タロットカードに暗示された敵スタンド使い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 03:34 UTC 版)
「スターダストクルセイダース」の記事における「タロットカードに暗示された敵スタンド使い」の解説
DIO配下の暗殺者たちで、ほとんどが金で雇われている。 この内、本体名のグレーフライ、フォーエバー、ラバーソール、ズィー・ズィー、アラビア・ファッツ、マニッシュ・ボーイの名前は、劇中に登場しない。テレビアニメ版ではアイキャッチでの字幕やエンディングクレジットに登場している。 グレーフライ 声 - なし / なし / 不明 / なし / 長克巳 エジプト行きの飛行機の機内でジョースター一行を襲ったスタンド使いの老人。根っからの悪党で、DIOに仕える以前から旅行者を事故に見せかけて殺害し、金品を巻き上げていた。舌にはスタンドと同じ形の窪みがある。戦闘中に戯れで何人もの乗客の舌を引き千切って殺害するなど、非常に残酷な性格。 機内では無関係の乗客を装ってジョースター一行を狙い、花京院の当身を食らいながらも、スタンドで一行を挑発するが、油断から花京院のハイエロファントグリーンの触手でスタンドをバラバラに千切られ、そのダメージが跳ね返り、顔面ごと舌が裂けて敗北する。しかし、事前に機長らを殺害して自動航行装置も破壊していたため、飛行機を不時着させて一行を足止めするという役割は果たし、死の間際にはDIOの恐ろしさや自分以外にもスタンド使いが襲来することを明かしている。 肉の芽を植え付けられてはおらず、DIOには金で雇われていた。 名前の由来は、アメリカのアーティスト「グレン・フライ」。タワーオブグレー(灰の塔) 【破壊力 - E / スピード - A / 射程距離 - A / 持続力 - C / 精密動作性 - E / 成長性 - E】 巨大なクワガタムシの像を持つスタンド。スタープラチナの両手ラッシュさえもかわす驚異的なスピードを誇り、口中の「塔針(タワーニードル)」というチェーン状に伸び縮みする器官によって人間の舌を引きちぎることを得意とする。この塔針の殺傷能力は高く、突進で何人もの乗客の口腔を座席越しに突き破り殺害している。 スタンド名の由来は、タロット大アルカナ16番目のカード「塔」。 偽キャプテン・テニール 声 - なし / なし / 不明 / なし / 玄田哲章 スピードワゴン財団から派遣されたチャーター船の船長に成り代わっていた男。本名は不明。常人の3倍の肺活量を持ち、潜水の自己ベスト6分12秒の記録を持つ。 承太郎に正体を見破られると、承太郎を海中へ引きずり込み、スタンドで猛烈な渦を発生させたうえで鋭い鱗を放って仕留めようと目論むが、スタープラチナの「流星指刺(スターフィンガー)」によって頭部を切り裂かれて敗北する。しかし、事前に用意していた爆破装置により船は爆破される。 なお、本物のテニール船長が乗っていた船の乗組員は、皆10年以上同乗しているベテランであったが、船長はスピードワゴン財団の紹介とある。事前に紹介を受けていたジョセフを含め、誰も船長が偽物であることに気づいていなかった。 名前の由来は、アメリカのポップ・グループ「キャプテン&テニール」。 原作漫画の北米版では "Captain Teneil" と改名されており、由来である "Tennille" とは綴りが異なる。テレビアニメの北米版では、"Captain Dragon"(キャプテン・ドラゴン)と改名されている。ダークブルームーン(暗青の月) 【破壊力 - C / スピード - C / 射程距離 - C / 持続力 - B / 精密動作性 - C / 成長性 - D】 四つ目の平たい頭をした半魚人のような像のスタンド。水中での戦いを得意としている。四肢には鋭い爪と水かきを持ち、船のスクリューの回転よりも鋭い水中カッターとなる。水中で素早く動いて渦を作り出すこともでき、渦の中に鋭い鱗を大量に放って敵を切り刻む戦法を使う。また、フジツボを相手のスタンドに付着させることで、エネルギーを吸い取る。 スタンド名の由来は、タロット大アルカナ18番目のカード「月」。 フォーエバー 声 - なし / なし / 不明 / なし / 山口勝平 エンヤ婆が送り込んだ刺客7人のうちの1人(1頭)。オランウータンでありながらスタンドを持ち、人間並みの高度な知性を持っている。また人間の女性のピンナップを眺めたり、アンのいるシャワールームへ侵入していた。 偽キャプテン・テニール戦を経て南シナ海を漂流していたジョースター一行の前に船と共に現れ、船内に誘い込む。船員たちを皆殺しにして一行を拘束したが、承太郎の挑発に乗って激昂した隙を突かれ、敗北する。最後は腹を露出して降伏の意思を示したものの承太郎に「動物としてのルールの領域をはみ出した」と一蹴され、スタープラチナのラッシュで殴り倒される。 OVA版ではポルナレフを倒したジョースター一行を急襲し、承太郎を押し潰そうとするが、背後からポルナレフに真っ二つに斬られる。 名前の由来は、ウータン・クランのアルバム「ウータン・フォーエバー」。本体が猿(オランウータン)という設定も「ウータン・フォーエバー」からであり、1986年のホラー映画『リンク』も影響しているとされている。ストレングス(力) 【破壊力 - B / スピード - D / 射程距離 - D / 持続力 - A / 精密動作性 - E / 成長性 - E】 船と同化したスタンド。小さな船を強大なエネルギーで巨大な貨物船のように見せ、スタンドでありながら普通の人間にも視認できる。船内に設置されている物体を意のままに操作するほか、本体自身が壁の中に入って船内を自由に移動したり、相手を壁や甲板の中へ引きずり込んだりすることもできる。OVA版では、船の部品をナイフやパイプに変えるといった能力も見せる。 スタンド名の由来は、タロット大アルカナ8番目のカード「力」。デザインのイメージは、幽霊船とメアリー・セレスト号の伝説。 呪いのデーボ 声 - なし / なし / 長嶝高士 / 石塚運昇 / 樫井笙人 エンヤ婆が送り込んだ刺客7人のうちの1人。政財界の大物も御用達の殺し屋で、「アメリカインディアンの呪術師」という触れ込みで知られている(スタンドで殺害された被害者は、普通の人間には呪い殺されたようにしか見えない)。相手を恨むことによって強くなるというスタンドの性質上、全身には自らが相手を恨むためにわざと受けた無数の傷跡がある。 シンガポールのホテルの一室で1人になったポルナレフを襲撃してわざと攻撃を受け、逃げたうえで部屋に設置していた人形を操ってホテルの従業員を殺害したうえ、本体の目の届かない場所では戦えないシルバーチャリオッツの弱点を突き、ベッドの下に誘い込んで拘束すると、ベッドの上から攻撃を繰り出すという戦法でポルナレフを一方的に追い詰める。部屋の床へジュースや酒を撒き散らし、漏電していたドライヤーでポルナレフを感電死させようとするが、割れた鏡で相手の位置を把握した彼にスタンドの全身を切り刻まれ、ズタズタとなった本体も死亡する。その遺体は隠れていたトイレを開けた別の従業員に発見される。 なお、原作ではポルナレフが疲労困憊のままジョセフたちと合流するところで終了しているが、テレビアニメ版では従業員の殺害容疑で警察の取り調べを受けているポルナレフを、ジョセフがスピードワゴン財団を通じて救う場面が補足されている。 名前の由来は、アメリカのロックバンド「ディーヴォ」。 Part3対戦型格闘ゲームの北米版では "D'Bo"(ディーボ)と改名されており、由来である "Devo" とは綴りが異なる。原作漫画およびテレビアニメの各々の北米版では、"Soul Sacrifice"(ソウル・サクリファイス)と改名されている。エボニーデビル(悪魔) 声 - なし / なし / 不明 / 宮下栄治 / 樫井笙人 【破壊力 - D / スピード - D / 射程距離 - A / 持続力 - B / 精密動作性 - D / 成長性 - B】 本体の恨みをエネルギー源とするスタンド。古代サルデーニャ戦士の彫像を思わせるヴィジョンで、人形に憑依し、操作することで標的を攻撃する。相手への恨みが強ければパワーも増し、遠隔操作型でありながら近距離パワー型並みの戦闘能力を発揮できる。また、通常ならスタンドを傷つけられない剃刀や割れたビンなどを使い、シルバーチャリオッツを傷つけていた。憑依した人形を傷つけられると、本体にダメージがフィードバックする。 スタンド名の由来はタロット大アルカナ15番目のカード「悪魔」。スタンドの発想は、『チャイルド・プレイ』などのホラー映画から。人形のデザインはアフリカの呪術人形のイメージ。 ラバーソール 声 - なし / なし / 不明 / なし / 川田紳司 エンヤ婆が送り込んだ刺客7人のうちの1人。ハンサム顔を自称する口汚い男。DIOに金銭で雇われており、承太郎を殺害すれば1億ドルを貰える契約を結んでいた。 花京院に化けて承太郎に近づき、奇行で露骨に怪しまれ、顔を殴られたことで変装が暴かれ戦闘となる。スタンドが誇る高い防御力と承太郎の指に喰らいつかせたスタンドで追い詰めるが、承太郎もろとも川に落とされ、呼吸のためにスタンドの防御を解いて顔を出したところを殴られる。降参して承太郎に「両右手の男」(J・ガイル)の能力の一端について教えていたところで、隙を発見し不意打ちを食らわせるも反撃され失敗。再度降参して命乞いをするがもはや聞き入られるはずもなく、最後はスタープラチナのラッシュ追撃を受けて再起不能となる。 なお、原作では騒動の最中における本物の花京院の行動については不明であったが、テレビアニメ版では「承太郎に置いて行かれたからプールサイドで(学生服のまま)日光浴をしていた」ことが本人の口から語られている。 名前の由来は、The Beatlesのアルバム「ラバー・ソウル」。 Part3対戦型格闘ゲームおよび『アイズオブヘブン』の北米版では "Robber Soul" と改名されており、由来である "Rubber Soul" とは綴りが異なる。イエローテンパランス(黄の節制) 【破壊力 - D / スピード - C / 射程距離 - E / 持続力 - A / 精密動作性 - E / 成長性 - D】 スライム状のスタンド。接触した生物の肉を溶かして捕食することにより強さや大きさが増し、取り込んだ肉と一体化するために普通の人間にも視認できる。どんな衝撃も分散・吸収する柔軟さを持つため、本体がまとえば無敵の「攻撃する防御壁」となる。能力の応用で他人そっくりに変装することもできる。肉片の一部が相手に喰い込めば、相手を食い尽くすまで離れない。ラバーソールは「弱点はない」と豪語する。 花京院に化けていた際にはハイエロファントグリーンを使用していた場面もあったが、Part3対戦型格闘ゲーム版ではハイエロファントグリーンに姿を似せたイエローテンパランスという扱いになっている。 スタンド名の由来はタロット大アルカナ14番目のカード「節制」。 ホル・ホース 声 - 難波圭一 / 若本規夫 / 不明 / 大塚芳忠 / 木内秀信 エンヤ婆が送り込んだ刺客7人のうちの1人。テンガロンハットを愛用し、ガンマンを気取る男。暗殺者としての度胸も据わっており、自分の能力もわきまえた実力者である。「パートナーを得て、初めて実力を発揮するタイプ」との自認から、「No.1よりNo.2」を人生哲学にしている。その性格上、金で雇われた他のスタンド使いと同じくDIOに心酔しているわけではなく、後述のように彼の命を狙ったこともある。パートナー選びに関しては高い才能を持ち、ポルナレフも「一人では怖くないが人の才能を見抜く才能があり、優秀な者と組むと恐ろしい実力を発揮する」と認めるほど。世界中にガールフレンドがおり、「世界で最も女性にやさしい」と自称する。女性を容姿では差別せず、暴力も振るわない。だが調子よく嘘はつくプレイボーイである。 カルカッタでJ・ガイルとコンビを組んでアヴドゥルを倒すが、後にJ・ガイルの敗北を知るや逃走。その件でエンヤ婆の怨みを買い、ジョースター一行もろとも始末されそうになるが、彼らに一時協力することで切り抜ける。その後、エジプトでDIOから一行の始末を催促された際に彼の暗殺を試みるが、ザ・ワールドの片鱗に触れたことで精神的に屈して改めて忠誠を誓い、一度敗北していたボインゴと半ば強引にコンビを組む。攻撃前にポルナレフに見つかって返り討ちにも遭いかけるが、ボインゴの予言通りポルナレフの鼻に指を突っ込んだことから事態を切り抜ける。さらに正午に下水パイプからエンペラーの銃弾を打ち込むと承太郎の頭を直撃するという予言通りに行動するが、腕時計の時間が少しずれていたため、撃った銃弾は戻ってきて自身の頭に当たる。かつて自分がアヴドゥルに与えた傷と同じ重症を負ってフェードアウトとなる。 敵キャラクターでありながら、4度登場して2度もジョースター一行と戦った末に生き残っている。このことはスピンオフ小説版『OVER HEAVEN』でも言及され、DIOが彼を評価する複数の要因の一つとされた。 仲間になるという案もあったというが、「仲間になりそうで、ならない」ということになった。また作中で咥えタバコが禁煙パイプに変わったが、これは作者がタバコ嫌いになったことが影響しており、彼を「考えをコロコロ変える男」としているためという。 名前の由来は、アメリカのポップス・デュオ「ダリル・ホール&ジョン・オーツ」。 ドラマCD版では原作とは異なり、アヴドゥルを倒してJ・ガイルと別行動を取った後に酒場で承太郎と1対1の対決となる。またOVA版ではバイクに乗っており、結末もエンヤ婆に重傷を負わされたまま戦闘に参加できず再起不能になっている。 スピンオフ作品『クレイジー・Dの悪霊的失恋』ではかつての経験から時間に厳しく腕時計を何本も付けており、とある依頼を受けて再びボインゴとコンビを組み杜王町にて東方仗助と出会う事となる。エンペラー(皇帝) 【破壊力 - B / スピード - B / 射程距離 - B / 持続力 - C / 精密動作性 - E / 成長性 - E】 リボルバーと オートマチックを組み合わせたデザインの銃とそれに装填される弾丸のスタンド。発現時の効果音は「メギャン」。弾丸そのものもスタンドであるため、弾切れを起こさず連射できる。ただし機能としてはシングルアクションリボルバーに近いらしく、射撃の際は撃鉄を起こす必要がある。弾丸の軌道を自在に操ることもでき、シルバーチャリオッツの剣を回避する程の精密さを誇るが、あくまでホルホース自身の意志で操作している為、弾丸から意識を逸らすと暴走してしまう欠点がある。しかも射程はあまり長くなく、標的が射程外だと弾丸が当たっても威力は低い。拳銃は一瞬で掌中に出現させることが可能となっており、「暗殺こそが『皇帝』の本質」と自認する。一方、スタンドであるゆえ普通の人間には視認できず、脅しに使うことはできない。 スタンド名の由来は、タロット大アルカナ4番目のカード「皇帝」。 J・ガイル 声 - 千葉繁 / 麦人 / 不明 / 立木文彦 / 桐本琢也 エンヤ婆の息子にして、彼女が送り込んだ刺客7人のうちの1人。ポルナレフにとっては妹の仇である「両右手の男」で、醜悪な風貌をしている。己の欲望のために犯罪を重ねる卑劣漢。ホル・ホースからは「(J・ガイルの)旦那」と呼ばれている。 カルカッタでホル・ホースとタッグを組み、スタンドの遠隔操作による不意打ちと連携でアヴドゥルを倒すことに成功する。そのままポルナレフと花京院を追い詰めるが、ポルナレフにスタンドの移動軌跡を読まれて手傷を負わされる。本体をつきとめられるも、一般人達を盾に2人を攪乱するが、花京院の機転によって完敗し、最終的にポルナレフによって「針串刺しの刑」に処せられて死亡する。その衝撃で死体は鉄柵に逆さまに引っかかり(OVA版では鉄条網に絡まり)、自らのスタンド名どおり「吊られた男」として晒される。 作中では「シェリーを殺害した際に彼の周囲に膜が張られたように雨が避けていった」という説明がされており、テレビアニメ版でもポルナレフの前にホル・ホースと現れたJ・ガイルの周囲を、雨が避けていく描写がある。 名前の由来は、アメリカのロックグループ「J・ガイルズ・バンド」。 OVAの北米版では "J. Gail"(J・ゲイル)、『オールスターバトル』以降およびテレビアニメの北米版では、"Centerfold"(センターフォールド)と改名されている。ハングドマン(吊られた男) 【破壊力 - C / スピード - A / 射程距離 - A / 持続力 - B / 精密動作性 - D / 成長性 - D】 包帯を身にまとったミイラ男に、左側頭部に機械的な要素を追加して生物感を消した像。テレビアニメ版では本体と同じ両右手に変更されている。手首の内側には刃を装着し武器としている。遠隔操作のスタンド。 鏡に映る像として出現し、鏡像に干渉することで実際の対象への攻撃や干渉が可能となる。鏡を破壊してもスタンドにダメージはなく、破片の中から攻撃を続けてくる。DIO配下のスタンド使いの間でも断片的に「鏡を使う能力である」と噂になっていた。対峙した相手には「鏡の中にいるから無敵」と揺さぶりをかける。鏡は水面、金貨、瞳など反射面があれば何でもよい。 実際には、「鏡のスタンド」というよりも「光のスタンド」といった方が実情に則している。鏡から鏡への反射(三次元・一直線)によって移動する性質をもつ。弱点は移動中の軌道を読まれて攻撃されること。また、鏡が何らかの理由でブラックアウトを起こした(例えば瞳に映った場合は、瞳が閉じられるなど)場合は、強制的にその先にある鏡へ移動させられる。 本質が光であることを見抜かれない限りは無敵といえ、見抜かれても、反射面を増やす、特に群衆の瞳に潜むことで人質を取るという戦術で弱点をカバーする。テレビアニメ版では、群衆の瞳から瞳へと移動しつつポルナレフを斬り刻む描写がされた。 スタンド名の由来は、タロット大アルカナ12番目のカード「吊られた男」。 ネーナ 声 - なし / 豊口めぐみ / 不明 / なし / 雪野五月 エンヤ婆が送り込んだ刺客7人のうちの1人。醜女だが、スタンド能力で美女の姿に擬態している。 最初はホル・ホースに求愛する貴族の娘に化け、カルカッタでジョースター一行に追い詰められたホル・ホースを逃がす。その際、密かにジョセフの腕へスタンド「エンプレス」を寄生させる。そのまま一行に同行してベナレスに着くと、付き添ったポルナレフとジョセフが邂逅するのを避けるため、言い寄るなどして彼の目を遠ざけるが、キスをする直前、ジョセフに倒された遠隔操作スタンドのダメージが跳ね返り、化けの皮が剥がれリタイヤ。 OVA版ではクレジットに「ホル・ホースの女」と表記され、敵として登場しない。 名前の由来は、西ドイツ(連載時)のロックグループ(あるいはそのボーカル)「ネーナ」。エンプレス(女帝) 【破壊力 - C / スピード - E / 射程距離 - A / 持続力 - A / 精密動作性 - D / 成長性 - D】 本体の血液を付着させた箇所に、人面瘡となって取り憑くスタンド。食べ物を摂取することで次第に成長し、取り憑いた相手に攻撃を仕掛けられるようになる。また、本体に肉を纏わせ、外見を偽装することもできる。取り憑いた対象の肉と同化しているスタンドなので、普通の人間にも視認できるほか、スタンドが発する声を聞かせることも可能。「チュミミ〜ン」という特徴的な口癖がある。 ジョセフの腕に寄生し、ベナレスに着くと病院で医師を殺害し、ジョセフにその罪を擦り付ける。ジョセフが警察に追われている間、自分は市場から盗んだ食べ物で物理的戦闘が可能なまでに成長し、そのまま殺害しようとするが、彼の策でコールタールに固められて戦闘不能となり、命乞いするもハーミットパープルで引き剥がされてバラバラにされ、敗北する。 スタンド名の由来は、タロット大アルカナ3番目のカード「女帝」。成長後のデザインは、インドの仏像をアレンジしたものになっている。 ズィー・ズィー(Z.Z) 声 - なし / なし / 不明 / なし / 岩崎征実 エンヤ婆が送り込んだ刺客7人のうちの1人。DIOには金で雇われた。 自動車の窓から逞しい腕を見せながら口汚く罵るが、実際は腕だけ筋肉質で他は貧相という奇妙な体格をした男で、車外では弱気になる。 パキスタンへ向かうジョースター一行を襲い、承太郎にスタンド能力でガソリンを浴びせて火だるまにしようとするが、制服を脱いで危機を脱した彼に反撃されて敗北し、パスポートや車を奪われ、身体を岩に縛りつけられたまま放置される。承太郎はこの戦いで制服が焼失したため、服屋で制服を仕立てて貰っている(テレビアニメ版ではこのシーンが補完され、服屋の店員も登場する)。 承太郎に勝利したと思った際には「勝ったッ! 第3部完!」と宣言し、彼から「(次回からは)誰がこの空条承太郎の代わりをつとめるんだ?」と問い返されるという、メタフィクション調のやり取りが描かれている。 名前の由来は、アメリカのロックグループ「ZZトップ」。 Part3対戦型格闘ゲームの北米版では "Zi Zi"、テレビアニメの北米版では "Zii Zii" と改名されており、由来である "ZZ" とは綴りが異なる。ホウィール・オブ・フォーチュン(運命の車輪) 【破壊力 - B / スピード - D / 射程距離 - D / 持続力 - A / 精密動作性 - E / 成長性 - D】 普通の自動車を変形させて操るスタンド。自動車と一体化しているため、普通の人間にも視認できる。ガソリンを超高圧で弾丸のように飛ばし、攻撃する。崖から落とされて爆発しても、即座に再生して地中を掘り進み、ボディを変形させて岩の隙間に潜り込むなど、車の常識を外れた動きで相手を徹底的に追い詰める。ただし、スタープラチナに車体を殴られた際は本体にダメージが行き、負傷している。 スタンド名の由来は、タロット大アルカナ10番目のカード「運命の輪」。イメージは映画『激突!』や『クリスティーン』のように襲いかかってくる車で、1960年代から1970年代のアメリカ車を改造した生き物のようなデザインとなっている。 エンヤ婆(エンヤ・ガイル) 声 - なし / 深見梨加 / 不明 / 三輪勝恵 / 鈴木れい子 DIOにスタンドの存在と能力の発現の方法を教えた張本人。DIOを崇拝し、絶対の忠誠を誓っている。J・ガイルの母親で、彼と同じく両手が右手である。J・ガイルを溺愛しており、彼をポルナレフに殺されたときは「心の清い息子が卑劣な手段で惨殺された」という趣旨の発言をしている。ポルナレフに「ジョイナー以上」と評される脚力をはじめ、老婆とは思えないほどの驚異的な身体能力を誇る。 当初はDIOの傍らでジョースター一行に差し向ける刺客たちを采配していたが、J・ガイルを含めた刺客7人が全員敗北したために面目を潰されて怒り狂い、単身で復讐に向かう。スタンドの幻覚で墓場を町に見せかけて宿屋の女主人に扮し、スタンド能力でホル・ホースとポルナレフを襲うが、探しに来た承太郎を彼が宿泊台帳に偽名を使っていたことに気づかずに本名で呼んでしまったため、追っ手であることが露呈する。戦闘では、承太郎の脚を傷つけてジャスティスを侵入させようとするもスタープラチナに吸引されて窒息し、失神する。その後、DIOの秘密を探ろうとするジョースター一行に捕らえられるが、スティーリー・ダンに口封じとして肉の芽を植えつけられ、脳を食い破られて殺される。自分がDIOに切り捨てられたことに驚愕するも最後までDIOへの忠誠は変わらず、彼の秘密を守り通す。 登場当初はDIOと並んでもそれなりの身長かつ普通の頭身だったが、連載が進むにつれてデフォルメ化が進み、低身長低頭身に変わった。作中では「エンヤ婆」としか呼ばれておらず、画集『JoJo6251 [荒木飛呂彦の世界]』で初めてフルネームが明かされ、OVA版でも使われた。名前の由来は、アイルランド出身の女性歌手「エンヤ」。 Part4やPart5などでも「魔女エンヤ婆」などと称され、物語の、特に「スタンド」や「矢」の設定において存在感を示した。 OVA版では、スタンド能力により若い女性の姿と老婆の姿を使い分けてジョースター一行を欺くが、承太郎が原作で偽キャプテン・テニールに使った方法により追っ手だと見破られる。また、死後は太陽の光を浴びて灰になり、消滅する。 Part3対戦型格闘ゲームおよびOVAの北米版では "N-Yah Gail"(エンヤー・ゲイル)、原作漫画およびテレビアニメの北米版では "Enyaba Geil"(エンヤバー・ガイル)と改名されている。ジャスティス(正義) 【破壊力 - D / スピード - E / 射程距離 - A / 持続力 - A / 精密動作性 - E / 成長性 - E】 王冠を被った骸骨の像を見せる霧状のスタンド。テレビアニメ版では本体と同じ両右手に変更されている。幻覚を見せ、墓場を1つの町に見せかける。また、傷口から侵入することで血液を蒸発させて傷口を中心にコイン大の穴を空け、そこに霧の糸を通して相手(生死を問わず)の身体を操ることができる。操った死体は全て舌が妙に細く長くなっている。この能力の真価は、1つのスタンドで無数の人間を同時に操れることであり、ホル・ホースから「最強最大のスタンド」と評価されている。霧なので物理攻撃は一切通用しない。 スタンド名の由来は、タロット大アルカナ11番目のカード「正義」。 スティーリー・ダン(鋼入りのダン) 声 - なし / なし / 不明 / なし / 岸尾だいすけ DIOに金で雇われたスタンド使い。典雅な物腰を装っているが、本性は卑劣漢。カラチの町でケバブ売りに化けてエンヤ婆を殺害した後、ジョセフの脳内にスタンドを通じてDIOの肉の芽を持ち込み、人質に取る。承太郎に次々と無理難題を押し付けて下僕としてコキ使うが、花京院の策でスタンドはジョセフの脳内から逃亡する(テレビアニメ版ではスタンドが逃亡する際、ジョセフが脳内の肉の芽を波紋で消滅させるシーンが補完されている)。次に承太郎の脳内へ侵入しようとするが、スタープラチナにスタンドを捕らえられ、腕と脚を折られる。一度は降参すると見せかけ、無関係な少女(声 - 久保ユリカ〈テレビアニメ版〉)の体内へスタンドを潜り込ませようとしたところをまたもや花京院の策で動きを封じられ、数々の仕打ちに内心激怒していた承太郎からスタープラチナのラッシュを3ページ半(テレビアニメ版では約20秒)に渡って浴びせられ、再起不能となる。ジョースター一行のスタンド能力を徹底的に学習してきたと豪語していたが、花京院からは「敵を知らなさ過ぎる」、承太郎からは「本当に予習してきたのか?」と酷評されている。 名前の由来は、アメリカのバンド「スティーリー・ダン」。 Part3対戦型格闘ゲームの北米版では "S-Terry Dan"(ステリー・ダン)、2005年に発売された原作漫画の北米版では、"Rubber Soul"(ラバーソール)と改名されている。ラバーソールの名前は原作に登場しないため、流用された。テレビアニメの北米版ではラバーソールの名前がクレジットされているため、"Dan of Steel"(ダン・オブ・スティール)と改名されており、2017年以降に再版された原作漫画もそちらに合わせている。ラバーズ(恋人) 【破壊力 - E / スピード - D / 射程距離 - A / 持続力 - A / 精密動作性 - D / 成長性 - E】 ミクロサイズの、全スタンド中最小クラスの微小スタンド。虫のような像を持つ。相手の体内に入り込み、対象の脳内に巣食う。史上最弱のスタンドを自称し、直接的なパワーは髪の毛1本すら動かせないほどだが、非力の反面射程は数百キロメートルにも及ぶ。脳や神経を直接刺激することで、本体が受けた感覚を数倍にして巣食った相手に与える能力を持つ。たとえ、相手の身体が義手であっても例外なく感覚を伝える。また、脳細胞を捏ねて変装したり、ダミー人形を多数作るといったことも可能。前述の非力さから自分では相手を殺害できないため、作中では脳内にDIOの肉の芽を持ち込むという手段を取っている。「マギーッ!」が口癖。 他のスタンドは、スタンドパワーを消費して小さくすることができるが(花京院とポルナレフはこの方法で対抗してきた)、本スタンドは常態で微小という特性をしているため消耗がない。 スタンド名の由来は、タロット大アルカナ6番目のカード「恋人」。デザインは映画『ショート・サーキット』に登場するロボットにハエやノミを混ぜ合わせたもの。 アラビア・ファッツ 声 - なし / なし / 不明 / なし / 坂巻学 太陽がデザインされた服を着た男。ヤプリーン村へ向かうためにラクダで砂漠を渡るジョースター一行を、鏡付きの車で砂漠の風景に隠れて追跡し、スタンドの高温で蒸し殺しにしようとする。しかし鏡に映った岩とその影が原因で隠れていた場所を見破られ、スタープラチナの投げた石が鏡越しに命中し、敗北する。 本人の台詞はスタープラチナの投石を受けた際の悲鳴以外に一切なくわずか2話、本体に至っては1コマだけの登場である。 名前の由来は、アメリカのアーティスト「ファッツ・ドミノ」。 Part3対戦型格闘ゲームの北米版では "Alabia Fats" という綴りに変更されており、「アラブの」を意味する "Arabia" ではない。サン(太陽) 【破壊力 - B / スピード - E / 射程距離 - A / 持続力 - A / 精密動作性 - E / 成長性 - E】 太陽に似た火の玉の像を持つスタンド。本体の直上に顕現し、猛烈な熱エネルギーで攻撃する。周辺の温度は80℃以上にもなるうえ、近づく者は高出力のレーザービームで迎撃する。上空100メートルという、スタンドの射程距離としてはかなり遠距離で操作するタイプでありながら、極めて高い攻撃力を持つ。ただし、あまりにも強力ゆえに自らにも能力の影響が及んでしまうため、作中ではカーエアコンを付けて冷たいドリンクを飲みながら追跡している。 スタンド名の由来は、タロット大アルカナ19番目のカード「太陽」。 マニッシュ・ボーイ 声 - なし / なし / 不明 / なし / 大谷育江 生後11か月の男の赤ん坊でありながら天才的な頭脳と狡猾な性格を秘めており、鋭い牙を生やしている。夢の中でならスタンドを介しての会話も可能であり、基本的には幼児言葉を使わず大人のような話し方をする。優れているのは頭脳だけではなく、顔面間近に迫ったサソリを素早く安全ピンで串刺しにする、といった身体能力の高さも兼ね備えている。喫煙の習慣もあり、ジョースター一行の就寝中に一服している(テレビアニメ版では海外番販での都合上で削除)。 ヤプリーン村で泣き声を通じて操った女性を介してジョースター一行に接触し、スタンドが作り出す悪夢世界=ナイトメア・ワールドで彼らを攻撃する。赤ん坊という立場を利用し、スタンド使いであることを見破った花京院を孤立させ、一行をまとめて始末しようとするが、夢の中にスタンドを持ち込むという花京院の機転に敗北する。その後、花京院からおしおきとして自分の大便を入れられた離乳食を無理矢理食わされ、悲鳴と共にリタイヤする。 名前の由来は、アメリカのミュージシャンマディ・ウォーターズの楽曲「マニッシュ・ボーイ」。 テレビアニメの北米版では、"Manishu Booi"(マニシュー・ボーイ)と改名されている。由来である "Mannish Boy" とは綴りが異なる。デス・サーティーン(死神13) 【破壊力 - C / スピード - C / 射程距離 - E / 持続力 - B / 精密動作性 - D / 成長性 - B】 眠りという無防備の精神の中に入り込むスタンド。ナイトメア・ワールドだけで活動し、相手が眠っている時に精神のみを支配下に置いて攻撃する。大鎌を持ったピエロのような像を持つが、実体があるのは頭と両手だけで胴体は空洞。口癖は「ラリホー」。 スタンド名の由来は、タロット大アルカナ13番目のカード「死神」。デザインはヴェネツィアのカーニバルの仮面をイメージしている。ナイトメア・ワールド(悪夢世界) デス・サーティーンの力で作り出された夢の世界。一切の常識は通用せず、マニッシュの思いどおりに動かせる。ただ一つのルールは、引き込んだ対象を殺害するのはスタンド自体が直接行うということ。対象は現実で誰かに起こされない限り目覚めることはなく、目が覚めるとここでの記憶を思い出せなくなるが、再びここを訪れると思い出すことが可能。ここでのダメージは現実の肉体にも反映され、致命傷を負えば現実でも死亡する。対象がスタンド使いの場合はここではスタンドを出せなくなるが、スタンドを出したまま眠れば持ち込めるほか、記憶を維持したまま目覚めることもできる。 カメオ 声 - なし / なし / 不明 / 大友龍三郎 / 有本欽隆 紅海の小島で待ち構えていたスタンド使い。スタンド能力でシェリーとアヴドゥルの土人形を創り出し、ポルナレフをジョセフたちから引き離したうえで襲うが、突如現れた本物のアヴドゥルに敗北する。その後、土中に隠れていたところを見つかり、咥えていた呼吸用の竹筒へ虫やゴミを詰め込まれたうえに小便を注ぎ込まれ、たまりかねて飛び出してしまう。スタンドのパワーの割には本人は肝っ玉は小さく、震えながらアヴドゥルに許しを請うが「お前の願いは一切聞かない」と受け入れられず、あえなくマジシャンズレッドで黒焦げにされ再起不能。 名前の由来は、アメリカのR&Bバンド「キャメオ」。 Part3対戦型格闘ゲームの北米版では "Kameo" と改名されており、由来である "Cameo" とは綴りが異なる。ジャッジメント(審判) 【破壊力 - B / スピード - B / 射程距離 - C / 持続力 - B / 精密動作性 - D / 成長性 - D】 ランプの精を装ったスタンド。人間の「心からの願い」を土に投影し、実体化させる。3本指のロボットのような像を持つ。決め台詞は「Hail 2 U! (君に幸あれ!)」。物質ならば感触や質感に至るまで本物と見紛うほど精巧に作り、実体化した願いが生物ならば人肉を求める土人形として実体化される。 単純なパワーやスピードにも優れている。アヴドゥルとの戦闘の際はボディや両眼が破壊されるほどのダメージを負って悲鳴も上げるが、本体のカメオに影響は無い。 スタンド名の由来は、タロット大アルカナ20番目のカード「審判」。デザインは石ノ森章太郎の『仮面ライダー』や『人造人間キカイダー』に影響を受けており、能力のベースは『アラジンと魔法のランプ』から来ている。 ミドラー 声 - なし / なし / 長沢美樹 / なし / 久川綾 潜水艦でエジプトへ向かうジョースター一行を襲撃したスタンド使いの女性。アヴドゥルにも名前を知られており、その世界ではかなり有名らしい。本人いわく、承太郎が好みのタイプ。 スタンドを潜水艦内へ侵入させて一行を苦戦させて艦を沈めた後、スキューバーダイビングで脱出した一行を追撃し、海底に偽装させたスタンドで呑み込む。そのまま巨大な歯で承太郎を噛み殺そうとするが、スタープラチナのラッシュで歯を内側からへし折られ、再起不能となる。 原作で本体の姿が描かれているのは再起不能となり倒れた小さな1コマだけで、裾の長い服を着ていることが分かるが顔は不明(唯一、本体の顔を見たポルナレフいわく「歯が全部フッ飛んでるから見てもしようがない」)。テレビアニメ版でも、一行をスタンドに閉じ込めた際に小さいシルエットを一瞬見せたシーンが追加されたのみである。 名前の由来は、アメリカの女性歌手「ベット・ミドラー」。 コブラチームのPart3のRPG『ジョジョの奇妙な冒険』ではスチュワーデスとして本体の姿が出ている。カプコンのPart3の対戦型格闘ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険』では作者描き下ろしによる露出度の高いジプシー姿の美女として登場し、画集『JOJO A-GO!GO!』でもほぼ同様の姿が描かれている[要ページ番号]。フィギュア「スタチューレジェンド」での姿も同ゲームのものがベースとなっている。 テレビアニメの北米版では、"Rose"(ローズ)と改名されている。ハイプリエステス(女教皇) 【破壊力 - C / スピード - B / 射程距離 - A / 持続力 - A / 精密動作性 - D / 成長性 - D】 人間の頭部に2本の腕が生えたような不気味な像を持つスタンド。機械を含む、あらゆる鉱物や人工物に化ける能力を持ち、一度化けると判別できない。かなりの遠距離からでも行動可能なうえ、本体との距離によってパワーが増減する特殊なタイプ。近傍7メートルまで近づいた際は、人間数人を丸ごと飲み込めるほど巨大になった。鋭い爪はジョセフの鋼鉄の義手をたやすく切断する威力を誇り、歯はダイヤモンド並みに硬い(承太郎曰く、「カルシウム不足のダイヤモンド」)。 スタンド名の由来は、タロット大アルカナ2番目のカード「女教皇」。アフリカの呪術的な民族衣装がモチーフ。
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