全日本剣道連盟とは? わかりやすく解説

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全日本剣道連盟

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/27 08:57 UTC 版)

公益財団法人全日本剣道連盟
All Japan Kendo Federation
全日本剣道連盟公式記章
創立者 木村篤太郎
団体種類 公益財団法人
設立 1952年昭和27年)10月14日
所在地 東京都千代田区北の丸公園2番3号
法人番号 4010005018743
起源 大日本武徳会
主要人物 網代忠宏(代表理事会長)
活動地域 日本 世界
活動内容 剣道
居合道
杖道
従業員数 26名(2022年3月31日現在)
会員数 1,889,261人(2018年3月までの有段者登録数)
親団体 国際剣道連盟
子団体 都道府県剣道連盟
ウェブサイト https://www.kendo.or.jp/
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公益財団法人全日本剣道連盟(ぜんにほんけんどうれんめい)は、日本において剣道を中心として、居合道杖道などの武道三道)を統轄する団体。当初は薙刀(なぎなた)も傘下に収めていた。略称は全剣連

全国47の都道府県剣道連盟を加盟団体として構成している。日本武道協議会、公益財団法人日本スポーツ協会、公益財団法人日本オリンピック委員会国際剣道連盟にも加盟している。

事業

などを行なっている。

沿革

組織

役員

会長 1名

副会長 3名以内

事務理事 1名

常任理事 12名以内

理事 16名以内

監事 3名以上5名以内 

専門委員会

  • 普及委員会
  • 指導委員会
  • 強化委員会
  • 社会体育指導員委員会

歴代会長

大日本武徳会総裁

全日本剣道連盟会長

出身校 経歴
木村篤太郎 東大法 検事総長司法大臣法務大臣
石田和外 東大法卒 最高裁判所長官
河合堯晴 日本鉱業会長、日本鉱業協会会長
庄子宗光 東大法卒 満州帝国武道会剣道部委員長
大島功
景山二郎 東大法卒 内務警察官僚
武安義光 東大工卒 商工官僚
張富士夫 東大法卒 トヨタ自動車名誉会長。
稲川泰弘 東大法卒 経産官僚、資源エネルギー庁長官
10 網代忠宏 日体大 東海大学名誉教授

顕彰

剣道功労章
1964年(昭和39年)に設けられた[2]。後述する剣道功労賞とは異なる。範士十段を受有する者の中から、全日本剣道連盟会長理事会に諮ってこれを授与した。年額5万円(昭和42年度から10万円)の終身年金が支給された。1975年(昭和50年)末までの受章者は3名。持田盛二斎村五郎大麻勇次
剣道特別功労賞
1992年(平成4年)、全日本剣道連盟創立40年の折に設けられた。長年にわたり特別の貢献をした長老に贈られる。2013年(平成25年)現在、受賞者は6名。大野操一郎1992年)、矢野一郎(1992年)、井上正孝(2001年)、植田一(2001年)、石原忠美(2003年)、森島健男2009年)。
剣道功労賞
1995年(平成7年)に設けられた。毎年秋に贈呈式が行われている。2005年(平成17年)度末までの受賞者は48名。
剣道有功賞
1995年(平成7年)に設けられた。毎年秋に贈呈式が行われている。2005年(平成17年)度末までの受賞者は666名。
少年剣道教育奨励賞
2004年(平成16年)に設けられた。各都道府県剣道連盟などの推薦に基づき、少年剣道を育成する団体(一部個人)に贈られる。
剣道殿堂顕彰

関連団体

主催大会

制定形

脚注

  1. ^ 宮内庁『昭和天皇実録第十二』東京書籍、2017年3月28日、506頁。ISBN 978-4-487-74412-1 
  2. ^ 庄子宗光『剣道百年』552-553頁、時事通信社

参考文献

  • 全日本剣道連盟『財団法人全日本剣道連盟五十年史』
  • 日本武道館編『日本武道協議会設立30周年記念日本の武道』

外部リンク


全日本剣道連盟

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 23:42 UTC 版)

剣道の段級位制」の記事における「全日本剣道連盟」の解説

警察官海上保安官刑務官皇宮護衛官などの武道区分採用受験資格において、「柔道段位講道館剣道段位は全日本剣道連盟が授与したものに限る」と定められているなど、最も広く認知され段位となっており、全日本剣道連盟の段位社会的権威として認められているといえる令和3年2021年)現在、六級から一級までの級位地域によっては十級まで存在する)と、初段から八段までの段位、および錬士教士範士称号がある。剣道技術的力量竹刀剣道日本剣道形演武実技)および学科審査会経て授与される級位市町村剣道連盟が、初段から五段までは都道府県剣道連盟が、六段以上は全日本剣道連盟が審査する三段四段審査に関しては、高等学校剣道専門部大学連盟で、一般審査会から独立して行われることがある(一般会場よりも合格率高くなる傾向がある)。年間審査会開催回数段位ごとに異なるが、六段が8回程度(うち1回外国人対象)、七段が6回程度八段が4回程度である。東京京都など主要都市開かれる段位取得すると「全剣連番号」というシリアル番号付されデータベース登録される六段上の合格者全剣連広報誌大手剣道雑誌氏名公表される全剣連はそのデータをもとに、平成20年2008年)現在、全国有段者148名、そのうち活動中有段者29名であると発表している。

※この「全日本剣道連盟」の解説は、「剣道の段級位制」の解説の一部です。
「全日本剣道連盟」を含む「剣道の段級位制」の記事については、「剣道の段級位制」の概要を参照ください。

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