場する。 戸川 陽介(とがわ ようすけ) / マグマ・ドーパント 演 - YOH テレビシリーズ第1・2話に登場。事件の実行犯。 元は風都のアパレルメーカー「WIND SCALE」に勤めていた社員。解雇されたことにより会社に恨みを抱き、復讐するため「WIND SCALE」の店舗があるビルを次々とマグマで溶かしていった。 Wとの戦いでメモリブレイクされた後、ティーレックス・ドーパントに変身した真里奈に口封じで殺害された。 和泉 優子(いずみ ゆうこ) 演 - 妹尾友里江 テレビシリーズ第3・4話に登場。和泉和菓子店の看板娘。 経営難に苦しむお店を救うために少しでも借金を返済したいという、些細な動機でミリオンコロッセオに入ったが、そこで魅せられてしまい親からお金を毟り取る高慢的な性格の不良娘になってしまった。 命をかけたファイナルゲームにまで敗北してしまい、命を吸い取られる直前、亜樹子たちに救われ改心。元の店の看板娘に戻った。 第13話にて再登場。園咲若菜の「ヒーリング・プリンセス」でのスペシャル企画の風都の甘い物ベスト3の一つに「風都銘菓 和泉和菓子店」が取り上げられインタビューに応じる。演じる妹尾は、自身の見た目が温和な雰囲気であるため荒れ狂う場面を演じるのに苦労したが、椅子を蹴る場面などはやりたい放題で気持ちよかったと述べている。 和泉 優子の父母 演 - 九太朗、上村依子 テレビシリーズ第3・4話に登場する依頼人。風都銘菓・風花饅頭の元祖と言われている老舗「和泉和菓子店」の店主夫婦。 「ミリオンコロッセオに入り浸る娘・優子の素行調査をして欲しい」と探偵事務所にやってくる。 加賀 泰造(かが たいぞう) / マネー・ドーパント 演 - 我修院達也 テレビシリーズ第3・4話に登場。風都の都市伝説となっている非合法のカジノ「ミリオンコロッセオ」のオーナー。 自身もゲームに参加するギャンブラーでもあり、お金そのものよりもギャンブルにはまり、それに並々ならぬ快感を抱いており、ギャンブルに嵌り破滅していく人間の姿を見ることを愉しむ愉快犯。巨額の金を賭けさせて全財産を失った後、持ち金を無くした客に生命を賭けさせるファイナルゲームを持ち掛ける。それにも敗れた場合は、マネー・ドーパントとなり相手の体に端子が付いたコイン型のメモリ・ライフコインを挿し、生命を奪っていた。ゲームの腕前も一人前で翔太郎とのババ抜き対決では終盤までゲームを支配していた。 ミリオンコロッセオの所在を探ろうとする翔太郎の前に現れ、彼と交戦。一方的にやられるも、「家族」に対する強いトラウマを持つフィリップが上手く機能しなくなり退散する。潜入捜査している亜樹子の挑戦を承諾し、彼女に呼ばれたフィリップとルーレットで対戦。序盤は大敗するも、再びフィリップのトラウマを刺激し逆転、Wのメモリを次々と奪っていく。フィリップの危機にババ抜きで勝負を挑んだ翔太郎にも高い洞察力で圧倒し追いつめるも、亜樹子の言葉でトラウマを脱却したフィリップと翔太郎の連携プレーにより敗北。マネー・ドーパントとなって闘うも、これにも敗れてしまいメモリブレイクされる。皮肉にもギャンブルの敗者から言われて嘲笑していた「次こそ私にツキが来る」を最後に自分が言ってしまった。 楠原 みやび(くすはら みやび)、あすか親子 演 - 川田希、大村らら テレビシリーズ第5・6話に登場する依頼人。身辺警護を依頼。 楠原みやびは同じ風都市市議会議員だった夫・楠原 大三郎(くすはら だいざぶろう)の遺志を引き継ぎ、第二風都タワー建設に邁進している。建設予定地の地下にミュージアムの関連施設が存在したため、鷹村に命を狙われる。ちなみに第二風都タワーは琉兵衛に「宇宙基地みたいで風都にふさわしくない」とデザインを非難していた。 あすかはみやびの娘。みやびから死んでいる父は「仮面の騎士」となって人知れず戦っていると聞かされたため、初めて見た仮面ライダーWを父親と思い込んでいた。 Wが鷹村を倒した後、第二風都タワー建設の計画を白紙にし、みやびは議員を引退した。 みやびは『風都探偵』第66話~第74話「bたちの宝物」で再登場。風都市立エコロジー研究所の職員となっており、またWの正体を知っていることが正式に判明した。みやび役の川田は、ただ性格がきついのではなく、強がっているキャラクターであることを意図したと述べている。 鷹村 源蔵(たかむら げんぞう) / アノマロカリス・ドーパント 演 - 伊東孝明 テレビシリーズ第5・6話に登場。第二風都タワーの建設予定地の土地の地主で、ミュージアムの末端。 翔太郎たちが自身が所有する土地に来たときは部下(演 - えんじ則之)と一緒にラジコンで遊んでいた。霧彦に目をつけている。 彼の持つ土地の地下に自身が工場長を務めるガイアメモリの精錬工場が存在していたため、第二風都タワー建設計画を白紙にさせようと、自身が持つプロダクション(完成版)モデルと部下が持つプロトモデル(実験版)の2つのアノマロカリスメモリを利用して楠原親子を襲撃する。 部下がメモリブレイクされ襲撃も悉く失敗したため、霧彦の協力を仰ぎ仮面ライダーの足止めをしている間に、あすかを誘拐。始末しようとするも、仮面ライダーWに阻まれ交戦。敗北し、メモリブレイクされる。それから彼の工場は冴子の指示により、爆破解体された。 稲本 弾吾(いなもと だんご) 演 - 森崎ウィン テレビシリーズ第7・8話に登場する依頼人。風都で有名な17歳のカリスマ高校生ストリートダンサー。フィリップが知りたがっていたダンス技「ヘブンズトルネード」を踊れる人物。 かつては星野千鶴と共にストリートダンスを踊っていたが、一年前に決別している。千鶴がなぜコンビを解消したのかわからずムシャクシャしたため、その勢いで闇サイト「闇の害虫駆除」で千鶴を殺してほしいと書き込みをしてしまう。しかしそのサイトを元に本当に「闇の仕置人ゴキスター」が殺人をしていることを知った彼は、事件が本当に起きてしまうという恐れから匿名で窓から「今日、風花高校に来る怪しいやつ(闇の仕置人ゴキスター)が来る。絶対に捕えてくれ」と書かれた依頼状で包んだ石を放り込み鳴海探偵事務所に調査依頼をすする。 ヘブンズトルネードの謎を解き、仮面ライダーWがコックローチ・ドーパントと戦っていた際には、仮面ライダーWとペアでストリートダンスする要領でコックローチ・ドーパントと戦った。 星野 千鶴(ほしの ちづる) 演 - 藤井玲奈 テレビシリーズ第7・8話に登場する稲本弾吾のダンスパートナー。風花高校に通う女子高生。弾吾が闇サイト「闇の害虫駆除」に書き込んでしまったため、コックローチ・ドーパントのターゲットにされる。 弾吾とはダンスパートナーだったが、自身のダンス技術が足を引っ張ってしまうのではないかと考え、ヘブンズトルネードで大事なバランス感覚を訓練するため弾吾に秘密にしてアーティスティックスイミングを始める。しかし、真意を知らない弾吾とはケンカ別れしてしまう。 ゴキスターに狙われている原因が弾吾であることが発覚してケンカになるが、フィリップが地球の本棚から検索した「仲直りする最高のシチュエーション」でリボルギャリーのハッチの中の格納部に閉じ込め、ケンカギリギリになるまで本音をぶつけあう方法でお互いの本心を出させ、誤解は解けて仲直りした。 伊刈(いかり) / コックローチ・ドーパント 演 - 片桐仁(ラーメンズ) テレビシリーズ第7・8話に登場。風都の闇の仕置人「ゴキスター」を名乗り、インターネットの闇サイト「闇の害虫駆除」に書き込まれた殺人依頼を請け、その対象者を執拗に狙う同人漫画家。 歪んだ正義感の持ち主で、自らの作品「風都仕置人疾る」で綿密な駆除計画を立て、それを則って遂行していく。一度狙った対象は「駆除」が完了するまで撤回を許さずに徹底的に追い詰める執拗な性格。 コックローチ・ドーパントのスピードで翻弄し、次々とWのガイアメモリを奪っていく。最後は稲本弾吾とWのコンビネーションダンス攻撃によって翻弄され、敗れる。 浅川 麻衣(あさかわ まい) 演 - 乙黒えり テレビシリーズ第9・10話に登場する依頼人。「園咲家にスイーツを作りに行ったパティシエの父・勇三を探して欲しい」と他の消えたパティシエの親族とともにやってくる。 父と同じ店でパティシエとして働いており、上位6人目として園咲家のゲストパティシエとして呼ばれていた。スイーツ・ドーパントに何度も誘拐されそうになるが、亜樹子や翔太郎たちが守ってくれたことにより難を逃れた。 第14話にて再登場。園咲若菜の「ヒーリング・プリンセス」でのスペシャル企画の風都の甘い物ベスト3の食べ歩き取材の生中継にてインタビューに応じる。園咲若菜に嫌がらせの事件に負けないようにと励ます。 佐々木 由貴子(ささき ゆきこ) / スイーツ・ドーパント 演 - 濱田万葉 園咲家に仕えるメイドの一人で元飲食系雑誌ライター。「舌先を駆け巡る極彩色の甘美」というフレーズが有名。 過去に風都一番街に自身がプロデュースした店を出店したがその店が潰れ、借金を踏み倒すためにスイーツメモリを購入しドーパントとなった。しかしメモリの力に飲まれ、他の自らの味覚を満足させる腕を持つパティシエを使って自分のためだけのお菓子を強制的に作らせようと暴走してしまった。メイドとなって園咲家に潜り込み、園咲のスイーツタイムに呼ばれる人気ゲストパティシエを次々と拉致監禁し我が物にしようと犯行を重ねていった。 表向きは礼儀正しい性格をしており、園咲家のメイドして潜入していた亜樹子にメイドとしての絶対訓を教えるほどだったが、終盤で見せた本性は口調が砕けている。 園咲家にメイドとして潜入していた亜樹子が作った不味いスイーツに激高し正体を明かす。麻衣をそのまま誘拐しようと力づくで行動を起こすが、亜樹子が身を呈したため失敗。最後はWにメモリブレイクされる。 青木 幹男(あおき みきお) 演 - 辻岡正人 テレビシリーズ第11・12話に登場する依頼人で、ストリートギャングの黒須の部下。「命を狙われている!!助けてくれ!!」と切迫した様子で翔太郎に電話で助けを求めた。 翔太郎は彼の依頼を受け駆けつけたが、青木は翔太郎の目の前で怪物車に轢かれてしまい、猛毒のウイルスに感染して死亡してしまう。 山村 康平(やまむら こうへい) 演 - 橋爪遼 姉の幸を撥ねた黒須たちに復讐を誓い、怪物車を運転していた。 山村 幸(やまむら さち) / バイラス・ドーパント 演 - 松岡璃奈子 テレビシリーズ第11・12話に登場。黒須たちが乗った車に轢き逃げをされ、昏睡状態になる。 湯島と交際している最中、彼が結婚詐欺師と気付き失意の中バイラスメモリを購入。しかしその直後、黒須たちが乗る車が現れ、轢かれる直前にバイラスメモリを差し込み、肉体は昏睡状態に陥るも怒りや憎しみの感情で精神エネルギーがドーパント化した。 黒須たちストリートギャングの殺害を済ませ、最後のターゲットに恋人の湯島を狙うもWに倒されてしまう。 湯島 則之(ゆしま のりゆき) 演 - 坂田鉄平 テレビシリーズ第12話に登場。売れない画家で、女子大で美術の指導をしている男。 山村幸と結婚の約束をしていたが、結婚式の一か月前に幸が交通事故に遭い意識不明になってしまった。実は女性を食い物にするような卑劣な人間で、幸に対して結婚詐欺を行おうとしていた。それを知った幸に殺されそうになった時に、反省するどころか「俺には関係ない」と言い放ち、挙げ句の果てにバイラス・ドーパントが目の前で消滅した時に嘲笑ったため、激怒した翔太郎に「お前の罪を数えろ」と言われ殴られた。 上尾 強(あげお つよし) / バイオレンス・ドーパント 演 - 三好博道(オキシジェン) テレビシリーズ第13・14話に登場。園咲若菜のマネージャー。頼りにならずいつも若菜に怒られている。 若菜のことが好きであり、彼女に暴力を振るわれても実のところ喜んでいた。その好意を佐伯に利用されバイオレンスメモリを購入させられ、事件の実行犯となった。 若菜のラジオ番組に「ミスター・クエスチョン」と名乗り電リクを装って犯行予告をして、若菜がインタビューで答えた内容に沿って風都で彼女に縁のある場所で破壊工作を行った。正体がバレると若菜を誘拐するという強行手段を取るも、Wの追跡から逃れられずメモリブレイクされてしまう。 佐伯 素子(さえき もとこ) 演 - 中丸シオン 若菜の先輩の「ボイス・イン風都」のニュースレポーター。上尾を唆した事件の主犯。 自分より人気がある若菜を妬ましく邪魔と思っており、若菜に好意を寄せていた上尾にバイオレンスメモリを購入させて、事件を起こさせた。 全ての事情を知った若菜と口論となり、若菜がクレイドール・ドーパントに変身したところを目撃する。若菜が立ち去った後、若菜がドーパントであることを公表しようとするも、直後に現れた霧彦に始末された。普段は優しく人当たりが良い態度だが、本性は荒く、口汚い口調で若菜を罵倒した(回想ではその強烈なキャラにディガル・コーポレーションのセールスマンもタジタジだった)。 麻生 冬美(あそう ふゆみ) 演 - 森下悠里 テレビシリーズ第15・16話に登場する依頼人。男女2人組の泥棒「ツインローズ」の一人。 予告状を出して一滴の血も流さず目当ての物を手に入れる怪盗として風都では有名な指名手配犯。出たとこ勝負するような性格で、そのことでフィリップが活路を見出すキッカケを与えた。 倉田が襲撃した風都都市銀行の銀行員を装って探偵事務所に訪問。「銀行強盗をした仮面ライダーを探して欲しい」と依頼する。翔太郎に正体がバレると、警察の自首を条件に改めて変貌してしまった倉田を止めて欲しいと依頼する。事件解決後、約束どおり自首をした。会話ばかりの聞き込みは退屈であるため、絵面に動きを持たせるためにボルダリングをするという場面が追加された。 倉田 剣児(くらた けんじ) / アームズ・ドーパント 演 - 西興一朗 テレビシリーズ第15・16話に登場。男女2人組の泥棒「ツインローズ」の一人。首の骨を鳴らすため首を回す癖がある。 メモリを手にする前は麻生とともにツインローズの理念を大事にする怪盗であったが、メモリの力に蝕まれて凶暴化し、攻撃や破壊をすることに対する快感を得るために誰かれ構わず傷つけるようになってしまった。 冴子と契約し、Wをおびき出すためにあちこちで「仮面ライダー」を騙って強盗などの犯罪を引き起こした。その過程で仮面ライダーWと交戦して逃走し、わざと手がかりを残した上で翔太郎をおびき寄せた。その上でWと互角の戦いを繰り広げるが、冴子からの指示によりダブルドライバーのソウルサイドのメモリスロットに特殊な液体をぶつけ、翔太郎がWに変身するのを不可能にし捕獲する。そのまま翔太郎と亜樹子を人質に取り冴子の要求通りフィリップを誘拐しようとするもフィリップが仮面ライダーWファングジョーカーに変身したことで失敗し、最後はファングストライザーを受けメモリブレイクされた。 バーバー風のマスター 演 - あご勇 テレビシリーズ第17・18話に登場する依頼人。翔太郎と霧彦の行きつけの床屋「バーバー風」のマスター。 翔太郎に、ストーリーの2日前に家を出た娘の茜を探して欲しいと依頼する。 江草 茜(えぐさ あかね) / バード・ドーパント 演 - 今野真菜 テレビシリーズ第17・18話に登場。翔太郎とは幼いころからの知り合い。15歳で風都南中学3年。陸上部のエース。 陸上の高飛びの成績に伸び悩みスランプになっているところ、ある女性に声をかけられ、ガイアメモリのコネクタ設置手術を受ける。術後、バードメモリの影響から高飛びの記録が怖いくらいに伸びていったが、逆に不安になり仲の良い友達に打ち明けた。このことがキッカケで統馬たちもバードメモリの存在を知り、メモリを使い回すようになった。 翔太郎が統馬たちを懲らしめメモリを回収した後、探偵事務所で事の顛末を全て話す。しかしメモリの毒素が体中に回り、バードメモリに魅入られて欲するようになり探偵事務所から飛び出す。そこに現れた冴子によって、より異常進化されたバード・ドーパントに変身するも、正確にメモリブレイクしないと死んでしまう状態に陥ってしまう。本能の赴くまま暴走するも、Wと霧彦の共闘によってバードメモリを正確にメモリブレイクされ、難を逃れた。 藤川 統馬(ふじかわ とうま)、金村 有一(かねむら ゆういち)、久保田 弥生(くぼた やよい) 演 - 木村遼希、吉原拓弥、伊倉愛美 テレビシリーズ第17・18話に登場。茜が持つバードメモリを使い回ししていた。 最初ただ空を飛ぶことを楽しむためだけが目的だったが、使用するたびにガイアメモリの毒素に呑まれていき、悪乗りして遊び感覚で江草茜の陸上競技のライバルの親の職場を空から襲撃するようになった。このことは風都で「鳥人間」の都市伝説になっていた。 茜の居場所を突き止めた翔太郎にバードメモリを渡さず、4人組のリーダー格である統馬が使用しWと交戦する。Wに敗北後、コネクタを持たず直接差し込んだ統馬と有一は副作用から病状が悪化、瀕死の状態に陥り病院に運ばれる。その後副作用が起きなかった弥生を除き病院送りとなった統馬と有一は、事件解決の一週間後無事退院した。 片平 清(かたひら きよし) / アイスエイジ・ドーパント 演 - 渋谷謙人 テレビシリーズ第19・20話に登場。片平真紀子の長男。 些細なことにキレる気性が荒い性格で、今回の事件を行った動機も自身の気分を損なった相手を徹底的に叩きのめしたかったためと安直な理由によるものだった。竜は自身の家族が氷漬けになって殺されたため、彼が「W」のメモリの持ち主だと誤解していた。 翔太郎が事件の聞き込みをしているときは母親をフォローをするなど親孝行な息子を演じていたが、そのとき翔太郎が自身の肩を当てられたという理由で標的にし襲撃する。竜が仮面ライダーアクセルに変身し、彼と交戦。一度目は母親の身代わりもあり逃げおおせたが、二度目は逃げ切られず敗北。メモリブレイクされ、竜に逮捕された。 片平 真紀子(かたひら まきこ) 演 - 大沢逸美 テレビシリーズ第19・20話に登場。風都の西区にあるコーンフラワーブルーという花屋のフラワーコーディネーターで店主。 矢車菊の染色に定評があり自社農園で花の開発生産を行い、テレビに出演したり、雑誌で取り上げられたりするがその一方でお金に関してあまりいい話が無く評判も良くない。アイスエイジ・ドーパントが引き起こした事件に青く染色した矢車菊が置かれていたため、警察からマークされていた。 実は息子の清がドーパントとなって事件を引き起こしていることを知っており、アイスエイジ・ドーパントが一度目のアクセルとの戦いに逃げていた時、清をかばいアイスエイジメモリを所持したためアクセルに殺されそうになった。 九条 綾(くじょう あや) / トライセラトップス・ドーパント 演 - 木下あゆ美 テレビシリーズ第21・22話に登場。超常犯罪捜査課に新しく配属したロス市警帰りの女刑事。 同僚であり恋人だった風都署捜査一課の刑事・溝口正輝が裏金がらみの汚職事件の冤罪を着せられた上に殺害されたことを知り、復讐のために風都にやってきた。 竜と共に警察官殺しの犯人を追いかけているフリをしている一方で、溝口に成りすまして溝口を貶めた悪徳刑事たちを次々と殺害していった。溝口の事件に関する最後の刑事・阿久津の始末を終えると、冴子に接触。阿久津たちがやっていた仕事を引き受け、ゆくゆくはミュージアムの幹部にと申し出る。しかしすでに自身の復讐心はメモリの毒素と相まって増幅されており、溝口を貶めた刑事だけでなく溝口を糾弾して守ってくれなかった風都全体に憎悪の矛先を向けた復讐鬼となっており、暴走してしまう。ビッグ・トライセラトップスとなって風都を破壊しようとするも、アクセルに変身した竜によってメモリブレイクされ、逮捕された。演じる木下は、第21話・第22話監督の坂本浩一の要望により起用された。坂本は『特捜戦隊デカレンジャー』のころから木下のファンであり、以降木下は坂本作品の常連女優となった。 ロサンゼルスの回想シーンは、坂本がプライベートで当時の居住地であるロサンゼルスに帰った際に現地で撮影しており、坂本の妻である梛野素子が代役を務めた。 溝口 正輝(みぞぐち まさき) 演 - 白井圭太 テレビシリーズ第21・22話に登場。九条の同僚であり恋人だった風都署捜査一課の刑事。 阿久津たちの手によって、裏金がらみの汚職事件の冤罪を着せられた上に殺害された。 阿久津 憲(あくつ けん) 演 - 大高洋夫 テレビシリーズ第21・22話に登場。ミュージアムと繋がりのある汚職刑事。 トライセラトップス・ドーパントから狙われ船に乗って逃げるも、トライセラトップス・ドーパントに船ごと始末された。 ジミー中田(ジミーなかた) 演 - 冨田佳輔 テレビシリーズ第23・24話に登場。ストリートミュージシャン。19歳。本名は中田 次郎(なかた じろう)。 ストリートミュージシャンといっても歌唱力は非常に低く、周囲を苦しめた。音楽のジャンルは本人曰くラップをフォークソングに織り交ぜた「スピニング・トゥ・フォーク(スピック)」で、代表曲は『風都タワー』。 Wがライアー・ドーパントと戦っている時にゆきほが「才能がない」と言ったのを聞いて挫折。24話でストリートミュージシャンを辞めようとしたが、翔太郎に「お前は自分に嘘をついている」と諭され、自身の実力で「フーティックアイドル」の最終選考に挑むこととなる。結果は不合格となったが審査員である上木に「ハートは感じたよ」と評価される。その後、自身の歌がラブソングであったことがゆきほに伝わり、彼女と同じ職場で働くことになった。 『風都探偵』第81話から再登場し、そのころには「下手だが心に響く」歌手として有名になっていた。風都タワー感謝祭が中止になるかもしれないと聞いて事務局に駆け付け、今度は自分たちが仮面ライダーを助けるために歌いたいと申し出た。また、エターナルの事件の時点でゆきほと結婚し、さらにゆきほが妊娠中であったことが判明した。 墨田 ゆきほ(すみだ ゆきほ) 演 - 中野公美子 テレビシリーズ第23・24話に登場。ジミー中田の唯一のファン。颭塊熱処理場で工員として働いている。 ジミーの歌唱力の下手っぷりを理解した上でのファンであり、彼をテレビ風都の勝ち抜き番組「フーティックアイドル」に優勝させようとライアー・ドーパントと契約した。無味乾燥な日常を送っていた中でジミーと出会い、自分に笑顔をかえしてくれた彼に熱を上げ、ライアーに渡すための大金を稼ぐために無理をして工場で働いていた。 沢田 さちお(さわだ さちお) / ライアー・ドーパント 演 - モロ師岡 テレビシリーズ第23・24話に登場。売れない路上ポエム作家。サンタちゃん曰く「ストリートの兄貴分」。若菜のファン。 「電波塔の道化師」を自称し、かなり湾曲した性格の持ち主で、夢に敗れた若者の絶望の涙を和紙に染み込ませてコレクションする愉快犯。夢を目指す者の夢を叶える代償に高額な報酬を要求し、最後に契約を破棄し挫折に誘導させ涙を収集するあくどい方法でこれまで何人の若者の涙を集めた。 墨田の依頼により「フーティックアイドル」の審査員たちにライニードルを撃ちこみ、ジミーが素晴らしい歌唱力と音楽センスの持ち主だということを思い込ませてきた。 前述の性格とは裏腹に、ポエムに対する一生懸命さは本物で、違うタイプの電波塔の道化師に扮した翔太郎に詩集が売れないことをイジられた際は激高していた。 翔太郎たちが仕掛けたコン・ゲームに嵌り、Wとバイクフォームに変身したアクセルの複合攻撃を受けてメモリブレイクされ、自身の涙が最後のコレクションとなった。 大貫 一郎太(おおぬき いちろうた)、上木 彩矢、TAKUYA 演 - 水木一郎、上木彩矢、TAKUYA テレビシリーズ第23・24話に登場。フーティックアイドルの審査員。 番組のオープニングを歌う上木彩矢とTAKUYAは第23話と24話のオープニングで歌唱するスペシャルヴァージョンを披露した。 大貫一郎太はフーティックアイドルのスペシャルイベントである「飛び入り挑戦者バトル」で、右寄りにいる赤いアクセサリーを着用した人をよく指名する。こういう傾向をフィリップは事前に調べたうえ、翔太郎と一緒に仮面シンガーとして「Finger on the Trigger」を披露した。 リコ 演 - 澤田萌音 テレビシリーズ第25・26話に登場する依頼人。堀之内の娘・里香子に似ている。 突如、亜樹子の前に現れ「人形の声を聞いて」と頼み、住所の書かれたメモを渡すが、突然消えてしまう。 亜樹子の前に現れていた少女は里香子本人ではなく、パペティアーメモリが人形に影響を及ぼして現れた幻影、あるいはリコちゃんの付喪神とでもいうべき存在であり、彼女はずっと堀之内を止めようとしていた。 堀之内 慶應(ほりのうち けいおう) / パペティアー・ドーパント 演 - 四方堂亘 テレビシリーズ第25・26話に登場。鴨乃川賞を受賞し、ベストセラーとなった喪った娘をモデルとした小説「少女と人形の家」の作者である小説家。 書店で本を購入した人へのサイン会を開き、ファンの読者と一人一人握手をする誠実な人物。しかし自身の娘との思い出も込められた小説「少女と人形の家」をけなす評論家にはパペティアー・ドーパントとなって里香子の形見であるフランス人形の「リコちゃん」を操り度重なる制裁を加えてきた。 物陰からリコちゃんを操っていた際にルナトリガーの攻撃で炙り出され、リコちゃんも亜樹子に回収されてしまうが、井坂深紅郎の助けでその場を離脱。口論の際、亜樹子に本当は自分の娘を愛していないんじゃないかと非難され、亜樹子を抹殺すべく、井坂から手駒として与えられたクレイドール・ドーパントを操って鳴海探偵事務所を襲撃した。所内にいたフィリップを追い詰めたものの、ガンナーAの乱入でクレイドール・ドーパントを倒されて失敗、次は亜樹子を直接襲撃し助けに現れた仮面ライダーWとアクセルと交戦する。当初はアクセルを糸で操ってWを追い詰めたものの、メモリガジェット「フロッグポッド」の音声で騙された隙に反撃を受けてアクセルが解放。そのままサイクロンメタルのメタルツイスターによりメモリブレイクされた。 変身解除後、妻も娘も亡くして全てを失ったことを吐露するが、亜樹子から「まだ『リコちゃん』がいる」と諭され、人形のリコちゃんが自身の暴走を止めようとしていたことを知り狂気から解き放たれ、慟哭した。 雪村 姫香(ゆきむら ひめか) 演 - 麻生夏子 テレビシリーズ第29・30話に登場する依頼人。「眠れない」と一風変わった依頼をしてきた風都大学に通う女子大生。愛称はひめかりん。 誰かれに「運命の王子様」とつぶやく、夢見がちなメルヘンな女の子。その行動が災いして、下記の福島はじめゼミの者から全員に好意を抱かれる。その行動から、翔太郎に決め台詞の「お前の罪を数えろ」と言われてしまった。 福島 元(ふくしま はじめ) / ナイトメア・ドーパント 演 - 加藤康起 テレビシリーズ第29・30話に登場。風都大学・脳科学研究室・赤城脳波学研究所の助手の一人。 自身に好意を抱いていると勘違いし、学生の雪村姫香が研究室の全員に「運命の王子様」と呼んで色目を使っていたことに怒り、彼女を眠れないようにすることと自身が「運命の王子」として雪村姫香と永遠に一緒になることが目的に、大学の脳科学研究所の学生たちを次々に眠り病に陥らせていた。 夢の中では仮面ライダーを圧倒し竜を眠り病に陥らせ、翔太郎たちを翻弄していく。自身に疑いの目が向かれると自らも被害者のフリをし疑いを晴らしたが、亜樹子が夢を見る囮となって寝言で翔太郎に伝えられたことで正体がバレてしまう。その後正体を知られた翔太郎たちに現実世界では敵わず、あっさりとメモリブレイクされてしまう。 赤城(あかぎ)教授 演 - 西冬彦 テレビシリーズ第29・30話に登場。脳科学者で、雪村や福島が所属する風都大学・脳科学研究室・赤城脳波学研究所の教授。 上半身裸でライオンの被り物を被っている奇抜な男性で、明晰夢の研究をしている。翔太郎たちに研究所内で起きたことや研究内容から最初は事件の犯人と疑われるも、翔太郎たちと接触してすぐ眠り病によって眠ってしまう。 尾藤 勇(びとう いさむ) 演 - 小沢和義 テレビシリーズ第31・32話に登場する依頼人。荘吉を「旦那」と慕う男性で通称は「サム」。 縁日の的屋を仕切り、りんご飴を売って凌いでいたが、10年前に弟分の有馬丸男の起こした事件の罪を被り服役していた。刑期を終え、鳴海探偵事務所へ荘吉からの出所祝いを受け取りに訪れる。『オーズ&ダブル』 生前の荘吉とのつながりが描かれ、彼にストーンを紹介する。 有馬 丸男(ありま まるお) / ビースト・ドーパント 演 - 勝矢 テレビシリーズ第31・32話に登場。 尾藤の元弟分で、今は建設会社の社長を務めている。通称は「マル」。10年前、ビースト・ドーパントになって風都ダム付近で現金輸送車を襲撃して30億円を強奪し、その輸送車をダム湖に落として証拠隠滅を図った。それから「野獣人間」として都市伝説となっていた。 有馬 鈴子(ありま すずこ) / ゾーン・ドーパント 演 - 魏涼子 テレビシリーズ第31・32話に登場。 丸男の妻で、通称は「ベル」。ゾーン・ドーパントの正体。 美貌の持ち主で、尾藤が惚れた女性。彼が丸男の代わりに服役したのも、「この人がいないと生きていけない」とすがった彼女を想っての事だった。しかし、10年前の現金輸送車襲撃事件の主犯で、マルとともにドーパントとなって実行していたが、荘吉によって自身のメモリの隠し場所である木彫りの熊を奪われて変身できなくなっていた。 不破 夕子(ふわ ゆうこ) / イエスタデイ・ドーパント 演 - 平田薫 テレビシリーズ第33・34話に登場する依頼人。 最初は「きのう」という飼い猫探しを依頼していた。その正体は霧彦の妹須藤 雪絵(すどう ゆきえ)であり、冴子に兄を処刑された復讐のためにイエスタデイのメモリを使用していた。冴子をWに襲わせてミュージアムの幹部入りを騙って彼女に近づくが、冴子にすべてを読まれており、自らの能力によって暴走し、Wにメモリブレイクされた後は副作用によって記憶喪失となる。当初は、謎解きがメインの前後編となったが、前編ですべてトリックを暴かないと子供には分からないため、謎解きを前編で完結させて、霧彦の妹の復讐話を付け足すこととなった。 島本 凪(しまもと なぎ) 演 - 和川未優 テレビシリーズ第35・36話に登場する。風都野鳥園の職員。竜の妹・春子の面影を持つ。 井坂によって、ケツァルコアトルスメモリの過剰適合者であったため、腕に未成育のコネクタを打ち込まれ、彼によって次々と恐怖を与え続けられ、コネクタを成長させられる。竜からペンダント(春子が竜に昇進祝いに贈ったもの)をお守りとして渡され、アクセルトライアルがウェザーを倒したことでコネクタが消滅し、元に戻った。 山城 諭(やましろ さとる) 演 - 中西良太 テレビシリーズ第37・38話に登場する依頼人。脳科学者。 ミュージアムの研究施設から脱走し、家族の居場所を捜してほしいと依頼した。探偵事務所を訪れた時に前述の依頼をしようとしたが、翔太郎たちが公式サイト作りのための写真撮影に夢中になっているところを、撮影が終わると写っていた自分が翔太郎たちに幽霊だと勘違いし、パニックになっていたところで気づいた。家族に再会する寸でのところでイナゴの女に襲われ、致命傷を負い、事が切れる際にフィリップが園咲の人間であることを明かす。 イナゴの女 / ホッパー・ドーパント 演 - 佃井皆美 テレビシリーズ第37・38話に登場。ミュージアムの処刑人。 ゴスロリファッションと紫色のボブカットが特徴。イナゴの佃煮を入れたハート形の小箱を所持しており、誰かに会うたびに「食べるぅ?」と言う。変身前でも身体的運動能力が非常に高く、格闘技と強烈な電撃鋏を仕込んだ踵・スタンヒールがあるブーツを駆使して戦う。 ミュージアムから脱走した山城を殺すために行動しており、彼を負傷させた後、アクセルトライアルと交戦するもメモリブレイクされる。その後逃走しようとするもののスミロドン・ドーパントに口封じとして消される。 虹村 あい(にじむら あい) 演 - 谷澤恵里香 テレビシリーズ第39・40話に登場する依頼人。シネコン、T・ジョイ風都の受付係。 自分が知らない間に自分の主演映画が公開されていることを知り、その真相を調べてほしいと依頼した。 川相 透(かわい とおる) / ジーン・ドーパント 演 - 川野直輝 テレビシリーズ第39・40話に登場。シネコン、T・ジョイ風都の店員で映画好き。 内気な性格で、他人とのコミュニケーションの際には、スケッチブックを使用して筆談する。ジーンメモリを購入して、単独で自主制作映画『ジェシカの彷徨と恍惚 傷だらけの乙女は何故西へ行ったのか 漂流編』を完成させようとしており、シネコンの観客をその映画を見せるために劇場の扉を観葉植物を壁にしてドアを封鎖して7時間20分に渡り軟禁した。翔太郎たちに正体を明かされてからは、亜樹子にメモリを取り上げられ、撮影チーム・透組を結成させられるが、若菜に拉致され、ガイアプログレッサーを彼女と融合させた。 事件解決後は自分の意見を言えるようになり、映画製作に勤しんでいる。『風都探偵』にて名前のみ登場、映画監督として正式に活動していることが判明した。 城島 泪(じょうしま るい) 演 - 奥村佳恵 テレビシリーズ第41・42話に登場。 恋人であった智をダイヤモンドに変えさせられ、誠に脅迫され、ジュエルの変身者「ダイヤモンドの女」に成りすましていた。 上杉 誠(うえすぎ まこと) / ジュエル・ドーパント 演 - 河合龍之介 テレビシリーズ第41・42話に登場。カリスマモデル。 自らの正体を隠滅するため、泪に共犯を強いていた。 武田 智(たけだ さとる) 演 - 小谷幸弘 テレビシリーズ第41・42話に登場。泪の恋人。 誠によってダイヤモンドに変えられたが、Wによってジュエルがメモリブレイクされたことで、元に戻った。 後藤 良枝(ごとう よしえ) 演 - 遊井亮子 テレビシリーズ第43・44話に登場する依頼人。 老人の姿になってしまった娘のみゆ(演 - 山田海遊(元の姿)、久松夕子(老人))を助けてほしいと依頼する。 みゆは児童劇団『風の子』に所属しており、みゆが劇の主役に抜擢されたことを関根光子(演 - ひがし由貴)に目を付けられてしまう。こうして関根は老けさせ屋に依頼し、みゆを老人化させた。 みゆを老人にしようと老けさせ屋に依頼したのが関根だと知ると、その怒りで老けさせ屋に関根の娘である久美(演 - 小西結子)を老人化してほしいと依頼し、久美を老人にした。その後、そのことについて関根と大喧嘩していた時、竜に「アンタは自分の憎しみをぶつけただけだ」と諭される。こうして2人は自分たちの過ちに気づいた。 相馬 卓(そうま すぐる) / オールド・ドーパント 演 - 小豆畑雅一 テレビシリーズ第43・44話に登場する街頭占い師で、手相占いを行っている。裏稼業は「老けさせ屋」として対象者を老化させ、依頼人の復讐を代行している。合言葉は「老人は海を何と呼ぶ」の問いに「ラ・マール」と答える。 轟 響子(とどろき きょうこ) 演 - 平田裕香 テレビシリーズ第45・46話に登場する依頼人。風都博物館の学芸員。 インディ・ジョーンズのような格好をしており、手にしたムチを振るう。琉兵衛の失くし物である「イーヴィルテイル」を探してほしいと依頼する。 『風都探偵』では依頼人として登場、琉兵衛の後任として風都博物館の館長となったことが明かされている。年に一回は都市伝説解明の依頼を持ち込み、翔太郎を連れまわしているらしい。 相田 伊三(あいだ いぞう) / オヤコドン・ドーパント 演 - ヒロシ 『仮面ライダーW 超バトルDVD 丼のα/さらば愛しのレシピよ』に登場するオムライス屋「オムライFU」のマスター。 相田 エリコ(あいだ エリコ) 演 - 藤江れいな(元NMB48・当時AKB48) 『仮面ライダーW 超バトルDVD 丼のα/さらば愛しのレシピよ』に登場。伊三の娘。 フロッグポッド(声) 演 - 太田真一郎 『仮面ライダーW 超バトルDVD 丼のα/さらば愛しのレシピよ』に登場。ドンブリコンテストの司会&レポーターを務める。元ネタは『料理の鉄人』より。
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