風天とは? わかりやすく解説

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ふう‐てん【風天】

読み方:ふうてん

古代インド風の神。名誉・福徳子孫長生の神。仏教では、西北方の守護神十二天八方天の一。白髪赤身甲冑着け右手に幢(はた)を持つ。風神風大神。


風天

風天の俳句

お遍路が一列に行く虹の中
赤とんぼじっとしたまま明日どうする
 

風天

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/12 08:41 UTC 版)

十二天像風天図(江戸時代、英一蝶・画)

風天(ふうてん、Skt:वायु, Vāyu)は、仏教における天部の一人で、十二天の一人。を神格化したもので、インドのヴァーユが仏教に取り入れられたものである。 形象は、腕は2本で甲冑を着て片手に旗のついた槍を持ち、風天后・童子を眷属とするものがある。 種子字はवा(vā)[1]

両界曼荼羅や十二天の一尊として描かれるほかは、単独で信仰されることはあまり見られない。

真言

  • 「オン バヤベイ ソワカ」[2]

脚注

  1. ^ 児玉義隆「梵字必携」、朱鷺書房、1991年、 p.235
  2. ^ 悟東あすか『神さま仏さまがこっそり教えてくれたこと』2018年、ダイヤモンド社、208ページ

参考文献

関連項目


風天(ヴァユ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 02:13 UTC 版)

青の祓魔師」の記事における「風天(ヴァユ)」の解説

氣の王の眷属中でも最上級分類される悪魔で、護世八方天の東の守護天神上半身は4本腕で、帆の付いたを持つ。

※この「風天(ヴァユ)」の解説は、「青の祓魔師」の解説の一部です。
「風天(ヴァユ)」を含む「青の祓魔師」の記事については、「青の祓魔師」の概要を参照ください。

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