日本の気候
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/10 10:11 UTC 版)
地域別の特徴
以下に、関口武の気候区分[25] による気候区別の気候の特徴を記す。
東日本型
太平洋側の気候の特徴は、太平洋から吹く[2] 南東の季節風により、夏には雨が多く、冬には雨が少ないことである[111]。日本海側に大雪をもたらした冬の季節風は、脊梁山脈を越えると乾燥した風になり、太平洋側に快晴をもたらすのである[103]。なお、冬は南岸低気圧の接近によって雪が降ることがある[110]。
東部北海道型
釧路市 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
雨温図(説明) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
北海道全体についていえることは、便宜的にこのセクションに記述する。
北海道には、梅雨がなく[注釈 3]、降水量が少なく、夏も涼しく、冬の寒さの厳しいことが特徴とされる[111]。ケッペンの気候区分では主に冷帯に属する[111]。北海道の冬の平均気温は0 ℃未満となる[102]。北海道の平均気温は、周囲の海水温が低いことも影響し、南仏などのほぼ同緯度の大陸西岸より低い[114]。釧路市では、年間の最高気温が0 ℃未満となる日数は1981年から2010年までの平年値で44.7日、冬日の平均日数は同じ平年値で150.2日にのぼる一方、真夏日の平均日数は同じ平年値で0.1日である[115]。一方で、北海道の内陸部では夏には気温が30 ℃を超えることがよくあり、日本国内で最も年較差が大きい[114]。北海道は、ケッペンの気候区分では大半が冷帯湿潤気候(Dfb)に分類されるものの、この地域には冷帯冬季少雨気候(Dwb)もみられ、日高山脈や夕張山地にDfc、大雪山頂上にはツンドラ気候が分布する[17]。雪は少ないが、夏の湿った季節風が親潮に冷やされて発生する海霧により、夏は晴れにくいため気温が上がらず、冬は特に十勝総合振興局管内[116] で厳しい寒さが続く[114]。ただし、内陸部は霧の影響を受けにくく[114]、帯広市の平均真夏日日数10.5日は北海道の気象官署で最多[116]。降水量は少ないが、9月には多くなる[25]。
三陸・常磐型
春は、4月末には移動性高気圧に覆われるようになり、1年で日照時間が最多となる[117]。春から夏にかけては、オホーツク海高気圧の張り出しにより東よりのやませが吹き、何日も続くと冷害をもたらす[118]。残暑は短く、秋には秋雨前線が南下し台風の接近が多くなる[119]。9月には降水量が1年で最多となり、秋でも晴れると霜が降りることがある[119]。冬は、南部で積雪が長期間続くことはまれである[120]。宮城県では冬も寒さが東北地方の割には厳しくない[121]。
東海・関東型
関東地方では、夏にはヒートアイランド現象による気温の上昇が顕著である[122]。また、埼玉県東部では秩父山地を越えた西風が吹き下ろすフェーン現象もあいまって最高気温が上昇しやすい[123]。これにより、2007年には熊谷市で当時の国内最高気温記録を更新する40.9 ℃が記録された[124]。同地では、2018年に、41.1 ℃が記録され、国内最高気温記録を更新した[125][注釈 4]。両地方とも、秋に降水量が多い[127][128]。北東気流は三陸沖を渡るとき、水蒸気を補給されながら関東地方に吹き付けてくるため、他の地方は晴れであるにもかかわらず関東地方だけぐずついた天気になることもある[118]。南岸低気圧による降雪の際は、南岸低気圧がオホーツク海から冷たく湿った北東気流が流れ込んで雪をもたらすが、低気圧が通過する間の短時間しか北東気流は流れ込まないので、雪は1日でやみ、天気が早く回復することがほとんど[110]。また、冬の関東地方に吹く、冷たく乾燥した風を空っ風という[129]。さらに、関東地方では大陸からの黄砂がやってくると、関東ローム層から巻き上げられた粉塵と混じり合い、空が一層濃い黄褐色になる[130]
また、愛知県尾張地方では、関ケ原町付近を越えてくる季節風により、降雪が多くなる[131]。夏には、岐阜県美濃地方で高温になることがあり[132]、多治見市ではフェーン現象により2007年8月16日に日本における当時の最高気温記録を更新する40.9 ℃が記録された[124][注釈 4]。
中央高原型
全域において降水量は少なく、年較差は大きい[3]。長野市での年較差は、北海道内陸部に次いで大きい[133]。年間の降水量は、山梨県の盆地で約1000 mm[134]。長野県の千曲川沿いでは特に雨が少なく、1000 mmを下回る[135]。これは道東に次ぐ少なさである[136]。このこのように雨が少ないのは、周囲を山脈に囲まれていて台風、低気圧、前線などの影響を受けにくいからであり、日照時間も長い[133]。また、年較差や日較差が大きいのは、海の影響を受けにくいからである[133]。
夏は暑くなるが、湿度が低い上、夜になると涼しくなり、熱帯夜になることはほとんどない[137]。冬の最低気温は、長野県中部の盆地では-15 ℃以下になることもあり、標高1000メートル以上の高原では最も寒い2月上旬の最低気温の平均は-14 ℃から-10 ℃と、北海道並みの低さになっている[138]。冬の天気は、長野県北部では季節風の影響により雪の日が多いが、長野県中部・南部の平地では晴れの日が多く[133]、南岸低気圧による雪となることもある[138]。山梨県は、西部や北部の山間部を除いて冬型の気圧配置による雪は稀で、南岸低気圧による雪が多い[139]。
南海型
潮岬 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
雨温図(説明) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
近畿地方太平洋岸[141] や南四国[142] では、秋雨ではなく梅雨の時期の降水量が1年で最多であるのが、東海地方以北の太平洋側とは違う特徴である。三重県の尾鷲市から大台ヶ原山系にかけての一帯は、日本国内でもかなり降水量が多く、尾鷲市の降水量は、年間約4000 mmに達する[143]。高知県東部の魚梁瀬地方も、年間4000 mmという、やはり日本でも有数の降水量が多い地域である[144]。そこまでいかなくとも、南四国は秋の降水量が日本で特に多い地域の1つである[145]。そして、高知県の豊後水道に面した地域などでは、雪が多い[144]。そして、足摺岬や室戸岬などの岬などでは、年中風が強い[144]。伊豆諸島は、国内有数の強風地帯で、黒潮の影響で温暖多雨の海洋性気候となっていて、降雪はほぼない[146]。九州地方南部は台風の襲来が多い[147]。熱雷により、1971年から2000年までの平年値では宮崎市が6月から9月までの雷日数が17.9日と日本最多である[148]。 高知県四万十市の江川崎では、北西の風によるフェーン現象に海風の入りづらさが加わるため夏の暑さが厳しく、2013年には当時の日本国内での観測史上最高気温である41.0 ℃を記録した[125][149][注釈 4]。また、伊豆半島では黒潮の影響により温暖[150]、和歌山県でも年較差が小さく[151]、温暖である[152]。石廊崎付近[150]、和歌山県沿岸部[152]、高知県の半島部[153] 、島原半島南端[154]、宮崎県南東部[155]、鹿児島県沿岸部[156] には無霜地帯がみられる。
九州型
梅雨の降水量は秋雨のときより多く[142]、これは南四国や近畿地方太平洋側と同じである。福岡市のように日本海や対馬海峡に面した地域の気候は、冬は降水量が少ない点では太平洋側気候に近いが、雲量が多い点では日本海側気候に近いという特性がある[157]。
日本海型
日本海側の気候の特徴は、北西の季節風により、冬に雨や雪が多いことである[111]。冬の日本海側で降る雪のパターンとしては、季節風が脊梁山脈に当たって初めて大雪を降らせる雪雲となるために山沿いで大雪となる山雪と、海上ですでに大雪をもたらす雪雲となるために平野部でも大雪となる里雪がある[158][159]。世界有数の豪雪地帯である[158]。また、本州の日本海側が世界有数の豪雪地帯である理由は、冬の季節風が冷たいのに対し日本海が温かいため、空気中に水蒸気と熱が供給されるため[160]。
オホーツク型
網走市 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
雨温図(説明) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
この地域で見られるDfb以外のケッペンの気候区分の気候区には、知床の山間部にあるDfcが挙げられる[17]。この地域には、冬の約3カ月間、流氷が接岸する[162]。年によっては、根室海峡などを通過して釧路市沖、さらに襟裳岬を越えて日高振興局管内の沿岸に達したり、礼文島や利尻島に流れ着いたりすることもある[163]。アムール川から流れ込む水は、海水よりも塩分濃度が低い分だけ密度の低いため、海水面付近に塩分濃度の低い層を作る[164]。ここで冷気によって海面が冷やされた場合、塩分濃度の低くて軽い水の層の下にある海水とは対流が起こりにくいため、海面付近の海水温が急落して流氷ができる[164]。そして、塩分濃度の低い水にシベリアからの冷たい季節風が吹き込むことで海水が凍結しやすくなり[162]、オホーツク海では他の結氷海域よりかなり低緯度で流氷が発生する[164]。結氷すると、小さな高気圧が発生しやすくなったり、海から蒸発する水蒸気が減って雲ができにくくなったりして晴れると、放射冷却が起きて低温になる[165]。夏・冬ともに乾燥した季節風が吹き込むため、降水量は少なくなっている[114]。ただし、数年に1回程度の頻度で、地吹雪に襲われることがある[166]。
東北・北海道型
北海道でこの気候区に属する地域において、Dfb以外にみられるケッペンの気候区分の気候区として、札幌市内のDfa、松前半島から渡島半島にかけての沿岸部の温帯湿潤気候(Cfa)、室蘭市やえりも町、奥尻島、道南の沿岸部の西岸海洋性気候(Cfb)、積丹半島先端部の地中海性気候[注釈 5]、むかわ町付近の亜寒帯冬季少雨気候(Dwb)が挙げられる[17]。寒さは、盆地にある上川総合振興局[167] などで特に厳しい。旭川市では、1902年に-41.0 ℃を記録しており、これは日本での観測史上最低気温である[168][注釈 6]。一方、北海道西部の夏は高温・晴天が続く[114]。北海道西部の太平洋側は雪が少なく、対馬海流の影響を受けて温暖である[114]。東北地方日本海側の夏は、秋田県北部の一部を除いて[169] やませが奥羽山脈に遮られるため、晴天が続き、太平洋側より高温になり、フェーン現象により気温が高くなることがある[170]。フェーン現象により、山形市では1933年に40.8 ℃を記録し、2007年まで、日本の北部に位置しながらにして日本における最高気温の記録を保持していた[171][注釈 4]。また、東北地方日本海側の山形県村山地方では、北部を除いて降雪量・降水量は少ない[172]。
北海道日本海側では冬に風雪が激しく[114]、幌加内町では年間に平均1348 cm(センチメートル)もの雪が降り、札幌でも597 cmの雪が降る[166]。オホーツク海沿岸の流氷は、北海道日本海側の雪の降り方にも影響することがある[165]。北西の季節風と八甲田山を迂回する南西の風により上昇気流が発生するので、青森市の年間の降雪量は日本全国の気象官署で最も多い[173]。また、カナダのメディア「The Richest」は、青森市が年間312インチ (790 cm)の雪が降る世界第1位の豪雪都市であり、札幌市は年間191インチ (490 cm)の雪が降る世界第2位の豪雪都市であり、秋田市も年間108インチ (270 cm)の雪が降る世界第8位の豪雪都市であると報じた[174]。また、東北地方日本海側では、春先には黄砂による赤い雪が降ることがある[175]。
北陸・山陰型
松江市 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
雨温図(説明) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
北陸地方では冬に雷が多く[177]、これは冬の季節風が暖流によって温められることにより、大気が不安定となることで積乱雲ができやすくなるためである[148]。金沢市は、年間の雷の観測日数が1981年から2010年までの平年値で42.4日[178] と日本で最多である[179]。また、北陸では春先に赤い雪が降る[175]ことは東北地方日本海側と同じ。石川県能登地方は冬の積雪が比較的少ない[178]。一方、新潟県では特に降雪量が多く、1月から3月までの降雪量は降水量換算で十日町では1000 mm、上越市や長岡市でも700 mmから900 mmに達する[104]。カナダのメディア「The Richest」は、富山市が年間143インチ (360 cm)の雪が降る世界第3位の豪雪都市だと報じた[174]。また、富山湾では毎年十数回蜃気楼が見られる[180]。この発生理由を、富山湾に流れ込む雪解け水により海面に冷気層ができるためとする文献もある[181][182] が、富山大学の研究によれば、富山湾の海水温は周辺のそれより特に低いわけではなく、蜃気楼発生の理由として不充分であるとされた[183]。
兵庫県北部では、フェーン現象によりときには最高気温が37 ℃以上になることも珍しくない[184]。京都府芦生地方や滋賀県湖西地方北部、同県湖北地方には、豪雪地帯がある[185]。冬の雪は、島根県では西部より東部に多く[186]、強い寒気団が朝鮮半島を通過する際に季節風が分流され、それが日本海で合流し雪雲となって平野部に達する(日本海寒帯気団収束帯)ために大雪となることがある[187]。なお、山陰地方では冬の雪や曇りの日の多さは北陸地方ほどには多くない[188]。また、山陽とは気温に1 ℃から2 ℃の差が見られる[189]。年降水量は、山陰の中国山地沿いで多い[190]。
瀬戸内型
1年中降水量が少ないのは中央高地型と同じだが、こちらは冬でも比較的温暖であり[3]、香川県荘内半島には無霜地帯がある[191]。降水量が少ないのは、夏・冬ともに季節風によって運ばれてくる海からの湿った空気が山脈にぶつかって上昇した際に降雨や降雪によって水分を減らし、比較的乾燥した空気が山脈から流れ下ってくるためで、降水量は1000 mmから1400 mm程度と、太平洋側・日本海側のいずれと比べてもはるかに少ない[192]。しかし、瀬戸内海では3月から6月にかけて移流霧と呼ばれる霧の発生が多くなる[193][194]。そもそも、冬から夏にかけて、海水温は気温より遅れて上昇するので、暖かく湿った空気が冷たい海水により冷やされることに加え、陸地に囲まれていて湿気が溜まりやすいという条件も重なり、気温が水温より高い時期に霧が発生しやすいのである[195]。また、沿岸部では海風・陸風の交代による凪が現れやすく「瀬戸の夕凪」と呼ばれている。盛夏期の夕凪による無風は、耐え難いほどの蒸し暑さの原因にもなっている[190][196][197][193]。一方で、奈良県の大和盆地や大和高原は内陸性気候で、日較差や年較差が大きい[198]。
その他(南西諸島・小笠原諸島)
気温は冬でも15 ℃以上を保っている[102]。このため、両地域とも亜熱帯気候だとされる[199][200]。台風の接近数の平年値が、沖縄地方では年間7.7個、小笠原諸島では年間5.4個[注釈 7]、奄美地方では年間4.3個にのぼる[43]。
南西諸島型
多湿な気候である[201]。初春には、東シナ海低気圧が急速に発達しながら沖縄付近を通過することがあり、現地ではニングヮチ・カジマーイ(二月風廻り)と呼ばれる[201]。本州より約1カ月早く[201]、5月には梅雨入りし[202][201]、6月下旬には梅雨明けとなる[201]。夏は、四方を海に囲まれていて、湿った海風が吹き込むことにより空気が冷やされるためや、ヒートアイランド現象による気温の上昇が少ないため、気温が35 ℃を越えることはほとんどない[203]。また、最暖月は7月である[199]。一方で、熱帯夜、真夏日日数の平年値は日本で最多[204]。8月から9月にかけては、台風の接近数が多くなる[205]。沖縄地方は、8月から9月は台風が転向しやすい太平洋高気圧の縁に位置し、最盛期に通過することが多いので、数日間にわたり影響を受けることがある[205]。10月頃、秋雨前線が九州の南方へ後退すると、北東から冬の季節風が吹き始め、これをミーニシ(新しい北風)という[201]。冬は、季節風が東シナ海を通るときに湿気を多く含むので、曇りや雨の日が多くなる[201]。雪・霙が降ったのは、1977年の久米島、2016年の久米島と名護市(いずれも霙)のみである[206]。また、尖閣諸島[207]、石垣島[208] などは、熱帯雨林気候となっている。
父島型
父島 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
雨温図(説明) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
梅雨は存在しない[79]。これは、梅雨前線は小笠原諸島の北に現れることが多いためで、降水量は父島では5月と11月に多い[210]。気象庁で小笠原諸島の梅雨入り・梅雨明けの発表をしないのは、日照が少なくなり、多雨となる期間が、他の地域の約6週間に対し、小笠原諸島では5月半ばから6月初めにかけての2、3週間と短く、そのうえ太平洋高気圧の動向により、ほとんど現れない年もあるためであると説明されている[206]。南西諸島より年較差は小さく、より海洋性気候の特色が強い[211]。また、父島では冬から春には前線の影響で強風となることがある[210]。
注釈
- ^ [14] によるもの。温帯と冷帯が最寒月平均気温0 ℃で区分されていることに注意すること。
- ^ 発表されるのは関東甲信越・北陸から九州までの各地で、それぞれ少しずつ異なる基準で判定する[68]。
- ^ 正確にいうと、盛夏の前に曇りや雨の日が多くなる年はあるが、不明瞭であり、毎年決まった時期に決まった期間現れるわけではない[113]
- ^ a b c d 委託観測所の記録としては、徳島県板野郡撫養町(2007年現在は同県鳴門市)で1923年に42.5 ℃の記録がある[126]。
- ^ 「夏の最小雨月の降水量が30mm未満」という条件を含まずに当てはめたもの。
- ^ 気象台が委託した観測所での記録としては、1931年、美深町での-41.5 ℃がある[126]。
- ^ 伊豆諸島も含めた値。
- ^ この「中世温暖期」という呼び方は、395年にローマ帝国が完全に分裂したことをもって中世の始まりとするヨーロッパの時代区分に基づいたものである[223]。しかし、日本史で中世とされるのは12世紀末からの鎌倉時代以降なので、日本におけるこの温暖期を「中世温暖期」と呼ぶべきではなく、上述した縄文時代の「気候最適期」に対し「気候小最適期」、もしくは「気候最良期」に対し「気候最適期」と呼ぶべきと、吉野正敏は主張している[224]。ただし、この記事では、「中世温暖期」の名称が多くの日本語文献で用いられている事実を鑑み[223]、日本におけるこの温暖期を「中世温暖期」と呼ぶこととする。
出典
- ^ 新星出版社編集部, p. 44.
- ^ a b 季節風って何?どうしてふくの? 気象庁、2019年8月2日閲覧
- ^ a b c d 主婦の友社 2009, pp. 68–69.
- ^ a b c 松本 2005, p. 120.
- ^ a b 主婦の友社 2009, p. 68.
- ^ a b 新星出版社編集部 2007, p. 29.
- ^ a b 主婦の友社 2009, p. 67.
- ^ a b 松山 2014, p. 95.
- ^ 特に大陸性気候の地域.
- ^ a b 雨や雪の多い国土 国土技術研究センター、2017年9月22日閲覧。
- ^ 松山 2014, p. 98.
- ^ 日本の年平均気温 気象庁、2019年5月25日閲覧
- ^ a b c d e 温暖化の科学 Q19 暑い日が増えたのはヒートアイランドが原因? 地球環境研究センター(永島達也)、2017年12月28日閲覧
- ^ Beck, H.E., Zimmermann, N. E., McVicar, T. R., Vergopolan, N., Berg, A., & Wood, E. F. (2018). “Present and future Köppen-Geiger climate classification maps at 1-km resolution”. Nature Scientific Data. doi:10.1038/sdata.2018.214.
- ^ 宮本昌幸「東北地方北部から北海道地方におけるケッペンの気候区分の再検討」『地理学論集』第84巻第1号、2009年、111-117頁、doi:10.7886/hgs.84.111、2017年9月22日閲覧。
- ^ 清野編集工房 2015, p. 75.
- ^ a b c d 葛西光希、木村圭司「1kmメッシュデータによる北海道の気候変動解析」『地理学論集』第88巻第2号、2014年、37-48頁、doi:10.7886/hgs.88.37、2017年9月22日閲覧。
- ^ [ https://www.excite.co.jp/news/article/B_chive_economics-city-japanesetropics/#:~:text=%E3%81%93%E3%81%AE%E5%AE%9A%E7%BE%A9%E3%81%AB%E5%BD%93%E3%81%A6%E3%81%AF%E3%81%BE%E3%82%8B%E6%97%A5%E6%9C%AC,%E5%B3%B6%E3%81%AA%E3%81%A9%E3%82%82%E7%86%B1%E5%B8%AF%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82 日本に熱帯はある?]
- ^ 沖縄の気候を知ろう
- ^ 日本(読み)にっぽん(英語表記)Nippon コトバンク(百科事典マイペディアの解説)、2019年7月12日閲覧
- ^ 境田 2008, p. 61.
- ^ 吉野 1978, pp. 37–38.
- ^ a b 小柴 2002, p. 118.
- ^ 吉野 1978, p. 38.
- ^ a b c 「読みやすく,わかりやすい」教科書(PDF) 二宮書店、2018年1月6日閲覧
- ^ 鈴木秀夫「日本の気候区分」『地理学評論』第35巻第5号、公益社団法人 日本地理学会、1962年、205-211頁、doi:10.4157/grj.35.205、2019年7月26日閲覧。
- ^ 吉野 1978, pp. 39–41.
- ^ 吉野 1978, pp. 41–42.
- ^ 小泉和也、加藤央之「気候要素の変動パターンに基づく日本の気候区分」(PDF)『日本大学文理学部自然科学研究所研究紀要』第47号、日本大学文理学部自然科学研究所、2012年、185-197頁、doi:10.14866/ajg.2010f.0.61.0、2018年1月6日閲覧。
- ^ 草薙浩「平年日降水量時系列のクラスター分析による日本の9気候地域区分の提案」『天気』63巻1号、日本気象学会、2016年、185-197頁、NAID 110004814805、2018年2月1日閲覧。
- ^ 主婦の友社 2009, p. 136-137.
- ^ a b 新星出版社編集部 2007, p. 98-99.
- ^ 福井 1961, p. 67.
- ^ 主婦の友社 2009, p. 137.
- ^ 福井英一郎 1961, p. 67.
- ^ 主婦の友社 2009, p. 32.
- ^ a b c 新星出版社編集部 2007, p. 24.
- ^ a b c 日本の天候に影響を及ぼすメカニズム 気象庁、2018年3月4日閲覧
- ^ a b c d e 主婦の友社 2009, p. 84.
- ^ a b 新星出版社編集部 2007, p. 66.
- ^ デジタル台風:月次台風経路図(台風発生/存在時期マップ) 国立情報学研究所、2019年8月2日閲覧
- ^ 新星出版社編集部 2007, p. 110.
- ^ a b c d e 新星出版社編集部 2007, p. 68.
- ^ デジタル台風:前線と台風 国立情報学研究所、2019年8月2日閲覧
- ^ a b 世界と日本の気温、降水量の経年変化に関して、よくある質問 気象庁、2018年1月6日閲覧
- ^ a b c JAPAN Canty and Associates LLC、2018年1月10日閲覧
- ^ “【付録:主な新平年値のデータ表】” (PDF). 気象庁 (2021年3月24日). 2022年1月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月23日閲覧。
- ^ Q1-2 日本ではどのくらいの雨が降りますか(降水量)(PDF) 国立研究開発法人 森林研究・整備機構、2018年1月6日閲覧
- ^ 歴代全国ランキング 気象庁、2019年5月27日閲覧
- ^ 1月の順位 気象庁、2019年7月25日閲覧
- ^ 2月の順位 気象庁、2019年7月25日閲覧
- ^ 3月の順位 気象庁、2019年7月25日閲覧
- ^ 4月の順位 気象庁、2019年7月25日閲覧
- ^ 5月の順位 気象庁、2019年7月25日閲覧
- ^ 6月の順位 気象庁、2019年7月25日閲覧
- ^ 7月の順位 気象庁、2019年7月25日閲覧
- ^ 8月の順位 気象庁、2019年7月25日閲覧
- ^ 9月の順位 気象庁、2019年7月25日閲覧
- ^ 10月の順位 気象庁、2019年7月25日閲覧
- ^ 11月の順位 気象庁、2019年7月25日閲覧
- ^ 12月の順位 気象庁、2019年7月25日閲覧
- ^ 境田 2008, p. 54.
- ^ “暦Wiki/季節 - 国立天文台暦計算室”. eco.mtk.nao.ac.jp. 2024年3月14日閲覧。
- ^ 新星出版社編集部 2007, p. 52.
- ^ 主婦の友社 2009, p. 72.
- ^ a b c d e f g h 新星出版社編集部 2007, p. 72.
- ^ 主婦の友社 2009, p. 52.
- ^ 松本 2002, p. 81.
- ^ 関東地方で「春一番」発表 去年より8日遅く(2019年3月9日)ウェザーニューズ、2019年7月27日閲覧
- ^ 春一番!! 江波山気象館、2019年7月27日閲覧
- ^ a b c d 主婦の友社 2009, p. 70.
- ^ a b c 新星出版社編集部 2007, p. 54.
- ^ 主婦の友社 2009, p. 77.
- ^ a b c 新星出版社編集部 2007, p. 58.
- ^ a b c d 新星出版社編集部 2007, p. 59.
- ^ a b 主婦の友社 2009, p. 26.
- ^ 昭和26年(1951年)以降の梅雨入りと梅雨明け(確定値) 気象庁、2017年9月23日閲覧
- ^ a b c d 主婦の友社 2009, p. 74.
- ^ 松本 2005, p. 130.
- ^ a b c d 新星出版社編集部 2007, p. 60.
- ^ a b c d e f g h i j 新星出版社編集部 2007, p. 62.
- ^ 新星出版社編集部 2007, p. 63.
- ^ a b 饒村 2014, p. 77.
- ^ 近畿など梅雨入りへ 梅雨前線は活発化 大雨のおそれ 日本気象協会(2019年6月23日)、2019年7月27日閲覧
- ^ a b c 松本 2002, p. 92.
- ^ 中村ほか 1996, p. 31.
- ^ a b c d e f g h 主婦の友社 2009, p. 78.
- ^ 松本 2002, p. 97.
- ^ a b 主婦の友社 2009, p. 91.
- ^ a b c d e 新星出版社編集部 2007, p. 64.
- ^ 新星出版社編集部 2007, p. 181.
- ^ 主婦の友社 2009, p. 79.
- ^ 松本 2002, pp. 102–103.
- ^ a b 主婦の友社 2009, p. 92.
- ^ a b c d e f 主婦の友社 2009, p. 94.
- ^ a b c 新星出版社編集部 2007, p. 70.
- ^ 主婦の友社 2009, p. 97.
- ^ 東京 木枯らし1号吹かず 39年ぶり 日本気象協会、2019年7月27日閲覧
- ^ a b 「知って得する季語」冬の雨“時雨”はレアな現象だった!? 日本気象協会(2018年11月27日)2019年8月2日閲覧
- ^ a b c d 新星出版社編集部 2007, p. 74.
- ^ a b c d e f 主婦の友社 2009, p. 98.
- ^ a b c d e f g 新星出版社編集部 2007, p. 44.
- ^ a b c 主婦の友社 2009, p. 100.
- ^ a b 主婦の友社 2009, p. 103.
- ^ 第7回 急速に発達する低気圧にも警戒を 日本放送協会、2019年8月2日閲覧
- ^ 冬にはなぜ日本海側の地方で雪がたくさん降るのですか? 気象庁、2019年8月2日閲覧
- ^ a b 中村ほか 1996, p. 17.
- ^ a b 新星出版社編集部 2007, p. 48.
- ^ a b c d 新星出版社編集部 2007, p. 50.
- ^ a b c d 主婦の友社 2009, p. 69.
- ^ 平年値(年・月ごとの値)
- ^ 《コラム》 盛夏期前の曇・雨天 札幌管区気象台、2017年9月23日閲覧
- ^ a b c d e f g h 序章 北海道の地理環境と気候の特徴(PDF) 札幌管区気象台、2018年2月7日閲覧
- ^ 平年値(年・月ごとの値) 気象庁、2019年7月25日閲覧
- ^ a b 四季の特徴 帯広測候所、2017年9月23日閲覧
- ^ 東北地方の気候 ~四季の天気~ 仙台管区気象台、2017年9月23日閲覧
- ^ a b 新星出版社編集部 2007, p. 76.
- ^ a b 東北地方の気候 ~四季の天気~ 仙台管区気象台、2017年9月24日閲覧
- ^ 東北地方の気候 ~四季の天気~ 仙台管区気象台、2017年9月23日閲覧
- ^ 宮城県の地勢・気候・コラム 仙台管区気象台、2017年9月24日閲覧
- ^ 夏の高温の要因 東京管区気象台
- ^ 埼玉県の平野部が暑くなる理由 熊谷地方気象台、2017年9月24日閲覧
- ^ a b 主婦の友社 2009, p. 110.
- ^ a b 国内最高気温、5年ぶりに記録更新 埼玉・熊谷で ウェザーニューズ、2018年7月23日、2019年1月23日閲覧
- ^ a b 気温の最高および最低記録 国立天文台、2023年1月25日閲覧。
- ^ 秋の降水 東京管区気象台、2017年9月24日閲覧
- ^ 季節ごとの天候の特徴-東海地方-(解説) 名古屋地方気象台、2017年9月25日閲覧
- ^ 新星出版社編集部 2007, p. 45.
- ^ 新星出版社編集部 2007, p. 132.
- ^ 地域特性(愛知県の気候) 名古屋地方気象台、2017年9月25日閲覧
- ^ 岐阜県の気象特性 岐阜地方気象台、2017年9月25日閲覧
- ^ a b c d 長野県の気候 長野地方気象台、2017年10月14日閲覧
- ^ 山梨県の気候特性 甲府地方気象台
- ^ 降水量 長野グライダー協会、2017年10月14日閲覧
- ^ 2.3 自然的状況 (PDF) 長野県、2017年10月14日閲覧
- ^ 気温 長野グライダー協会、2017年10月14日閲覧
- ^ a b 長野県の冬の特徴 長野地方気象台、2017年10月14日閲覧
- ^ 山梨県の気候特性 甲府地方気象台、2017年10月14日閲覧
- ^ 平年値(年・月ごとの値) 気象庁、2017年9月25日閲覧
- ^ 近畿地方の平年の天候 大阪管区気象台、2017年9月25日閲覧
- ^ a b 秋霖 しゅうりん コトバンク(日本大百科全書(ニッポニカ)の解説)、2019年7月26日閲覧
- ^ 三重県の気候特性 津地方気象台
- ^ a b c 高知県の地勢と気象 高知地方気象台、2017年9月27日閲覧
- ^ 四国地方の天候 高松地方気象台、2017年9月27日閲覧
- ^ 第 2 章 伊豆小笠原諸島沿岸の現況 (PDF)東京都港湾局、2017年9月24日閲覧
- ^ 鹿児島地方気象台トップページ 左のメニューから「その他」→「九州南部・奄美地方の天候」→「九州南部の天候」と進むこと。 鹿児島地方気象台、2017年9月28日閲覧
- ^ a b 新星出版社編集部 2007, p. 120.
- ^ ≪ レジャー・体験 ≫ 41度最高気温の街 江川崎 四万十市観光協会、2017年9月27日閲覧
- ^ a b 伊豆半島 いずはんとう コトバンク(ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)、2017年9月25日閲覧
- ^ 気候(2018年1月1日時点の オリジナル からアーカイブ) 和歌山県、2019年7月25日閲覧
- ^ a b 和歌山県の野菜・花き (PDF)和歌山県、2019年7月25日閲覧
- ^ 53.高知 農業環境技術研究所、2017年9月27日閲覧
- ^ 産地紹介:長崎県 JA全農ながさき ~温暖な気候を生かした長崎の新じゃが~ 農畜産業振興機構、2017年9月28日閲覧
- ^ 宮崎県 みやざき (ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説)コトバンク、2017年9月28日閲覧
- ^ 作型の種類と留意事項(2018年1月14日時点の オリジナル よりアーカイブ) 鹿児島県、2019年7月25日閲覧
- ^ 【コラム1】九州北部地方(福岡)の気候は日本海型? 福岡管区気象台、2017年9月28日閲覧
- ^ a b 新星出版社編集部 2007, p. 46.
- ^ 主婦の友社 2009, p. 100-101.
- ^ 日比野祥、大門秀志、谷政信「日本海の貯熱量の変動及びその日本海側の降雪との関係 (PDF) 」、『測候時報 』第75巻特別号、気象庁、2008年、S69-S76頁、2017年9月22日閲覧。
- ^ 平年値(年・月ごとの値) 気象庁、2019年7月25日閲覧
- ^ a b 新星出版社編集部 2007, p. 140.
- ^ 流氷(読み)りゅうひょう(英語表記)pack ice; drift ice コトバンク(日本大百科全書(ニッポニカ)の解説)、2019年5月25日閲覧
- ^ a b c 主婦の友社 2009, p. 116.
- ^ a b 《コラム》 オホーツク海を覆う流氷の影響 札幌管区気象台、2017年9月23日閲覧
- ^ a b 北海道の気温と気候 株式会社パム、2017年9月23日閲覧
- ^ 上川・留萌地方の季節のトピックス 旭川地方気象台、2017年9月23日閲覧
- ^ 歴代全国ランキング 気象庁、2017年9月23日閲覧
- ^ 秋田県の気象特性 秋田地方気象台、2017年10月5日閲覧
- ^ 東北地方の気候 ~四季の天気~ 仙台管区気象台、2017年10月5日閲覧
- ^ ワールド・ジオグラフィック・リサーチ 2016, p. 306.
- ^ 山形県の気象特性 山形地方気象台、2017年10月5日閲覧
- ^ 世界一の豪雪都市 青森市、2017年10月5日閲覧
- ^ a b The 10 Snowiest Cities On Earth(2015年2月10日) The Richest、2017年10月5日閲覧
- ^ a b ワールド・ジオグラフィック・リサーチ 2016, p. 313.
- ^ 平年値(年・月ごとの値) 気象庁、2017年10月8日閲覧
- ^ 北陸地方の天候(解説) 新潟地方気象台、2017年10月5日閲覧
- ^ a b 平年値(年・月ごとの値) 気象庁、2017年10月5日閲覧
- ^ 石川県の気象特性 金沢地方気象台、2017年10月5日閲覧
- ^ 新星出版社編集部 2007, p. 146.
- ^ 日本で見られる蜃気楼 日本放送協会、2017年10月21日閲覧
- ^ 「蜃気楼(しんきろう)」が出現しやすいシーズン・春に、幻想的風景を見に出かけよう! 日本気象協会、2017年10月21日閲覧
- ^ 木下正博、市瀬和義「富山湾における上位蟹気楼の発生理由:気温の鉛直分布が示す新たな事実」『天気』第49巻、2002年、57-66頁、2017年10月21日閲覧。, 『富山湾における上位蟹気楼の発生理由』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 兵庫県の地勢・気候 神戸地方気象台
- ^ 2.近畿圏の自然環境の特性 (PDF) 国土交通省、2017年10月8日閲覧
- ^ 冬の天気 松江地方気象台、2017年10月8日閲覧
- ^ コラム 広島地方気象台、2017年10月8日閲覧
- ^ 山陰地方 サンインチホウ (日本大百科全書(ニッポニカ))コトバンク、2017年10月8日閲覧
- ^ (山陰側)と瀬戸内式気候(山陽側 (PDF) 国土交通省中国地方整備局、2017年10月8日閲覧
- ^ a b “中国地方の天候”. 日本の気候. 気象庁. 2024年6月10日閲覧。
- ^ マーガレット 香川県、2019年7月25日閲覧
- ^ 瀬戸内気候 せとうちきこう コトバンク(ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説)、2017年10月21日閲覧
- ^ a b 日本気候百科 2018, pp. 341–342「香川県の気候」内記述(著者:寺尾徹)
- ^ 日本気候百科 2018, pp. 355–356「愛媛県の気候」内記述(著者:森脇亮)
- ^ 瀬戸内海の濃霧 高松地方気象台
- ^ 日本気候百科 2018, p. 320「岡山県の気候」内記述(著者:大橋唯太)
- ^ 日本気候百科 2018, p. 329「広島県の気候」内記述(著者:塚本修)
- ^ 奈良県の気象の特徴 奈良地方気象台、2017年9月25日閲覧
- ^ a b なんせいしょとうきこう【南西諸島気候】(2018年1月13日時点の オリジナル】 よりアーカイブ) 学習研究社、2017年10月28日閲覧
- ^ 小笠原の気候 ―東京と父島の気象の比較― 父島気象観測所、2017年10月28日閲覧
- ^ a b c d e f g 沖縄地方の平年の天候 沖縄気象台、2019年7月25日閲覧
- ^ 新星出版社 2007, p. 60.
- ^ 沖縄県だけが猛暑日なし…旅行者などから「地元より涼しい」の声 ライブドアニュース、2017年10月28日閲覧
- ^ データーで見る都道府県民性 13 日本一暑い沖縄県、実は猛暑日数は全国最小! 食生活にも独特な文化が マイナビニュース、2017年10月28日閲覧
- ^ a b コラム③ 台風の発生と沖縄への接近について 沖縄気象台、2017年10月28日閲覧
- ^ a b 雨・雪について 気象庁、2019年7月20日閲覧
- ^ 尖閣諸島の気象(気候区分・気象状況) 島嶼資料センター(海洋政策研究所)、2017年11月1日閲覧
- ^ ソチの気候って? 江波山気象館、2017年11月1日閲覧
- ^ 平年値(年・月ごとの値) 気象庁、2017年11月3日閲覧
- ^ a b 小笠原の気候 小笠原村観光協会、2019年7月25日閲覧
- ^ 吉田圭一郎、飯島慈裕、岡秀一「小笠原諸島における気象観測研究」『小笠原研究年報』第29巻、首都大学東京、2006年、1-6頁、NAID 110004814805、2017年11月1日閲覧。, hdl:10748/2319
- ^ 矢部淳、「大型植物化石からみた始新世ー漸新世の陸上植生と気候」『日本地質学会学術大会講演要旨』 第121年学術大会(2014鹿児島) セッションID: S1-O-6, doi:10.14863-geosocabst.2014.0_007、2019年7月12日閲覧
- ^ a b c 棚井敏雅「北半球における第三紀の気候変動と植生の変化」『地学雑誌』第100巻第6号、東京地学協会、1991年、951-966頁、doi:10.5026/jgeography.100.6_951。
- ^ a b c 郷原保真「資料・第四紀の日本列島―1 氷河時代の日本列島」(PDF)『アーバンクボタ』第11巻、クボタ、1975年、4-11頁。
- ^ a b c d e 安田喜憲「最終氷期の気候変動と日本旧石器時代 花粉分析からみた」『地学雑誌』第94巻第7号、東京地学協会、1986年、586-594頁、doi:10.5026/jgeography.94.586、2019年7月12日閲覧。
- ^ a b c d e これまでの気候の移り変わり(第五版) (大阪府立大学緑地環境科学類生態気象学研究グループ(青野靖之))2019年7月12日閲覧
- ^ 柳町治「木曽山脈北部における最終氷期の氷河の消長と編年」『地学雑誌』第92巻第3号、東京地学協会、1983年、152-172頁、doi:10.5026/jgeography.92.3_152、2019年7月13日閲覧。
- ^ a b c 柳町治「福井県三方湖の泥土の花粉分析的研究 最終氷期以降の日本海側の乾・湿の変動を中心として」『第四紀研究』第21巻第3号、日本第四紀協会、1982年、255-271頁、doi:10.4116/jaqua.21.255、2019年7月13日閲覧。
- ^ a b 鈴木秀夫「低位周氷河現象の南限と最終氷期の気候区界」『地理学評論』第35巻第2号、日本地理学会、1962年、67-76頁、doi:10.4157/grj.35.67、2019年7月13日閲覧。
- ^ 鈴木秀夫「ヴュルム氷期の世界の気候」『第四紀研究』第11巻第4号、日本第四紀協会、1972年、171-180頁、doi:10.4116/jaqua.11.171、2019年7月13日閲覧。
- ^ a b c 菅浩伸「東アジアにおける最終氷期最盛期から完新世初期の海洋古環境」『Okayama University Earth Science Report』第11巻第1号、岡山大学理学部地球科学教室、2004年、23-31頁、doi:10.18926/ESR/13867、2019年7月14日閲覧閲覧。
- ^ a b 甲元眞之「気候変動と考古学」『文学部論叢』第97巻、熊本大学、2008年、1-52頁、2019年7月15日閲覧。, hdl:2298/7901
- ^ a b c d e f 吉野正敏「4~10世紀における気候変動と人間活動」『地学雑誌』第118巻第6号、東京地学協会、2009年、1221-1236頁、doi:10.5026/jgeography.118.1221、2019年7月13日閲覧。
- ^ 連載エッセイ [41] 暮らしの中のバイオクリマ 歴史時代の気候変動 吉野正敏、2019年7月13日閲覧
- ^ a b 田上善夫「11-16世紀の日本の気候変動の復元」『富山大学人間発達科学部紀要』第10巻第2号、富山大学人間発達科学部、2016年、205-219頁、doi:10.15099/00015067、2019年7月13日閲覧。
- ^ a b 川端穂高ほか全9名 (2017). “Climatic change and its influence on human society in western Japan during the Holocene”. Quaternary International (エルゼビア) 440 (A): 102-117. doi:10.1016/j.quaint.2016.04.013 2019年7月13日閲覧。.
- ^ 田上善夫「小氷期中期の日本列島の気候変動」『富山大学人間発達科学部紀要』第10巻第1号、富山大学人間発達科学部、2015年、161-173頁、doi:10.15099/00000929、2019年7月13日閲覧。
- ^ a b 三上岳彦「気候変動と飢饉の歴史 : 天明の飢饉と気候の関わり(シンポジウム 環境変化と人間社会,2011年度地理科学学会秋季学術大会)」『地理科学』第67巻第3号、地理科学学会、2012年、121-128頁、doi:10.20630/chirikagaku.67.3_121。
- ^ 三上岳彦、財城真寿美「東京における江戸時代以降の気候変動」『地学雑誌』第122巻第6号、東京地学協会、1010-1019頁、doi:10.5026/jgeography.122.1010。
- ^ 日本の気候の変化 気象庁、2017年9月22日閲覧
- ^ 日本の年平均気温 気象庁、2019年4月29日閲覧
- ^ 日本の平均気温の偏差の算出方法 気象庁、2017年11月7日閲覧
- ^ 日本の季節平均気温 気象庁、2019年4月29日閲覧
- ^ 日本の季節平均気温 気象庁、2019年4月29日閲覧
- ^ 日本の季節平均気温 気象庁、2019年4月29日閲覧
- ^ 日本の季節平均気温 気象庁、2019年4月29日閲覧
- ^ 日本各地における気温等の長期変化傾向 (PDF) 気象庁、2017年12月11日閲覧
- ^ a b c d e f g h 気候変動の観測・予測及び影響評価統合レポート 『日本の気候変動とその影響』 (2012年度版) (PDF) 気象庁、文部科学省、環境省、2017年12月3日閲覧
- ^ 将来予測における「RCPシナリオ」とは? 全国地球温暖化防止活動推進センター、2017年12月11日閲覧
- ^ 21世紀末における日本の気候予測結果 (PDF) 環境省・気象庁、2017年12月11日閲覧
- ^ a b 主婦の友社 2009, p. 14.
- ^ a b 大雪ものしり百科:自然編|大雪山の気象:その1 上川総合振興局、2017年12月3日閲覧
- ^ a b 縮小する富士山の永久凍土 山梨日日新聞社、YBSテレビ、2017年12月3日閲覧
- ^ a b 主婦の友社 2009, p. 180.
- ^ 近年の桜の開花異常!? (PDF) 地球環境研究センター、2017年12月11日閲覧
- ^ a b サクラの開花と地球温暖化 九州大学大学院(地球惑星科学科)2017年12月11日閲覧
- ^ 「桜の開花と気温」 気候リスク管理の応用 (PDF) 熊本地方気象台 2017年12月11日閲覧
- ^ 満開ソメイヨシノ、幻になる?温暖化進行の40年後予測 朝日新聞社、2008年11月14日閲覧
- ^ 2010年~2110年における桜開花シミュレーション結果発表 ウェザーニューズ、2009年5月28日、2017年12月11日閲覧
- ^ a b 第11回 紅葉は春?お花見は秋? 地球温暖化で日本の風物詩に異変あり 日本経済新聞社、2006年11月30日、2007年11月13日時点の オリジナル よりアーカイブ、2019年7月12日閲覧
- ^ 紅葉シーズンはいつ? 地球温暖化の影響?で遅れ 朝日新聞社、2008年10月25日、2017年12月11日閲覧
- ^ 松本太「紅葉の季節学」『日本生気象学会雑誌』第49巻第4号、2013年、141-148頁、doi:10.11227/seikisho.49.141、2017年12月11日閲覧。
- ^ 【地球温暖化の行方】 2050年には紅葉の見頃がクリスマスに…温暖化は年々深刻化 スカスカなミカン、着色不良のリンゴも 産経新聞社、2017年12月11日閲覧
- ^ a b 第1章 水の循環と水資源の賦存状況 (PDF) 国土交通省、2019年7月25日閲覧
- ^ 第I部 進行する地球温暖化とわたしたちのくらし~地球温暖化対策に向けた国土交通行政の展開~ 2 渇水リスクの増大 国土交通省、2017年12月20日閲覧
- ^ 大雨や猛暑日など(極端現象)のこれまでの変化 気象庁、2017年12月17日閲覧
- ^ a b c ~こんにちは!気象庁です!平成26年11月号~ 気象庁、2017年12月28日閲覧
- ^ 1章 ヒートアイランド現象の現状 (PDF) 環境省、2017年12月15日閲覧
- 日本の気候のページへのリンク