シルバーチャリオッツ(銀の戦車)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 14:09 UTC 版)
「ジャン=ピエール・ポルナレフ」の記事における「シルバーチャリオッツ(銀の戦車)」の解説
【破壊力 - C / スピード - A / 射程距離 - C / 持続力 - B / 精密動作性 - B / 成長性 - C】(JOJO A-GO!GO!、JOJOVELLER、Part3テレビアニメ。単行本ではパラメータ無) 中世騎士のような甲冑を身にまとい、切れ味鋭いレイピアを武器として携えた人型のスタンド。スタンド本体のパワーは低いがスピードに優れ、また厳しい訓練を積んできたため動作の精密性も高い。その実力と剣技は光の速度で移動するJ・ガイルのスタンドを切り裂いたほど。 レイピアと甲冑が破損しても、本体はダメージを受けない。甲冑を脱ぐと、防御力が落ちるかわりに俊敏性がさらに上がり、残像を発生させるほど高速で動けるようになる。またハイリスクな切り札・裏技として、レイピアの刀身を飛び道具として射出することもできる。一方で、いかにも「超能力」といった特殊能力は持たず、基本的な攻撃方法が剣撃に限られるため、霧や水など物理的な攻撃が通じないスタンドとの相性が極めて悪い。 スタンド能力は生まれつきのもの。幼少期から使うことができたが、その当時はまだスタンドも年齢相応に未発達で力が弱かった(アレッシーのセト神との対戦にて幼児化した際に描写された)。その後、ポルナレフの心身の成長と修行を経て成熟し、Part3時点でのスタンドパワーになる。またPart3終盤のヴァニラ・アイス戦にて、スピードと射程が向上した(怒りによる一時的な強化、またはPart4以降顕著となる「スタンドの成長」である。後者観点では、本要素が初めて明確に描かれたシーンでもある)。Parte5でディアボロと再戦した際には、ポルナレフが右目と右腕と両足を失ったことにより、スタンドの形態にもその状態が反映されていた。 スタンド名の由来は、「侵略と勝利」を暗示するタロット・大アルカナ7番目のカード「戦車」。 荒木飛呂彦は、人間に近い姿の承太郎のスタープラチナに対して西洋甲冑+ロボ的なデザインにしたと語り、ポルナレフもシルバーチャリオッツも動かしやすく王道的で、描いていて楽しかったという。
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