全日本剣道連盟
全日本剣道連盟
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 23:42 UTC 版)
警察官、海上保安官、刑務官、皇宮護衛官などの武道区分採用の受験資格において、「柔道の段位は講道館、剣道の段位は全日本剣道連盟が授与したものに限る」と定められているなど、最も広く認知された段位となっており、全日本剣道連盟の段位は社会的権威として認められているといえる。 令和3年(2021年)現在、六級から一級までの級位(地域によっては十級まで存在する)と、初段から八段までの段位、および錬士・教士・範士の称号がある。剣道の技術的力量(竹刀剣道と日本剣道形演武の実技)および学科の審査会を経て授与される。 級位は市町村剣道連盟が、初段から五段までは都道府県剣道連盟が、六段以上は全日本剣道連盟が審査する。三段、四段審査に関しては、高等学校剣道専門部や大学連盟で、一般の審査会から独立して行われることがある(一般会場よりも合格率が高くなる傾向がある)。年間の審査会開催回数は段位ごとに異なるが、六段が8回程度(うち1回は外国人対象)、七段が6回程度、八段が4回程度である。東京、京都など主要都市で開かれる。 段位を取得すると「全剣連番号」というシリアル番号が付され、データベースに登録される。六段以上の合格者は全剣連の広報誌や大手剣道雑誌に氏名が公表される。全剣連はそのデータをもとに、平成20年(2008年)現在、全国の有段者は148万名、そのうち活動中の有段者は29万名であると発表している。
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全日本剣道連盟
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 08:44 UTC 版)
日本最大の剣道団体。日本の剣道界のほぼ全体を統括している。日本武道協議会、日本体育協会、日本オリンピック委員会(JOC)、国際剣道連盟(FIK)に加盟している。
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