デストロン/Predacons
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「トランスフォーマー ビーストウォーズメタルス 激突!ガンガンバトル」の記事における「デストロン/Predacons」の解説
破壊大帝メタルスメガトロン/Transmetal Megatron(ティラノサウルス) 声 - 千葉繁 / 英 - デビッド・ケイ デストロンの破壊大帝。接近戦が主だが、攻撃範囲は広い。溶岩では溶岩のダメージが軽減される。 ロボット メガトロンウェーブ/ハイパーメガ・バスター ビースト メガトロンクェイク/ハイパーメガ・ファイヤー 忍者兵メタルスタランス/Transmetal Tarantulas(タランチュラ) 声 - 長島雄一 / 英 - アレック・ ウィロウズ デストロンの忍者兵。スピードが速い。森林では木のダメージが軽減される。 ロボット ラウンドランチャーっす/一撃必殺サークルエッジっす ビースト シビレさせるっす/糸まきまきっす 戦将ランページ/Rampage(カニ) 声 - 檜山修之 / 英 - キャンベル・レイン デストロンの戦将。パワーがあるもののスピードが少々遅い。山岳では木の落石のダメージが軽減される。 ロボット バリバリガルバキャノン/ガルバキャノン乱れ撃ちじゃ~ ビースト いわすど!テラークロー/こわがれ、こわがれ、こわがれ~ 砂漠戦指揮官クイックストライク/Quickstrike(サソリ&コブラのフューザー) 声 - 飛田展男 / 英 - イアン・ジェームズ・コーレット デストロンの砂漠戦指揮官で、フューザー戦士。相手に飛び込んだり、毒ガスを吐く等トリッキーな技が多い。ジャンプキャンセルにより地中に潜ることが出来る。砂漠では画面隅の流砂に滑らない。 ロボット パンチでぎっちょ~ん/ベノム・バイトでぎっちょんちょ~ん ビースト どくでぎっちょ~ん/ベノム・ストライクでぎっちょ~ん
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デストロン / Predacons
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「ビーストウォーズメタルス 超生命体トランスフォーマー」の記事における「デストロン / Predacons」の解説
破壊大帝 メタルスメガトロン / Megatron(メカティラノサウルス) 声 - 千葉繁 / デビッド・ケイ全長:3.2m 重量:3.5t 飛行最高速度:マッハ8(ビークルモード時) クォンタムサージを浴びて、トランスメタル化。 「エネルゴンの力で宇宙征服」は部下を集めるための理由であり、真の目的は「初代メガトロンの残したゴールデンディスクに書かれた未来(メガトロンたちの本来の時代から見れば過去)の情報を用い、その遺志である歴史改変」であった。一度は初代コンボイの暗殺に成功するもブラックウィドーの裏切りにより失敗する。本人曰く「負けるのは部下が頼りないから」 ビークルモードは胴体の左右のブースターで飛行。第3話では足から車輪を出して移動する買い物モード(食玩『トランスメタルスダッシュ!!』ではジェットローラータイプ)とも名付けられている変形を見せる。 武器はビーストモード時の尻尾が変形したペンチアームを主体とし、先端部からは光線のメガバスターを放ち、光の刃としても使用することが可能。ペンチアームの先端を変形させればディスクの映写装置メガデコーダーになる。ビーストモード時の腕はロボットモード時は両肩二門のビーム砲プラズマファランクスを形成。 コミカルな描写に関しては先述の通り、ジェットローラーで遊んだり、第17話では風呂代わりに使っている再生プールにアヒルちゃんのオモチャを浮かべていた。また、第19話の次回予告後の提供クレジットではまじめに次回予告をしなかったことを非難するタランスに対し、「マジメにやったらビーストじゃない」という発言をしている。漫画版ではナビ子が未登場ということもあって、シリアス重視のキャラとなり、一人称も「ワシ」になっている。コンボイの残骸をゾンビ化して蘇らせた上、完全な傀儡にする「マジックショー」を行うも、サイバトロンのチームプレーにより逆にコンボイを完全復活させてしまった。コンボイのカムバック戦に敗北後、温泉のような再生システムで傷を癒すも、ジャガーに敗北し、首だけの状態になってしまう。その状態のままワスピーターに連れられ、ブラックウィドーが発見したアークに姿を現し、初代コンボイを暗殺しようとするが、自身の消滅を恐れたブラックウィドーによってマグマに落とされてしまう。しかし、そこに沈んでいた初代メガトロンに「力を貸して欲しい」と嘆願したことで初代メガトロンのスパークの力により、ドラゴンメガトロンとなって復活した。なお、マジックショーの説明時はユーモラスに振る舞い、報告に来たワスピーターの慌てぶりに苛ついた際は「やかましい」と蹴落とすなど、コミカル描写が皆無だったわけではない。また、頭部だけの状態と化した際には本作オリジナル技として、目から光線を放ち、ブラックウィドーを攻撃している。 破壊大帝 メタルスドラゴンメガトロン / Megatron(メカドラゴン) 全長:11.5m 重量:14.5t 飛行最高速度:マッハ9(ビーストモード時) 第22話から登場。パワードコンボイに対抗すべく、アーク内に潜入し、初代メガトロンのスパークを自らのスパークと合体させる。その最中にタランスとクイックストライクの策略により、溶岩に落とされるが、それが功を奏して、赤いドラゴンという予想以上のパワーアップを果たした。進化以降の口癖は「アチョ〜!」。 デストロンが誇る最強戦艦ネメシスを探し出し最後の攻勢に討って出る。ブリッジに乗り込んできたパワードコンボイをも圧倒し、勝利は目前かと思われたが、オリジナルの人格の影響を受け始めたメタルスダイノボットの裏切りにより敗北する。アークのシャトルに括りつけられた状態でセイバートロン星に連行されることになり日本語版ではその時「バイバイキ〜ン!」と叫んだ。 連行前に初代メガトロンのスパークは初代メガトロンに返却されたが、そのシーンはカットされた。 ドラゴンの口から火炎放射のドラグーン・ブレイズや冷凍光線のドラグーン・フリーズを発射。牙には噛みついた相手に電流を流し込むエレクトロ・バイト・ドラゴンが備わっている。玩具ではロボットモードの頭部からミサイルを発射。車両型のグランスピーダーモード(ドラゴンライダーとも)にも変形する。 コミカル面においては第23話でクイックストライクの裁判を行った際、雰囲気を出すためにカリスマ美容師にセットしてもらったカツラを被っていた。ファイナルリミックス(最終話)である第26話のオープニングでは、他のキャラクターが「千年のソルジャー」を合唱する中、1人だけ紛失した海老チャーハンを探し回っていた。また、モノマネ大会では審査員を務め、えこひいきやズルをせず真面目に、かつ厳しいジャッジを行った。また、直前のパワードコンボイ戦ではしりとりおよび早口言葉合戦をしながらの戦闘を展開した。漫画版では新生直後、初代コンボイを破壊するも初代コンボイのスパークを取り込んで、パワードコンボイとなったコンボイと死闘の果てにスパークを足で潰されて最期を迎えた。パワードコンボイとは逆に終始ロボットモードのままであったが、パワードコンボイとの戦いで頭部を破壊された後は左腕のドラゴンが意識を持っていた。 忍者兵 メタルスタランス / Tarantulas(メカスパイダー(タランチュラ)) 声 - 長島雄一 / アレック・ウィロウズ全長:2.5m 重量:2.1t 最高速度時速:400km(ビークルモード時) 前作の最終話である第26話でインフェルノに焼かれたボディから意識を分離していたがブラックウィドーの脳内に意識を寄生することで生き延び、クォンタムサージでトランスメタル化したボディに戻り復活する。ビークルモードはバイクに変形。車輪で高速移動可能で「パラリラパラリラ〜」と暴走族のような声を出す。復活直後はサイバーリンクでブラックウィドーの体を限定的に操り支配していたが、ブラックウィドーがサイバーリンクによる繋がりを逆に利用したエネルゴンによるダメージ共有を行った為、やむを得ず解除することになった。発明家としての才能を如何なく発揮し、パワードコンボイに対してはウイルス弾で戦闘不能にしたり、寄生して遠隔操作するクモ型ロボットとパワードコンボイ型コントローラーを使って操ったりした。エネルゴンキューブの洞窟を新たな隠れ家とする。 前作以上に独断専行が目立ち始め、メガトロンですら真意を把握しきれず、互いに不信感を募らせ続け、遂に公然とメガトロンに反旗を翻す。ジャガー来訪の際には、メガトロンの逮捕もしくは抹殺のために送り込まれたデストロン最大派閥の1つであるトリプティコン評議会直属のデストロン秘密警察のエージェントであることが明かされる。ジャガーの戦死後もメガトロンからは科学技術目当てで残留を許されるがユニクロンの眷属(ユニクロンズ・スポーン)であることと全トランスフォーマーの抹殺という最終目的は最後まで気づかれることはなかった。 アーク破壊に失敗後、姿を暗ますが、タイガーファルコンを捕獲し、それを使って時空渦動を引き起こそうとする。だが、憑依していたエイリアン(ヴォック)の反撃に遭い、足だけを残してあえなく爆死する。なお、海外のトランスフォーマー ユニバースのコミック版ではヴォックを取り込んで復活している。 武器はビークルモードの前車輪を形成し、ロボットモードでは、レーザーも発射できる回転鋸サークルエッジ。ビーストモードの臀部でビークルモードでは後部車輪になる部分はロボットモードでは肩の装甲となり、そこからミサイルのクラスター・ボムを発射。オプションとして、液体爆弾などを発射する銃火器マルチ・スプレーガンも使用。 ファイナルリミックス(最終話)である第26話のモノマネ大会では、宇宙まで響き渡る「やかんの湯が沸いた音」のモノマネを行い、自ら「上手い!」と絶賛していたが、お仕置きされていた。漫画版ではメガトロンの手で蘇生したコンボイが仲間になったことを疑わず、肩もみをさせるが、コンボイには既にスパークが戻っていた為、肩もみ状態からダメージを受けて、頭部が外れてしまった。ブラックウィドーと共に神殿(アーク)を探している最中、記憶を失っていたタイガトロンを小型のクモメカで洗脳し、エアラザーと戦わせる。それに怒ったブラックウィドーに首を折られながらも、精神をリンクさせていたタイガトロンを操って、エアラザーに致命傷を負わせ、精神世界側のエアラザーに対してもタイガトロンに化けた状態で致命傷を与えた。しかし、最後の力を振り絞った精神エアラザーの攻撃で精神タランスを倒されてしまったことでスパークを損傷し、タイガトロンを奪還されてしまった上、現実世界の自身は駆け付けたコンボイに命乞いするも叶わず、自己再生不能になるまで砕かれて死亡する。その後、ドラゴンメガトロンの手でゾンビ軍団の1人として復活する。なお、トリプティコン評議会が未登場だった為、秘密警察のエージェントしては描かれなかった。 空中攻撃兵 ワスピーター / Waspinator(ハチ) 声 - 加藤賢崇 / スコット・マクニール クォンタムサージ発生の際に衝撃で再生プールの中に落ちたためにメタルス化できなかった。やられ役としての側面が強調され、メタルスダイノボットに千切りにされたり、ブラックウィドーの飛行艇にぶつかったり粉々になるなどされるも、そのたびにしぶとく復活、ギャグキャラクターの地位を確立した。だが、1つになった衛星を見て惑星エネルゴアの正体に気づくといった賢い一面も見せており、やられ役ながらもシルバーボルトに対しては勝率の良さを見せた。時々「先輩」「後輩」「お前何年だよ?」など自分たちの関係を学園に見立てた話し方をする。第25話にてデストロンに嫌気がさし、脱退を宣言。サイバトロンが地球を去った後、猿人の王に納まって幸せな生活を手に入れた。 ファイナルリミックス(最終話)である第26話ではランページとは声を担当した加藤とランページ役の檜山が広島県出身であるゆえのネタで同じ広島出身という会話をしていた。また、モノマネ大会では「読売ジャイアンツの桑田投手」、「サッカーの中田選手」などのモノマネをするが、出来は自分でも自覚しており、お仕置きを食らって「あーやっぱりやられた」と苦笑混じりに言っていた。 玩具では、メタルス化しており、F-15型のビークルモードに変形。ビーストモードの針は、ロボットモードでは銃火器のピーターガンになる。漫画版ではメタルスの姿で登場。初登場時はメガトロンに蹴り落とされるという、アニメ本編同様に酷い扱いを受けるが、死体に紛れてやりすごしジャガーの攻撃から生き延びた後、ジャガーに残骸にされたメガトロンを助け出して、初代コンボイ抹殺に赴いた。ドラゴンメガトロンの手でゾンビとして蘇ったデストロン兵がコンボイと戦った際には姿が無く、消息は不明となる。 空中戦闘員 テラザウラー / Terrorsaur(プテラノドン) 声 - 飛田展男 / ダグ・パーカー 砂漠戦闘指揮官 スコルポス / Scorponok(サソリ) 声 - 遠藤雅 / ドン・ブラウン 両者共、第1話にてクォンタムサージを浴びメタルス化の兆候を見せるものの、その際の衝撃で基地の下のマグマの中に落下して死亡。Aパートのみの登場に終わった。 テラザウラーは玩具ではメタルス化しており、ソニックブーマーとも呼ばれる戦闘機型のビークルモードにも変形。ビーストモードの翼は二本一組の剣ブレークカッターとなる。 スコルポスは海外ではハッピーミールのオマケとしてトランスメタルススコルポノックが配布された。ビークルモードはない。漫画版ではテラザウラーがメタルスの姿で登場。自身のドローンであるテラザウラー百人隊を率いるが、復活したコンボイに全員が倒され、自身は真っ二つにされる。ジャガーに殺害された後、ドラゴンメガトロンの手でゾンビ軍団の1人として復活させられた。なお、口癖はアニメ版の「ザンス」ではなく「ザマス」となっている。 地上攻撃指揮官 インフェルノ / Inferno(アリ) 声 - 三木眞一郎 / ジム・バーンズ 地球生まれゆえに、メタルス化せず。 前作の最終話である第26話でサイバトロン基地内でのブラックウィドーとの戦いで頭を吹き飛ばされた後、サイバトロンの手で閉じ込められていたが自力で復活を果たす。 相変わらずの忠臣ぶりで殉職したスコルポスに代わり、デストロンのNo.2となる。 日本語版では攻撃を受けた際に「やな感じー!」というインフェルノ役の三木の担当キャラクターである『ポケットモンスター』のコジロウのセリフを言うこともあった。いつも口癖の「ごっつんこ」ばかり言うため、番組の予告でラットル達にそのことをつっこまれていた。 英語版ではメガトロンを「女王蟻様」や「女王陛下」などと呼ぶが、日本語版では「黄門様」などと翻訳されている。 ネメシス侵攻の際はメガトロンに見捨てられ、原人達を抹殺するために放たれたフュージョンカノン砲にクイックストライク共々巻き込まれ死亡。ビーストウォーズが終結し、コンボイらが地球を去った後、彼の頭部は原人達に打楽器として玩ばれ、尻尾はコンロのように使われ日本語版では叩く度に「ごっつんこ」と声を発していた。 ファイナルリミックス(最終話)である第26話のモノマネ大会では銭形警部のモノマネで高評価を得るが、その後のポパイ、クリス・ペプラー、小林克也、『料理の鉄人』のキッチンレポートのモノマネを4連発で行った際はいずれも低評価のためお仕置きを受けていた。 漫画版では未登場。 玩具ではメタルス化しており、ツインドリルタンク型のビークルモードにも変形。武器は両腕のドリルスクリューアーム。海外ではスカベンジャーという別名で販売された。 砂漠戦指揮官 クイックストライク / Quickstrike(サソリ+コブラ) 声 - 飛田展男 / コリン・マードック全長:2m 重量:1.5t 第2話から登場。シルバーボルトと同様の経緯を辿った戦士。サソリとコブラのフューザー戦士であり、尾がコブラになっている。元々攻撃的な性格であり、誕生後にセキュリティサーキットがオフになっている隙をメガトロンに狙われ、アクティベーションコードを書き換えられてデストロンとなった。一人称は「俺」で、稀に「俺様」とも言っている。ゲームでは「わたくし」で、稀に「あたくし」と言っていた。日本版での口癖は「ギッチョン!(ギッチョンチョン!)」や「ブラ〜!(コブラ〜!)」。テレビシリーズより先に公開された劇場版2作では、キャラクター設定が確定していなかったために喋り方が多少異なり、劇場版第1作目では「〜でございます」という慇懃な口調だった。海外版では西部のカウボーイのような言動が特徴。サソリとコブラで別人格を持っているような描写も点在し、ビーストモード(サソリの頭)は低い声、コブラは高い声、ロボットモードではその中間の声を発する。コブラだけで動いていたこともある。 基本的にはメガトロンに忠実だが「いたぶる楽しみが減る」という理由でサイバトロン撃滅の中止をメガトロンに進言したり、タランスにそそのかされて、メガトロンを裏切ったこともある。ブラックウィドーに鼻の下を伸ばしたり、命令に稀にそむくなど、不真面目な言動が多い。 インフェルノと共に人間の村を襲っている最中、ネメシスの砲撃を受け死亡する。その後、原始人たちの笛(コブラ部分)や面(ロボットモードの顔)、棒立て(ハサミ)にされてしまった。日本語版では「情けない」と嘆いている。 武器はコブラの口から放たれるものが主であり、機関砲サイドワインダー、毒の光弾ベノム・ストライク、直接噛みつくベノム・バイト、毒の帯状光線ベノム・エクスプロージョン。第22話ではタランスが開発したパワードコンボイ型コントローラーを使って、パワードコンボイを操っている。 川口浩、森本レオ、下條アトムなどナレーションのモノマネが多く、テロップで「クイック・森本・ストライク」「下條・クイックストライク・アトム」と紹介されたり、「川口さん?」とツッコミを入れられている。22話では飛田が主演していた『機動戦士Ζガンダム』のネタも披露している。出番の少ない脇役であることを嘆いている様子も見られた。 ファイナルリミックス(最終話)である第26話のモノマネ大会では刑事コロンボのモノマネをするが、メガトロンに「(今時の)よい子のみんなにゃわかんねーよ!」とお仕置きを受けていた。漫画版ではサソリ型ドローン(体型はスコルポスに酷似)とコブラ型ドローン(体型は『ネオ』のコラーダに酷似)を指揮している。ライノックスの研究所を襲撃するが、ライノックスの自決に疑問を抱いたブラックウィドーに八つ当たりされて頭部を蹴り飛ばされてしまった後、研究所の爆発に巻き込まれてしまう。ジャガーに殺害された後、ドラゴンメガトロンの手でゾンビ軍団の1人として復活させられた。 戦将 メタルスランページ / Rampage(メカカニ) 声 - 檜山修之 / キャンベル・レーン全長:3.4m 重量:4t 最高速度時速:100km(ビーストモード時) 第8話から登場。スタースクリームのスパークの不死性を再現するためのプロトフォームXとして、サイバトロンの秘密実験により誕生。だが、手の付けられない凶暴な性格となってしまい、誕生地であるコロニーOのサイバトロンを全滅させた後、専用の救命ポッドに封印された。コンボイ部隊の手で生物の存在しない宇宙の墓場に投棄されるはずだったが、その前にビーストウォーズが勃発し、エイリアンマシン起動時の影響でXのポッドもエネルゴアに落下。地球生まれではないために、トランスメタル化した状態からカニのビースト戦士になった。その戦闘力は凄まじく、無類の火力と耐久力を持つ。当初は両勢力とも無差別に攻撃していたが、メガトロンの手で不死身のスパークを半分に切断された後、切り取られた片割れをエネルゴン・ケージに封印されてしまい、メガトロンに芸名として「ランページ」と名付けられ半ば脅迫される形でデストロンに加入することになる。 原語版では古風で詩的な台詞回しで話し、高い知性をうかがわせるが、初期設定では一人称が「我々」であるなど、狂気の度合いが色濃く設定されていた。 日本版では広島弁で喋り、喋る時は「わしは〜」「〜じゃ!」を付ける。口癖は「チョッキンな〜!」。また、日本版では初登場した話が劇場版で先行放送されたことから、テレビシリーズでは初登場時には既にデストロンの一員になっていた。その為、初登場時のチータスとの会話は初対面をイメージした会話となっている。 武器は三門式ガトリング銃ガルバキャノン、小銃クラブバスター。ビーストモード時は巨大な鋏テラークローを用いる。ビークルモードはタンクモードとも呼ばれるバトルタンク。 コロニーO時代からの宿敵であるデプスチャージとはエネルゴアでも幾度となく戦いを繰り広げ、最後の対決ではスパークを破壊されるも至近距離からの爆発でデプスチャージを道連れにした。 ファイナルリミックス(最終話)である第26話のモノマネ大会では二度振られるも「わしゃモノマネ出来んけぇ、パス!」と言ってモノマネを披露しなかった。漫画版では秘密実験で誕生したときからランページの名を与えられており、理性は皆無に等しく、スパークを求める本能で動いており、広島弁も喋らない。海に没したアクサロンを調査しに来たサイバトロンに対し、メガトロンが先に送り込んでいた刺客として戦闘を展開。コンボイの両腕とロボットモードの頭部とビークルモード用のジェットホバーを失わせるほどの死闘を繰り広げるが、アクサロンに残った全ミサイルで噴火した海底火山によりコンボイと共に空高く飛び上がった後、コンボイが切り離したジェットホバーによりエネルゴアの衛星軌道上に追放された。その後、ドラゴンメガトロンの光線で葬られ、自身のスパークはタランスたちや兵士ドローンをゾンビとして復活させるために用いられた。なお、スパークを求めていたのは「スパークが無いと天国にいけない」と考えていたからであり、コンボイはランページを衛星軌道上に追放する際には「せめて、星となって眠れ」と哀れみの言葉を送っている。 特殊戦闘兵 メタルスダイノボット / Dinobot(メカ恐竜(ヴェロキラプトル)) 声 - 藤原啓治 / スコット・マクニール全長:3.1m、重量:2.6t 第17話から登場。プロトフォームボディにダイノボットのDNAとランページの不死身のスパークを組み込み、トランスメタルドライバーの効果で生み出されたクローンダイノボット。初のメタルス2戦士でランページのスパークの効果もあり驚異的な再生能力を持ち、全身は刃物で構成されている。オリジナルダイノボットとは違って、凶暴かつ凶悪。メガトロンに非常に忠実であるが、呼び捨てにし、タメ口で会話しており、カットされているが、原語版の脚本では「俺のメガトロンへの忠誠心は疑いようがない」というセリフがある。ランページのスパークはエネルゴン・ケージごと組み込まれているが、ランページのスパークを傷つけても自身は一切ダメージを受けず、ランページのお目付け役を担っている。 ランページの戦死で自身の中のランページのスパークも失われるが、それにより、オリジナルダイノボットの記憶と性格の影響を受けていき、ネメシスで原人を殺害しようとしたり、飛び立てないアークもろともサイバトロンを葬ろうとするメガトロンに反発するようになる。ついには、サイバトロンにアーク内のシャトルの情報を送り、メガトロンに対しても真っ向から決別宣言をした。シャトルの特攻でネメシスが墜落を初め、コンボイに脱出と別れを告げた後、ネメシスと運命を共にした。人格変化については内容節も参照。 出番の少なさでギャグシーンは幾分少なくなった。ファイナルリミックス(最終話)である第26話ではアドリブが炸裂している。モノマネ大会ではコンピューターの判定を伝える役回りになっていた。 武器はビーストモードの足が変形した腕の爪デスクロー。ダイノビームはダイノビーム・バージョン2となり、以前は両目から放っていたがメタルス2においては、スコープがある片目から照準レーザーが放たれた後に一発のビームを出したり、ライトのように照射してから放ったりもする。劇中未使用だが尻尾を腕に取り付けることも可能。 漫画版では未登場。 諜報破壊兵 ジャガー / Ravage(カセットテープ) 声 - 森川智之 / リー・トッカー 第10話から第12話まで登場。 セイバートロン星の秘密捜査官にしてデストロン評議会の一員。 サウンドウェーブの部下のカセットロンのジャガーの新たな姿で獣人のようなボディとなり、人語も喋る。当時の変形音と共にカセットテープに変形。 武器は腿に装備されたレーザーサイト式の二丁拳銃ダブルクロス。光学迷彩で姿を隠すことも可能。 常に冷静かつ淡々と仕事をこなす有能な工作員で初代メガトロンへの忠誠心は未だに忘れていない。吹き替え版では「な」の発音が「にゃ」になってしまうという愛嬌も見せる。一人称は「私」だがアニメ登場前に発売された玩具のパッケージでは「俺」になっている。 「ビーストウォーズ関係者の抹殺」という秘密任務を帯びて、エネルゴアに飛来。最初はサイバトロンに協力し、メガトロンを逮捕するもゴールデンディスクの破片から再生された初代メガトロンの遺言を聞いて、任務を放棄し、現在のメガトロンと協力してサイバトロンと交戦。その最中、ラットルの手で爆破されたトランスワープクルーザーと運命を共にした。 その後、彼は『バイナルテック』にて発掘され、シボレー・コルベットに変形するボディを与えられることとなる。 玩具はメタルスチータスの仕様変更品で日本のみの発売。名前はメタルスジャガーでカセットテープではなく、メカジャガーに変形する。漫画版ではG1ジャガーことジャガー将軍(姿はハッピーミール版”パンサー”に酷似)の息子にして、デストロン特殊部隊黒(エボニー)の元隊長。一人称は「俺」彼にのみ聞こえる「神」の命令で生きる物すべてを宇宙を汚す害虫とみなして破壊する異常者で何万人もの捕虜・民間人を虐殺したとされており、重力刑務所に投獄されていた。エネルゴア以外でのサイバトロンとデストロンが終戦したことを伝えるためにエネルゴアに向かおうとしていたジャガー将軍を初めとした使節団を抹殺し、船を乗っ取り、エネルゴアに飛来。到着後、使節団抹殺に赴いたメガトロン部隊を倒し、さらには原始人の村を襲撃して立ち向かったダイノボットも仕留める。怒りに燃えるコンボイとの戦いで、彼の身体に風穴を空けるもその風穴で自身の腕を拘束されて零距離からの頭突きを受けた後、腕ごと引き千切られた銃に撃たれて、最期を迎えた。最終決戦ではジャガーもゾンビ化したが他のゾンビとは異なり、自我を有したままで顔には傷が出来ていながらも両腕は銃そのものと化す。コンボイに襲いかかろうとするが彼の代わりを引き受けたタイガトロンによって、真っ二つに切り捨てられた。顔立ちは玩具に近く、アニメではカセットテープに変形していたが漫画版では玩具と同じ、メタルスチータスに似た姿をしており、ビークルモードも披露した。銃は実弾式のものを使用。古風かつ以って回ったしゃべり方をして父親を「オヤジ」と呼ぶ作者の独自のキャラ作りの代表的存在になっている。 ナビ子 / Predacons Computer 声 - 柚木涼香 / エリザベス・キャロル・サヴェンコフ デストロン戦艦のナビゲーションシステム。日本語版では前作同様に陽気な女の子の人格でしゃべる。第23話でタイガーファルコンがタランス諸共デストロン戦艦を爆破した際に一緒に吹き飛ばされた。 番組開始直前の5秒CMの第7話と第12話ではメガトロンに対して、ツッコミを入れている。 漫画版では未登場。 サイバーラプター 劇場版『コンボイ大変身』に登場。メガトロンがラプターのクローンを改造して作ったメカラプター。制御用機械サイバーコントロールで制御されており、銀一色の体色と光線を放つ赤い複眼が特徴。サイバーコントロールを破壊されると暴走し、やがて停止する。 海外版では次のエピソードで初登場するメタルスダイノボットの試作品とも呼べる存在であったことがエピローグで描かれたが、日本版では第8話のラストシーンに変えられた。 スパイダーボット 声 - 檜山修之 タランスの偵察用小型ロボット。ランページに「今週のビックリドッキリメカ」とも呼ばれていた。 漫画版では未登場。
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デストロン / Predacons
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「ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー」の記事における「デストロン / Predacons」の解説
詳細は「デストロン (トランスフォーマー)#デストロン / Predacons」を参照 破壊大帝 メガトロン / Megatron 声 - 千葉繁 / デビッド・ケイ全長:2.8m 重量:2.3t 伝説の破壊大帝・初代メガトロンの後継者を名乗るデストロンの指導者。ティラノサウルスに変身する。 休戦状態だったデストロン本部で反乱を起こし、サイバトロンからゴールデンディスクを盗み出すと共に仲間を連れ逃亡。紆余曲折を経て仲間を連れ惑星エネルゴアに不時着。デストロンの復権、全宇宙の支配を企む。 冷酷残忍な性格だが、ユーモラスもある。味方の一部(特にテラザウラー、ブラックウィドーなど)からは、あまり頭は良くないと思われているが、逸早くエイリアンの存在に気づくなど、実際は知略に富み、常に謀略を巡らしている。一人称は「俺様」だが「私」「メガちゃん」を使うときもある。海外版では「イエ~ス」を口癖としている。 武器は右手のティラノヘッドの口から発射する光線「レーザー・バスター」左手のティラノテイルはハサミの「デス・クロー」とミサイルになる。両腰からはミサイルの「プラズマ・バスター」を発射。 自室にはゴールデンディスクの他に、棚に初代メガトロンの「融合カノン砲」とジェットロンの化石化した頭部が飾られている。ビーストモード時の牙を歯ブラシする光景も見られた。 前日談でのセイバートロンモードはミサイル装甲車(書籍「トランスフォーマー アルティメイトガイド」では「移動要塞」と記述されている)で、トイは『ギャラクシーフォース』のファストガンナーのリデコ。 公式の破壊大帝紹介やロボットマスターズなどにおいては、他作品のメガトロンとの区別をつける為に「ビーストメガトロン」と呼ばれる事がある。なお、次作『ビーストウォーズII 超生命体トランスフォーマー』の劇場版『ライオコンボイ危機一髪』では名前が出るが、彼を指しているか他の同名キャラクターを指しているかは不明になっている。 日本語版では元来のユーモラスさとアドリブ路線に加え、声を担当した千葉繁の影響により、ギャグキャラクターとしての印象が非常に強くなっている。「カーッ、ペッ!」と時折、痰を地面に吐き出すセリフも千葉のアドリブである。 忍者兵 タランス / Tarantulas 声 - 長島雄一 / アレック・ウィロウズ全長:2.4m 重量:1.8t クモに変身する陰湿な性格の技術者。単独行動が多く、基地から離れた場所に独自に秘密の研究所を設けている。メガトロンに対して何やら含むところがあるようで、常に何かを企んでいる節があるが一流の科学技術を持つためメガトロンも彼を手放せない。惑星エネルゴアの異変に誰よりも早く気づいていた。 武器は、8本のクモの脚が変形した八門の「ラウンドマシンガン」。ビーストモード時の腹部後部が変形した「ウェブランチャー」からは斧型アンカーも発射。第3話でのラットル戦では、小型のロケットランチャーも使用。ロボットモード時の頭部には相手の体温(機体から発するエネルギー)を感知するサーモスキャンがある。 一人称は「アタチ」(稀に「俺」)で、口癖の語尾は「~ッス」何かを企んでいるときは「ウヒャヒャヒャヒャ」と奇妙な笑い声を上げ、銃を撃ちまくる際は高笑いをする。かぎ爪のようになっている手は、クモをスキャンする前は普通の形だった。エネルゴン・クリスタルを小さく分けることも可能だが、劇中では披露されなかった。 エイリアン襲撃に逸早く気づいており、救命ポットを利用して脱出を図ろうとしたが、メガトロンの命を受けたインフェルノの手で黒焦げにされてしまう。だが、息絶えてはいなかったことから精神リンクしてきたブラックウィドーの行動を逆手に取り、彼女の精神にサイバーリンクを張って、操ることが可能になった。 セイバートロンモードはバイクで、トイは『ジェネレーションズ』のスクラップヒープのリペイント。 空中戦闘兵 テラザウラー / Terrorsaur 声 - 飛田展男 / ダグ・パーカー全長:2.3m 重量:1.5t プテラノドンに変身。デストロン軍の空中戦力の一角を担う。気障な性格で自惚れ屋だが、頭はキレるほう。野心家であり、リーダーの座を狙っているが、そのたびに失敗する。 日本語版では「ミーは~ザンス」などとイヤミと同じ気取ったしゃべり方をする。たまに「カァ~」と言う。 武器は拳銃の「テラー・ビームガン」、目から放つ「アトミックビーム」、肩の「ショルダーキャノン」。飛行能力に関しては、スピードにも優れていることから空中戦と回避能力に関しては特筆するものがある。だが、火力は低いために、総合的な戦闘能力はあまり高くない。ただし、後述のパワーアップ時には、攻撃力も向上し、ショルダーキャノンも「エネルゴンキャノン」に強化された。 エネルゴンの空中山脈でパワーアップし、メガトロンを圧倒して破壊する。だが、パワーアップ時間には限りがあった上、ラットルの手で空中山脈を破壊されたことで、パワーアップできなくなり、メガトロンもスコルポスとワスピーターの手で復活を果たし、制裁をくらったことが示唆されている。 セイバートロンモードはジェット機で、トイはユナイトウォリアーズ版エアーライダーのリデコ。 空中攻撃兵 ワスピーター / Waspinator 声 - 加藤賢崇 / スコット・マクニール全長:2.5m 重量:1.3t 飛行最高速度:マッハ5 ハチに変身する。同じ飛行能力を有するテラザウラーと行動を共にすることが多い。のんびり屋で、戦闘ではよくやられている。デストロンにいるのは、メガトロンと契約したからであり、それゆえに仲間たちのような野心や忠誠心は見られない。メガトロンのことは「いつかギャフンと言わせたい」らしいが、自分がデストロンのリーダーになる気はないらしく、テラザウラーの下剋上が起こったときも、メガトロンをリーダーと認めていた。 武器はミサイルランチャーにもなる「ビービー・ショット」、目からは「ワスピレーザー」を発射。羽音は妨害電波と相手を麻痺させる「ビービー・ウイング」にもなる。 日本語版では語尾に海外版でも使う言葉「ブーン」を付け、一人称は「ぼくちゃん」だが、稀に海外版同様に自分の名前を一人称に使うときもある。ブラックウィドーに対して先輩風を吹かせたことがあるが、これは当時ブラックウィドー役の永椎あゆ美が本作が声優デビュー作であることから生まれた楽屋ネタ。 第21話で、スタースクリームのスパークに憑りつかれ、スタースクリームに操られてしまう。最終的にはスタースクリームから解放されたが、憑依されていた時の事は覚えていなかった。また、憑依中はデストロンエンブレムが旧デストロンのものに変化した。 前日談でのセイバートロンモードはジェット機で、トイは次作『BWII』に登場したダージのリペイント。 砂漠戦闘指揮官 スコルポス / Scorponok 声 - 遠藤雅 / ドン・ブラウン全長:2.5m、重量:1.8t サソリに変身する副指揮官。メガトロンへの忠誠心は本物であり、テラザウラーに破壊されたメガトロンを修理したり、テラザウラーが下剋上でボスになった時は「デストロンのボスはメガトロン様だけだ」と文句を言っている。日本語版では不良のように「オラオラ!」と叫び、コギャルの如く語尾を延ばす癖もある。海外版ではセリフの言い回しから愚鈍な性格に設定されている。自分の地位を利用して仲間をこき使うが、不運があるとメガトロンにすがりつく泣き虫である。日本語版ではサイバトロンに寝返ったダイノボットを羨んでいる描写がある。 日本版では語られることはなかったが、メガトロンが彼を副指揮官にしている理由は、絶対に裏切ることのない馬鹿だからであるようで、多くのデストロンは彼のことを小馬鹿にしている様子が窺える。 主な武器はサソリの尾から出す毒や右腕の大バサミより発射する2連装のミサイルがある。ミサイルだけあり、威力は絶大でダイノボットやチータスをダウンさせたこともある。その他にも、左腕の大バサミに偵察機能やウイルスを搭載した昆虫型メカ「サイバー・ビー」を装備している。尻尾の毒針を飛ばすことも可能。化学技術にもそこそこ詳しく、メガトロンがダイノボットのクローンを生み出した際には助手のような役割を果たした。 セイバートロンモードはホバークラフト。 諜報工作員 ブラックウィドー / Blackarachnia 声 - 永椎あゆ美 / ヴィーナス・ターゾ全長:2.4m 重量:1.5t 8話で誕生。サイバトロンのプロトフォームだったが、落下後にタランスのプログラム書き換えでデストロンとして誕生した女戦士。タランスの趣味でジョロウグモ(外見はセアカゴケグモに近い)のビーストモードになったが、本人は気に入っているらしい。一人称は「あたし」で、よく「しゃ~!」と叫ぶ。 ずる賢く、自惚れ屋なため、味方からも警戒されている。遺跡の力でパワーアップし反乱を起こすなど、野心家でもある。スタースクリームが参戦したときは彼の側に付いたが、内心は不信感を持っていたらしく最終的にはサイバトロンと共闘する形でスタースクリームを撃退。メガトロンも一度は制裁を考えたものの、結果的にデストロンも救ったため、お咎めなしで許された(彼女自身は、スタースクリームの本性を探るために裏切った振りをしていただけと主張していた)。タランス同様、八本のクモの脚から撃つマシンガンやアンカーを発射する銃が主武器だが、蹴りによる格闘戦も得意とする。 地上攻撃指揮官 インフェルノ / Inferno 声 - 三木眞一郎/英 - ジム・バーンズ全長:2.6m 重量:2.3t 飛行最高速度:マッハ6 18話で誕生。サイバトロンのポッドのプログラミングチップを、タランスがデストロンのものと交換したことでデストロンとして誕生した(シェルプログラムによって書き換えられたブラックウィドーとは異なるケース)。タランスはクモの戦士として誕生させるつもりだったが、スキャン装置が先にアリを探知したためにヒアリ(ファイヤーアント)の戦士となった。その影響か、誕生時に思考回路をアリの本能に支配されてしまい、自分を女王アリに仕える兵隊アリに、ポッドを自分の巣と思い込んでいた。そのため当初はポッドに手を出す者に対して見境なく攻撃したが、サイバトロンにポッドを破壊され、自らもバラバラにされたのちデストロンに回収され基地に運ばれる。その後はメガトロンの命令に忠実(インフェルノにとってメガトロンが女王アリにあたるため)な戦士となった。二丁の拳銃によるミサイルと火炎放射を武器とし、戦闘能力が高い。ロボットモードでは飛行能力も有し、ワスピーターとテラザウラーと共にデストロンの空中戦力要員となる。口癖は「ごっつんこ」。初登場時のみ「~でアリんす」などの廓詞を使っていた。 ナビ子 / Predacon computer 声 - 永椎あゆ美 / エリザベス・キャロル・サヴェンコフ デストロン戦艦やデストロン戦士の体内に内蔵されているコンピューター。ナビ子という名前は日本語版独自のもので、陽気な口調で時折他のアニメキャラや人気タレント、さらにはデストロン戦士のものまねをやることも。 「トランスフォーマー博×横浜コラボレーション[横浜ディセプティコン秘密基地]キャンペーン」のコミックでは、ワープ用の新しいボディを与えられイルカから女性トランスフォーマーに変身する。 クローンダイノボット / Clone One 声 - 藤原啓治 / スコット・マクニール 第17話に登場。メガトロンがサイバトロン基地制圧のために作りだしたダイノボットのダミー。外見はダイノボットとまったく同じだが、完全な生身の恐竜であり、ロボットモードになれない。 性格は本物とは正反対で卑怯者。本物よりも若干高い声で、「~でぃ」と江戸っ子風な語尾の喋り方をする。サイバトロンを上手く騙し基地に潜入するも、最期は本物と対決し喰われてしまった。(なお、彼の皮はダイノボットの部屋に飾られており、メタルス8話で確認できる) 日本語版のメガトロンのセリフではピーマンとキャベツの千切り、みりん(少々)、塩コショウが材料として挙げられているが、メガトロン役の千葉によるただのアドリブである。
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