近衛 文麿とは?

このえ‐ふみまろ〔コノヱ‐〕【近衛文麿】


近衛文麿

作者尾崎秀樹

収載図書時代小説大全集 6 人物日本史 昭和
出版社新潮社
刊行年月1991.9
シリーズ名新潮文庫


近衛文麿

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/22 04:37 UTC 版)

近衞 文麿(このえ ふみまろ、1891年明治24年〉10月12日 - 1945年昭和20年〉12月16日)は、日本政治家栄典従二位勲一等公爵




注釈

  1. ^ 近衛は政界に身を投じて以降は、日本は自国と同じ「もたざる国」であるドイツ・イタリアと同一歩調をとるべきと考え、天然資源を各国は平等に持つべきという社会主義的ないし唯物論的平等を持論として展開した。その一方で、西園寺や昭和天皇の主張する英米との協調外交に反対し、これらのスタンスが戦後A級戦犯として起訴される最大の要因になったとされている。
  2. ^ "Contemporary Social Problems - A Course of Lectures delivered at the University of Padua" by Loria, Achille,; Garner, John Leslie (1911)
  3. ^ 当時の元老
  4. ^ 実際には蔣介石は日記に倭寇の挑発に対して応戦すべきと書き、翌日の7月9日には動員令を出し、四個師団と戦闘機を華北へ派遣した。
  5. ^ 事前に近衞に計画案を見せ、その一部について近衞が手を入れたという話は、中溝多摩吉配下の青木保三が書いた回想録(『七十年を顧みて』1970年)の中で中溝から聞いた話として載せられている[14]。近衞が手を入れたというのは、1国1党制度に反対の議員は議員1人につき、防共護国団2名、警察官1名、憲兵1名をつけて一時監禁し、大島へ島流しにする、という部分である[14]。回想録には、これはやりすぎではないかと言ってこの部分を消した、と書かれている[15]。それ以外の部分については「中溝君、なかなか面白い計画ですね」と近衞は言ったと書かれている[15]。ただし、伊藤隆によれば、青木の回想録の内容をすべて信用することはできないという[15]
  6. ^ 週刊『アサヒグラフ』はこれを「平沼・近衛 交流内閣」と皮肉っている。「交流」とは、今で言う「合流」「合体」といった意味。
  7. ^ この辺りの詳細については、矢部貞治『近衞文麿』(読売新聞社)、児島襄『史録 日本国憲法』(文春文庫)等を参照。
  8. ^ 東條英機も、戦犯訴追を逃れるために自殺を図ったとされるが未遂に終わっている。
  9. ^ 以上、参考文献『日本の肖像 旧皇族・華族秘蔵アルバム』九毎日新聞社編。京都の新居には女中もいれば書生も抱えており、一般サラリーマンの平均月収100円の時代に、一月当たり150円の生活費をかけていた。ちなみにこの時の新居は宗忠神社の社務所として現存している。
  10. ^ 明治維新後に創設された宮家はほとんどが伏見宮家の系統で、その伏見宮は遠く南北朝時代崇光天皇の第一皇子・榮仁親王 (1351−1416) を祖としている。

出典

  1. ^ 死ぬまでNHK総裁だった近衛文麿”. 文芸春秋BOOKS (2009年1月26日). 2019年9月8日閲覧。
  2. ^ 『近衛文麿公清談録』
  3. ^ 第一高等学校一覧 自大正元年至大正2年』 第一高等学校、1912年、303頁。 
  4. ^ 『清談録』千倉書房。
  5. ^ 勝田龍夫『重臣たちの昭和史』上、文藝春秋、1981年5月1日。ISBN 9784163626604
  6. ^ 中西寛「近衛文麿「英米本位の平和主義を排す」論文の背景-普遍主義への対応」(『法學論叢』第132巻・第4-6号)
  7. ^ 『官報』第1261号、大正5年10月12日。
  8. ^ Macmillan, Margaret Paris 1919: Six Months That Changed the World, New York: Random House, 2007 page 317-487
  9. ^ 『宮内省職員録(大正15年1月1日現在)』、1926年。NDL
  10. ^ 近衛と昭和研究会の関係についてはMilitarismus des Zivilen in Japan 1937–1940: Diskurse und ihre Auswirkungen auf politische Entscheidungsprozesse, (Reihe zur Geschichte Asiens; Bd. 19), München: Iudicium Verlag 2019, S. 277-279参照
  11. ^ a b 林茂 2006, p. 18.
  12. ^ 林茂 2006, pp. 23-25.
  13. ^ 秦郁彦『盧溝橋事件』
  14. ^ a b 伊藤隆 1983, pp. 72-73.
  15. ^ a b c 伊藤隆 1983, p. 73.
  16. ^ 林千勝「支那事変と敗戦で日本革命を目論んだ者たち」『正論』2016年5月号、pp.74-87
  17. ^ a b c d 吉田裕『昭和天皇の終戦史』岩波書店、1992年。ISBN 4004302579
  18. ^ 高橋紘、鈴木邦彦『天皇家の密使たち―占領と皇室』文藝春秋、1989年、8-11頁。ISBN 4167472023
  19. ^ NHK取材班『太平洋戦争日本の敗因6 外交なき戦争の終末』角川書店《角川文庫》、1995年、p225(「ドキュメント太平洋戦争」の書籍化)
  20. ^ a b 『太平洋戦争日本の敗因6 外交なき戦争の終末』pp.226 - 228
  21. ^ 矢部貞治『近衞文麿』(読売新聞社)738-739頁
  22. ^ 林千勝「支那事変と敗戦で日本革命を目論んだ者たち」『正論』2016年5月号、pp.85
  23. ^ 升味準之輔 1983, p. 105.
  24. ^ 『総理大臣の採点表』文藝春秋
  25. ^ 服部、194-195p(『猪木正道著作集』第四巻、岩見隆夫『陛下の御質問 昭和天皇と戦後政治』よりの引用)
  26. ^ 藤田尚徳『侍従長の回想』中央公論〈中公文庫〉、1987年5月1日。ISBN 9784122014237
  27. ^ 山本七平『裕仁天皇の昭和史―平成への遺訓-そのとき、なぜそう動いたのか』祥伝社、2004年7月1日、161-163頁。ISBN 9784396500818
  28. ^ 三田村武夫『大東亜戦争とスターリンの謀略-戦争と共産主義』自由選書、1987年復刊(1950年GHQ発禁処分)137~138頁。
  29. ^ 『現代史資料 ゾルゲ事件2巻』みすず書房、1971年、402頁
  30. ^ 『現代史資料 ゾルゲ事件3巻』みすず書房、1971年、263頁
  31. ^ 引用は『昭和天皇の時代』(文藝春秋社、1989年)pp.74-75に拠る。
  32. ^ 林千勝「支那事変と敗戦で日本革命を目論んだ者たち」『正論』2016年5月号、pp.85
  33. ^ 『宰相近衛文麿の生涯』有馬頼義 著。
  34. ^ 大野芳 2006, p. 281.
  35. ^ 大野芳 2006, p. 286.
  36. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t 近衛文麿」 アジア歴史資料センター Ref.A06051180400 
  37. ^ 『官報』第379号「叙任及辞令」1913年11月3日。
  38. ^ 『官報』第1292号「叙任及辞令」1916年11月21日。
  39. ^ 『官報』第3697号「叙任及辞令」1939年5月6日。
  40. ^ 『官報』第1310号・付録「辞令」1916年12月13日。
  41. ^ 『官報』第1499号・付録「辞令二」1931年12月28日。
  42. ^ 『官報』第3711号「叙任及辞令」1939年5月23日。
  43. ^ 『官報』第4438号・付録「辞令二」1941年10月23日。
  44. ^ 『官報』第93号「叙任及辞令」1927年4月23日。
  45. ^ 『官報』第828号「叙任及辞令」1929年10月1日。
  46. ^ 『官報』第3899号「叙任及辞令」1940年1月9日。
  47. ^ 『官報』第4106号「叙任及辞令」1940年9月11日。
  48. ^ 近衛文麿 (1946). “最後の御前会議 : 近衛文麿公手記”. 自由國民 (時局月報社) 19 (2). 
  49. ^ 近衛文麿 (1946). 平和への努力 : 近衞文麿手記. 日本電報通信社. NCID BN0603167X 
  50. ^ 『近衛上奏文』全文収載。近衛上奏文(全文)--昭和20年2月14日」『論争』第4巻7 (16)、1962年8月、 148-150頁。
  51. ^ 近衛文麿 (1920). 戰後歐米見聞録 全. 外交時報社出版部 
  52. ^ 近衛文麿 [述]; 伊藤武 (1937). 近衛公清談録. 千倉書房. pp. 231-241 
  53. ^ 『英米本位の平和主義を排す』収載。伊藤武 [編]、筒井清忠 [編]『近衛文麿清談録』千倉書房、2015年、"新版。NCID BB19184850





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