スピードワゴン財団(SPW財団)
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「ロバート・E・O・スピードワゴン」の記事における「スピードワゴン財団(SPW財団)」の解説
アメリカに渡ったスピードワゴンが石油王となり、巨万の富を得て設立した財団。主に医療などに力を入れている。その中に超常現象を扱う部門があるが、これはジョースター家との付き合いと「石仮面」の研究のためによるもので、「過酷な運命を背負う彼等の手助けをしてほしい」というスピードワゴンの遺言に基づいたもの。石仮面や柱の男の脅威が去った後も、現代(1987年)が舞台のPart3『スターダストクルセイダース』以降に原因不明の病気で苦しむ者の治療・介護の傍ら、新たなスタンド使いの情報をジョースター家に提供し、強力なバックアップを行っている。本部はアメリカ合衆国テキサス州ダラスにあり、東京・目黒にも支部がある。 Part3『スターダストクルセイダース』 イギーをエジプトまで移送している。移送後、ヘリコプターの乗組員2人が敵(ンドゥール)によって殺害される。また、負傷した花京院典明とイギーの治療をSPW財団の医師が行った。テレビアニメ版では昏睡状態のホリィの看護やエジプトでの敵スタンド使いの監視など出番が追加されているが、後者はそれゆえに監視員が殺害されてしまうシーンも追加されている。DIO戦後には花京院・ジョセフの遺体の回収、承太郎・ポルナレフの手当てを行う(ジョセフはDIOに吸い取られた血を体内に再び流し、スタープラチナによる心臓マッサージにより蘇生した)。 Part4『ダイヤモンドは砕けない』 空条承太郎からの指示で老いたジョセフを杜王港まで移送した際、乗組員の1人が音石明により成り代わられている(成り代わられた元の乗組員の安否は不明)。その後、音石に自白剤を使用し、彼の持っていた弓と矢を回収した。さらに、音石が生み出したスタンド使いの鼠“虫食い„を承太郎と仗助が追う際には、“虫食い„が潜む農地を封鎖して都市部への逃走を阻止した。 Parte5(Part5)『黄金の風』 物語序盤に広瀬康一が承太郎の依頼でイタリアを訪れる際の費用をSPW財団が全額負担しているほか、物語の後日談を描く小説『恥知らずのパープルヘイズ -ジョジョの奇妙な冒険より-』ではジョルノ・ジョバァーナ率いるギャング組織「パッショーネ」と協力関係にある一方、承太郎と同じく警戒されている。 Part6『ストーンオーシャン』 プッチ神父に記憶ディスクを抜き取られて仮死状態になった承太郎の延命措置をしていた。さらに、伝書鳩(サヴェジ・ガーデン)を利用し、徐倫が取り戻した承太郎のスタンド・ディスクを輸送する。 Part7『スティール・ボール・ラン』 「スピードワゴン石油株式会社」という名の企業が北アメリカ大陸横断レース「スティール・ボール・ラン」のスポンサーとして描かれている。Part7はそれまでのシリーズ作品とは異なる世界を舞台にしているため、直接の関係は不明。
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