体感温度とは? わかりやすく解説

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たいかん‐おんど〔‐ヲンド〕【体感温度】

読み方:たいかんおんど

からだに感じ暑さ寒さなどの度合い数量表したもの。気温のほか風速湿度日射なども関係する実効温度不快指数などがある。


たいかんおんど 体感温度 human environmental tempraturecontrol

人体感ず温度気温とは異なる。温度・湿度風速などによって 影響を受ける。有効温度ET等価温度など、各種温感を表す指標人体熱収支基本考えられている。

体感温度

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/30 02:17 UTC 版)

温度計と湿度計の針の交点から体感温度を知ることができる測定器具

体感温度(たいかんおんど)とは、人間の肌が感じる温度の感覚を、定量的に表したものである。人間の温度感覚は、皮膚面の水分()が蒸発したり、皮膚面の熱が奪われたりすることで生ずるものである[1]。こうした体感温度は気温だけでなく、実際には湿度風速等によって影響されやすく[2]、たとえば多くの場合は風が強いときほど体感温度は下がる[3]。したがって、気温をそれらの数値で補正する。

ただし体感温度は、以下で示す湿度・風速・日照量といった気象環境条件の他に、服装代謝量年齢性別健康状態等、人体条件の影響も受ける[4]ため、その感覚は千差万別である。また、しばしば簡潔な算出式が使われるため、誤差なく表せる範囲にも限界がある[4]。これらの理由で、目的や適用範囲に違いのある多くの指標がある[4](たとえば、高温のストレスを表すための指標であるヒートインデックスを、低温のストレスを判断するために用いることはできない[5])。

以下、気温()を T相対湿度 (%) を H、風速 (m/s) を v とする。特に断らない限り、風速は風速計(原則として高さ10メートル)での測定値である。

湿度による補正

ミスナール (Missenard, 1937) は、湿度の効果を加えた式


体感温度

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/02 10:28 UTC 版)

温度」の記事における「体感温度」の解説

寒暑」も参照 ヒト感じ温度は、気温だけでは決まらず、風や湿度周囲物体熱放射にも影響を受ける。これらを勘案し定量的表した温度を体感温度という。

※この「体感温度」の解説は、「温度」の解説の一部です。
「体感温度」を含む「温度」の記事については、「温度」の概要を参照ください。

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体感温度

出典:『Wiktionary』 (2009/05/16 16:19 UTC 版)

名詞

体感温度 たいかんおんど

  1. からだかんじるあつさ・さむさを、具体的数値表したもの。

「体感温度」の例文・使い方・用例・文例

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