全日本剣道連盟の錬士
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「剣道の段級位制」も参照 一般財団法人全日本剣道連盟は、次の資格を具備する者に審査を経て剣道および居合道、杖道の錬士号を授与している。 錬士は、剣理に錬達し、識見優良なる者。 六段受有後1年を経過し、加盟団体会長より推薦された者。 五段受有後10年以上を経過し、かつ年齢60歳以上の者で、特に加盟団体会長より推薦された者。 これに加え、 剣道実技の修錬を続けている者。 剣道の指導的立場にある者として、社会的識見に富み、健全な社会生活を営む者。 加盟団体が行う講習を受け、錬士として必要とされる、日本剣道形・審判法・指導法等の知識、実技について能力の認定を受けていること。 が要件である。 全剣連が出題する小論文を提出し、審査員6名中4名以上の合意により合格となる。合格者名は全剣連の広報紙『月刊剣窓』および剣道専門雑誌の『剣道日本』、『剣道時代』にて公表される。 なお、錬士六段以上を受有する者は、全日本剣道演武大会に出場する資格を持つ。
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