チャリオッツ・レクイエム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 14:09 UTC 版)
「ジャン=ピエール・ポルナレフ」の記事における「チャリオッツ・レクイエム」の解説
【破壊力 - E / スピード - E / 射程距離 - A / 持続力 - A / 精密動作性 - E / 成長性 - A】(Parte5・62巻、JOJO A-GO!GO!、JOJOVELLER) シルバーチャリオッツが矢の力を得て進化した姿。スタンド像が大きく異なり、特徴的な形の帽子を被りコートを着た男性のシルエットになった。コロッセオでの再戦でポルナレフがディアボロに敗北し死亡する寸前、ディアボロに矢を奪われることを防ぐため、やむなく矢でチャリオッツを貫き進化させた。しかし再起不能状態だったポルナレフでは制御することができず、暴走する。 周囲の生物を全て眠らせ、眠らせた者たちの魂を入れ替え、やがてその生物を「別のもの」へと変化させる能力を持っている。ポルナレフの矢を守る意思を体現しており、矢を奪おうとする者には相手の行った攻撃をそのまま返し、また相手のスタンドを暴走させて本体自身へ攻撃させるよう仕向ける。攻撃の意志が無くかつスタンド使いでない者が矢を奪おうとしている場合は、自ら敵を攻撃する。 一体のスタンドのように見えるが、実際にはあらゆる生物の「魂の影」であり、誰がどの方向から見てもレクイエムの影は「自分と反対方向」に向かって伸びているように見える。これは各々の人物(正確にいえばその精神)の背後に存在する太陽のような光源によって投影されているからであり、レクイエムを見る者はレクイエムの姿を見ているのではなく、自らの精神を見ているのと同じであり、それに攻撃をすることは自らの精神を攻撃するのに等しい。自らの精神に対する攻撃は全て自分に向かうこととなるため、レクイエムを倒すには自らの手で背後の光源を破壊するしかない。具体的に言えばレクイエムの本体は彼を見ているものの背後にある。なお、この光源はアニメでは黄金の球体という形で表現され、それを物理的に破壊することでレクイエムが解除されるという演出になった。 デザインのイメージはモーツァルトにレクイエム作曲を依頼した謎の人物、死のイメージ、暗黒の使者。性別も謎なので中性的なファッションとなっている。 PlayStation 2ゲーム『黄金の旋風』では敵キャラクターとして登場。ディアボロの姿をしたブチャラティを操作して戦うこととなる。コロッセオの外に逃げられるまでに倒さなければ強制的にゲームオーバーとなる。「自分と反対方向」に伸びる影は再現されており、キャラクターの位置に応じて影の位置も変化する。
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