小手

デジタル大辞泉

こ‐て【小手】

読み方：こて

ひじと手首との間の部分。また、手先。「—をおさえる」

こ‐て【^▽籠手／小手】

読み方：こて

１ 弓を射るとき、左のひじを保護するために掛ける革製の覆い。弓籠手(ゆごて)。手纏(たまき)。

２ 鎧(よろい)の付属具で、肩先から腕を覆うもの。袋状の布地に鉄金具や鎖をとじつけてある。

３ 剣道で、指先からひじのあたりまでを覆う防具。

４ 剣道で、相手の手首のあたりを打つ技。「—を取る」

名字辞典

小手

名字	読み方
小手	おで

名字辞典では、珍しい名字を中心に扱っているため、一般的な名字の読み方とは異なる場合がございます。

JMnedict

小手

姓	読み方
小手	こて

ウィキペディア

小手

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2020/11/15 05:58 UTC 版)

• 剣道や剣術、戦闘で使用される、手を保護する防具。籠手を参照。
• 剣道での決まり手の一つ。打突を参照。
• 相撲、レスリング、総合格闘技で見られる、相手に脇を差された腕を上から巻きつけること。
• 相撲の小手投げの略称。

関連項目

• 大手
• 「小手」で始まるページの一覧
• タイトルに「小手」を含むページの一覧

ウィキペディア小見出し辞書

小手

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/12/19 04:35 UTC 版)

「防具 (剣道)」の記事における「小手」の解説

手から腕（肘より前）にかけての保護具で、左右一対。刺し子で作られた小手布団（腕を保護）と、鹿革または合成皮革などで作られた小手頭（拳部分を保護）とを主部とし、その両者を筒と呼ばれる強固な部分でつないだ構造を持つ。 竹刀や薙刀を握れるように、小手頭の掌側（手の内）は薄い革でできている。また、小手頭の先端部は、親指を入れる部分が他の部分から独立して分かれている。なぎなた用では、さらに人差し指部分も分かれている。 少年用などの小手を除いては、手首を保護する目的から、小手頭と筒との間に生子（なまこ）もしくはケラと呼ばれる部分が作られている。小手によってこの部分が1段のものと2段のものがあり、2段は高級に見えるとされるが、機能的には両者ともさほど変わらない。 手袋と同じように指部分が5本に分かれた小手もあるが、試合の公平性や安全面から、全日本剣道連盟の公式試合では禁止されている。

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「小手」の例文・使い方・用例・文例

• これはほんの小手調べだ.
• こうなっては小手先の器用さでは間に合わない.
• これはほんの小手調べです.
• 後手に縛る、高手小手に縛る
• 大手術、小手術
• 犯人は高手小手に縛られた
• 小手形という年貢に対する領収書
• (相撲で)小手投げという技
• 本番の前に行う小手調べとしての芸
• 小手毬という植物