尚文たちの担当世界の武器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 22:42 UTC 版)
「盾の勇者の成り上がり」の記事における「尚文たちの担当世界の武器」の解説
盾 勇者:岩谷尚文 先代勇者:城野守 所有者の変遷(盾):尚文→(タクト)→尚文 盾に変化できる聖武器。一部の手甲、小手にも変化できる。水晶の色は緑。絶大な防御力を誇り、盾が一番硬いが、それ以外の部分に攻撃を受けた際もダメージが大幅に減少する。ただしこの武器の所有者は攻撃力がほとんどなくなり、攻撃魔法の習得や投擲アイテムなどによる間接的な攻撃もできない。投げたり、押さえつけなどの拘束はできるが、相手に痛みが生じる関節技を使うと、禁止事項に接触し、弾かれるような痛みが生じる。過去の所有者である城野守は、尚文に比べ防御力が低いが攻撃ができる仕様となっているが、その違いの理由は不明。タクトが不正に所持した際は、尚文が所持した場合と同じようになっている。強化方法はなぜか不明なままであったが、14巻でクテンロウで見つけた石碑に盾の強化方法が記されていた。 スキルも防御や援護などの味方をサポートするものがほとんどで、攻撃系はカーススキル以外では覚えない。相手にダメージを与える手段は、反撃効果がある盾や代償があるカーススキルの攻撃、後述のエネルギーブラストしかない。 元々世界が融合する以前の「亜人たちの世界」における聖武器であり、先代の盾の勇者の城野守が、亜人をとても大切にしたために、盾の勇者を信仰することによって建国した国であるシルトヴェルトでは神として崇められている。 盾の精霊はいつも第一候補者を引き当てているらしく、他の四聖の精霊からやや妬まれている。精神世界での様子から少々調子のよい性格をしている。 転生者のタクトの攻撃を受けてしまったため一時期にタクトの手に渡ってしまうが、表層程度でしか奪われていなかったため、尚文の武器剥奪によって開放され再び尚文の元へ戻る。絆の異世界に再び訪れ、宮地と対峙した際にセインの敵対勢力の技術で機能が停止し、小さなアクセサリーとなったが、尚文が鏡の勇者となった際に、鏡と融合し、盾のスキルを鏡のスキルとして変換させる。波で元の世界と繋がった際は盾に戻っている。尚文が担当世界に戻り、盾が使用可能となっても鏡は尚文から離れようとしなかったためか、わずかだが鏡の力が使えるようになっている。強化方法 強化方法の共有 強化方法と知らなくても共有は可能だが、強化方法との認識後は聖武器や眷属器の強化方法の倍率が1.5倍から2倍に変化する。 信頼 信頼し信頼されることで能力上昇。勇者は他人から信頼されることによって能力が上がり、また勇者に信頼された仲間も能力が上がる。判明したのは14巻からだが、ラフタリアは以前からこの強化が発揮されていたことを指摘しており、強化方法を知らなくても僅かに発揮される。 エネルギーブースト 強化方法の認識で勇者専用のステータス「EP」が発現する。勇者には武器の力で自動で引き出されるエネルギーがあり、常時力を展開している。気や無双活性の簡易版のようなものであり、認知後はそのエネルギーを自在に使えるようになる。常時展開しているエネルギーをスキルや魔法、攻撃に混ぜ放つことでより強力になる。ただし、意識するだけでEPが消費してしまうため練習が必要。 スキル エアストシールド ロープシールドに内包されたスキル。周囲の空間の任意の場所に盾を1枚出現させる。射程範囲は5メートルくらい。効果時間は15秒。防御の他に、空中に出現させて足場にしたり、敵の近くに出現させることで動きを妨害する壁にしたりと応用が利く。出現場所から僅かに動かすことができるようで、漫画とアニメでは直線状に動かして相手に当てたりしている。 セカンドシールド ソウルイーターシールドに内包されたスキル。二つ目のエアストシールドを出現させる。 ドリットシールド 勇魚の盾に内包されたスキル。三つ目のエアストシールドを出現させる。ハイディングシールド ファスト・ハイディングとの合成スキル。幻影によって見えない盾を出現させる。チェンジシールドと併用して使われる。 トルネイドシールド ツヴァイト・トルネイドとの合成スキル。盾に攻撃を与えると盾を中心に竜巻が発生し相手に反撃する。 ミラージュシールド ファスト・ミラージュとの合成スキル。盾に触れた相手に幻覚を見せて惑わす。 アラートシールド 双頭黒犬の盾に内包されたスキル。使用者の半径20メートル以内に魔物が侵入すると吠えたてて警報が鳴り響く。ただし詳しい位置は分からないため、尚文からは微妙なスキルと呼ばれ、ほとんど使用されない。 シールドプリズン ロープシールドに内包されたスキル。盾で四方を囲む檻を出現させる。射程範囲は6メートルくらい。効果時間は15秒。対象を檻の中に入れることで守ったり、拘束したりできる。エアストシールドと同様に足場にしたり、相手の近くに出現させ、壁として相手の動きを妨害することも可能。対象物が檻より大きい場合、囲めず砕けてしまうが、漫画版では遮蔽物を避けるように張られ、霊亀に対して脚に展開し、檻に引っ掛けるようにして足止めしていた。 チェンジシールド キメラヴァイパーシールドに内包されたスキル。スキルで出現させた盾を、尚文が変化させられる盾に変化させる。クールタイムは30秒。カウンター効果のある盾に変化させて相手に反撃を与えたり、攻撃に相性の良い盾に変えたりできる。盾を複数出した場合、それら全てを変えることができ、同じ種類の盾に変えたり、別々の盾に変えたりもできる。 セルフカースバーニング 憤怒の盾(後にラースシールド)に内包された専用効果。強力な呪いの炎を発生させるが、カウンター技な上に近接攻撃でしか発動しない。 チェンジシールド(攻) 憤怒の盾(後にラースシールド)に内包されたチェンジシールドの亜種スキル。シールドプリズンの内側の盾を針の盾に変化させることで内部の敵に攻撃する。主に後述のコンビネーションスキルであるアイアンメイデンの繋ぎとして使われる。 内包していたのがカースシリーズゆえか能力開放ができず、ラースシールド使用時しか使えなかった。尚文が慈悲の盾を得てからは能力開放したことで他の盾でも使えるようになった。 アイアンメイデン 憤怒の盾(後にラースシールド)に内包されたスキル。コンビネーションスキルとなっており、シールドプリズン→チェンジシールド(攻)→アイアンメイデンの順番でスキルを唱えることで発動できる。巨大なアイアンメイデンを出現させ、盾の檻ごと敵を閉じ込めて貫かせる。アニメでは扉を閉じるときに、尚文が拳を握りしめるアクションをしている。しかし「代償に自分のもつすべてのSPを消費する」、「他のスキルを繋げてなければならないため、前提が面倒な上に妨害されやすい」という欠点をもつ。 内包していたのがカースシリーズゆえか能力開放ができず、ラースシールド使用時しか使えなかった。尚文が慈悲の盾を得てからは能力開放したことで他の盾でも使えるようになった。しかし扱いづらさゆえにほとんど使用していない。 ブラッドサクリファイス ラースシールドIIIに内包されたカーススキル。大量出血を伴う激しい痛みと長期間のステータス低下の呪いを代償に、刃が多重構造になっている金属の竜の顎を思わせる赤黒い錆びた巨大なトラバサミを召喚し対象を噛み砕く。呪いは強力であり、メルロマルクの集中治療でも全治一ヶ月かかった。 アニメではトラバサミで出来た首の長い龍のような物を地中から出現させるスキルとなっている。 Web版ではドイツ語の「ブルートオプファー」という名前であった。4巻のこぼれ話で原作者が「意味が分かりづらくなったかな?と思い英語読みになった」とのこと(他のカーススキルも同様)。 流星盾 隕鉄の盾に内包されたスキル。使用者の半径2メートルを取り囲む球状の防御結界(バリア)を展開する範囲防御スキル。消費SPは全体の5%で、クールタイムは15秒、効果は5分ほど。パーティーメンバーは通り抜けができ、結界の中で守られながら攻撃することもできる。結界は尚文の体から広がって展開するため、自分の体に取り付いている敵などを結界の外まではじき出すことなどもできる。結界内部に出現する攻撃も弾く。扱いやすいため尚文がよく使用しているスキル。 絆の異世界では盾にアクセサリーを付けた状態だと攻撃で砕けた破片が相手に向かって攻撃する機能が付く。盾を特殊専用効果、流星盾(霊亀)がある霊亀甲に変化させた状態だと形状が亀の甲羅となり、耐久力が上がる。 ヘイトリアクション エルハルトの店で盾をウェポンコピーした際に見つけたスキル。魔物の敵愾心を使用者に向けさせるターゲット集中系スキル。効果範囲は15メートル。フィーロ曰く「ニガニガした変な感じなのが出て、周りに飛んでいく」。敵味方問わず、軽度の潜伏魔法やスキルを解除することができる。人間にも効果があり、受けたラフタリアによると、少しだけ攻撃力が上がり、防御力が低下し、使用者から視線を逸らしづらくなる効果がある。 ポータルシールド 龍刻の砂盾に内包された盾の転移スキル。自分が行った先で任意の転移点を三箇所まで登録することができ、自分と近くにいる仲間の中から最大6名までを登録した場所に転送することができる。スキル強化を行うと登録できる移動箇所と人数が大幅に上がる。他の武器にも名称は違うが、同様の効果のスキルがある。ただし、馬車のような大荷物は運べない。また洞窟や建物の中での転移点の登録は基本的に不可能であり、儀式魔法の効果範囲内や一部の魔物の縄張りあるいは聖域の中、呪いによって汚染された場所などでは発動できない。 バブルシールド 勇魚の魔法核の盾に内包されたスキル。水中で呼吸することができる空気の泡の膜を作る水中用スキル。酸素残量がありずっと潜っていられるわけではない。一度使うと一旦水上に出るまでは使えない。地上ではシューという音が出るだけ。スキル強化を行うと酸素残量が増え、III以上になると流星盾のような防御能力をもつようになる。 エネルギーブラスト 霊亀の心の盾の特殊専用効果。霊亀の心の盾から4本の脚が支えとして展開され、盾の中心にエネルギーを収束、重心が伸びて使用者の後方に翼のような大画が置かれ、ターゲットマークで標的をロックし、霊亀が発射する雷の高出力エネルギーを発射する。霊亀の力で発射され、力は%表示であらわされる。キョウとの戦いにおいて切り札として使用された。霊亀の力で結界が生成された後は、霊亀の力がなくなったため使用できなくなる。 夜恐声(やきょうせい) ヌエの盾を覚醒させることで使用可能となった専用効果。凄まじい不快音(曰く「黒板を引っかいた音を倍化させたよう」)を発し、敵対する相手の深層意識に働きかけ恐怖心を煽る。失神した対象の夢の中すら恐怖で支配する、拷問にはうってつけの効果。 チェインシールド 白虎クローンの盾に内包されたチェンジシールドの亜種スキル。スキルで出した盾同士を鎖で繋ぎ、グルグルと回転して相手を拘束する。ある程度動かすことができる。 別世界の魔物を収めて出た盾に内包されていたため、守は習得していない。 アタックサポート 魔竜の盾に内包されたスキル。矢じりのようなV字の先端が付いた小さな棘を出現させる。相手に当てると、次に与える攻撃のダメージを二倍にすることができる。同じ効果の擬餌倍針と重ね掛けすることができる。クールタイムは30秒。桜陣結界展開時は棘が5枚の桜の花びらとなり、相手にまとわりつき拘束する効果が得られる。スキル強化をすることができない。 メギドバースト ラースシールドIVに内包されたカーススキル。22巻時点で使用していないため詳細不明だが、尚文が「放ちたくない」、「どうなるかわからない」と思うほど凶悪な代償があると思われる。 Eフロートシールド 霊亀の甲羅の盾に内包されたスキル。Eはエアストの略称。使用者の思うように操作できる盾を出現させる。射程範囲は1メートル程度。ONとOFFが出来るセミパッシブスキルでSPは30秒毎に少量ずつ減る。後述のエアストフェザーシールドと異なりエアストシールドと同時に出せる。 Sフロートシールド 霊亀甲に内包されたスキル。Sはセカンドの略称。二枚目のEフロートシールドを出現させる。 獣化補助 獣王の盾に内包されたスキル。味方の亜人や獣人を獣化の補助ができる。獣化した者はステータスの大幅な補正が掛かる。1秒単位に使用者の魔力が減る。亜人は獣人の適性がなければ使用できないと思われる。 領地の改革 獣王の盾に内包されたスキル。移動、設置、除去、作成、合成の項目から選択し使用者の領地を自由に開拓することができる。献上ポイントというものを消費することで領地内に建築物を作り設置したり、特殊な植物の合成ができる。建築物の移動や除去もできるようだが、中に人がいると注意文が出る。使用者の領地のみ使用でき、以外で使用すると領地の地図のみ現れる。 桜陣結界(おうじんけっかい) 桜天命石の盾内包されたスキル。所有者の足元に桜を模したスキルに変化を与える魔法陣を展開させる。自身や味方の能力を上げることもできる。 カモンラフ ラフちゃんがラフ種を誕生させた際にラフちゃんが魔法で習得させたスキル。ラフちゃんやラフ種を召喚することができるスキル。ラフちゃん側が召喚の要望がある場合や使用者(尚文)に伝えたいことがあると、ラフちゃんの顔のようなマークが出て伝える。勇者ではないラフちゃん自身も使えることができる。気を織り交ぜることで呼ぶ数を増やしたり、他の式神(作中ではクリス)も一緒に召喚することができる。 リフレクトシールド 霊亀甲に内包されたスキル。一時的に盾に他の盾の反撃能力を付与することが出来る。防御力はあるが反撃効果が無い盾に使うと有効。またチェンジシールドと組み合わせて使える。 流星壁 慈悲の盾に内包されたスキル。一定範囲にいる使用者が味方だと思うもの全てに流星盾を展開させる。陣形を組んでいると範囲が拡大する。ただしダメージの蓄積は全ての結界に共有されており、耐久限界を超えると全て壊れる。展開させた相手を起点に結界が動くため、敵が結界に押されて、近接攻撃が届かなくなってしまう。 シールドバッシュ 盾で敵を殴りわずかに意識を失わせる。魔物相手にはあまり効果がない。クールタイムは5秒。守が使用した際は攻撃スキルとして機能している。Web版ではアイアンシールドに内包されたスキル。 0の盾 0の盾に内包されたスキル。クールタイムや消費SPも0で、盾に光を発生させ、武器やスキルに不死の体をもつ神を僭称するものの力やドラゴンに特化した効果をもたらす。それ以外には何の効果も出せず、一瞬で壊れてしまう。他の武器の0シリーズも同様の効果。 シールドブーメラン 盾を円盤のように投げつけて攻撃する。 守が使用したスキルでフリスビーシールドに内包されたスキル。尚文も同じ盾に変えられるが、内包されておらず習得できない。(尚文はフリスビーシールドを魔物たちと遊ぶために使っている)。 コンボバリア 弓の強化にあるジョブLvでステータスの底上げをしたら出たスキル。スキルで出した盾から流星盾とは異なるバリアを生成させる。 守が使用したスキルで、尚文は攻撃のステータスを上げられないためか習得できない。トライバリア 三枚の盾によるコンボバリア。 シャインシールド 異国の王国の鏡の盾に内包されたスキル。盾から直線に伸びる光を射出する。明かりになる程度の明るさで目くらましにするには弱い。ヘイトリアクションで引き寄せた野性の魔物たちの注意を引くために使われた。プリズムライトシールド ドライファ・ライトアップとの合成スキル。無駄に神々しい光を放つ。 獣化補助拡張 獣王の盾ⅡとⅢに内包された獣化補助系のスキル。 獣化可能者増加 獣王の盾Ⅱに内包された獣化補助系のスキル。 獣化補助条件緩和 獣王の盾Ⅲに内包された獣化補助系のスキル。 任意獣化補助 獣王の盾Ⅲに内包された獣化補助系のスキル。 コスト軽減(大) 獣王の盾Ⅲに内包された獣化補助系のスキル。 調停補助 桜天命石+獣王の盾に内包されたスキル。 変身補助 0竜王の盾に内包されたスキル。 コンフュージョン・ターゲット 守が使用したスキルで、理性がない者を指定した者に集中攻撃をさせる。 カモン・フィモノア 守が使用したスキルで、フィモノアたち三羽の鳥の使い魔を召喚する。 ガーディアンシールド 守が使用したスキル。詳細不明。 カルマクローダ 守が使用したカース系と思われるスキル。カースシリーズと思われる十字の盾に攻撃を蓄積させて溜めることで発動する。黒く不気味な閃光を一直線に放つ。その威力は、尚文のもつ桜天命石の盾と、チェンジシールドでラースシールドと慈悲の盾に変化させた二枚のフロートシールドの強力な三枚の盾で全力で受け止めなければならないほど強力。 シールドチェイン 守が使用できるスキルで、シールドバッシュの後に放つ追撃スキル。 マジックプリズン チェンジシールドで鏡の盾に変えた気を込めたフロートシールドで魔法の塊を反射させ続けることで強化する。杖のスキルをアレンジ、模倣したもの。 エアストフェザーシールド 『槍の勇者のやり直し』の尚文が使用したスキル。見た目は翼が生えたエアストシールド。元康によるとフィロリアルとは異なる鳥型の魔物の盾に内包された。エアストシールドの亜種スキルでエアストシールドよりも衝撃に耐性が高い効果があり、発動速度が速く、クール時間が短い。ただし他の攻撃に弱く、エアストシールドと同じ扱い故、同時展開ができない。本編の尚文も習得はしているが覚えたのが後半で、衝撃という極端な条件が付くので使用していない。 エアワンウェイシールド 『槍の勇者のやり直し』の尚文が使用した敵の攻撃を逸らす空気の盾を出現させるスキル。 気の応用、集で代用可能なためか本編の尚文も使用していない。 セカンドワンウェイシールド 『槍の勇者のやり直し』の尚文が使用した二枚目のエアワンウェイシールドを出現させるスキル。 三日月盾 月石の盾に内包されたスキル。前方に横から見ると大きな三日月状の光る結界を出す。使用時にスキルのクールタイムとは別にタイムカウンターが登場して徐々に防御範囲を拡大して月の満ち欠けを演出している。しかし満月状態からしばらくすると満ち欠けが始まり、守る範囲が縮小し始める。瞬時に全範囲の防御結界を作る流星盾と比べてやや使いづらいが、魔法を反射することができる。半月盾 三日月盾の三日月状の結界から、大きく半月状の結界に変化する。 満月盾 半月盾から、満月状の結界に変化する。 剣 勇者:天木錬 剣や刀、投げナイフなど刃物系の武器に変化できる聖武器。水晶の色は青。スキルは剣による斬撃による中距離〜近距離が主体となっている。尚文たちの担当世界の四聖武器の中では二番に攻撃力が高く、その反面防御力が二番に低い。 錬によれば強さはLvの高さが重要。こちらも強化に含まれるが、倍率も一番低く強化共有に含まれない。強化方法 熟練度 同じ武器を使っていると武器に熟練度が溜まり、武器のステータスが上がる。上限は100。 エネルギー付与 使い終わった武器の熟練度をリセットすることで手に入るエネルギーを注入し、秘められた力を解放できる。その他、武器に吸ったアイテムをエネルギーに変換できる。 レアリティアップ エネルギーを注入することによってその武器のレアリティを引き上げることで総合的な能力が向上する。レアリティの表記はC(コモン)、UC(アンコモン)など。失敗があり、失敗するとCに戻る。錬がやったゲームでは、失敗すると武器がなくなる。 スキル 流星剣 隕鉄の剣に内包されたスキル。剣先から星を放つ広範囲、遠距離攻撃。剣自体の威力も高い。錬がよく使うスキル。真空流星剣 合唱魔法『竜巻』を宿したスキル。真空の刃となった星が竜巻となって攻撃する。 紅蓮剣 炎の斬撃を放つ。 ハンドレッドソード 何本もの剣を降り注ぐ遠距離範囲攻撃。ライトニングハンドレッドソード 雷を纏ったハンドレッドソードを放つ。 雷鳴剣 雷を纏った斬撃。 フェニックスブレイド 教皇が四聖武器の複製品で放った上位スキル。剣から炎の鳥を放つ。 転送剣 剣の転移スキル。 エアストバッシュ 輝きを放つ剣で相手をはじく。 閃光剣 剣から強い光を放つ目くらましのスキル。 アサッシングソード カースシリーズに精神を汚染された錬が使用したスキル。使用者の姿を見えなくして強力な斬撃を放つ。 ハイドソード カースシリーズに精神を汚染された錬が使用したスキル。使用者の姿を陽炎のように消す。 羅刹・流星剣 カースシリーズに精神を汚染された錬が使用したカーススキル。黒い星が飛ぶ流星剣。 チェーンバインド カースシリーズに精神を汚染された錬が使用したスキル。地面から鎖を出現させ相手を縛る。ギロチン発動の繋ぎのスキル。 チェーンニードル カースシリーズに精神を汚染された錬が使用したスキル。チェーンバイントの鎖を棘のついた物に変えて相手の肌に突き刺す。ギロチン発動の繋ぎのスキル。 ギロチン カースシリーズに精神を汚染された錬が使用したスキル。アイアンメイデンと同系統のスキルで、チェーンバイント→チェーンニードル→ギロチンの順番でスキルを唱えることで発動できる。チェーンバイントとチェーンニードルで縛った相手の頭上に巨大な刃の付いた処刑具を出現させ、相手の首に刃を降り注ぐ。攻撃した相手のSPを削る効果もある。 ゴールドリベリオン カースシリーズに精神を汚染された錬が使用した強欲のカーススキル。上空に金銀財宝を集め、禍々しい造詣の趣味の悪い金の人型の像を作り攻撃する。代償は使用者の財産、呪いは触れたものを劣化させることとドロップ品が粗悪になる。Web版ではゴルトアオフシュタントという名称。 ストロングディクライン カースシリーズに精神を汚染された錬が使用した暴食のカーススキル。相手の足元に地割れを起こし、亀裂から牙が生やして食らいつく。さらに腐敗物質を出し辺りを汚染し、腐敗した大地からハエの化け物を生み出し攻撃する。代償は使用者のLv。呪いは経験値が上がらなくなる。Web版ではシュタルクファアファルという名称。 ドラゴンバスター 剣から竜を象った炎を飛ばす竜特攻のスキル。 イーグルブレイド 防御無視または比例攻撃のスキル。 フロートソード 霊亀の素材の武器に内包されたスキル。使用者の思うように操作できる浮遊する剣を出現させる剣のフロート系スキル。12巻で明言され、21巻にて使用。錬は浮遊する剣を動かすことに意識が行ってしまうためあまり使いたがらない。 重力剣 鳳凰戦で初めて使用したスキル。Web版の説明では霊亀剣に内包されたスキルで、剣を半透明の黒い刀身に切り替えて、切りつけた敵を重力で動きを阻害する効果がある。 フレイムエッジ マジックエンチャントで炎のブレスを吸収した剣の深紅の斬撃を放つ。 鳳凰烈風剣 鳳凰剣に内包されたスキル。剣が赤く輝き、炎の嵐と共にエネルギー化した火の鳥となり、相手を貫く。 トルネードエッジ マジックエンチャントで風の魔法を吸収した剣の斬撃を放つ。 滅竜剣 名前から恐らくアスカロンに内包されたスキル。剣を黒いような紫色の刀身にし、竜特効を付与した状態にする。後に使うスキルにも効果がある。 0の剣 スキルと同名の武器に内包された0シリーズのスキル。 風切り笛 風天王ノ太刀に内包されたスキル。剣を振ると笛の音が響く。今の所使い道が不明。 槍 勇者:北村元康 槍や棒、杖、フレイルなどの柄が長い武器に変化できる聖武器。水晶の色は赤。スキルは槍による突きや斬撃による中距離攻撃や、投擲による遠距離攻撃が主となっている。尚文たちの担当世界の四聖武器の中では二番に防御力が高く、その反面攻撃力が二番に低い。 元康によればスピリットエンチャントが全てで、武器の強さはあまり関係ない。初期武器でもきちんと育てれば上位武器にも匹敵するらしい。武器を振り回せる筋力などのステータスは必須。こちらも強化に含まれるが、倍率も一番低く強化共有に含まれない。龍刻の長針 外伝作品『槍の勇者のやり直し』で登場した槍。外伝では主にこの槍がデフォルトとなっている。能力として「時間遡行」、専用効果として「分岐した世界」をもつ。幾つかの条件が成立すると、持ち主が召喚された時点まで巻き戻る。それまでに得たスキルやレベルは引き継がれる。 いつ手に入れた武器なのか元康の記憶が曖昧になっていたため不明だったが、20巻にてフィトリアの遺跡で偶然手に入れた1人限定の武器であることが判明した。ループが起きる条件 第1に「元康自身を含めて、四聖の誰かが死亡した場合」。 第2に「守護獣による結界が形成され、波の問題が棚上げされた場合」。この際には前述の“分岐する世界”の条件が成立したとして「再ループを行うかの選択を求めるアイコン」がでる。 ビーストスピア 龍刻の長針と同様にフィトリアの遺跡で発見した。対妖魔殲滅特効の槍で、発動すると自動追尾で仕留める。コピーした後、本体はラフちゃん2号が所有していたが、元々トゥリナに滅ぼされた国の生き残りが怨念を込めて作り上げた槍で、過去の世界で当時のトゥリナ(?)を倒して本懐を遂げたためか自己消滅した。 強化方法 精錬 精錬用の鉱石を使用して武器を強化。武器の項目に+1、+2という感じに表示される。失敗があり、失敗すると値が0に戻る。元康がやっていたゲームでは、失敗すると武器がなくなる。 スピリットエンチャント 武器に倒した魔物の魂の欠片を付与することで特別な力を与えられる。武器の項目に「○○(付与した魂の魔物名)スピリット ○○(付与効果)」と表示される。貼れる個数に限界があり、パーセントも固定される。リセットもできる。能力未開放の武器には付与できない。 ステータスエンチャント 武器に吸ったアイテムを付与することでステータスの増加付与を与える。効果はランダム。武器の項目に「ステータスエンチャント ○○(ステータス名、例:魔力、体力など)○○(数値)+」と表示される。貼れる個数に限界があり、パーセントも固定される。リセットもできる。能力未開放の武器には付与できない。 スキル 乱れ突き 槍で相手に乱れ突きを放つ。 エアストジャベリン 光の槍を出現させて投擲する。 セカンドジャベリン 二発目のエアストジャベリンを放つ。エアストファイアランス ツヴァイト・ファイアとの合成スキル。炎の槍を投擲する。 エアストバーストフレアランス ツヴァイト・ファイアと二つのツヴァイト・エアーショットとの合成スキル。炎と風の槍を投擲する。 流星槍 隕鉄の槍に内包されたスキル。槍から星を放つ広範囲、遠距離攻撃。槍自体の威力も高い。アニメでは、槍をバトンのように上空に回して投げてから放つといった攻撃も行われた。風炎の流星槍 流星槍と風と炎の魔法の合成スキル。風と炎を纏った流星槍。風で炎が瞬き、流星の如く光り、刃が燃え上がり、風で炎を纏う流星が加速する。4巻で使用し、この時の元康は発動までに時間が掛かった。 ライトニングスピア 槍の矛先から雷を放つ。 昇竜槍 4巻で尚文に放ったスキル。 大風車 槍を振り回して薙ぎ払うスキル。バトンのように回して竜巻を発生させることもできる。飛び道具系の攻撃の防御としても使える。 ブリューナク 水竜の銛に内包されたスキル。槍の上位スキル。エネルギーをチャージして槍の穂先から強力な光線を放つ。気やエネルギーブーストを使うことでチャージ時間を早めることができる。敵をロックオンし、幾千にも分かれる拡散誘導性がある。初めは教皇が四聖武器の複製品で放ったスキルとして登場した。その後元康がサディナから水竜の銛から貸してもらい、コピー後は元康の必殺技となる。 イナズマスピアー 雷を帯びた槍を投擲する。 無我の境地 教皇が四聖武器の複製品で放った上位スキル。槍を回転させて相手の攻撃をはじき、光を放って反撃する。 ポータルスピアー 槍の転移スキル。外伝の『槍の勇者のやり直し』では、元康以外の勇者はまだ解放していないか解放していても強化が足りず登録数が少ないため、移動手段として重宝されている。 テンプテーション ラストスピアIVに内包された色欲のカーススキル。ブーストスキルであり、色欲を糧に発動し使用者の能力を上げるフィールドを作る。フィールド内にいるものを魅了状態にさせる効果がある。また空間を汚染する効果があり、転移を妨害したり、転移妨害の結界を破壊することができる。代償は使用者の色欲の感情。しかし元康は色欲が突き抜けているため目に見えた変化はなく、代償に気付いていない。 バーストランス 槍の先端を爆発させ、槍を刺した相手を欠片も遺さず爆散させる。外伝の『槍の勇者のやり直し』では、抹殺対象を含めた対人用として確殺を狙って多用している。 ルサンチマン ラストエンヴィースピアIVに内包された嫉妬のカーススキル。テンプテーションとほぼ同じ効果を持つが、こちらは嫉妬を糧に発動し、フィールド内にいるものを嫉妬の感情を誘発させる効果がある。精神攻撃に耐性があるラフタリアでもダメージを受けるほど強力。代償は使用者の嫉妬の感情。ただし元康は嫉妬の心がなくなり素面に戻っただけだったため、代償に気付いていない。 シャイニングランス 強い光を放ち目くらましをする。 エイミングランサー マルチロック機能によって、狙った敵全てへ対象数分に分裂した光る槍を放つ必中スキル。元康がやっていたゲームでは高い命中率の補正が掛かるスキルだった。威力は平凡、エアストジャベリンより僅かに強い程度。『槍の勇者のやり直し』の序盤で、久しぶりに使ったのだそうだが、以降は多くの敵を殲滅する際によく使用している。 パラライズランス 槍で刺した相手を麻痺状態にする。外伝の『槍の勇者のやり直し』では相手を無力化させる際にスリープランスと並んで多用している。 イリュージョンランス 槍で刺した相手に都合の良い幻覚を見せる。 クローキングランス 使用者が隠蔽状態となり、姿を見えなくする。外伝の『槍の勇者のやり直し』では火魔法による幻影なども併用して隠密活動をする際に使用している。 グングニル エイミングランサーの上位スキル。エイミングランサーより強い威力、命中精度を誇る黒い一筋の必中の槍を投げて攻撃する。ただしエイミングランサーのように分裂することができないため狙える対象は一つのみ。 スリープランス 槍で刺した相手を眠らせる。外伝の『槍の勇者のやり直し』では相手を無力化させる際にパラライズランスと並んで多用している。 ベルセルク 他のスキルが使用できなくなる代わりに強靭な攻撃力を得るスキル。『槍直し』で明言されたのみで、元康が会得しているかは不明だが、元康によると、「効率やスキルの使用を考えて割に合わない」とのこと。 アースイグニッション 槍を地面に突き刺し、地割れを発生させてマグマを噴出させて攻撃する。地中にいる標的にも攻撃できる。 弓 勇者:川澄樹 弓やバリスタ、銃器などといった射出武器に変化できる聖武器。水晶の色は黄色。スキルは本体である弓(銃)から矢(弾)を放つ遠距離攻撃が主体となっている。矢や弾は魔法のような物でいつでも出せる。尚文たちの担当世界の四聖武器の中では一番攻撃力が高く、その反面防御力が一番低い。過去の世界では最初に盾の世界と融合した世界の聖武器だった。シルトヴェルトの伝説にも登場していることから、幾度かの対立はあったものの共闘した歴史もあった模様。 樹によれば武器のレア度が全てで、付与はオマケでしかない。こちらも強化に含まれるが、倍率も一番低く強化共有に含まれない。 樹が絆の異世界に訪れ、宮地と対峙した際にセインの敵対勢力の技術で機能が停止し、小さなアクセサリーとなったが、樹が楽器の勇者となった際に、バイオリンの弓となって融合する。波で元の世界と繋がった際は通常の弓に戻っている。強化方法 強化 武器に特定の鉱石を付与させて強化。武器の項目に0/○と分数で表示され、付与を続けることで分子が増えてより強化される。分母は武器によって変わる。回数制限はあるが失敗無。 アイテムエンチャント 武具に吸わせたアイテムからエネルギーを抽出、攻撃などのパーセントを上げる付与を確率で行う。アイテムのエネルギーごとに色々な効果がある。武器の項目に「アイテムエンチャントLv○ ○○(付与効果) ○%」と表示される。失敗があり、失敗すると0になる。リセットもできる。能力未開放の武器には付与できない。 ジョブLv 吸わせた特定の魔物やアイテムの力を与えることでステータスが上昇できる。認知後、ステータスのジョブLvと分数で表したゲージの項目が出るようになり、選んだステータス項目に魔物やアイテムの力を与え続けるとゲージの分子が増え、数値が1になるとゲージアップし、ジョブLvが上がり、そのステータスがわずかに上がる。またスキルも得ることがある。Lvが上がるたびに分母が増え、またジョブLvが上がった後はクールタイムが表示されしばらく力を与えることができない。 スキル ウインドアロー 風の矢を放つスキル。漫画ではウイドアローと誤植されていた。 流星弓 隕鉄の弓に内包されたスキル。射出した矢の後ろから星が飛び散る広範囲、遠距離攻撃。矢自体の威力も高い。 アローレイン 空高く矢を放ち、光の矢の雨となって降り注ぐ遠距離範囲攻撃。 イーグルピアシングショット エネルギー状の鷲の矢を放つ。誘導性もある貫通性能の高い防御無視攻撃だが、強化方法が不十分だった時期には尚文に当たる前に掴まれ、握りつぶされた。 サンダーシュート 弓から雷を撃つ。 ミラージュアロー 教皇が四聖武器の複製品で放ったスキル。幻影で惑わし、他人を誤認させる。Web版では「ハイドアロー」という名前。 原作では他の三勇教の信者を教皇に見せかけていたが、アニメでは儀式魔法「大聖堂」を利用し、尚文とラフタリア以外に幻覚で惑わし、混乱状態にさせた。 転送弓 弓の転移スキル。 アローシャワー 矢を天高く引いて射雨のように別れて降り注ぐ。 シャイニングアロー 光り輝く矢を撃つ。発射までに時間が掛かる。 アロースコール 一つの矢が分裂して矢の雨を降らせる。分裂前に防がれると無力化される欠点がある。 セントアローレイン カースシリーズに精神を汚染された樹が使用したスキル。アローレインとの具体的な違いは不明。 スプレッドストレイフィング カースシリーズに精神を汚染された樹が使用したスキル。矢を何度も射出する。 ロウファナティック カースシリーズに精神を汚染された樹が使用したカーススキル。禍々しい気を集め、一見すると神々しい羽の生えた天使を模しているが、所々の装飾に角や悪魔を模した意匠が散見する鎧を全身を包み強化するセルフブーストスキル。汚染が強くなると悪魔の装飾が増える。Web版ではレヒトファナティッカーという名称。 シャドウバインド 矢で相手の影を射抜き、縫い付けて動きを封じる。 バインドアロー 相手を矢で壁に縫いつけ拘束する。 ゲレディヒカイト・アラインヘルシャフト Web版にて、カースシリーズに精神を汚染された樹が使用したカーススキル。上空から獅子をかたどった禍々しい気の塊を降り注がせる。尚文曰く「プルートオプファーに匹敵する」とのことであるが、リーシアに切り伏せられてしまったので命中したらどうなるかは不明。 ファラリスブル カースシリーズに精神を汚染された樹が使用したスキル。アイアンメイデンと同系統のスキルで、コンビネーションスキルとなっており、シャドウバインド→バインドアロー→ファラリスブルの順番でスキルを唱えることで発動できる。シャドウバインドとバインドアローで拘束した相手をファラリスの雄牛に閉じ込め業火で焼き尽くす。 ヘルトカイザーライヒ Web版にて、カースシリーズに精神を汚染された樹が使用したカーススキル。放った天使や悪魔の羽を模したおびただしい数の矢を熊の姿に変えて突撃させる。リーシアに熊の首は刎ねられ胴体も切り刻まれてしまったので、命中したらどうなるかは不明。なお、書籍版でもこれと思しきスキルが無詠唱で放たれている。 バードハンティング 矢が拡散しながら相手を射抜く、名前と鳳凰相手に使用したことから鳥系魔物特攻と思われるスキル。 スプレッドアロー 鳳凰戦に使用したスキル。スキルの詳しい詳細は描写されていないため不明。 ピアーシングショット イーグルピアシングショットの下位と思われるスキル。 フラッシュアロー 強い光を放つ目くらましのスキル。 セカンドアロー 名称から二発目の矢を放つスキル。一発目の矢を放つエアストは未登場。 バンカーショット 相手の距離が近いほど威力が増す初期のスキル。敵に近寄られた際に緊急で使用するもの。『槍直し』で使用され、元康によると最初の世界(本編)では未使用。 サンダーアロー 雷の矢を放つ。何気にアニメ版で初披露したスキル。 槌 勇者:なし 先代勇者:ナタリア 所有者の変遷(盾):シルドフリーデンの勇者→(タクト) 盾の聖武器に属する眷属器。槌やハンマーに変化できる。 昔は過去の天命が所有者であったらしく、幻影の形で再現されていた。シルドフリーデンに所属していた勇者が所有者であったが、タクトに殺され、タクトの手に渡った。尚文によって勇者剥奪でタクトの元から離れたが、付けられたアクセサリーの力でセインの敵対勢力の元に飛び、拘束される。 web版ではタクトから取り戻した際にラフタリアが所有者となっているが、尚文は男女交際を解禁した自分がメルティや村の連中とデートでもしていると、ラフタリアに「1tと書かれたハンマーで殴られるんじゃないか?」と想像していた。強化方法 武器合成 変化できる武器の特徴となる専用効果を他の武器に付与することができる。他の武器に付与した武器は強化がリセットされ、また残数がありそれがなくなると変化できなくなる。もう一度その武器の素材を手に入れると再び使える。この強化でなければ出ない武器もある。カース、ブレスシリーズなどの特殊の武器は付与できない。 スキル 大激震 槌を地面に叩きつけ衝撃波を放つ。 トールハンマー Web版にてラフタリアが使用。降り注ぐ雷とともに相手を叩き潰す大槌の一撃。 ツメ 勇者:なし 先代勇者:フィロリア / リイン 所有者の変遷(盾):ルハバート→(タクト) 盾の聖武器に属する眷属器。鍵爪などに変化できる。盾の聖武器に属する眷属器。特徴として手だけでなく足に装備することができる。 所有者が現れる前はシルトヴェルトの城の近くにある聖域と呼ばれる深い森に鎮座されていた。シルトヴェルトに所属していたルハバートがツメの勇者であったが、タクトに殺され、タクトの手に渡った。タクトが奪った武器の中では、気に入られたのか一番よく使われていた。尚文によって勇者剥奪でタクトの元から離れたが、付けられたアクセサリーの力でセインの敵対勢力の元に飛び、拘束される。 web版ではタクトから取り戻した際にフィーロが所有者となっている。強化方法 スキルの熟練度 スキルを使い込むことでLvが上がってスキルが強化する。消費SPとクールタイムの減少、効果の変化、威力の向上などが起こる。 スキル ヴァーンズィンクロー タクトがよく使用するカース系と思われるスキル。僅かな誘導性がある強力な閃光を射出する。受けたものをブラッドサクリファイスの代償に匹敵する、回復を無効化する重度な呪いを掛ける効果がある。 エアストスラッシュ 爪による斬撃を放つ。 セカンドスラッシュ 二発目のエアストスラッシュを放つ。 小手 勇者:フォウル 所有者の変遷(盾):フォウル→(タクト)→フォウル 剣の聖武器に属する眷属器。小手や手甲、グローブなどに変化でき、盾と同じ防御に重きを置いた眷属器。水晶の色は水色。スキルは拳による格闘系が主体となっている。 鳳凰が封印されている西側の土地の国の寺院の石碑に埋め込まれており、新たな勇者を選ぶため一般に公開され、挑戦者を募っていた。召喚の儀式も行われたが勇者は現れなかった。初めにフォウルが抜こうとした際には心の未熟さからか抜けなかったが、鳳凰戦でアトラを喪い、強い悲しみを抱きながらも覚悟と決意によって成長した際に小手の勇者として選ぶ。 しかし波で暗躍する敵によってジャミングがかけられていたため、強化方法の項目がヘルプになく、共有ができなかった。尚文が武器の精神世界から戻った後に修復された。タクト戦の際に、強力な強化魔法によってあまりにも力の差が広がりすぎたため、尚文がわざとタクトに杖を貸し与えたため、フォウルも勇者でなくアトラの兄として戦うためにわざと貸し与える。タクトが半殺しになった後に勇者剥奪で解放され、フォウルの元に戻った。強化方法 スキル強化 LVを上げて溜まったポイントをスキルに割り振って強化する。重点的に上げると、それ相応のポイントを消費する。必要素材と武器の中にある強化ポイントを犠牲にして、一日のクールタイムを待てば振り直せることができる。I - Xの10段階強化ができ、スキル名の最後に数字が付く。スキルによってはこれまでになかった効果が追加される。また、スキルによっては強化できないものがある。 スキル エアストラッシュ 拳や蹴りの連続攻撃を放つ。 セカンドラッシュ 二発目のエアストラッシュ。 ドリッドラッシュ 三発目のエアストラッシュ。 滅竜烈火拳 目にも留まらない連続打撃を放つ。 滅竜撃 ドラゴンを連想する突進をして殴る。 月光脚 サマーソルトキックを放つ。 猛虎破岩拳 拳で相手を叩きつける。 エアストトルネードブロウ 詳しい詳細は不明。 エアストスタンブロウ 詳しい詳細は不明だが、拳による攻撃。 残影掌 実体のある分身を出して本体と共に殴りつける。 激震拳 地割れを起こすほどの力を込められた拳で相手を叩きつける。 タートルクラッシュ 防御無視攻撃を放つ。 斧 勇者:なし 所有者の変遷(盾):ゼルトブルの勇者→(転生者)→(タクト)→(マルド)→(マイン) 剣の聖武器に属する眷属器。斧に変化できる。スキルは斧による力強い攻撃が主となっている。 ゼルトブルに所属していた日本から召喚された勇者が所有者であったが、転生者に殺された奪われた後、タクトの手に渡った。尚文によって勇者剥奪でタクトの元から離れたが、付けられたアクセサリーの力でセインの敵対勢力の元に飛び、拘束される。宮地たちとの戦いではマルドによって使われており(マルドが追い詰められていた際には、マインが強化魔法を尚文に当てるため奪い取ったりもした)、樹の攻撃でアクセサリー破壊目前まで行ったが、セインの姉によって逃げられてしまう。その後、マルドが失敗によって没収されることとなる。 web版ではタクトから取り戻した際にみどりが所有者となっている。強化方法 肉体強化 過去の斧の勇者曰く説明が難しいらしいが、説明の際邪魔が入ったため詳細不明。 スキル 大激震 斧を地面に叩きつけ地震を起こす。槌のものと同じスキル。 チェーンバイント 剣のスキルと同じ。 チェーンニードル 剣のスキルと同じ。 ギロチン 剣のスキルと同じ。 大竜巻 使用者を中心に竜巻を発生させる。 ジェイソンマーダー ジェイソンを思わせるホッケーマスクを出現させてそれを被り、大きく斧を振りかぶって強力な斬撃を放つ。 パワーブレイク 猪の如く突進して相手に殴りかかる。 シャインアックスバースト 斧から光を放つ。 マウンテンブレイク 力強く斧を振り下ろし一刀両断する。 クレセントブレイク 三日月のような軌道で斧を大きくたたきつける。 トルネードアックス 使用者が竜巻のごとく回転して斧で斬る。 岩盤割り 斧で地面を叩き付け、クレーターと地響きを発生させて攻撃する。 投擲具 勇者:リーシア=アイヴィレッド 所有者の変遷(盾):勇者→(タクト)→リーシア 槍の聖武器に属する眷属器。投げナイフやブーメラン、投げ槍や投げ斧など、投げる武器に変化できる。伝説の武器は基本的に所持者から離れられないものの、例外的に投げることができ、投げた後は自動的に戻って来る。スキルは様々な投擲武器を投げつける遠距離攻撃が主体となる。短剣などで近接戦闘もできる。 カースシリーズによって暴走する樹とそれを止めるリーシアとの戦いの最中、樹を止めるため弓の中から突如現れて、投擲武器の適正があり、強く成長したリーシアを投擲具の勇者に選ぶ。しかし本体は以前の所有者を殺して、タクトが持っていたため、初期のころは半透明の分身体のような状態であり、強化方法がわからず、武器のコピーもできなかった。タクトから眷属器を剥奪したことにより、正式にリーシアの手に渡った。アクセサリーは付けられていたものの、リーシアが選ばれていたためか、セインの敵対勢力の元には飛ばず、リーシアの元へ飛んだ。アクセサリーは尚文が調べようとした際に破壊された。 七星武器の中では元々どこの国にあった武器なのか判明していない。外伝によると、当初は日本から召喚された勇者が所有していたが、複数の転生者や転移者が奪い合った末にタクトが手に入れたとのこと。強化方法 金銭によるオーバーカスタム 武器に金銭を入れ、その金銭を使って精錬の強化失敗無効など他の強化の補助を行う。 スキル エアストスロー 投擲武器を相手に投げつける。 セカンドスロー 二発目のエアストスロー。一発目のエアストスローとは異なる武器を投げつけることができる。 ドリットスロー 三発目のエアストスロー。一発目、二発目とは異なる武器を投げつけることができる。 トルネードスロー エアストスロー、セカンドスロー、ドリットスローとのコンビネーションスキル。投擲した三つの武器で竜巻を起こす。リーシアがよく使用しているスキル。 ボーラ・ブラスト フィーロの武器だった火柱が出るモーニングスターを改造してできたボーラに内包されたスキル。ボーラを投げつけ、ロープで相手を巻き付けた後、大きく炸裂する。 ナイフレイン 投げナイフや短剣を幾重にも分裂して雨のように浴びせる。 シャドウバインド 短剣で相手の影を縫い付けて動きを封じる。 シールドブレイカー 防御無視の投擲攻撃。 フラガラッハカスタム 同名の武器に内包されたスキル。治療不可と自動追尾の効果をもつ同名の武器を投げつける。 流星弾 星を放つ手榴弾のようなものを投げつける投擲具の流星スキル。 ミョルニル 雷を纏った強大な投げ槌を投げつける投擲具の大技スキル。 杖 勇者:オルトクレイ 所有者の変遷(盾):オルトクレイ→尚文→(タクト)→オルトクレイ 槍の聖武器に属する眷属器。魔法の杖に変化できる。主に魔法での攻撃が主体で、固有の能力として魔法の詠唱の短縮することができ、完全に使いこなせばドライファクラスも無詠唱にすることができる。また、所有者に適性の無い属性の魔法も覚えることもできる。スキルは魔力の光線や鏡を出現させて、反射させて攻撃を当てるなどの魔法の援護ができるものがある。 元々オルトクレイが持っていたが、彼の心が汚れ勇者としての使命を見失っていたため彼の手元から離れていた。しかし、尚文の叱責により心を入れ替え今の自分がやるべきことを思い直したオルトクレイを見て再び彼の前に現れた。タクト戦の際に、武器がないと戦えないとのことで、一時期尚文に貸し出される。戦いの最中、強力な強化魔法によってあまりにも力の差が広がりすぎたため、尚文がわざとタクトに貸し与え、尚文とフォウルがタクトを半殺しにした後に勇者剥奪で解放され、オルトクレイの元に戻った。強化方法 魔法強化 LVを上げて溜まったポイントを魔法に割り振って強化する。重点的に上げると、それ相応のポイントを消費する。必要素材と武器の中にある強化ポイントを犠牲にして、一日のクールタイムを待てば振り直せることができる。I~Xの10段階強化ができ、スキル名の最後に数字が付く。魔法によってはこれまでになかった効果が追加される。 スキル フェンリルフォース フェンリルロッドに内包された解放不可の専用スキル。フェンリルロッドのオオカミの装飾のある部分が開き、宝石の部分から光線が放つ。フェンリルロッドの専用効果の神への反逆により四聖武器所持者に攻撃すると、威力が高まる効果もある。フェンリルロッドは特例武器であるため、四聖勇者が暴走する、または転生者が四聖武器を奪ったような状況でなければ使用できないと思われる。 エアスト・フロートミラー 使用者の意のままに操作できる、スキルや魔法を指定した角度で反射する鏡を出現させる。ある程度は勝手に動いてくれる。クズは反射の多角面体を放って、それにスキルや魔法を当てて反射させ、広範囲を打ち抜くことができ、遮蔽物に隠れていても関係なしに当てられる。また、味方にも計算でなんとか当てないようにできる。 セカンド・フロートミラー 二発目のエアスト・フロートミラー。 エアストブラスト 魔力の光線を放つ。 セカンドブラスト 二発目のエアストブラストを放つ。 ブラストプリズン エアスト・ブラストとフロートミラーとのコンボスキル。鏡がブラストを反射し、相手の周りを飛び回り、檻みたいに作った後にスキル名を言うと炸裂する。 ラグナロクブラスター フェンリルフォースと変幻無双流の応用スキル。フェンリルフォースの凝縮発展スキルであり、辺りの魔力を杖に凝縮して集め、フェンリルフォースの比では無いほどの圧縮されたビームを発射する。チャージに時間がかなり掛かる。 マジックプリズン 魔法を思ったとおりに反射させる宝石を杖から射出する。 ウェポンプリズン 触れた武器を乱反射で増やす七色に光る宝石を杖から射出する。投擲系や射出系の武器やスキルを増やして攻撃することができる。 スキルプリズン スキルを反射させる宝石を杖から射出する。 流星砲 杖から星を放つ杖の流星スキル。 ヨルムンガント 紫色に発光した杖を投げつける杖の大技スキル。 鞭 勇者:なし 先代の勇者:ホルン=アンスレイア 所有者の変遷(盾):(タクト)→(マイン)→(ライノ) 弓の聖武器に属する眷属器。鞭や鎖、フレイルなどの紐状の武器に変化できる。女王によると、魔物の力を引き出すことができる。 タクトが選定の際に最初に手にした武器である。しかしツメの方が気に入ったのか、あまり使われていなかった。尚文によって勇者剥奪でタクトの元から離れたが、付けられたアクセサリーの力でセインの敵対勢力の元に飛び、拘束される。魔竜の城での戦いでマインが所持していたが、ライノの裏切りによって奪還され、その後はライノがそのまま所持して戦いに参加した。強化方法もライノによって伝えられる。戦いの後は尚文にアクセサリーを外されたことで解放され、適正者が現れるか尚文たちが危機的状況となるまで姿を消した。 先代勇者のホルンを大層気に入っているらしく、操っていたとはいえタクトも所持していたことから、尚文は「鞭の精霊は色々とクレイジーな性格ではないか」と思われている。ホルンがキールやみーくんの改造しようと騒動を起こした際はナタリアに罰を受けた。 web版ではタクトから取り戻した際にウィンディアが所有者となっている。強化方法 資質向上 現在のLvを下げる代わりに、ステータスの上昇や潜在能力を伸ばす。仲間の許可があれば勇者じゃなくても強化ができる。ただし、使いすぎると逆に戦闘力不足となってしまう。 スキル バインドウィップ 生きた蛇のように鞭を素早く伸ばし相手を拘束する。 ライトニングウィップ 鞭の範囲攻撃。 エアストバックウィップ 相手の背後に鞭の攻撃を行う。 ギガントスター モーニングスターに変化させた状態で相手に攻撃する。 ディメンションウィップ 鞭を幾重にも分裂させながら攻撃する。 馬車 勇者:フィトリア 弓の聖武器に属する眷属器。馬車や戦車など、乗り物に変化できる。所持者のフィトリアが滅多に人前に現れなくなったため、伝承が消失し存在自体が認識されなくなっていた。そのため尚文たちの異世界の眷属器の中で唯一タクトの魔の手から難を逃れる。守がいた過去では聖域と呼ばれる場所にあり存在が知られているが、強化方法は所持者になった者が少ないため知られていない。調停者が手を焼くほど所持者のえり好みをするらしい。以前はドラゴンやグリフィンなど魔物が選ばれているがうまく使いこなせなかったらしく、精霊が鞭の勇者のホルンに馬車を愛し上手く扱える魔物を生み出すように依頼しており、尚文はナルシスト扱いし、ホルンも肯定している。 依頼通りフィトリアが生み出されたが、選ばれる前に神を僭称する者にメルティと共に攫われてしまう。強化方法 不明 スキル クラッシュチャージ 馬車をチャリオットに変化させ跳ね飛ばすようにぶつかる。
※この「尚文たちの担当世界の武器」の解説は、「盾の勇者の成り上がり」の解説の一部です。
「尚文たちの担当世界の武器」を含む「盾の勇者の成り上がり」の記事については、「盾の勇者の成り上がり」の概要を参照ください。
- 尚文たちの担当世界の武器のページへのリンク