ビースト戦士
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/30 00:06 UTC 版)
「ビーストウォーズリボーン」の記事における「ビースト戦士」の解説
コンボイ(ゴリラ) 謎の神殿で蘇ったTFの一人で、過去の記憶を失っている。同様に記憶を失ったメガトロンと共に行動するが、徐々に彼への不信感を募らせるようになる。 玩具については#日本における展開を参照のこと。 メガトロン(ティラノサウルス) 謎の神殿で目覚めたTFの一人で、やはり過去の記憶を失っている。コンボイと行動を共にするが、次第にその冷徹な本性を見せ始める。 玩具については#日本における展開を参照のこと。
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ビースト戦士
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/24 08:45 UTC 版)
「トランスフォーマー (架空の生物)」の記事における「ビースト戦士」の解説
『ビーストウォーズ』シリーズに登場する。 今までの金属生命トランスフォーマーと大きく構造が異なり、液状の素体の上に生物のDNAを上書きする事でトランスフォームをする、有機生命体寄りのトランスフォーマー。従来のトランスフォーマーのように無機的な存在をスキャンし変形することに加え、動植物といった有機生物をスキャンし「変身」することを可能とする。彼ら以前のトランスフォーマーにもダイノボット部隊やアニマトロン、テラートロンなどの動物型に変身する者は存在したが、それらはあくまでアニマルロボットという動物型ではあっても無機的な存在であったのに対して、ビースト戦士は生物のDNAをスキャンし(DNAをスキャンできるならば対象の状態は問わず、化石をスキャンすることも可能)、ビーストモード時にはスキャンした生物の有機的な外観を忠実に再現することが可能。ただし、あまりにも小さい生物をスキャンした場合(鼠、蜘蛛など)はそのサイズまでは再現できず、ビーストモードは本来の生物よりも巨大な物となってしまい、擬態としては不完全なものになる。また、スキャン装置に不具合が生じ、一度のスキャンで二種の生物をスキャンされた場合はキメラ状のビーストモードを持つ「フューザース」という状態になる。 身体のサイズはそれまでのトランスフォーマーに比べ小型(地球人と同程度)。それまでのサイバトロンやデストロンとは種族が異なる存在だが性質的には似通っており、従来のサイバトロンに近い方を「マクシマルズ」、従来のデストロンに近い方を「プレダコンズ」ともそれぞれ呼称される。誕生後に軍を入れ替わったり脱退は可能。動植物をスキャンする主な理由としては、彼らが他星への探検・外交使節などの役割を担った際、その星の環境に迅速に適応するため。無印『ビーストウォーズ』ではロボットモードでは星に溢れるエネルゴンの影響を強く受けすぎるため、それから逃れるためとしても使われた。ただし、あまりに長時間ビースト形態でいると、その動物の野生的部分が人格プログラムを侵食してしまうという弊害が出る場合もある。動物の肉や果物といった普通の食品を食べてエネルギーに変換することが可能だが、エネルゴンより変換効率は悪い。 彼らはサイバトロンとデストロンの大戦終結後、「マクシマルズ・アップグレード」政策により誕生したとされ、両者ともセイバートロン星奥深くの生産工場でスパークを宿した液体金属の「プロトフォーム」と呼ばれる状態で生まれてくる。プロトフォームはカプセルの中で眠り続け、他の存在をスキャンしトランスフォーマーとしてのカタチを得て初めて活動を開始する。スキャンを行うには外部装置の利用が必須であったが、『ビーストウォーズリターンズ』では体の中にスキャン装置を内蔵した新型のビースト戦士も登場している。ビースト戦士は一度生物をスキャンすると体の組成がDNAレベルで変化するため、セイバートロン星でリフォーマットを受けるか、何らかの外部入力(クォンタムサージやアンゴルモアエネルギー、トランスメタルドライバーなど)が無い限り、擬態形態を変更する事は不可能。 ビースト戦士誕生の裏には劇中で謎のエイリアンとして現われる「ヴォック」と呼ばれる存在がかかわっており、彼らのスパークはヴォックの一端から生まれている。「ヴォック」とは、「スウォーム」と「マトリクスオブリーダーシップ」の力で未来の地球人たち、爬虫人類「ジャダイ」、外宇宙で帝国を築いていたG2デストロン達が一つの大きなスパークへと融合した三位一体の存在。そしてヴォックの一部である「マトリクス」(G1のマトリクスとは別物)からビースト戦士のスパークは生まれ、これらの設定は劇中では語られないが、タカラトミーの公式サイトなどで語られている。 アニメスタッフにインタビューして制作された書籍『ビーストウォーズ ユニバース』によれば、生まれた直後のスパークがプロトフォームの状態でセイバートロン星へ現れ、別の惑星で生物をスキャンし、死亡するとマトリクスへ帰っていく。このビースト戦士の一生の輪廻のプロセスでマトリクス(ヴォック)は有機的なデータを回収し、人類の姿の再生を目指す。劇中ではビースト戦士にとって異質的な者「エイリアン」と呼ばれたヴォックは本来はビースト戦士と同質の存在なのである。劇中で描写されていない『ビーストウォーズユニバース』で描かれたこれらの設定が公式の設定とは認知されているわけではないことも付記しておく。実際の所、ビーストコンボイとビーストメガトロンはそれぞれがG1コンボイとG1メガトロンの直系の子孫であることがアニメ内で示唆されている。 旧トランスフォーマーがビースト戦士に転生することも可能で、作中ではG1に登場していたカセットロンのジャガーがプレダコンズに転生して登場。プロトフォーム状態ならばマクシマルズとプレダコンズの境界が曖昧らしく、マトリクスから生まれ本来マクシマルズであるはずの存在をプレダコンズとして容易く再プログラミングしている。 『ビーストウォーズ』時点でセイバートロン星ではオートボッツ(従来型サイバトロン)・ディセプティコンズ(従来型デストロン)・マクシマルズ・プレダコンズの四つの種族が共存して暮らしており、『ビーストウォーズネオ』ではセイバートロン星のビースト戦士の考えとして「命を持つロボットとして自然からパワーを得て生きる。その原点がビーストモード」と一種の思想めいた物が語られている。 『ギャラクシーフォース』に登場した惑星アニマトロスのトランスフォーマーたちも普段は動物の姿を取っているが、彼らもビースト戦士と呼べるかについては劇中では言及されていない。
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